「上智大学法学部って、法律学科以外に何があるの?」「国際関係法学科と地球環境法学科は、法律学科と入試の科目が違うの?」——上智大学法学部を志望校として考え始めた高校生・保護者の方から、こうした質問をよく受けます。法学部は法律学科・国際関係法学科・地球環境法学科の3学科で構成されており、入試の科目構成自体は3学科でほぼ共通している一方、募集人員や独自試験の位置づけを理解しないまま対策を始めてしまうと、方式選びの段階でつまずきやすい学部でもあります。
上智大学の一般選抜には「TEAPスコア利用方式」「学部学科試験・共通テスト併用方式」「共通テスト利用方式(3教科型・4教科型)」の3方式があり、法学部は3方式とも3学科共通の科目構成で実施されるという特徴があります。ただし配点満点・試験科目・独自試験の内容は方式ごとにまったく異なるため、「とりあえずどれか1つだけ対策すればいい」という考え方では、複数方式を併願する際の準備が手薄になりかねません。
この記事では、上智大学法学部の3つの入試方式・科目構成・出題傾向を、上智大学公式の入試情報サイトで公表されている情報にもとづいて整理し、科目別の対策の方針、学年別の学習スケジュールの立て方、独学で目指す場合の注意点までをまとめました。結論から言うと、法学部対策のポイントは大きく2つです。1つは、TEAPスコアの有無によって主軸にすべき方式が変わるため、早い段階でどの方式を軸にするかを決めておくこと、もう1つは、学部学科試験・共通テスト併用方式で課される独自試験が「社会と法・政治に関する記述式試験」という独特な形式であるため、暗記中心の対策だけでは対応しきれない点を理解しておくことです。
本記事で紹介する数字は、上智大学入試情報公式サイト(adm.sophia.ac.jp)および法学部公式サイト(fl.sophia.ac.jp)で公表されている2027年度入試の情報にもとづいています。ただし入試制度・日程は年度によって変更されることがあるため、出願を検討する際は必ず最新の上智大学入試情報公式サイト・募集要項でご確認ください。
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【結論】上智大学法学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント
まず全体像を押さえておきましょう。上智大学法学部の一般選抜は、下表の通り3つの方式に分かれており、方式によって配点満点も試験科目もまったく異なります。
| 方式 | 配点満点 | 本学独自試験の有無 | 3学科合計の募集人員目安 |
|---|---|---|---|
| ①TEAPスコア利用方式 | 350点 | 国語+地歴/数学(2科目) | 91名(44+29+18) |
| ②学部学科試験・共通テスト併用方式 | 240点 | 学部共通試験(社会と法・政治)1科目 | 137名(64+44+29) |
| ③共通テスト利用方式(3/4教科型) | 500点/600点 | 実施なし | 6名/11名 |
3方式は配点満点も募集人員もまったく異なるため、方式によって狙いやすさが変わることを前提に計画を立てる必要があります。TEAPスコア利用方式と学部学科試験・共通テスト併用方式は、3方式の中でも募集人員がまとまっており、法学部合格の主戦場になりやすい方式です。一方、共通テスト利用方式は募集人員が少なく、共通テストの得点力に自信がある受験生が上振れを狙う併願枠として使う位置づけになっています。この違いを理解しないまま「共通テスト利用方式だけで法学部を狙う」という計画を立ててしまうと、募集人員の少なさから厳しい戦いになりやすい点に注意が必要です。逆に言えば、TEAPスコア利用方式・併用方式のどちらかを主軸にできれば、法学部合格までの現実的な道筋は十分に描けるということでもあります。
上智大学法学部を目指すなら押さえておきたい3つのポイント
- 法学部は法律学科・国際関係法学科・地球環境法学科の3学科で構成され、3方式とも3学科でほぼ共通の科目構成・独自試験が課される
- 学部学科試験・共通テスト併用方式の独自試験は「社会(国際関係や環境問題を含む)と法・政治に関する試験」という学部共通の記述式試験で、単純な暗記だけでは対応が難しい
- TEAPスコア利用方式は事前受験のTEAP(またはTEAP CBT)スコアが必須で、入試当日に英語の試験は行われない
この3点を踏まえたうえで、次の章から学部の特徴、3つの入試方式の詳細、科目別の出題傾向と対策、学習スケジュールの順に解説していきます。
こんな受験生は特に早めの対策が必要
特に次の3つに当てはまる受験生は、他の受験生より早いタイミングで対策を始めておくことをおすすめします。1つ目は、TEAPスコア利用方式での受験を検討しているが、まだTEAPを受験したことがない場合です。TEAPは受験できる回数・時期が限られているため、スコアメイクの計画自体を早期に立てておく必要があります。2つ目は、国際関係法学科・地球環境法学科を志望していて、「法律学科の対策情報をそのまま使えばいい」と考えている場合です。3学科の科目構成自体はほぼ共通していますが、学びの内容や志望理由の方向性は学科ごとに異なるため、学科の特徴を早めに理解しておく必要があります。3つ目は、学部学科試験・共通テスト併用方式の独自試験で課される記述式の答案作成に慣れていない場合です。社会と法・政治に関する記述式試験は独学だと対策の方向性を掴みにくいため、書く練習を早めに始めておく必要があります。
