「早稲田大学法学部の入試は、政治経済学部とは配点の仕組みがまったく違うらしいけど、具体的に何がどう違うの?」——早稲田大学法学部を志望校として検討し始めた高校生・保護者の方から、こうした疑問を耳にすることがあります。早稲田大学法学部の一般選抜は、大学入学共通テストを介さず、学部が独自に実施する学力試験3科目だけで合否が決まる、いわば正面から学力を測る方式を採用している学部です。
一般選抜の学力試験は、外国語60点・国語50点・地歴公民または数学40点の合計150点満点で実施されます。外国語は英語が基本ですが、ドイツ語・フランス語・中国語を選ぶことも可能です。地歴公民の代わりに数学を選択することもでき、3科目それぞれの得点をどう積み上げるかが、合格ラインに届くかどうかを大きく左右します。
この記事では、早稲田大学法学部の入試方式・科目構成・出題の特徴を、学部公式サイト等で公表されている情報にもとづいて整理し、科目別の対策の方針、学年別の学習スケジュールの立て方、独学で目指す場合の注意点までをまとめました。結論から言うと、対策の軸になるのは3科目それぞれの得点力を偏りなく積み上げることと、法曹コースをはじめとする学部の教育内容を理解したうえで志望動機を固めていくことの2つです。
本記事で紹介する数字は、早稲田大学法学部の公式サイト等で公表されている情報にもとづいています。ただし入試制度は年度によって変更されることがあるため、出願を検討する際は必ず最新の学部公式サイト・学生募集要項でご確認ください。
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【結論】早稲田大学法学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント
まず全体像を押さえておきましょう。早稲田大学法学部の一般選抜は、下表の通り学部独自の学力試験3科目・合計150点満点で合否が判定されます。
| 科目 | 配点 | 試験時間 |
|---|---|---|
| 外国語(英語が基本。独・仏・中語も選択可) | 60点 | 90分 |
| 国語 | 50点 | 90分 |
| 地歴・公民(世界史探究/日本史探究/政治経済から1科目)または数学 | 40点 | 60分 |
| 合計 | 150点 | – |
共通テストの得点を合算する仕組みを持たない、学部独自試験だけで完結する一般選抜である点が、法学部入試の大きな特徴です。早稲田大学の学部の中には、共通テストと独自試験を組み合わせて合否を決める学部もありますが、法学部はそうした併用型とは異なり、3科目の学力試験だけで真っ向勝負する仕組みになっています。配点を見ると外国語60点が最も大きく、次いで国語50点、地歴公民または数学40点という構成です。3科目の配点差はそれほど極端ではなく、どれか1科目に極端な苦手があると全体の得点を大きく落とす設計になっていると捉えておくとよいでしょう。
早稲田大学法学部を目指すなら押さえておきたい3つのポイント
- 一般選抜は外国語60点・国語50点・地歴公民または数学40点の3科目150点満点で、共通テストと合算しない独自試験が中心
- 外国語でドイツ語・フランス語・中国語、地歴公民の代わりに数学を選ぶ場合は、共通テストの該当科目の得点を法学部の配点に調整して使う仕組みがある
- 学部には弁護士・検察官・裁判官などの法曹を目指す学生向けに、法科大学院と連携した「法曹コース」が設置されている
この3点を踏まえたうえで、次の章から学部の特徴、入試方式の詳細、科目別の出題傾向と対策、学習スケジュールの順に解説していきます。
こんな受験生は特に早めの対策が必要
特に次の3つに当てはまる受験生は、他の受験生より早いタイミングで対策を始めておくことをおすすめします。1つ目は、国語の中でも古文・漢文に苦手意識が強く、得点が安定しない場合です。国語50点のうち古文・漢文の占める比重は決して小さくないため、現代文の対策だけに偏っていると失点がかさみやすくなります。2つ目は、地歴公民と数学のどちらで受験するかを高3の時点でも迷い続けている場合です。得意分野を早めに固め、40点分の対策を一本化できないと、残り期間の使い方が中途半端になりかねません。3つ目は、外国語で英語以外の言語(独・仏・中語)を検討している場合です。共通テストの該当科目を受験したうえで得点を調整する仕組みのため、共通テスト本番までのスケジュールを含めて早めに方向性を固めておく必要があります。
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早稲田大学法学部とは|学部の特徴と求められる力
早稲田大学は、慶應義塾大学・上智大学とあわせて「早慶上智」と呼ばれる難関私立大学群の一角を占める大学です。法学部は早稲田大学の中でも歴史のある学部の1つで、政治経済学部・商学部などと並んで志望者の多い学部として知られています。法学部の教育理念は「法的判断力の涵養」とされており、法律専門科目と語学・教養科目の両輪で、法実務家・法学研究者・市民社会を担う人材の育成を掲げています。
学科の区分がない一体募集の学部
