「専修大学経済学部は前期全学部・前期A方式・前期B方式・全国方式・スカラシップ入試・共通テスト利用入試と方式が多すぎて、結局どれを受ければいいのかわからない」——経済学部を志望する受験生・保護者から、こうした相談をよく受けます。結論から言うと、専修大学経済学部の一般選抜(本学独自試験)は国語・外国語(英語)・選択科目1科目の「3教科3科目」型が基本で、そのうえで得意科目の配点を150点に引き上げられる前期B方式(前期C方式)や、複数会場・複数チャンスで受けられる全国方式、返還不要の奨学金がついたスカラシップ入学試験など、受験生の状況に合わせて選べる方式が用意されています。
加えて専修大学経済学部には現代経済学科・生活環境経済学科・国際経済学科の3学科があり、学びの方向性やアドミッション・ポリシーが学科ごとに異なるほか、一般選抜の募集人員も学科ごとに違います。この記事では、専修大学公式サイトの学部紹介ページ(教育研究上の目的・3つのポリシー・学部DATA)と、大学発表の入学者選抜要項にもとづき更新される大学受験情報サイト「マナビジョン」(Benesse)に掲載された2027年度・2026年度の入試情報をもとに、一般選抜の科目構成と配点、科目別の出題傾向と対策の方針、学年別の学習スケジュール、独学で目指す場合に直面しやすい壁までを整理してお伝えします。
先にお断りしておくと、本記事で紹介する配点・募集人員などの数字は、2027年度(令和9年度)入学者選抜に対応する専修大学公式サイトの学部入試情報および大学受験情報サイトに掲載されている情報にもとづいています。後期入学試験・スカラシップ入学試験の一部は、2027年度分の詳細が執筆時点で未公開です。そのため直近の2026年度実績を参考値として扱っています。入試制度は今後の要項公開時に変更・確定情報が追加される可能性があるため、出願にあたっては必ず専修大学の公式サイトおよび最新の学生募集要項でご確認ください。
前期全学部・A方式・B(C)方式、どれが自分に合うか一緒に整理します
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【結論】専修大学経済学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント
まず全体像を数字で押さえます。専修大学経済学部(現代経済学科を例に)の一般選抜には、前期全学部方式・前期A方式・前期B方式・全国方式・スカラシップ入学試験・後期入学試験・大学入学共通テスト利用入試「前期AS方式」という複数の方式があり、それぞれに満点・募集人員・試験日が設定されています。
| 入試方式 | 科目構成 | 満点 | 募集人員(現代経済学科・2027年度) |
|---|---|---|---|
| 前期全学部方式 | 国語+外国語+選択1科目 | 300点 | ☆127名(3方式合算の目安) |
| 前期A方式 | 国語+外国語+選択1科目 | 300点 | |
| 前期B方式 | 国語+外国語+選択1科目(選択を150点に加重) | 350点 | |
| 全国方式 | 国語+外国語+選択1科目 | 300点 | 20名 |
| 共通テスト利用 前期AS方式 | 共通テスト1科目+個別試験3科目 | 400点 | ☆127名(上記と合算) |
出典: マナビジョン(Benesse)専修大学経済学部の入試科目・日程ページ(2027年度入試情報、2026年9月3日取得)。同じ「経済学部」の一般選抜でも、方式によって配点構造・募集人員・試験日がまったく異なるため、自分がどの方式で出願するのかを早い段階で決めておくことが対策の第一歩になります。「とりあえず英語・国語を対策すればいい」と単純に考えてしまうと、実は自分の得意科目を活かせる別の方式があった、というケースも起こりえます。
得意科目重視型のB・C方式という専修大学独自の設計
専修大学の一般選抜で必ず押さえておきたいのが、前期B方式(現代経済学科・生活環境経済学科)・前期C方式(国際経済学科)という「得意科目重視型」の存在です。前期B方式は選択科目、前期C方式は外国語の配点を150点に引き上げる方式です。前期B方式の選択科目は数学・地歴・公民のいずれか、前期C方式の外国語は英語で、いずれも満点300点の方式より50点分、得意科目の比重が高くなります。素点をそのまま合算する仕組みのため、東洋大学のような偏差値換算方式とは異なり、自分の得意科目の点数がそのまま合否判定に直結しやすいのが特徴です。得意科目が1つはっきりしている受験生にとっては、狙い目になりやすい方式だといえます。
学科によって配点・募集人員が変わる
専修大学経済学部は現代経済学科・生活環境経済学科・国際経済学科の3学科からなり、一般選抜の方式の骨格は3学科共通ですが、募集人員は学科ごとに異なります。2027年度の前期全学部・A・B(C)・共通テストAS方式の合算募集人員は、現代経済学科☆127名に対し生活環境経済学科☆138名・国際経済学科☆108名、全国方式は現代経済学科20名・生活環境経済学科20名・国際経済学科15名と、学科によって差があります。志望学科を決める段階で、必ず自分の志望学科のページで最新の方式・募集人員を確認することを強くおすすめします。
自分に合った方式の選び方|3つの視点