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上智大学法学部とは|3学科の特徴と求められる力
上智大学は、早稲田大学・慶應義塾大学とあわせて「早慶上智」と呼ばれる難関私立大学群の一角を占める大学です。法学部は法律学科・国際関係法学科・地球環境法学科の3学科で構成され、講義は学科の枠を越えて自由に受講できる点が特徴とされています。まずは3学科それぞれの特徴を確認しておきましょう。
法律学科|基本の法理論から社会を直視した運用まで
法律学科は、公法・民事法・刑事法などの実定法を中心に、基本的な法理論から社会を直視した法律の運用までをバランスよく学ぶ学科です。脳死判定や夫婦別姓といった複雑な法律問題を、対立する利益を理解しながら解決する分析力が求められるとされ、経済環境や社会意識も考慮した法理論の応用力を養うカリキュラムが組まれています。3学科の中で最も募集人員が多く、法学部の中核をなす学科です。「法学部といえば法律学科」というイメージを持つ受験生も多いため、まず法律学科の学びを軸に法学部全体の特徴を理解しておくと、他の2学科との違いも把握しやすくなります。
国際関係法学科|日本初の国際関係法専門学科
国際関係法学科は、国家間の外交・紛争・取引・婚姻などの諸問題に関する法律・政治問題を扱う、日本で先駆けとなった国際関係法専門学科です。国際法・政治学の基礎知識に加えて、国際関係を分析する力、語学力や国際舞台での活躍に必要な教養が求められる学科とされています。グローバル化する現代社会の法的課題に関心がある受験生に向いた学科です。
地球環境法学科|国内唯一の環境法特化学科
地球環境法学科は、地球温暖化やオゾン層破壊といった環境問題に対処する法システムを、法と政策の両面から学ぶ学科です。国内で環境法に特化した学科は上智大学にしかないとされ、環境回復・被害救済に関わる法的枠組みを構築する力が求められます。理系的な環境問題への関心と、法律を使った課題解決の両方に興味がある受験生にとって選択肢になる学科です。
3学科をまたいで学べる自由履修制度
法学部の特徴として、3学科の講義を学科の枠を越えて興味・関心に合わせて自由に受講できる仕組みが用意されています。法律学科に所属していても国際関係法・地球環境法の科目を学べるため、入学後に関心の方向性が変わっても対応しやすいカリキュラムだといえます。志望理由書や面接(公募推薦を検討する場合)を書く際も、この自由履修制度を踏まえて「なぜこの学科なのか」を具体的に説明できると、説得力のある志望理由になります。
卒業後の進路との関係
法学部は、法的思考力と国際的な視野を武器にできる学部として、官公庁・法曹・金融・商社・国際機関など幅広い進路を選ぶ卒業生がいるとされています。「法律だけを学ぶ学部」ではなく「法律を使って社会・国際関係・環境の課題を考える学部」だと理解しておくと、志望理由や入学後の学びのイメージが具体的になります。入試対策の段階から、こうした学部の特徴・進路との結びつきを理解しておくと、学部学科試験・共通テスト併用方式の独自試験(社会と法・政治に関する試験)で問われる思考力にも対応しやすくなります。
この特徴を踏まえたうえで、次の章では3つの入試方式の詳細を確認していきます。
上智大学というキャンパス環境と学びの特徴
上智大学は東京都千代田区の四谷キャンパスに位置する都心型の大学で、留学生・帰国生を含む国際色豊かな学生環境が特徴とされています。法学部の講義自体は日本語で行われますが、学内には英語をはじめとする外国語に触れる機会が多く用意されているとされ、国際関係法学科や地球環境法学科のように国際的な視点を扱う学科にとっては、こうした学びの環境も志望理由の1つになり得ます。志望理由書や面接(公募推薦を検討する場合)を書く際は、学部の学びの内容だけでなく、こうした大学全体の環境も踏まえて、なぜ上智大学の法学部でなければならないのかを具体的に言語化しておくと、説得力のある内容になります。
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一般選抜の入試方式と科目構成
上智大学の一般選抜には、「①TEAPスコア利用方式(全学統一日程入試)」「②学部学科試験・共通テスト併用方式」「③共通テスト利用方式(3教科型・4教科型)」の3方式があります。国際教養学部・理工学部英語コース・SPSFを除くほとんどの学部で実施されており、複数学部・複数方式の併願も可能です。ここでは、それぞれの科目構成と法学部の学科別募集人員を整理します。
①TEAPスコア利用方式(全学統一日程入試)