早稲田大学法学部は、政治経済学部が政治学科・経済学科・国際政治経済学科の3学科制であるのとは異なり、学科の区分を持たない一体募集の学部です。入学定員は740名で、入学後は特定の学科に振り分けられることなく、全員が同じ「法学部」の学生としてカリキュラムを履修していきます。学科選択に悩む必要がない一方で、入学後にどの分野を重点的に学ぶかは、履修モデルという形で自分自身で組み立てていく仕組みになっています。
3つの法律主専攻履修モデルと11の副専攻履修モデル
入学後は、「司法・法律専門職」「企業・渉外法務」「国際・公共政策」という3つの法律主専攻履修モデルと、英語圏地域研究・歴史思想研究など11の副専攻履修モデルから、学生が興味・進路に応じて主体的に履修計画を組み立てる仕組みが用意されています。進路の方向性に応じて履修モデルを選び分けられる柔軟さは、学科区分を持たない法学部ならではの特徴だといえます。法曹を目指すのか、企業法務のスペシャリストを目指すのか、あるいは国際機関や公共政策の分野に進むのかによって、同じ法学部の中でも学び方の重点は大きく変わってきます。
アドミッション・ポリシー|求められる学生像
法学部のアドミッション・ポリシーでは、高校段階の基礎学力に加えて、自ら情報を収集し論理的に整理・分析する力、地域社会から国際社会までの多様な問題への関心が重視されています。英語に加えてドイツ語・フランス語など複数言語の習得への意欲も歓迎する記述があり、外国語で独語・仏語・中国語を選択できる仕組みとも重なる方針だとうかがえます。さらに、古文・漢文を含む国語の高い読解力・論述力、歴史や政治経済への自主的な学習姿勢も重視されており、文系・理系という枠にとらわれない幅広い関心を歓迎する記述もある点が特徴です。法律の勉強は暗記科目だと誤解されがちですが、実際には条文や判例を論理的に読み解く力が問われる分野であり、こうしたアドミッション・ポリシーの内容は、入試科目の構成とも矛盾のない方針だと理解しておくとよいでしょう。
法科大学院と連携する「法曹コース」
法学部には、弁護士・検察官・裁判官などの法曹志望者を対象に、早稲田大学法科大学院(ロースクール)と連携して学部段階から体系的な一貫教育を行う「法曹コース」が設置されています。法曹を目指す進路が学部段階から制度として用意されていることは、法学部を志望する受験生にとって知っておく価値のある情報です。もちろん入学時点で法曹コースへの進路を確定させる必要はなく、入学後に様々な分野に触れながら進路を固めていく学生も多くいます。ただし、将来的に司法試験を見据えている受験生であれば、法曹コースの存在を早い段階で知っておくことで、入学後の学び方をイメージしやすくなるでしょう。
併願校を検討する際の科目構成チェックポイント
早稲田大学法学部を第一志望としながらも、他学部・他大学の法学系学部を併願先として検討する受験生は少なくありません。併願校を選ぶ際にまず確認しておきたいのが、科目構成と配点比率です。早稲田大学法学部は外国語60点・国語50点・地歴公民または数学40点という配点ですが、大学・学部によって外国語の配点比率が全体の半分近くを占めるところもあれば、国語や地歴公民の比重が高いところもあり、同じ3科目型の入試でも中身は大きく異なります。併願先を決める前に、各校の募集要項で配点比率と試験時間を並べて比較することをおすすめします。試験日程が近接していると会場移動や当日のコンディション調整も課題になるため、出願を確定させる前に、会場までのアクセスや宿泊の要否まで含めてスケジュールを組み立てておくと安心です。併願校が増えるほど対策すべき科目の組み合わせも複雑になるため、優先順位をつけたうえで、早稲田大学法学部の対策と両立できる範囲に絞り込んでいく視点も欠かせません。
具体的には、次の3点を確認しておくと併願校の絞り込みがぶれにくくなります。
- 外国語・国語・地歴公民(または数学)という3科目の配点比率が、早稲田大学法学部の60点・50点・40点という構成とどれだけ近いか
- 試験日が早稲田大学法学部の一般選抜(2027年度は2月15日)からどの程度離れているか、連日受験になっても無理のない移動計画を組めるか
- 合格発表のタイミングが、早稲田大学法学部の出願手続き(2027年度は1月6日〜19日)や入学手続きの締め切りと重ならないか
この3点をあらかじめ表などに整理しておくと、直前になって出願校を絞りきれず慌てるという事態を避けやすくなります。
併願校の情報を整理する際は、大学ごとの入試制度の呼び方や科目名が似ていても、中身が微妙に異なる点にも注意が必要です。同じ「地歴・公民」という科目名でも、大学によって選べる科目の範囲や、共通テストとの関わり方が異なることがあります。科目名だけで安易に「同じ対策で対応できる」と判断しないことが、併願校選びで遠回りをしないための基本です。募集要項に目を通す際は、科目名の一致だけでなく、配点・試験時間・出題範囲の細部まで比較したうえで、早稲田大学法学部の対策とどこまで共有できるかを見極めておくと、限られた時間を無駄にせずに済みます。併願校が多いほど比較の手間もかかりますが、この作業を高3の秋以降にまとめて行おうとすると時間が足りなくなりやすいため、志望校がある程度固まってきた段階から少しずつ情報を集め始めておくことをおすすめします。