方式が多いからこそ、選び方の軸をシンプルに持っておくことが大切です。1つ目は「得意科目の有無」で、選択科目や英語に突出した得意分野があるなら得意科目重視型の前期B方式(前期C方式)、3教科をバランスよく得点できるタイプなら満点300点の標準方式が候補になります。2つ目は「募集人員と会場の多さ」で、全国方式は17会場規模で実施され地方在住の受験生でも受けやすい一方、募集人員は前期の主要方式より絞られている点は見落とせません。3つ目は「スカラシップの活用」で、全国入学試験・全学部入学試験と同一日・同一問題で実施されるスカラシップ入学試験に出願しておけば、追加の対策をせずに返還不要の奨学金を狙う機会を増やせます。この3つの視点を高2の終わりまでに一度整理しておくと、高3の出願準備がスムーズになります。
現代経済学科・生活環境経済学科・国際経済学科、志望学科選びも相談できます
3学科で学びの方向性・入試の募集人員・アドミッション・ポリシーが異なります。学びたい方向性と得意科目の両面から、志望学科の絞り込みをお手伝いします。
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専修大学経済学部とは|3学科の特徴と求められる力
専修大学経済学部は、1880(明治13)年に日本で初めて経済学を専門に教える学校として設立された「専修学校経済科」を母体とする学部です。日本で最も長い歴史をもつ経済学部の一つとされる学部です。創立140年を迎えた2020年度に、それまでの経済学科(現在は募集停止)を再編し、現代経済学科・生活環境経済学科・国際経済学科の3学科体制になりました。学部全体の入学定員数は現代経済学科265名・生活環境経済学科266名・国際経済学科220名(いずれも一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜等を含む全選抜合計)、専任教員数は63名です。取得できる学位は学士(経済学)で、中学校教員免許(社会)・高校教員免許(公民等)、司書・司書教諭・学芸員といった資格取得も可能です。学生の男女比は現代経済学科が男83%・女17%、生活環境経済学科が男75%・女25%、国際経済学科が男67%・女33%とされており、国際経済学科は他の2学科と比べて女子学生の割合がやや高い傾向があります。在学者数は現代経済学科1,167名・生活環境経済学科1,169名・国際経済学科1,026名で、学部全体で3,000名を超える学生が学んでいます。
現代経済学科の特徴・アドミッション・ポリシー
現代経済学科は、経済理論、歴史及び政策からなる経済学の全領域にわたる総合的で体系的な学びを通じて、経済政策・企業産業・金融・経済理論等を中心とする専門的知見と分析能力を発揮して社会に貢献する人材を養成することを目的とする学科です。標準的な経済理論と統計学の基礎を固めたうえで、目まぐるしく移り変わる経済社会の現実を分析する力を養い、3年次には経済政策プログラム・企業産業プログラム・金融プログラム・経済理論プログラムの4プログラムから1つを選択して系統的に学びます。アドミッション・ポリシーでは、高等学校までに学んだ科目における基礎的な知識、課題レポートや論述試験・論文作成の基礎となる日本語能力、経済のグローバル化を学ぶ上で基本となる外国語能力、経済社会のしくみや歴史などの知識および数量的・分析的な把握に必要な数学的能力、メディア等を通じた日々の経済・社会現象への関心が求められており、一般選抜では特に基礎的な知識・日本語能力・外国語能力の3項目が重視されると明記されています。
生活環境経済学科の特徴・アドミッション・ポリシー
生活環境経済学科は、グローバル化や人口動態の変化等に伴う経済社会の変動がもたらす地域・都市、自然環境、福祉システム、職場・雇用環境等々、人々を取り巻く生活環境の変容を把握し「生活の質」の改善に取り組むことができる専門的な能力を身につけ、社会に貢献できる人材を養成することを目的とする学科です。2年次には地域・環境プログラム・福祉・労働プログラム・社会経済史プログラム・経済システム・理論プログラムの4プログラムから1つを選択します。アドミッション・ポリシーは現代経済学科と共通の3項目(基礎的知識・日本語能力・外国語能力)に加え、経済社会をめぐる社会科学の基礎的知識およびその理解にとって必要となる数学の基礎的能力、日々の経済・社会現象への関心が求められており、一般選抜では基礎的な知識・日本語能力・外国語能力が重視されます。
国際経済学科の特徴・アドミッション・ポリシー
国際経済学科は、国際経済、国際社会及び異文化の多様な視点からの学術を教授することにより、諸外国及び日本の経済社会の特質を深く理解し、グローバルな視野をもって国際舞台において活躍することができる専門的素養を有する人材を養成することを目的とする学科です。学科独自の「海外特別研修」や、1年次に必修となる「経済時事英語」など、実践的な語学力を養う科目が多く用意されている点が特徴です。アドミッション・ポリシーは他の2学科と同じ基礎的知識・日本語能力・外国語能力に加え、国際経済や国際社会をめぐる社会科学の基礎的知識・数学の基礎的能力、経済・社会現象への関心が求められ、一般選抜では基礎的な知識・日本語能力・外国語能力の3項目が重視されます。英語への関心が高い受験生にとって、入試段階での外国語力の積み上げがそのまま入学後の学びにもつながる学科だといえます。