事前に受験したTEAP(またはTEAP CBT)のスコアを利用し、入試当日に英語の試験は実施しない方式です。配点は合計350点満点で、TEAPスコア換算150点+独自試験の国語100点+独自試験の地歴/数学100点という構成になっています。国語は現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語・古典探究(古文・漢文含む)から出題され、試験時間60分・マーク式です。地理歴史または数学は「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」「数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列)・C(ベクトル)」のうちから1科目を選択する形式で、試験時間90分・100点、地歴はマーク式・記述式併用、数学はマーク式です。学科別の募集人員は次の通りです。
| 学科 | TEAPスコア利用方式の募集人員 |
|---|---|
| 法律学科 | 44名 |
| 国際関係法学科 | 29名 |
| 地球環境法学科 | 18名 |
法律学科の募集人員が3学科の中で最も多く設定されている点も、志望学科を検討するうえで参考になる情報です。2027年度入試のTEAPスコア利用方式は、Web出願が2027年1月5日〜1月21日、出願書類送付(消印有効)が1月22日、試験日が2027年2月6日(土)午前というスケジュールで実施されます。TEAP・TEAP CBTのスコアは取得後2年度有効で、2027年度一般選抜では2025年度・2026年度に受験した分が利用できます。ただし出願期間・試験日は年度により変更される可能性があるため、出願する年度の最新の募集要項で必ず確認してください。なお、入学検定料は1学科目が35,000円、学部内併願で2学科目以降を追加する場合は1学科につき20,000円という設定です。複数学科への同時出願を検討している場合は、この併願割引の仕組みも踏まえて予算感を確認しておくとよいでしょう。
②学部学科試験・共通テスト併用方式
大学入学共通テストと、本学独自の学部学科試験の結果、その他の出願書類で総合的に合否を判定する方式です。配点は合計240点満点で、大学入学共通テスト140点+本学独自試験(学部学科試験)100点という構成です。共通テストの内訳は、外国語(英語のリーディング・リスニング、ドイツ語、フランス語のうちから1科目選択)60点、国語(古文・漢文含む)40点、地理歴史または公民または数学(「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」「地理総合,地理探究」「公共,倫理」「公共,政治・経済」「数学Ⅰ,数学A」のうちから1科目選択)40点です。本学独自試験は2027年度は2月9日(火)午前に実施され、法律学科・国際関係法学科・地球環境法学科の3学科共通問題である「社会(国際関係や環境問題を含む)と法・政治に関する試験」(基礎学力や思考力を問うもの、75分、100点、マーク式・記述式併用)が課されます。学科別の募集人員は次の通りです。
| 学科 | 併用方式の募集人員 |
|---|---|
| 法律学科 | 64名 |
| 国際関係法学科 | 44名 |
| 地球環境法学科 | 29名 |
併用方式はTEAPスコア利用方式よりも学科別の募集人員が多く設定されているため、TEAPスコアを取得していない受験生にとっては、法学部合格のための重要な選択肢になります。2027年度入試の併用方式は、Web出願が2027年1月5日〜1月21日、出願書類送付(消印有効)が1月22日、本学独自試験が2月9日(火)午前、合格発表が2月19日というスケジュールで実施されます。独自試験が3学科共通問題である点は、TEAPスコア利用方式(国語・地歴/数学が3学科共通)と共通していますが、内容が「社会と法・政治に関する試験」という法学部らしい出題である点が特徴です。入学検定料は1学科30,000円で、学部内併願により2学科以上に出願する場合は1学科につき20,000円になります。TEAPスコア利用方式とあわせて出願する受験生も多いため、それぞれの検定料・出願期間の違いを混同しないよう、募集要項を手元に置きながらスケジュールを組み立てることをおすすめします。
③共通テスト利用方式(3教科型・4教科型)
本学独自試験を実施せず、大学入学共通テストの得点とその他の出願書類だけで合否を判定する方式です。3教科型(配点合計500点)と4教科型(配点合計600点)の2種類があります。3教科型は外国語(英語・ドイツ語・フランス語から選択)200点+国語200点+地歴公民数学から1科目100点という構成、4教科型は外国語200点+国語200点+数学Ⅰ・A100点(必須)+地歴公民から1科目100点という構成です。学科別の募集人員は次の通りです。
| 学科 | 3教科型の募集人員 | 4教科型の募集人員 |
|---|---|---|
| 法律学科 | 2名 | 5名 |
| 国際関係法学科 | 2名 | 3名 |
| 地球環境法学科 | 2名 | 3名 |