この特徴を踏まえたうえで、次の章では入試方式の詳細を確認していきます。
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一般選抜の入試方式と科目構成
早稲田大学法学部の入試には、大きく分けて「一般選抜」と「大学入学共通テスト利用入試」の2種類があります。ここでは、それぞれの科目構成と募集人員を整理します。
一般選抜(独自の学力試験3科目)
多くの受験生が利用するのがこの方式です。外国語60点・国語50点・地歴公民または数学40点の合計150点満点で合否が判定されます。一般選抜の募集人員は350名です。試験時間は外国語90分、国語90分、地歴公民または数学60分となっており、外国語と国語にそれぞれ90分というまとまった時間が設けられている点も特徴の1つです。
外国語科目の選び方|英語以外も選択可能
外国語は英語が基本ですが、ドイツ語・フランス語・中国語を選択することもできます。独・仏・中語を選択した受験生は、大学入学共通テストの該当科目の得点を法学部一般選抜の外国語配点(60点)に調整して使用する仕組みです。つまり、英語以外の外国語を選ぶ場合は、共通テスト本番でその言語を受験しておく必要があるということになります。中高一貫校などで第二外国語を学んできた受験生にとっては選択肢が広がる制度ですが、共通テストの出願・受験スケジュールも含めて事前に把握しておく必要があります。
地歴公民か数学か|選択のルール
地歴・公民は世界史探究・日本史探究・政治経済の中から1科目を選びます。この代わりに数学を選択することも可能です。地歴公民の代わりに数学を選択した受験生は、共通テストの「数学Ⅰ,数学A」および「数学Ⅱ,数学B,数学C」の得点を、地歴公民・数学配点(40点)に調整して利用する仕組みになっています。一方で、英語と地歴公民(世界史探究/日本史探究/政治経済)を選ぶ受験生は、共通テストを受けずに法学部独自の学力試験のみで受験することができます。英語+地歴公民という組み合わせなら共通テストを介さずに完結するため、多くの受験生がこの組み合わせを選んでいると考えられます。
大学入学共通テスト利用入試(法学部)
もう1つの方式が、大学入学共通テストの得点のみで合否を判定する「共通テスト利用入試」です。近年の実績としては、募集人員100名、5〜6教科6科目・配点合計800点という構成が続いています。国語200点・外国語200点・数学Ⅰ,数学A必須に加えて、地歴・公民・数学Ⅱ,数学B,数学C・理科の中から合計3科目を選択し、地歴と公民からそれぞれ1科目以上を選ぶ必要がある、という組み合わせです。一般選抜とは科目数・配点の考え方がまったく異なる方式であることを理解しておきましょう。ただし2027年度入試分の正式な学生募集要項は、本記事の執筆時点(2026年9月)では早稲田大学入学センターにも未掲載で、例年11月上旬頃に掲載される案内となっています。そのため本文で紹介した800点構成はあくまで「例年の構成」として紹介するものであり、出願を検討する際は最新の学生募集要項で必ず確認してください。
2つの方式をどう位置づけるか
一般選抜と共通テスト利用入試は、募集人員(350名と100名)からも分かる通り、一般選抜の方が主要な入試方式として位置づけられています。共通テスト利用入試は科目数が多く、6科目・800点分をまんべんなく仕上げる必要がある方式のため、一般選抜対策で培った国語・外国語の力に加えて、理科や公民科目まで含めた広い学習範囲が求められます。多くの受験生は一般選抜を主軸に据えたうえで、共通テストの仕上がり次第で共通テスト利用入試も併願するかどうかを検討する、という進め方になるでしょう。
入試の変更点と出願スケジュール
早稲田大学入学センターが公開する「入試の変更点」ページでは、2027年度入試に向けた変更が政治経済学部・商学部・社会科学部・文化構想学部/文学部・国際教養学部・教育学部・基幹理工学部・先進理工学部・スポーツ科学部について明記されていますが、法学部は変更対象として掲載されておらず、大きな制度変更は確認されていません。2027年度入試(2027年4月入学)の一般選抜の日程は、出願期間が2027年1月6日から1月19日(インターネット出願)、試験日が2027年2月15日、合格発表が2027年2月24日です。出願から合格発表まで1か月半ほどの期間があることを念頭に、出願書類の準備や当日の会場までの移動計画も早めに立てておくとよいでしょう。日程は年度により変更される可能性があるため、出願を検討する学年になったら、必ず学部公式サイトの最新の入学試験情報で確認してください。
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科目別の出題傾向(外国語/国語/地歴公民・数学)
ここでは、早稲田大学法学部の一般選抜3科目について、公式サイトで確認できる配点・試験時間から読み取れる特徴を整理します。具体的な大問構成や解答形式(選択式か記述式か)は学部公式サイトで詳細に公表されているわけではなく、年度により変わる可能性もあるため、断定的な出題予想はここでは行いません。過去問の実際の問題文の紹介や転載も行わず、あくまで配点・試験時間から読み取れる範囲の傾向整理にとどめます。