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前期B(C)方式のような得意科目重視型を活かせるかどうかは、模試の得点を客観的に見ないと判断が難しい部分です。弱点科目だけをオンラインで補強することも可能です。
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一般選抜の入試方式と科目構成|前期全学部・A方式・B(C)方式・全国・スカラシップ・共通テスト利用の配点・募集人員
ここからは、専修大学経済学部(主に現代経済学科)の一般選抜について、各方式の科目構成・配点を詳しく見ていきます。同じ経済学部の一般選抜でも、方式によって配点構造・英語資格の活用可否・試験日がまったく異なるため、自分がどの方式で出願するのかを早い段階で決めておくことが対策の第一歩になります。
前期全学部方式・前期A方式(3教科3科目・満点300点)
前期全学部方式と前期A方式は、必須科目である国語・外国語(英語)の2科目に、選択科目1科目(数学(数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cの範囲を1科目として出題)/地理歴史(世界史・日本史・地理から1科目)/公民(公共と政治・経済をあわせて1科目))を加えた「3教科3科目」型で、国語100点・外国語100点・選択科目100点の均等配点で満点300点です。前期全学部方式は2027/2/9・2/12のいずれかで実施され、前期A方式は2027/2/13に実施されます。出願期間はいずれも2027/1/4〜2027/1/29、合格発表2027/2/21、手続締切2027/2/26です。両方式とも、外国語(英語)は英語資格・検定試験のスコアを換算して活用でき、個別試験(英語)の得点と比較して高い方で合否判定されるという仕組みが用意されています。活用可能な資格はGTEC CBT・GTEC・実用英語技能検定(英検)・英検CSEスコア・TOEFL iBT・TOEIC・IELTSアカデミック・TEAP・ケンブリッジ英検スコアで、スコアに応じて100点・90点・80点等の段階的なみなし得点が与えられます(具体的な基準スコアは大学発表の入学者選抜要項でご確認ください)。
前期B方式・前期C方式(得意科目重視型・満点350点)
前期B方式(現代経済学科・生活環境経済学科)は、国語100点+外国語100点に加え、選択科目1科目の配点を150点に引き上げた満点350点の「得意科目重視型」です。国際経済学科の前期C方式は、選択科目ではなく外国語(英語)の配点を150点に引き上げる「英語重視型」で、こちらも満点350点になります。試験日はいずれも2027/2/10、出願期間・合格発表・手続締切は前期A方式と同じです。数学を選択科目にする場合、数学Aは場合の数と確率・数学と人間の活動・図形の性質、数学Bは数列、数学Cはベクトルの範囲が指定されている点も押さえておきたいポイントです。
全国方式(全国入学試験)
全国方式は、神奈川・北海道・福島・東京・大阪・広島・福岡・沖縄など全国17会場規模で実施されるのが特徴の方式です。科目構成は国語100点+外国語100点+選択科目100点の満点300点で、前期全学部方式・前期A方式と同じ配点構造ですが、公開されている入試情報には英語資格の換算利用についての記載がなく、前期方式とは扱いが異なる可能性があります(必ず最新の要項でご確認ください)。試験日は2027/2/1〜2/2、出願期間2027/1/4〜2027/1/21、合格発表2027/2/10、手続締切2027/2/18です。募集人員は2027年度で現代経済学科20名・生活環境経済学科20名・国際経済学科15名となっています。地方在住で東京の会場まで足を運びにくい受験生にとって、身近な会場で受験できる選択肢になります。
スカラシップ入学試験|返還不要の奨学金と3回のチャンス
スカラシップ入学試験は、全国入学試験(2/1・2/2)・全学部入学試験(2/12)と同一日・同一問題で実施される制度です。合格すると4年間の授業料・施設費あわせて405.8万円が免除される(返還義務なし)という専修大学独自の制度で、追加の試験対策をしなくてもチャレンジできます。1回の出願で最大3回のスカラシップ合格チャンスがある計算になります。2027年度分の詳細な募集人員は執筆時点で未公開のため、直近の2026年度実績を参考にすると、前期スカラシップ(全学部入試と同一問題)は現代経済学科☆30名・生活環境経済学科☆30名・国際経済学科☆30名(試験日2026/2/12)、スカラシップ(全国入試と同一問題)は各学科☆70名(試験日2026/2/1〜2/2)でした。科目構成はいずれも国語+外国語+選択科目1科目の満点300点で、英語資格換算の記載はありません。
後期入学試験
後期入学試験は、前期・全国方式よりも募集人員が少ない方式です。2027年度分の詳細は執筆時点で未公開のため、直近の2026年度実績では、現代経済学科・生活環境経済学科・国際経済学科ともに募集人員5名でした。試験日2026/3/3、出願期間2026/2/16〜2026/2/25、合格発表2026/3/11、手続締切2026/3/19でした。科目構成は国語+外国語+選択科目1科目の満点300点です。募集人員が少ない分、前期・全国方式を主軸に据えたうえで、後期を保険的な併願として位置づけるのが現実的です。
大学入学共通テスト利用入試「前期AS方式」