共通テスト利用方式は他の2方式に比べて学科別の募集人員がかなり少なく設定されているため、本命は他の方式に置いたうえで、共通テストの得点力に自信がある場合に上振れを狙う枠として検討する受験生が多いとされています。4教科型は数学Ⅰ・Aが必須科目になっている点が3教科型との大きな違いで、数学が得意な受験生にとっては4教科型のほうが有利に働く可能性があります。共通テスト利用方式の出願は1月上旬〜中旬に受け付けられるのが例年の流れですが、正確な出願期間・合格発表日は年度によって異なるため、この記事では具体的な日付を挙げません。出願を検討する際は、上智大学入試情報公式サイトで公表される最新の募集要項を必ず確認してください。
3方式をどう使い分けるか
3方式は併願的に併用することも可能です(出願条件は年度により定められるため募集要項の確認が必要です)。TEAPスコアがあり英語力に自信がある場合はTEAP方式を軸に、TEAPスコアがない場合は併用方式を軸に据えるという考え方が現実的です。共通テスト利用方式は募集人員が少なく、共通テストでかなり高い得点率が求められる方式であるため、「本命は①か②、③は上振れを狙う併願枠」という位置づけで考えている受験生が多いとされています。どの方式にどの程度の比重を置くかは、TEAPの受験結果や模試の成績を見ながら、高3の秋頃までに方向性を固めておくとよいでしょう。
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科目別の出題傾向
ここでは、上智大学法学部の一般選抜に関わる科目・試験について、出題傾向を確認します。方式によって課される科目が異なるため、それぞれの位置づけを整理しながら見ていきましょう。なお、過去問の問題文そのものはここでは紹介しません。出題形式や傾向の要約にとどめます。
TEAPの出題傾向
TEAPは、大学教育に必要な英語力(アカデミックな場面での読解・聴解・会話・作文の4技能)を測定する検定試験で、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能すべてが出題されます。TOEICやTOEFLと比べて、大学の講義やレポート・ディスカッションを想定したアカデミックな語彙・場面設定の出題が多いとされ、単なる日常英会話の練習だけでは対応しきれない側面があります。TEAPスコア利用方式で法学部を受験する場合、このTEAPスコアが配点の4割強を占めるため、TEAP対策そのものが入試対策の中心的な位置づけになります。
共通テストの外国語(英語・ドイツ語・フランス語)の出題傾向
大学入学共通テストの外国語は、リーディング・リスニングの両方を通じて、実用的な場面設定のもとで情報を正確に読み取る力・聞き取る力が問われる出題が続いています。単語・文法のような知識問題の比重は相対的に小さく、初見の文章を制限時間内で読み切り、設問の意図を素早く把握する処理速度が問われる出題が中心です。併用方式・共通テスト利用方式の両方で共通テストの外国語が使われるため、法学部志望者にとっては配点の比重が大きい科目の1つになります。
国語の出題傾向
共通テストの国語は、現代文・古文・漢文をバランスよく出題する形式が続いており、単純な知識の暗記だけでなく、文章全体の論理構成を把握したうえで解答する設問が中心です。TEAP方式の独自試験の国語も、共通テストに近い出題範囲(現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語・古典探究)で構成されているため、共通テスト対策で培った読解の型がそのまま活かせる関係にあります。併用方式の独自試験(社会と法・政治に関する試験)にも記述式の解答が含まれるため、国語の読解力・記述力は法学部の複数の試験に共通して効いてくる力だと理解しておくとよいでしょう。
地理歴史・公民・数学(選択科目)の出題傾向
TEAPスコア利用方式・併用方式・共通テスト利用方式のいずれも、地理歴史・公民・数学から1科目(方式によっては複数科目)を選択する仕組みになっています。日常的な場面設定や資料を絡めた出題、複数の情報を比較・統合して解答する設問が増えている傾向は、地歴公民・数学いずれの科目にも共通して見られます。法学部の場合、国際関係や環境問題を扱う独自試験もあることから、地理・公共(政治・経済)を選択して背景知識を厚くしておくことが、独自試験対策にもつながる面があります。
併用方式の独自試験(学部共通試験)の出題傾向
学部学科試験・共通テスト併用方式で法律学科・国際関係法学科・地球環境法学科の3学科に共通して課されるのが、「社会(国際関係や環境問題を含む)と法・政治に関する試験」です。単純な知識の暗記よりも、社会的な事象を法律的・政治的な視点から捉え直し、自分の考えを論理的に記述する力が問われる試験だと考えられます。試験時間75分・100点・マーク式と記述式の併用で実施され、法学部という名称からイメージしやすい「条文の丸暗記」のような対策ではなく、日頃から時事的な話題に関心を持ち、複数の立場から物事を考える習慣が土台になる試験だといえます。過去問の情報自体があまり出回っていない試験のため、「どのような形式で出題されるか分からない」という不安を抱きやすい試験でもありますが、出題テーマが変わっても、社会的な事象を法律・政治の視点で整理し直すという解答の型自体は共通していると捉えておくと、対策の見通しを立てやすくなります。