外国語(60点・90分)の特徴
外国語は150点満点のうち最も配点の大きい60点が割り当てられており、試験時間も90分と、3科目の中で国語と並んで最も長く設定されています。配点・試験時間の両面から見て、外国語は法学部入試の中でも重点科目に位置づけられる科目だといえます。英語が基本の選択肢である一方、ドイツ語・フランス語・中国語という複数言語の選択肢が用意されている点も、法学部のアドミッション・ポリシーが掲げる「複数言語習得への意欲」と重なる特徴です。90分という試験時間は、限られた時間の中で正確な読解・処理を積み重ねる必要があることを示しています。
国語(50点・90分)の特徴
国語も外国語と並んで90分という長めの試験時間が設定されており、配点は50点です。アドミッション・ポリシーで「古文・漢文を含む国語の高い読解力・論述力」が明記されていることから、現代文だけでなく古文・漢文までを含めた総合的な国語力が求められる科目だと理解しておく必要があります。法学という学問自体が、条文や判例といった文章を精緻に読み解く作業を伴う分野であることを踏まえると、国語で問われる読解力・論述力は、入学後の学びに直結する力だと捉えることもできます。
地歴・公民または数学(40点・60分)の特徴
地歴・公民または数学は、3科目の中では配点・試験時間ともに最も小さい40点・60分です。配点が相対的に小さいとはいえ150点満点の4分の1強を占めるため、対策を後回しにしてよい科目ではありません。地歴・公民は世界史探究・日本史探究・政治経済のいずれかから1科目を選ぶ形式で、アドミッション・ポリシーが挙げる「歴史や政治経済への自主的な学習姿勢」とも重なる出題領域です。数学を選ぶ場合は、共通テストの得点を換算して利用する仕組みのため、法学部独自の数学試験を別途受けるわけではない点も押さえておきましょう。
地歴・公民3科目から選べる設計が示すもの
地歴・公民については、世界史探究・日本史探究・政治経済という3科目から選べる設計になっており、数学を含めると実質4通りの選択肢が用意されていることになります。1つの科目だけに受験生を絞り込まない設計は、高校でどの科目を重点的に学んできたかという背景の違いを踏まえたものだと考えられます。文系コースで世界史・日本史を中心に学んできた受験生はもちろん、政治・経済への関心が強い受験生や、理系寄りのカリキュラムで数学を得意としてきた受験生でも、それぞれの強みを生かして受験できる仕組みです。一方で選択肢が多いということは、どの科目で受験するかという判断そのものが対策の第一歩になるということでもあります。高2の終わり頃までに得意・不得意を見極め、40点分の対策を1科目に一本化しておくことが、限られた学習時間を無駄にしないための前提になります。
どの科目が有利かという比較は、受験生の間でもたびたび話題になりますが、科目ごとの有利・不利よりも、これまでの学習の積み重ねをどれだけ活かせるかで判断する方が現実的です。世界史探究・日本史探究は暗記量が多い一方で得点が安定しやすいと言われることがあり、政治経済は時事的な話題との結びつきが強く、数学は共通テストの得点がそのまま反映される仕組み上、共通テスト本番での仕上がりが良ければ大きな武器になります。いずれも一長一短があるため、単純な難易度の噂だけで選ぶのではなく、自分の得意・不得意と、これまでどの科目に一番時間を投資してきたかを踏まえて判断することをおすすめします。
科目を最終的に決める際は、共通テストとどう関わるかも判断材料になります。地歴・公民(世界史探究・日本史探究・政治経済)を選べば、共通テストを受けずに法学部独自の学力試験のみで完結させることができますが、数学を選ぶ場合は共通テストの得点がそのまま合否に直結する仕組みです。共通テストを受けるかどうかという選択自体が、実質的には科目選びの一部になっていると捉えておくと判断がしやすくなります。共通テストを利用する共通テスト利用入試の受験も視野に入れているのであれば、数学選択者は一般選抜と共通テスト利用入試の対策が重なりやすいという副次的なメリットも生まれます。逆に地歴・公民を選ぶ場合は、法学部の学力試験対策に専念できる分、共通テストのスケジュールに縛られずに学習計画を組める身軽さがあります。どちらが優れているというものではなく、自分がどこまで併願を広げたいかによって選び方が変わってくる、という視点を持っておくとよいでしょう。
出題傾向を確認するときの注意点
具体的な出題形式や大問構成は年度によって変わる可能性があり、1つの予備校の分析や体験談だけを鵜呑みにして対策範囲を絞り込むのは避けた方がよいでしょう。早稲田大学法学部の公式サイトには「入試結果」のページが用意されており、年度ごとの入試データが公表されています。過去問についても、公式に案内されている入手方法や、複数の予備校・出版社が提供する過去問集を通じて確認できます。出願を最終的に決める前に、公式サイトの最新情報と過去問の両方を確認しておくことをおすすめします。
法曹コースなど入学後の進路を見据えた学習設計も相談できます
3科目150点の対策と、入学後を見据えた学び方の両方を、現状を聞きながら整理します。