前期AS方式は、大学入学共通テストの成績と、大学独自の個別試験を組み合わせる併用型の方式です。共通テストは受験教科数1・受験科目数1・配点合計100点で、国語/数学/外国語/地歴公民から自由に1科目を選んで換算できるのが特徴で、個別試験は前期A方式と同じ3教科3科目・配点合計300点(英語資格換算も利用可)を組み合わせ、合計400点で合否が判定されます。共通テストの国語は近代以降の文章150点+古文50点(漢文を除く)の合計200点を100点に換算、外国語(英語)はリーディング75点+リスニング25点の配点で、他の外国語での受験も可能です。試験日は個別試験と同じ2027/2/13、募集人員は前期全学部・A・B(C)方式と合算の枠(現代経済学科の場合☆127名)です。
学科による違い|生活環境経済学科・国際経済学科の場合
生活環境経済学科・国際経済学科も、前期全学部・前期A・前期B(C)・全国・スカラシップ・後期・共通テストAS方式という骨格は現代経済学科と共通していますが、前期全学部・A・B(C)・共通テストAS方式の合算募集人員は生活環境経済学科☆138名・国際経済学科☆108名と、現代経済学科の☆127名より学科ごとに差があります。全国方式の募集人員も生活環境経済学科20名・国際経済学科15名と異なります。複数学科を併願する場合は、学科別に募集人員・配点を確認したうえで出願計画を立てる必要があります。塾費用や指導形態を検討する際の目安については大学受験の塾費用は年間いくら?学年別相場と安く抑える方法でも詳しく取り上げているので、あわせて参考にしてください。
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科目別の出題傾向|国語・英語・数学・地歴公民で何が問われるか
ここからは科目別に、専修大学経済学部(一般選抜)の出題傾向を見ていきます。以下は民間の受験指導サイトが公開している分析にもとづく一般的な傾向であり、大学の公式見解ではありません。過去問の実際の設問内容そのものは著作権の関係で紹介できないため、傾向の要約にとどめます。年度によって出題内容は変わるため、断定的な予想として受け取らないようご注意ください。
国語の出題傾向
国語は現代文を中心に、漢文を除いた範囲から出題されます。私立大学のマークシート方式に共通する傾向として、評論文を中心とした読解問題で、語彙・漢字の知識問題と本文の内容理解を問う設問が組み合わされる形式が多いと指摘されています。標準的な語彙力と、本文の論理展開を素早く追う読解力の両方が求められる傾向があるとされます。共通テスト利用入試(前期AS方式)の国語は、近代以降の文章150点+古文50点の合計200点を100点に換算する独自の換算ルールがあるため、共通テストでの国語対策では古文も一定の比重で対策しておく必要がある点は一般入試(本学独自試験)の国語とは異なります。
英語の出題傾向
私立大学の一般入試(マークシート方式)全般に共通する傾向として、長文読解・文法・会話文・語句整序など複数の大問で構成され、教科書や授業の範囲で扱われるような標準レベルの内容が中心だと指摘されています。長文読解では内容一致や空欄補充の設問が多く、単語・熟語・文法の基礎知識を正確に運用できるかが問われる傾向があるとされます。前期全学部方式・前期A方式・前期AS方式では英語資格・検定試験のスコアを換算利用できるため、GTECや実用英語技能検定などで一定のスコアを確保しておくと、当日の得点力に自信がない場合でも出願の選択肢を広げられます。マークシート方式のため部分点という概念がなく、1問ごとの取りこぼしがそのまま得点差に直結する点も、記述式中心の国公立大学入試とは異なる注意点です。
数学の出題傾向
数学は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cの範囲(数学Aは場合の数と確率・数学と人間の活動・図形の性質、数学Bは数列、数学Cはベクトル)から出題されます。私立大学の経済学部で数学が選択科目として課される場合に共通する傾向として、計算力を問う問題と典型的な解法パターンを組み合わせて解く問題が中心になりやすいと指摘されています。出題範囲が数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cの基本的な内容に指定されているため、公式・解法をどれだけ正確に、かつスピーディーに運用できるかが得点力を左右すると考えられます。前期B方式で選択科目として数学を選ぶ場合は、この範囲を確実に得点源にできるレベルまで仕上げておく必要があります。
地理歴史・公民の出題傾向
選択科目として選べる地理歴史(世界史(歴史総合,世界史探究)/日本史(歴史総合,日本史探究)/地理(地理総合,地理探究))・公民(公共と政治・経済をあわせて1科目)は、教科書レベルの基礎的な知識問題が中心とされ、記述式ではなくマークシート方式で出題される私立大学入試に共通する傾向があります。用語の丸暗記だけでなく、歴史的な出来事の因果関係や、政治・経済の仕組みの理解を問う設問が含まれる傾向が指摘されているため、単純な一問一答形式の暗記だけに偏らない学習が有効とされています。歴史総合・地理総合といった新課程の共通必履修科目が範囲に含まれる点も、旧課程で学んだ浪人生は特に注意しておきたいところです。
前期全学部・A方式・B(C)方式、どれが自分に合うか一緒に整理します