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科目別の対策の方針
出題傾向を踏まえ、ここでは方式別・科目別の対策の方針を整理します。志望する方式によって優先すべき対策がはっきり変わる点が、法学部対策の特徴です。
TEAP対策の方針
TEAPスコア利用方式を軸にする場合、まずTEAPの出題形式(4技能)に早い段階から慣れておくことが重要です。リーディング・リスニングは共通テスト対策と重なる部分も多い一方、ライティング・スピーキングは共通テストでは問われない技能のため、別枠での対策時間を確保する必要があります。TEAPは受験できる回数・時期が限られているため、「高3の直前期に初めて受験する」という進め方は避け、高2のうちから一度受験しておき、自分の現在地とスコアの伸びしろを把握しておくことをおすすめします。ライティング・スピーキングは自己採点が難しい技能のため、第三者に添削・練習相手を依頼しながら進めると効率的です。
共通テスト外国語(英語・ドイツ語・フランス語)の対策
共通テストの外国語は、まず単語・文法という基礎を固めたうえで、長文を速く正確に読む練習を積み重ねることが土台になります。基礎が固まった段階からは、時間を計測しながら長文を読む演習を繰り返し、制限時間内に最後まで解き切る感覚を養うことが重要です。併用方式・共通テスト利用方式のいずれでも配点の比重が大きい科目のため、法学部志望者にとっては優先的に仕上げるべき科目だといえます。
国語の対策
共通テストの国語は、現代文・古文・漢文のそれぞれで基礎知識(古文単語・文法、漢文句形など)を固めたうえで、時間配分を意識した演習を重ねることが対策の中心です。併用方式の独自試験の記述対策にもつながるため、現代文の演習では「筆者の主張を自分の言葉で要約する」練習を並行して行うと、一石二鳥の対策になります。古文・漢文は範囲が限られているため、高2のうちに単語・文法・句形を一通り仕上げておき、高3では演習中心に切り替えるという進め方が効率的です。
地理歴史・公民・数学(選択科目)の対策
選択科目は得意分野・学校の履修状況に合わせて選べばよく、法学部だから特定の科目が有利という決まりはありません。配点の比重は他の科目より小さいものの、取りこぼすと合否に直結しかねないため、基礎知識の抜け漏れをなくす対策を優先するとよいでしょう。地理・公共(政治・経済)を選択する場合は、時事的な話題と絡めて学習しておくと、併用方式の独自試験(社会と法・政治に関する試験)の対策としても一石二鳥になります。数学Ⅰ・Aで受験する場合は、共通テスト利用方式の4教科型では必須科目になる点も踏まえ、数学が得意な受験生にとっては安定した得点源として活用できる科目です。
併用方式の独自試験(学部共通試験)への対策
社会と法・政治に関する試験は、市販の対策教材が限られているため、新聞やニュースで扱われる国際関係・環境問題・法律・政治のトピックに日頃から触れておくことが対策の土台になります。「難しい専門知識」よりも、身近な社会問題を法律的・政治的な視点で捉え直し、自分の言葉で論理的に説明する練習を積むことが対策の中心です。記述式の解答は自己採点が難しいため、書いた答案を第三者に見てもらい、論理構成・表現を磨いていく進め方が効果的です。大学受験コース全体でどのような指導を受けられるかは大学受験コースのページで紹介しています。
併願校対策との時間配分
上智大学法学部を第一志望にしている場合でも、早慶上智クラスの他大学・他学部を併願するケースは少なくありません。併願校ごとに独自試験の有無・形式が異なるため、法学部対策だけに時間を寄せすぎると、併願校の対策が手薄になりかねません。共通テストの得点力は多くの併願校で共通して活きる土台になるため、まず共通テスト対策を優先し、そのうえで各大学の独自試験・小論文対策に時間を配分していくという順序で計画を立てると、併願校が増えても対応しやすくなります。
併用方式の独自試験(社会・法律・政治の総合問題)の対策を個別に相談できます
記述式を含む独自試験は自己採点が難しいものです。プロ講師が答案の方向性・論理構成を見て、記述力を鍛える対策を一緒に組み立てます。
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学習スケジュールの立て方|学年別の逆算計画
上智大学法学部は、志望する方式によって対策の優先順位が変わるため、早い段階で方式の見通しを立てておくことが、直前期に慌てないための鍵になります。学年ごとに何を優先すべきか、逆算の考え方を整理します。
高1のうちにやっておきたいこと
高1のうちは、英語・国語の基礎を固めることが最優先です。TEAPスコア利用方式を視野に入れている場合は、高1のうちから英語4技能(読む・聞く・書く・話す)をバランスよく学習しておくことが、高2以降のTEAP対策の負担を大きく左右します。あわせて、新聞やニュースに触れる習慣をつけておくと、併用方式の独自試験(社会と法・政治に関する試験)の土台づくりにもなります。