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科目別の対策の方針
配点・試験時間から読み取れる特徴を踏まえ、ここでは3科目それぞれの対策の方針を整理します。外国語・国語ともに90分という試験時間の長さを踏まえた持久力のある対策が必要になる点を意識しておきましょう。
外国語(英語)の対策
英語で受験する場合、まずは単語・文法という基礎を固めたうえで、長文を正確に読み進める練習を積み重ねることが土台になります。90分という試験時間を踏まえ、時間を計測しながら通しで読み切る演習を繰り返すことが重要です。基礎が固まった段階からは、初見の文章を制限時間内で読み切り、設問の意図を素早く把握する処理速度を鍛える演習に軸足を移していくとよいでしょう。ドイツ語・フランス語・中国語での受験を検討している場合は、共通テストの該当科目の対策と、共通テスト本番までのスケジュール管理を並行して進める必要があります。英語以外の言語を選ぶ受験生は、共通テストの出願・受験スケジュールを早めに確認しておくことが欠かせません。
国語の対策
国語は、現代文・古文・漢文のそれぞれで基礎知識を固めたうえで、90分という試験時間を意識した演習を重ねることが対策の中心です。古文単語・文法、漢文の句形といった基礎知識は、高2のうちに一通り仕上げておくと、高3では読解・演習中心の学習に時間を割きやすくなります。現代文については、文章の論理構成を正確に把握したうえで解答する練習を重ね、法学部のアドミッション・ポリシーが重視する論述力の土台を作っておくことをおすすめします。長めの文章を集中して読み切る持久力も、90分という試験時間を踏まえると軽視できない要素です。
地歴・公民または数学の対策
地歴・公民で受験する場合は、世界史探究・日本史探究・政治経済のいずれかを選び、60分という試験時間の中で得点を最大化できるよう、基礎知識の定着と演習量の確保を並行して進めます。得意分野を早めに1つに絞り込み、対策を一本化することが、限られた時間を有効に使ううえで重要です。数学を選ぶ場合は、地歴公民ではなく共通テストの数学Ⅰ,A・数学Ⅱ,B,Cの得点を利用する仕組みのため、共通テスト本番に向けた数学の対策そのものが、そのまま法学部入試の対策に直結します。数学選択者は共通テスト本番までの仕上がりが、そのまま法学部の合否に直結することを踏まえたスケジュール管理が必要です。
3科目の優先順位のつけ方
150点満点のうち、外国語60点・国語50点・地歴公民または数学40点という配点を踏まえると、外国語と国語の2科目で110点分、全体の7割以上を占めることになります。外国語と国語の2科目に学習時間の比重を置きつつ、40点分の第3科目を疎かにしない配分を意識するとよいでしょう。模試の結果を見て、どの科目の得点が伸び悩んでいるかを客観的に把握し、時期ごとに学習時間の配分を見直していく柔軟さも大切です。
過去問演習に取り組むタイミングの考え方
基礎固めがある程度進んだ段階で気になるのが、過去問演習をいつから始めるべきかという点です。基礎知識が固まる前から過去問演習中心に切り替えるのは避けたい失敗パターンの1つです。まずは単語・文法・古文漢文の句形・地歴公民または数学の基礎知識を一通り仕上げ、そのうえで過去問演習に入るという順番を意識するとよいでしょう。過去問演習を始めてからは、時間内に解き切れたかどうかだけでなく、どの設問にどれだけ時間を使ったかを記録し、外国語90分・国語90分という長い試験時間の中で自分がどこで時間を使いすぎる傾向にあるのかを把握していくことが重要です。演習量をやみくもに増やす前に、1回1回の演習から得られる気づきを丁寧に振り返る姿勢のほうが、結果的に得点の伸びにつながりやすくなります。
過去問演習の頻度についても目安を持っておくとよいでしょう。基礎固めの段階では月に1〜2回、90分または60分という本番同様の時間を区切って通しで解く練習を挟み、時間配分の感覚を早めに掴んでおきます。高3の秋以降は頻度を週1回程度まで引き上げ、解きっぱなしにせず、間違えた設問の根拠を必ず本文に戻って確認する復習とセットで進めることが、限られた過去問の年度数を最大限に活かすことにつながります。過去問の年度数には限りがあるため、1年度分を何度も解き直すよりも、初見の年度を計画的に残しておき、直前期の実力確認に使うという配分の考え方も持っておくと安心です。
過去問演習の記録をつける際は、点数の推移だけでなく、間違えた設問がどの分野・どの単元に該当するかまでメモしておくことをおすすめします。点数の上下だけを追いかけると、同じ分野で繰り返し失点していることに気づきにくいためです。分野ごとの失点傾向が見えてくれば、残りの学習時間をどの単元の復習に振り向けるべきかという判断がしやすくなり、過去問演習を「解いて終わり」にせず、次の得点力向上に直結させることができます。
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学習スケジュールの立て方|学年別の逆算計画
早稲田大学法学部は、外国語・国語という試験時間の長い2科目と、地歴公民または数学という第3科目を並行して仕上げる必要があるため、直前期に慌てて対策を始めると時間が足りなくなりやすい傾向があります。学年ごとに何を優先すべきか、逆算の考え方を整理します。