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科目別の対策の方針
出題傾向を踏まえ、ここからは科目別の対策の方向性を整理します。得意科目重視型のB・C方式が用意されていることを踏まえると、3教科をバランスよく仕上げることに加え、1科目を突出させる戦略も視野に入れておくことが対策の出発点になります。
得意科目重視型(B・C方式)を見据えた科目選び
専修大学の前期B方式・前期C方式は選択科目または外国語の配点が150点に引き上げられるため、「3教科すべてを平均的に得点すること」以上に「配点が上がる科目でどれだけ高得点を稼げるか」を意識した科目選択が重要になります。素点そのままで判定されるため、東洋大学のような偏差値換算方式と異なり、模試や過去問演習での得点がそのまま合否判定のイメージに直結しやすいのも特徴です。自分がどの科目で高い得点を安定して取れるかを、高2の終わりまでに一度整理しておくと、前期全学部・A方式(300点均等)と前期B(C)方式(得意科目150点)のどちらに出願するかを判断する材料になります。
国語の対策
国語は、現代文の評論文読解を重点的に鍛えることが土台になります。語彙・漢字の知識問題は独学でも対策しやすい一方、本文の論理展開を素早く追う読解力は問題演習量がそのまま得点力に直結するため、高3では過去問演習に加えて同レベルの問題集を並行して解く習慣をつけておくとよいでしょう。共通テスト利用入試(前期AS方式)を検討している場合は、共通テストの国語の得点が近代以降の文章150点+古文50点の合計200点を100点に換算される仕組みも踏まえ、古文の対策も並行して進めておくことをおすすめします。
英語の対策
英語は、単語・文法・熟語などの基礎知識を高2までに固めたうえで、高3からは長文読解の演習量を増やしていくのが基本方針です。標準レベルの内容が中心とされる傾向を踏まえると、難問対策よりも基礎〜標準レベルの問題を確実に得点する練習を優先することが効果的とされています。前期全学部方式・前期A方式・前期AS方式では英語資格・検定試験のスコアを利用する方式も選べるため、実用英語技能検定やGTEC等を計画的に受験し、一定のスコアを確保しておくと出願方式の選択肢が広がります。国際経済学科の前期C方式では外国語(英語)の配点が150点に引き上げられるため、国際経済学科志望者は特に英語を得点源にできるよう仕上げておくことをおすすめします。
数学の対策
数学を選択科目にする場合は、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cの基本的な公式・解法を教科書レベルから入試標準レベルまで、反復して定着させることが最優先です。数学A(場合の数と確率・数学と人間の活動・図形の性質)・数学B(数列)・数学C(ベクトル)という出題範囲が指定されているため、この範囲を確実に得点源にできるかどうかが勝負を分けます。前期B方式で数学を選択科目にする場合は、配点が150点に引き上げられる分、模試や過去問演習で自分の得点が安定して高いかどうかを確認しておくと安心です。計算ミスを減らすためには、解いた問題を後から見直す際に「知識不足」なのか「計算ミス」なのかを区別して記録しておく習慣が効果的とされています。
地理歴史・公民の対策
地理歴史・公民を選択科目にする場合は、教科書レベルの基礎的な知識を高2のうちに一通り身につけておくことが理想です。用語の丸暗記だけでなく、出来事同士のつながりや制度の仕組みを理解しながら覚える学習を心がけると、初見の設問にも対応しやすくなります。前期B方式で地歴・公民を選択科目にする場合は配点が150点に引き上げられるため、高3の早い段階から問題演習を重ねて得点を安定させておくことをおすすめします。
共通テスト利用入試を検討する場合の対策の優先順位
前期AS方式を併願する場合、対策の優先順位を一般選抜(本学独自試験)と混同しないことが大切です。共通テストは自由に選んだ1科目を100点に換算するだけで済む一方、個別試験は前期A方式と同じ3教科300点をしっかり得点する必要があるため、共通テスト対策と個別試験対策の比重をいつまで高く保つかを決めておく必要があります。共通テストの本試験(1月中旬)から個別試験(2/13)までの期間で、共通テスト向けの学習から個別試験向けの学習へどう切り替えるかを事前に計画しておくと、直前期の混乱を防ぎやすくなります。
私立大学・他の国公立大学との併願対策との両立
専修大学経済学部を第一志望としながら、他の私立大学や国公立大学を併願するご家庭は少なくありません。同じ日東駒専クラスの経済学部を併願する場合、大学ごとに配点構造や得意科目重視型の有無が異なるため、併願校対策との組み合わせ方が重要になります。たとえば東洋大学経済学部は偏差値換算という別の仕組みを採用しており(東洋大学経済学部の入試傾向と対策で詳しく紹介しています)、駒澤大学経済学部も専修大学とは異なる配点設計を採用しています(駒澤大学経済学部の入試傾向と対策を参考にしてください)。併願校ごとの配点構造の違いを早めに整理しておくと、限られた対策期間をどこに配分するかの判断がしやすくなります。
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学習スケジュールの立て方|逆算計画と学年別の目安