高2で固めておきたい基礎
高2は、英語・国語の基礎を仕上げつつ、志望する入試方式の絞り込みを始める時期です。TEAP方式を検討している場合は、高2のうちに一度受験しておき、スコアの伸びしろと必要な学習量を把握しておくと、高3での計画が立てやすくなります。地理歴史・公民・数学といった選択科目も、高2の終わりまでに基礎知識を一通り身につけておくと、高3での演習量を確保しやすくなります。
部活動・学校行事との両立
高1・高2の間は部活動や学校行事に力を入れている生徒も多く、対策時間を十分に確保できない時期があるのは自然なことです。部活動を引退するまでは基礎固めを最優先にし、引退後にまとまった時間をTEAP対策や記述練習に振り向けるという段階的な計画のほうが、無理なく継続しやすい傾向があります。忙しい時期を見越して、あらかじめ学習内容の優先順位を決めておくと、部活動と両立させながらでも最低限の基礎固めを止めずに済みます。
高3・逆算のスケジュール
高3の春(4〜6月)は、英語・国語の基礎固めの総仕上げに充てます。夏(7〜8月)は、志望する方式に応じた対策の比重を高め始める時期です。TEAPスコア利用方式を軸にする場合はTEAPの本番受験、併用方式を軸にする場合は社会と法・政治に関する試験の記述演習を意識的に増やしましょう。秋(9〜11月)は、共通テスト演習と各方式特有の対策を並行させながら、過去問(公表されている範囲)にも取り組みます。下表は、時期ごとに何を優先すべきかの目安をまとめたものです。
| 時期 | 優先する対策 |
|---|---|
| 高3・春(4〜6月) | 英語・国語の基礎の総仕上げ、志望方式の絞り込み |
| 高3・夏(7〜8月) | TEAP本番受験(TEAP方式)、独自試験の記述演習の比重を引き上げ(併用方式) |
| 高3・秋(9〜11月) | 共通テスト演習と方式別対策を並行、過去問(公表範囲)に着手 |
| 高3・直前期(12月〜) | 共通テスト本番の得点力仕上げ、その後に各方式の独自試験対策を最終調整 |
直前期は共通テスト本番の得点力仕上げに集中することが優先です。共通テスト後から入試本番までの期間は、志望する方式の独自試験・TEAPスコアの最終確認に使うという流れが、現実的なスケジュールの目安になります。
模試の結果をどう対策に反映するか
共通テスト模試の結果は科目別の得点率で客観的に把握できますが、TEAPのライティング・スピーキングや併用方式の独自試験に相当する模試は選択肢が限られるため、TEAP対策の教材や小論文添削サービスを代わりに活用する受験生も多くいます。模試の結果を見る際は、単純な偏差値だけでなく、どの技能・どの設問形式で失点しているかを分析し、次の対策に反映させることが重要です。
浪人生・再挑戦のケースで意識したいこと
現役時に不合格だった場合、浪人して再挑戦するという選択肢もあります。学習時間は確保しやすい一方、TEAPスコアの有効期限(取得後2年度)を踏まえたスコアメイクの計画を立て直す必要がある点に注意が必要です。前年の受験結果を振り返り、どの方式でどの科目が届かなかったのかを言語化したうえで、新しい年度の対策計画に反映させることが重要です。
共通テスト後から個別試験までの過ごし方
併用方式・TEAPスコア利用方式のいずれも、大学入学共通テストと本学独自試験(または事前のTEAP受験)は別日程で実施されます。共通テストが終わってから独自試験本番までの期間をどう使うかも、受験計画を立てる段階からあらかじめイメージしておくとよいでしょう。共通テストの自己採点を踏まえて、共通テスト利用方式での出願を追加するかどうかを短期間で判断する必要が出てくる場合もあるため、事前に「共通テストの得点がこの水準なら共通テスト利用方式にも出願する」といった判断基準を家族・指導者と共有しておくと、慌てずに動けます。試験会場は方式・年度によって異なる場合があるため、遠方から受験する場合は前泊の要否や当日の移動時間もあわせて早めに確認しておくと安心です。
週単位でのペース配分の考え方
学年が上がるにつれて、1週間の中で英語・国語・選択科目・記述練習にどれだけ時間を割り振るかを、意識的に設計しておくことが重要です。高1・高2は英語・国語の基礎固めを中心に、新聞やニュースに触れる時間も週数回は確保しておくくらいのバランスから始め、高3の夏以降は志望方式に応じた対策の比重を段階的に増やしていくというイメージを持っておくと、直前期に慌てずに済みます。学校行事や模試のスケジュールも踏まえながら、月単位で計画を見直す習慣をつけておくとよいでしょう。
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独学で目指す場合の壁と対処法
上智大学法学部を独学で目指すこと自体は不可能ではありませんが、特有の壁がいくつかあります。ここでは主な壁と、その対処法の考え方を整理します。学校の授業や市販の参考書だけでカバーしにくい部分がどこにあるのかを早めに把握しておくことが、限られた時間を有効に使うための第一歩になります。
方式選びの情報収集が独学では負担になりやすい