高1のうちにやっておきたいこと
高1のうちは、英語・国語の基礎を固めることが最優先です。「まだ受験は先だから」と後回しにせず、学校の授業と定期テストの範囲を確実に理解しておくことが、高3になってからの負担を大きく左右します。あわせて、地歴公民か数学かという第3科目の方向性についても、学校の履修状況を踏まえながら早めにイメージをつけ始めておくとよいでしょう。ドイツ語・フランス語・中国語での受験を検討している場合は、高1のうちから第二外国語の学習環境が整っているかどうかを確認しておく必要があります。
高2で固めておきたい基礎
高2は、英語・国語の基礎を仕上げつつ、過去問形式の問題演習を少しずつ始める時期です。高2の終わりまでに英語長文・現代文を一定のスピードで読める状態に仕上げておくと、高3で演習量を確保しやすくなります。地歴公民または数学についても、高2の終わりまでに主要な範囲を一通り終えておくと、高3での演習に時間を割きやすくなります。古文・漢文の基礎知識も、高2のうちに固めておきたい範囲の1つです。
部活動・学校行事との両立
高1・高2の間は部活動や学校行事に力を入れている生徒も多く、対策時間を十分に確保できない時期があるのは自然なことです。部活動を引退するまでは基礎固めを最優先にし、引退後にまとまった時間を演習量の確保に振り向けるという段階的な計画のほうが、無理なく継続しやすい傾向があります。忙しい時期を見越して、あらかじめ学習内容の優先順位を決めておくと、忙しい時期でも最低限の基礎固めを止めずに済みます。
高3・逆算のスケジュール
高3の春(4〜6月)は、外国語・国語の基礎固めの総仕上げに充てます。夏(7〜8月)は、地歴公民または数学の演習量を引き上げつつ、過去問(公表されている範囲)にも少しずつ着手し始める時期です。秋(9〜11月)は、3科目の演習をバランスよく回しながら、時間配分の感覚を過去問演習で磨いていきます。下表は、時期ごとに何を優先すべきかの目安をまとめたものです。
| 時期 | 優先する対策 |
|---|---|
| 高3・春(4〜6月) | 外国語・国語の基礎の総仕上げ |
| 高3・夏(7〜8月) | 地歴公民または数学の演習量を引き上げ、過去問に着手 |
| 高3・秋(9〜11月) | 3科目の演習をバランスよく実施、時間配分の感覚を養う |
| 高3・直前期(12月〜) | 3科目の得点力の最終調整、共通テスト対応者は並行して仕上げ |
直前期は3科目の得点力を仕上げることに集中することが優先です。共通テスト利用入試や、外国語で独・仏・中語を選ぶ受験生は、共通テスト本番までの対策と一般選抜の対策を並行して進める必要があるため、年内のうちにどちらにどれだけ時間を配分するかを整理しておくとよいでしょう。
模試の結果をスケジュールに反映させる方法
学年別の計画を立てても、実際の学習は模試の結果を見ながら微調整していくことになります。判定そのものより、科目別の得点の内訳と設問ごとの正答状況を確認するほうが、次に何をすべきかを具体的に判断しやすくなります。たとえば外国語の総合得点が伸び悩んでいても、読解問題は得点できていて語彙・文法問題だけ失点しているのであれば、対策すべきは長文演習ではなく基礎知識の抜け漏れの補強だと分かります。模試は年に何度も受けられるものではないからこそ、受けたあとに結果を放置せず、次の模試までにどの分野をどれだけ底上げするかという計画に落とし込むところまでを一連の流れとして習慣化しておくとよいでしょう。判定の一喜一憂よりも、こうした振り返りの積み重ねの方が、直前期の得点力に直結します。
模試の結果を見返す際は、できれば1人で完結させず、学校の先生や指導者など第三者の視点を交えるのがおすすめです。自分では「できている」と思っていた設問ほど、見落としている失点の原因に気づきにくいため、第三者に答案や解答プロセスを見てもらうことで、自分だけでは気づけなかった癖や弱点が見えてくることがあります。特に国語の記述・論述にあたる部分は自己採点の精度そのものが低くなりがちなので、模試の結果を次の学習計画に反映させる工程に、第三者のチェックを組み込んでおくと、修正のスピードが上がります。
模試の判定は、あくまで受験時点までの学習の到達度を示す目安にすぎません。秋の時点で判定が厳しくても、直前期にかけて外国語・国語・第3科目のどこを伸ばせるかという逆算ができていれば、十分に挽回の余地は残っています。逆に判定が良くても、対策が手薄な分野を放置したままでは、本番で失点する可能性が消えるわけではありません。判定という結果だけに気を取られず、模試のたびに「次の模試までに何を変えるか」を具体的な行動レベルまで落とし込んでおく姿勢が、学年を通じた学習スケジュールの精度を高めていきます。
浪人生・再挑戦のケースで意識したいこと
現役時に不合格だった場合、浪人して再挑戦するという選択肢もあります。学習時間は確保しやすい一方、対策の方向性が独りよがりになってしまうリスクもあります。前年の答案や模試の結果を振り返り、どの科目・どの分野で得点が届かなかったのかを言語化したうえで、新しい年度の対策計画に反映させることが重要です。特に国語の論述部分は自己採点が難しいため、第三者に見てもらう機会を年間を通じて確保しておくことをおすすめします。