専修大学経済学部の入試は、方式によって配点構造が大きく異なるため、直前期に方式を決めるのではなく、学年ごとに基礎を積み上げながら早めに出願方式の見当をつけておく逆算型のスケジュールが現実的です。
高1のうちにやっておきたいこと
高1の間は、受験方式を絞り込む前の土台作りの時期です。英語・数学は積み上げ型の科目のため、高1のつまずきを高3まで持ち越さないことを最優先にしてください。英単語・英文法、数学Ⅰ・Aの基礎は、定期テストのたびに振り返りながら確実に固めておくと、高2以降の演習量を増やす土台になります。国語は、この時期から評論文を読む習慣をつけておくと、高3で本格的な読解対策に入った際の伸びが早くなります。地理歴史・公民も、授業で扱った範囲をその都度復習しておくと、高3での詰め込みを避けられます。この時期はまだ志望学科・志望方式を厳密に決める必要はなく、幅広い科目の基礎を満遍なく固めておくことが、後々どの方式を選んでも対応できる土台になります。
高2のうちにやっておきたいこと
高2は、自分がどの科目で高得点を安定して取れるかを意識し始める時期です。国語・英語・数学・地理歴史公民のうち、どの組み合わせで出願するかを高2の終わりまでに絞り込んでおくと、得意科目重視型のB・C方式を狙うかどうかも見えてきて、高3での演習を効率化できます。英語資格試験の受験を検討している場合は、高2のうちに一度受けてみて自分の現在地を把握しておくと、高3での対策計画が立てやすくなります。模試の結果を科目ごとに記録し、素点の推移を確認しておくと、どの科目を150点配点の得意科目として活かせるかの判断材料になります。オープンキャンパスや大学のWeb体験授業を通じて現代経済学科・生活環境経済学科・国際経済学科それぞれの学びの内容に触れておくと、高3での志望学科の最終決定もスムーズになります。
高3からの逆算スケジュール
高3以降は、志望方式を確定させながら過去問演習を重ねていく時期になります。おおまかな目安は次の通りです。
| 時期 | 取り組みの目安 |
|---|---|
| 高3春〜夏 | 英語長文・数学標準問題の演習量を増やし、志望方式(前期全学部・A方式/B(C)方式/全国方式)の候補を絞る |
| 高3夏〜秋 | 過去問演習を開始し、マークシート形式の時間配分に慣れる。共通テスト利用(前期AS方式)も検討する場合は共通テスト対策も並行 |
| 高3秋〜共通テスト直前 | 共通テスト利用入試に出願する科目の対策を重点的に。私立大学併願校の対策とも並行させる |
| 共通テスト後〜前期試験 | 共通テストの自己採点をもとに、一般選抜(前期)で出願する具体的な方式・日程を最終確定させる |
全国方式(2/1〜2/2)、前期B(C)方式(2/10)、前期全学部方式(2/9・2/12)、前期A方式・前期AS方式(2/13)というように、前期の試験日は複数日程・複数方式に分散しているため、1回目の手応えを踏まえて2回目以降の対策を微調整するという発想もできます。出願期間は全国方式が2027/1/4〜2027/1/21、前期各方式が2027/1/4〜2027/1/29と締切が異なるため、出願スケジュールの管理には特に注意してください。
浪人生・再受験生が押さえておきたいポイント
高卒生(浪人生)が専修大学経済学部を再受験する場合、現役時に受けた大学入学共通テストの成績は使えず、受験する年度の共通テストをあらためて受け直す必要があります。浪人期間は、現役時に手薄だった科目や、得意科目重視型の方式で活かせる科目を重点的に立て直す期間と位置づけ、春の時点で1年間の到達目標を月単位で区切っておくと、夏以降の過去問演習にスムーズに移行しやすくなります。予備校に通う場合と、必要な科目だけをオンライン家庭教師で補う場合とでは費用感が大きく異なるため、1年間の総予算をあらかじめ決めたうえで指導形態を選ぶことをおすすめします。独学と個別指導を組み合わせる際の勉強法の考え方は大学受験の勉強法|効率よく成績を伸ばす具体的な方法でも整理しているので、あわせて参考にしてください。
得意科目を150点配点で活かせるか、プロ講師と一緒に見極めます
前期B(C)方式のような得意科目重視型を活かせるかどうかは、模試の得点を客観的に見ないと判断が難しい部分です。弱点科目だけをオンラインで補強することも可能です。
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独学で目指す場合の壁と対処法
専修大学経済学部は、入試方式の選択肢が多く、得意科目重視型のB・C方式や英語資格の活用可否が方式ごとに異なるという独自の仕組みを持つ入試です。知識のインプットは独学でも進められますが、方式選びと配点の仕組みの理解は独学だけでは難しい場面が出てきます。ここでは、独学で目指す場合によくぶつかる壁と、その対処法を整理します。
壁1: 方式が多く自分に合った選択が独学では判断しづらい
前期全学部方式・前期A方式・前期B(C)方式・全国方式・スカラシップ入学試験・後期入学試験・共通テスト利用(前期AS方式)という多数の方式の中から、自分の得意科目・志望学科に合った方式を客観的に判断するには、複数の選択肢を比較検討する視点が必要ですが、独学で受験勉強を進めながら同時にこの分析まで行うのは負担が大きい作業です。特に得意科目重視型の前期B(C)方式は、メリット・デメリットを正しく理解しないまま「なんとなく有利そう」という理由で選んでしまうと、想定と違う結果につながる可能性もあります。