3つの入試方式のどれを軸にするかは、TEAPスコアの有無・得意科目・志望学科によって最適解が変わります。情報収集を怠ると「本当は併用方式のほうが有利だったのに、TEAP対策だけに時間を使ってしまった」というミスマッチが起こりうるため、早い段階で複数方式の情報を整理しておく必要があります。独学の場合、こうした方式の比較検討を客観的に相談できる相手がいないまま計画を進めてしまうリスクがあります。
併用方式の独自試験(記述式)対策は独学だと質が上がりにくい
社会と法・政治に関する試験は、過去問の情報自体があまり出回っておらず、独学では対策の方向性を掴みにくい試験の1つです。「量をこなせば伸びる」という思い込みだけで記述練習を続けてしまうと、同じ癖を直せないまま本番を迎えてしまうリスクがあります。「社会問題を法律的・政治的な視点から考える」という説明を手がかりに、現代文の要約・小論文的な記述練習を代わりの対策素材として活用する発想が必要になりますが、記述式の答案は自己採点が難しく、第三者に見てもらいながら論理構成・表現を磨いていく進め方が効果的です。
3学科・複数方式の併願を独学で管理する負担
上智大学法学部は、方式と学科の組み合わせによって複数の出願が可能なため、独学の場合は出願スケジュール・必要書類・スコア提出期限を自分で漏れなく管理する必要があります。TEAPスコアの提出期限、共通テストの出願、併用方式の独自試験日程などが重なる時期は、事務手続きの管理だけでも負担が大きくなりがちです。学習面の対策と並行してこうした管理も自分でこなす必要がある点は、独学ならではの見落としやすい壁だといえます。
独学と併用を組み合わせる考え方
すべてを独学でこなす必要はなく、得意科目は自主学習で伸ばしつつ、方式選びの相談や記述添削だけをプロ講師に絞って依頼するという組み合わせ方もあります。塾を使わずに大学受験を進める場合の考え方は塾なしで大学受験を目指す方法でも整理しています。また、共通テストの英語の勉強法から見直したいという場合は、大学受験の英語勉強法もあわせて参考にしてみてください。「独学かプロに頼るか」の二択ではなく、対策が難しい部分だけをピンポイントで補うという発想を持つと、限られた時間を効率よく配分しやすくなります。大学受験コース全体のサービス内容は大学受験コースのページで紹介しています。
早慶上智クラスの併願校対策との両立
上智大学法学部を志望する受験生の多くは、早稲田大学・慶應義塾大学など早慶上智クラスの他大学・他学部も併願先として検討します。併願先によって求められる科目・配点が異なるため、法学部対策だけに時間を使いすぎず、併願校の対策とのバランスを意識しておくことが重要です。同じ法学部を併願する場合の対策の考え方は、早稲田大学法学部の入試傾向と対策でも紹介しています。
記述式答案をどう鍛えるか
併用方式の独自試験(社会と法・政治に関する試験)は記述式を含むため、「書いて終わり」にせず、書いた答案を見直す仕組みを自分で作れるかどうかが独学の質を大きく左右します。自己採点だけでは、論理の飛躍や説明不足に自分では気づきにくいため、学校の先生・塾や家庭教師の講師など、第三者に定期的に答案を見てもらう機会を作ることをおすすめします。新聞の社説やニュース解説記事を読んで200〜400字程度で要約する練習を週1〜2回続けるだけでも、記述の基礎体力は着実に積み上がっていきます。継続的な添削を独学だけで用意するのが難しい場合は、この部分だけをプロ講師に依頼するという選択肢も検討してみてください。国際関係法学科・地球環境法学科を志望する場合は、国際関係や環境問題に関する新書・入門書を1〜2冊読んでおくと、記述の素材となる知識の幅が広がります。
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よくある質問(FAQ)|上智大学法学部の入試
TEAPスコアを持っていないと法学部には出願できませんか?
出願できます。上智大学の一般選抜には「TEAPスコア利用方式」以外に「学部学科試験・共通テスト併用方式」「共通テスト利用方式(3教科型・4教科型)」もあり、TEAPスコアがなくても併用方式・共通テスト利用方式で法学部を受験することが可能です。募集人員も併用方式のほうが多く設定されているため、TEAPスコアがない受験生にとっては併用方式が主戦場になりやすい方式です。
法律学科・国際関係法学科・地球環境法学科はどう選べばいいですか?
入試の科目構成自体は3学科でほぼ共通しているため、学科選びは入試対策のしやすさよりも、入学後にどのテーマを法律の視点から学びたいかを軸に考えることをおすすめします。実定法を幅広く学びたいなら法律学科、国際関係・外交に関心があれば国際関係法学科、環境問題に関心があれば地球環境法学科が候補になります。3学科の講義は自由に受講できる仕組みもあるため、迷った場合は入学後の学びの幅も判断材料にするとよいでしょう。オープンキャンパスや大学案内で学科ごとのカリキュラム・ゼミの内容を比較しておくと、志望理由もより具体的になります。
学部学科試験・共通テスト併用方式の独自試験はどのくらい難しいですか?