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独学で目指す場合の壁と対処法
早稲田大学法学部を独学で目指すこと自体は不可能ではありませんが、特有の壁がいくつかあります。ここでは主な壁と、その対処法の考え方を整理します。
国語の論述力を独学で鍛える難しさ
アドミッション・ポリシーで重視されている「国語の高い読解力・論述力」は、単純な暗記や選択式の問題演習だけでは十分に鍛えにくい力です。自分の答案が論理的に整理できているかどうかを、自己採点だけで正確に判断するのは難しいため、独学では対策の質にばらつきが出やすい領域だといえます。古文・漢文のような知識問題は独学でも仕上げやすい一方、現代文の読解・論述にあたる部分は、第三者からのフィードバックがあるかどうかで対策の効率が大きく変わってきます。
3科目の学習配分を自分で管理する難しさ
外国語60点・国語50点・地歴公民または数学40点という配点を踏まえた学習時間の配分は、独学の場合すべて自分で判断する必要があります。得意科目にばかり時間を使い、苦手科目の対策が後回しになってしまうというのは、独学でよく見られる失敗パターンです。模試の結果を定期的に振り返り、科目ごとの得点の伸びを客観的に把握する仕組みを、独学であっても意識的に組み込んでおく必要があります。
独学と併用を組み合わせる考え方
すべてを独学でこなす必要はなく、得意科目は自主学習で伸ばしつつ、対策の難しい国語の論述指導や、地歴公民か数学かの選択判断だけをプロ講師に相談するという組み合わせ方もあります。指導形態ごとの費用感は、大学受験の塾・予備校でも幅広く、大学受験の塾費用はいくらかかる?相場と抑え方で目安を整理しています。また、通学時間をかけずに苦手科目だけをプロ講師に依頼したいという場合は、オンライン家庭教師おすすめの選び方もあわせて参考にしてみてください。「独学かプロに頼るか」の二択ではなく、対策が難しい部分だけをピンポイントで補うという発想を持つと、限られた時間を効率よく配分しやすくなります。大学受験コース全体のサービス内容は大学受験コースのページで紹介しています。
学部選びの情報を独学で集める難しさ
早稲田大学は学部ごとに入試制度が大きく異なり、法学部と政治経済学部を併願する受験生も少なくありません。学部ごとに配点構造も対策の考え方も異なるため、独学で複数学部を併願する場合は、学部ごとの情報を自分で整理しきる必要があります。政治経済学部の入試傾向については早稲田大学政治経済学部の入試傾向と対策でも詳しく解説しているので、学部選びの参考にしてみてください。両学部の制度の違いを正しく理解しないまま対策を進めてしまうと、時間配分を誤ってしまうリスクもあるため、早い段階で情報を整理しておくことをおすすめします。
最新の入試情報を独学で追い続ける負担
早稲田大学法学部は、共通テスト利用入試の学生募集要項が例年11月上旬頃に公表されるなど、年度によって情報の更新時期が決まっています。入学センターが公開する「入試の変更点」ページも含め、複数のページを自分で定期的に確認し続ける必要がある点は、独学で目指す受験生にとって見落としやすい負担の1つです。学部のアドミッション・ポリシーや教育理念といった情報も、入試科目とあわせて理解しておくことで志望動機の説得力が増しますが、こうした情報を自分で探し出し、整理し、学習計画に反映させる作業まで独学でこなすとなると、受験勉強そのものに使える時間が圧迫されてしまうこともあります。情報収集そのものを効率化したい場合は、最新の入試情報を踏まえたうえでの学習相談ができる環境を活用するという選択肢も検討してみるとよいでしょう。
たとえば「入試の変更点」ページには法学部以外の学部の変更内容も並んで掲載されているため、法学部志望者であっても一度は全体にひと通り目を通し、自分の学部に関係する情報かどうかを取捨選択する手間がかかります。情報が「無い」ことを確認する作業も、独学では意外と時間を取られる工程です。共通テスト利用入試の学生募集要項のように、例年11月上旬という掲載時期の目安が分かっているものは、あらかじめカレンダーに確認予定日を書き込んでおくと、確認漏れや情報の見落としを防ぎやすくなります。
こうした情報収集の負担は、受験学年が上がるほど重くのしかかってきます。高3になってからまとめて情報を集めようとすると、模試や過去問演習で忙しい時期と重なってしまい、結果的に大事な変更点を見落とすリスクも高まります。高1・高2のうちから情報収集の習慣を作っておくと、高3では学習そのものに集中しやすくなります。学部公式サイトを定期的に確認する習慣を早めに身につけておくことは、地味に見えて独学の負担を減らす有効な工夫の1つです。確認する情報源をあらかじめ決めておき、毎月1回など決まったタイミングでチェックする仕組みを作っておけば、情報収集にかける手間そのものを最小限に抑えることができます。
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よくある質問(FAQ)|早稲田大学法学部の入試
早稲田大学法学部と政治経済学部の違いは何ですか?