壁2: 得意科目重視型(B・C方式)の戦略が独学では立てにくい
前期B方式・前期C方式は、選択科目または外国語の配点を150点に引き上げるという特殊なルールを持つ分、「どの科目を伸ばせば150点配点の恩恵を最大化できるか」という戦略を立てる必要がありますが、これを独学だけで正確に組み立てるのは容易ではありません。模試の結果を科目別・方式別に整理し、自分がどの方式で最も得点を伸ばせるかを継続的に見直す作業は、受験勉強と並行して行うには手間がかかります。学習計画を立てる段階、あるいは定期的な振り返りのタイミングで、第三者に方式選びと配点構造の理解が正しいかを確認してもらえると、こうした手探りの期間を短縮しやすくなります。
壁3: 英語資格試験の活用可否が方式ごとに異なり独学では見落としやすい
前期全学部方式・前期A方式・前期AS方式では英語資格・検定試験のスコアを換算利用できる一方、全国方式・スカラシップ入学試験・後期入学試験では英語資格の換算利用についての記載が見当たらないなど、方式によって扱いが異なる可能性があります。この違いに気づかないまま英語外部検定の対策だけに時間を割いてしまうと、出願する方式によっては当日の個別試験の得点力がそのまま合否を左右することになり、想定していた戦略とずれてしまうことがあります。独学だと、こうした方式ごとの細かな違いを一つひとつ確認する作業が後回しになりやすい点は意識しておきたいところです。
| 取り組み方 | 独学で対応しやすい範囲 | 第三者の視点が有効な範囲 |
|---|---|---|
| 国語・地歴公民 | 語彙・漢字・用語の暗記、標準問題の反復演習 | 読解力の伸び方の客観的な確認 |
| 英語 | 単語・文法の暗記、長文の多読 | 資格試験の活用戦略、時間配分の調整 |
| 数学 | 公式・解法の暗記、標準問題の反復演習 | 得意科目として150点配点を活かせるかの見極め |
| 方式選び | 各方式の科目構成・配点の情報収集 | 自分の学力に合った方式・学科の絞り込み |
1対1のオンライン家庭教師であれば、必要な科目・必要な時間だけを選んで依頼できるため、「方式選びの相談だけ」「得意科目だけをさらに伸ばしたい」といった絞った使い方もしやすくなります。すべての科目を塾に切り替える必要はなく、独学で伸ばせている部分はそのまま独学を続け、方式選びや得点戦略など独学では判断しづらい部分だけをスポットで相談するという発想を持つと、費用対効果の高い受験勉強につながります。特に高3の夏以降、複数の方式・複数の日程のどれに出願するかを最終確定させる時期は、独学だけで判断せず一度客観的な意見を聞いておくと、出願直前になって迷う時間を減らせます。独学で大学受験に挑む場合の考え方は大学受験は塾なしでも合格できる?独学のメリットと注意点でも詳しく取り上げているので、あわせて参考にしてください。
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よくある質問(FAQ)
専修大学経済学部は、前期全学部・前期A方式・前期B(C)方式のどれを選べばいいですか?
得意科目の有無によって最適な方式は変わります。3教科をバランスよく得点できるなら満点300点の前期全学部方式・前期A方式が候補になり、選択科目や英語に突出した得意分野があるなら得意科目重視型の前期B(C)方式が候補になります。募集人員は前期全学部・A・B(C)・共通テストAS方式で合算されているため、複数方式を併願して受験機会を増やす受験生も少なくありません。迷った場合は、まず標準的な満点300点の方式を軸にしつつ、余力があれば得意科目重視型も併願するという組み立てが現実的です。
スカラシップ入学試験とは何ですか?一般選抜と何が違いますか?
スカラシップ入学試験は、全国入学試験・全学部入学試験と同一日・同一問題で実施される奨学生入学試験です。合格すると4年間の授業料・施設費あわせて405.8万円が免除され、返還の義務はありません。特別な追加対策をしなくても、全国方式・全学部方式に出願していれば同じ答案でスカラシップの合否も判定されるため、対策の負担を増やさずにチャレンジできる制度だといえます。
現代経済学科・生活環境経済学科・国際経済学科はどう選べばいいですか?
学びの方向性で選ぶのが基本です。経済理論やデータ分析を軸に社会に貢献したいなら現代経済学科、地域・環境・福祉といった生活環境の課題に関心があるなら生活環境経済学科、グローバルな経済課題に関心があり語学力を伸ばしたいなら国際経済学科が、それぞれの教育研究上の目的・アドミッション・ポリシーに近い選択になります。入試の募集人員・配点も学科ごとに異なるため、志望理由とあわせて確認しておくことをおすすめします。
英語資格試験を持っていないと不利になりますか?
外国語は「英語」の本学独自試験でも受験できるため、外部検定を持っていないことが直接の不利にはなりません。前期全学部方式・前期A方式・前期AS方式では外部検定のスコアを利用できる方式が選べるだけで、必須ではない点は誤解しないようにしてください。ただし、外部検定のスコアがあれば個別試験(英語)の得点と比較して高い方が採用されるため、時間に余裕があれば高2のうちに一度受験しておくのも一つの方法です。
前期方式と全国方式・後期方式の両方に出願することはできますか?