独自試験は「社会(国際関係や環境問題を含む)と法・政治に関する試験」という3学科共通の記述式試験で、単純な知識暗記よりも、社会的な事象を法律的・政治的な視点から考え、論理的に記述する力が問われる試験とされています。過去問の情報があまり出回っていないため、共通テストレベルの読解力・記述力を土台にした対策が中心になります。
数学が苦手でも法学部は目指せますか?
目指せます。TEAPスコア利用方式・併用方式・共通テスト利用方式(3教科型)のいずれも、地理歴史・公民の科目を数学の代わりに選択できる仕組みが用意されています。数学Ⅰ・Aが必須科目になるのは共通テスト利用方式の4教科型のみのため、数学に苦手意識がある場合は他の方式・3教科型を軸に検討することができます。
3方式のうちどれを選べばいいですか?
TEAPスコアを持っていて英語力に自信がある場合はTEAPスコア利用方式、TEAPスコアがない場合や共通テストの総合力で勝負したい場合は併用方式を軸に据えるという考え方が現実的です。共通テスト利用方式は募集人員が少なく高い得点率が求められるため、本命より上振れを狙う併願枠として検討する受験生が多いとされています。複数方式を併願することも可能なため、自分の得意分野に応じて組み合わせを検討してみてください。
学科によって難易度(倍率)は違いますか?
方式によっては学科ごとの募集人員に差がありますが、募集人員の多さと入試の難易度(倍率)は必ずしも一致しません。国際関係法学科・地球環境法学科は法律学科より募集人員は少ないものの、学びの内容に強い関心を持って志望する受験生が集まりやすい学科でもあります。年度ごとの倍率・合格最低点は、上智大学入試情報公式サイトの「入試結果」ページで公表されているため、志望学科を最終的に決める前に確認しておくとよいでしょう。
偏差値はどのくらいが目安ですか?
予備校によって算出方法が異なり、河合塾の目安が60.0〜65.0程度(共通テスト得点率84%〜90%程度)、東進の目安が67〜68程度という数字が示されています。1つの予備校の数字だけを基準にせず、複数の模試の結果を継続的に確認しながら現在地を把握することをおすすめします。偏差値はあくまで母集団や算出方法によって変動する相対的な指標であり、絶えず変わりうる数字です。最新の数値は各予備校の公式サイトで確認してください。
TEAPスコア利用方式と学部学科試験・共通テスト併用方式は併願できますか?
可能です。上智大学の一般選抜は複数方式・複数学部の併願が認められており、法学部の3学科についてもTEAPスコア利用方式と併用方式、共通テスト利用方式をあわせて出願することができます。ただし出願条件・検定料の併願割引の適用範囲は年度によって定められるため、出願前に必ず最新の学生募集要項で確認してください。TEAPスコアに自信がない場合でも、併用方式や共通テスト利用方式を組み合わせることで、合格のチャンスを複数用意しておくことができます。ただし方式ごとに検定料が別途必要になるため、併願する方式・学科の組み合わせによって出願にかかる総額も変わる点は、事前に確認しておくとよいでしょう。
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まとめ|上智大学法学部合格への次の一歩
上智大学法学部の入試は、TEAPスコア利用方式(350点)・学部学科試験共通テスト併用方式(240点)・共通テスト利用方式(500点/600点)という、配点満点も試験科目もまったく異なる3方式が用意されている、他大学にはない特徴的な仕組みです。志望する方式によって優先すべき対策がはっきり変わるため、早い段階でどの方式を軸にするかを決めておくことが合格への近道になります。TEAP対策・共通テスト対策・独自試験対策のどれか1つに偏った準備では、複数方式を有効に活用できないことを、学習計画を立てる段階から意識しておいてください。
法律学科・国際関係法学科・地球環境法学科の3学科それぞれで募集人員も学びの方向性も異なるため、志望学科を固める段階で、上智大学入試情報公式サイト・法学部公式サイトの情報を必ず確認する習慣をつけておくことをおすすめします。本記事の情報は執筆時点(2026年9月・2027年度入試の公表情報にもとづく)のものです。入学検定料・出願期間・独自試験の日程は年度によって変更されることがあるため、最新情報は必ず上智大学入試情報公式サイト・最新の学生募集要項でご確認ください。
3つの入試方式のうちどれを軸にするか、TEAPスコアをいつまでにどこまで伸ばすか、記述式の独自試験にどれだけ時間を割くか——性質の異なる複数の対策を同時並行で進めるのは、決して簡単なことではありません。「どの方式で」「何を」「いつまでに」仕上げるかという設計図があるかどうかで、限られた時間の使い方は大きく変わります。学年や現在の得点状況、TEAPの受験経験によって最適な配分は変わるため、一人で抱え込まず、早い段階で現状を整理しておくことをおすすめします。
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記述式を含む独自試験は自己採点が難しいものです。プロ講師が答案の方向性・論理構成を見て、記述力を鍛える対策を一緒に組み立てます。
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