法学部は、学部独自の学力試験3科目(外国語・国語・地歴公民または数学)の合計150点満点で合否が判定される一般選抜が中心です。共通テストと学部独自試験を組み合わせる仕組みの学部とは、配点の考え方が異なります。学部ごとの制度の違いは早稲田大学政治経済学部の入試傾向と対策もあわせて確認してみてください。
外国語はドイツ語やフランス語でも受験できますか?
受験できます。外国語は英語が基本ですが、ドイツ語・フランス語・中国語を選択することも可能です。独・仏・中語を選んだ場合は、共通テストの該当科目の得点を法学部の配点(60点)に調整して使用する仕組みになっています。
地歴公民の代わりに数学で受験できますか?
できます。地歴公民の代わりに数学を選択する場合は、共通テストの「数学Ⅰ,数学A」および「数学Ⅱ,数学B,数学C」の得点を、地歴公民・数学の配点(40点)に調整して利用する仕組みです。英語と地歴公民(世界史探究/日本史探究/政治経済)を選ぶ場合は、共通テストを受けずに独自の学力試験のみで受験できます。
一般選抜の募集人員は何名ですか?
一般選抜の募集人員は350名です。募集人員は年度により変更される可能性があるため、出願を検討する年度の最新の学生募集要項で必ず確認してください。
共通テスト利用入試とはどう違いますか?
共通テスト利用入試は、大学入学共通テストの得点のみで合否を判定する、一般選抜とは別の方式です。近年の実績では募集人員100名、5〜6教科6科目・配点合計800点という構成が続いていますが、2027年度分の正式な学生募集要項は執筆時点でまだ公表されていないため、詳細は早稲田大学入学センターが公開する最新の要項で確認してください。
実質倍率や偏差値の目安はどのくらいですか?
2026年度入試の実質倍率は、一般選抜5.2倍(2025年度5.7倍)、共通テスト方式4.0倍(2025年度5.0倍)という数値が公表されています。偏差値は、河合塾提供データで67.5、共通テスト得点率の目安は90%という集計もあります。いずれも年度・予備校によって変動する目安の数値であるため、複数の情報源を確認しながら参考程度にとらえるとよいでしょう。
法曹コースとはどのような制度ですか?
弁護士・検察官・裁判官などの法曹志望者を対象に、早稲田大学法科大学院(ロースクール)と連携して学部段階から体系的な一貫教育を行う制度です。入学時点で法曹志望を確定させていなくても、入学後に法曹コースを選択する道が用意されています。将来的に司法試験を見据えている場合は、進学先を検討する材料の1つとして知っておくとよいでしょう。
国語・地歴公民の記述対策は独学だと基準が分かりにくいものです
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まとめ|早稲田大学法学部合格への次の一歩
早稲田大学法学部の一般選抜は、外国語60点・国語50点・地歴公民または数学40点、合計150点満点の学部独自試験で合否が判定される、共通テストを介さない正面勝負型の入試です。外国語と国語の2科目で全体の7割以上を占める配点構造を理解したうえで、第3科目を含めた3科目をバランスよく仕上げることが、合格への近道になります。ドイツ語・フランス語・中国語での外国語受験や、地歴公民の代わりに数学を選ぶ場合は、共通テストの得点を調整して利用する仕組みがあることも、あわせて押さえておきたいポイントです。
本記事の情報は執筆時点(2026年9月)のものです。最新情報は必ず早稲田大学法学部の公式サイト・最新の学生募集要項でご確認ください。入試の日程・募集人員・共通テスト利用入試の科目構成は年度によって変更されることがあります。
外国語・国語という試験時間の長い2科目と、地歴公民または数学という第3科目を、限られた時間の中でどう配分して仕上げるか。この設計図があるかどうかで、学習の効率は大きく変わります。学年や現在の得点状況によって最適な配分は変わるため、一人で抱え込まず、早い段階で現状を整理しておくことをおすすめします。
スプリング・オンライン家庭教師では、プロ講師による1対1指導を通じて、外国語・国語の基礎固めから、対策の立てにくい国語の論述指導、地歴公民か数学かの選択判断まで、志望動向・現在の学力にあわせた学習プランを一緒に組み立てています。指導内容の詳細は大学受験コースのページで紹介しています。「うちの子の場合、何から始めればいいか」を具体的に整理したい方は、無料相談から現状を話してみてください。学年やこれまでの学習状況にかかわらず、まずは現在地を一緒に確認するところから始めてみてください。
法曹コースなど入学後の進路を見据えた学習設計も相談できます
3科目150点の対策と、入学後を見据えた学び方の両方を、現状を聞きながら整理します。
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