できます。前期の複数方式(前期全学部・A・B(C)・前期AS)に加えて、全国方式や後期入学試験も併願として出願することが可能です。ただし後期入学試験は募集人員が前期・全国方式より少ないため、前期・全国方式での合格を主軸に据えたうえで、後期を保険的な併願として位置づけるご家庭が多いのが実情です。
大学入学共通テスト利用入試(前期AS方式)と一般選抜(本学独自試験)は併願できますか?
できます。前期AS方式は、共通テストの成績(自由に選んだ1科目・100点)と個別試験(前期A方式と同じ3教科300点)を組み合わせる方式で、試験日は前期A方式と同じ2027/2/13とされています。共通テストの得点をそのまま合否判定の一部に活かせるため、共通テストの手応えがよかった場合は追加の負担を抑えつつ出願できる点がメリットです。ただし出願期間や配点の仕組みが方式ごとに異なるため、出願スケジュールの管理には注意してください。
浪人しても専修大学経済学部は受験できますか?
受験できます。ただし前述の通り、現役時に受けた大学入学共通テストの成績は使えず、受験する年度の共通テストを新たに受け直す必要があります。浪人期間の使い方としては、現役時に手薄だった科目や、得意科目重視型の方式で活かせる科目を重点的に立て直す1年間の計画を立てるのが基本です。
全国方式の試験会場はどこにありますか?
全国方式(全国入学試験)は、神奈川・北海道・福島・東京・新潟・長野・静岡・大阪・広島・福岡・沖縄・宮城・栃木・群馬・山梨・石川・愛知など、全国17会場規模で実施されます。前期全学部方式・前期A方式・前期B(C)方式は神奈川・福島・埼玉・千葉・東京・新潟・長野・静岡・宮城・茨城・愛知など、全国方式よりはやや絞られた会場で実施されます。地方在住で東京の会場まで足を運びにくい受験生は、全国方式の活用も検討するとよいでしょう。会場の詳細は年度により変更される可能性があるため、出願前に必ず最新の入学試験要項でご確認ください。
まとめ|専修大学経済学部合格への次の一歩
専修大学経済学部の入試は、一般選抜(本学独自試験)だけで前期全学部方式・前期A方式・前期B(C)方式・全国方式・スカラシップ入学試験・後期入学試験、さらに大学入学共通テスト利用入試「前期AS方式」と、選択肢が非常に多いことが特徴です。国語・外国語・選択科目1科目の「3教科3科目」型を基本としつつ、得意科目の配点を150点に引き上げられる前期B(C)方式という独自の設計を踏まえ、自分の得意科目に合った方式を選ぶことが対策の出発点になります。
現代経済学科・生活環境経済学科・国際経済学科という3学科の違いも見落とせないポイントです。学びの方向性とアドミッション・ポリシーを踏まえて志望学科を決め、学科ごとの募集人員・配点を確認することが、専修大学経済学部の入試傾向に合った対策の考え方だといえます。
浪人・再受験を検討している場合や、他の日東駒専クラスの経済学部との併願を考えている場合も、基本的な考え方は変わりません。自分がどの科目で高得点を安定して取れるかを客観的に把握し、そこに学習時間を優先的に配分することが、専修大学経済学部のように方式の選択肢が多い入試では特に効いてきます。現役生・浪人生を問わず、今の学力と各方式の募集人員・配点との組み合わせを定期的に見直しながら計画を修正していくことが、結果的に最短距離の対策につながります。方式の多さを「複雑で面倒なもの」と捉えるのではなく、「自分の得意科目を活かせるチャンスが複数ある」と前向きに捉え直せると、出願計画そのものにも余裕が生まれます。
本記事の情報は執筆時点(専修大学公式サイトの学部入試情報および大学受験情報サイトに掲載された2027年度・2026年度の入試情報)のものです。後期入学試験・スカラシップ入学試験の一部は執筆時点で2027年度分が未公開のため、入試制度・配点・募集人員は今後の要項公開時に変更・確定される可能性があります。出願前には必ず専修大学の公式サイト・最新の学生募集要項でご確認ください。特に「得意科目重視型のB・C方式」や「英語資格試験の活用可否」のような方式ごとの違いは、年度ごとの更新で変更されることもあるため、出願直前だけでなく学習計画を立てる時点でも最新版を確認する習慣をつけておくと安心です。
スプリング・オンライン家庭教師では、プロ講師による1対1指導を通じて、専修大学経済学部が求める科目別の得点力を強化できます。「自分の得意科目にはどの入試方式が合っているか」「今の学力から合格まで、何を・どれくらい・いつまでに進めればいいか」を、無料相談で具体的にシミュレーションすることも可能です。指導内容とコースの詳細は大学受験コースのページでも紹介しています。方式選びに迷っている方も、まずは現状を整理するところから始めてみてください。
前期全学部・A方式・B(C)方式、どれが自分に合うか一緒に整理します
得意科目の有無や英語資格の活用可否を踏まえ、専修大学経済学部のどの方式が自分に合っているかを無料相談で確認できます。その場で入会を決める必要はありません。
オンライン専門・全国対応/入会金20,000円・1時間6,000円〜(税込)/教材販売や管理費はありません