「立命館大学経営学部を目指しているけれど、全学統一方式・学部個別配点方式・共通テスト併用方式・共通テスト方式・後期分割方式・『経営学部で学ぶ感性+共通テスト』方式と入試方式が多すぎて、どれを軸に対策すればいいのかわからない」——関関同立の中でも志願者数が多く、入試方式が特に複雑な学部を志望する受験生・保護者から、こうした相談をよく受けます。結論から言うと、立命館大学経営学部の一般選抜には大きく分けて7種類の入試方式があり、経営学科と国際経営学科で募集する方式・配点も異なります。
特に経営学部は、共通テストの得点のみで合否を判定する「共通テスト方式」だけでも7科目型(900点満点)・5教科型(700点満点)・3教科型(600点満点)・後期の4教科型(600点満点)という4パターンに分かれ、さらに発想力・構想力・文章表現力を記述式で問う「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式という独自の入試まで用意されています。この記事では、立命館大学入試情報サイトが公表している2027年度一般選抜入学試験の実施概要と、直近2026年度に実施された一般選抜の結果データ(志願者数・合格者数・競争率・合格最低点)をもとに、各方式の科目構成と配点、科目別の出題傾向と対策の方針、学年別の学習スケジュール、独学で目指す場合に直面しやすい壁までを整理してお伝えします。
先にお断りしておくと、本記事で紹介する配点・募集人員などの数字は、立命館大学入試情報サイトが公開している「2027年度一般選抜入学試験 実施概要(入試ガイド2027)」に基づくものです。これは現高校生が実際に出願する2027年度(2027年4月入学)入試の予告的な資料であり、正式な「2027年度学生募集要項」は2026年11月に別途公開される予定です。入試制度・配点は正式要項の公開時や年度によって変更されることがあるため、出願にあたっては必ず最新の学生募集要項でご確認ください。
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【結論】立命館大学経営学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント
まず全体像を数字で押さえます。立命館大学経営学部の一般選抜は、方式によって受験科目数・配点・満点がまったく異なるうえ、経営学科と国際経営学科とで募集する方式自体が違います。
| 入試方式 | 科目構成の要約 | 満点 | 募集人員(2027年度) |
|---|---|---|---|
| 全学統一方式(文系) | 外国語120+国語100+選択科目100 | 320点 | 国際経営41名/経営188名 |
| 学部個別配点方式(文系型/情報型文系) | 外国語+国語+選択科目(または情報) | 370〜400点 | 国際経営8名/経営48名 |
| 共通テスト併用方式(3教科型/情報活用型文系) | 本学独自試験200+共通テスト100 | 300点 | 国際経営2名/経営12名 |
| 共通テスト方式・2月選考(7科目型/5教科型/3教科型) | 共通テストの得点のみ | 600〜900点 | 国際経営14名/経営65名 |
| 共通テスト方式・3月選考(後期・4教科型) | 共通テストの得点のみ | 600点 | 経営1名(経営学科のみ) |
| 後期分割方式(2教科型・英語国語) | 外国語120+国語100 | 220点 | 国際経営2名/経営4名 |
| 「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式 | 共通テスト600(足切り)+独自試験(記述)100で最終判定 | 実質100点満点で判定 | 経営23名(経営学科のみ) |
出典: 立命館大学入試情報サイト「2027年度一般選抜入学試験 実施概要 経営学部」。一般選抜だけで募集人員の合計は国際経営学科67名・経営学科341名の計408名にのぼり、これに加えて総合型選抜・学校推薦型選抜などを含めた学部全体の入学定員は795名(国際経営学科145名、経営学科650名)です。「配点比率」だけで単純に対策の優先順位を決めることはできないほど方式ごとの設計が異なるため、この違いを理解しないまま「とりあえず全部の方式に出願しておこう」と決めてしまうと、それぞれの方式で求められる対策の重さを見誤りかねません。
7つの入試方式、何が違うのか
全学統一方式(文系)は、全学部共通の試験問題を京都・大阪・滋賀の本学キャンパスに加え全国の地方試験地でも受験でき、1回の受験で国際経営学科と経営学科を併願できる「2学科併願制」が使える、募集人員が最も多い王道の方式です。学部個別配点方式は経営学部が独自に作成する個別試験で、文系型と情報型文系(経営学科のみ)のいずれか1つの型を選んで受験します。共通テスト併用方式は本学独自試験と大学入学共通テストの成績を組み合わせる方式で、こちらも3教科型は2学科併願制が使えます。共通テスト方式は本学独自試験を実施せず、大学入学共通テストの得点のみで合否を判定する方式で、7科目型・5教科型・3教科型(いずれも2月選考)、後期の4教科型(3月選考)という4パターンがあります。後期分割方式と「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式はいずれも3月7日に実施される、いわば最終チャンスの入試です。
経営学科と国際経営学科、募集方式が違う理由
立命館大学経営学部を理解するうえで見落とせないのが、学部個別配点方式の情報型文系、共通テスト併用方式の情報活用型文系、共通テスト方式の3教科型・後期4教科型、後期分割方式、「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式という6方式は、いずれも経営学科のみが募集し国際経営学科では実施されないという点です。国際経営学科は全学統一方式・学部個別配点方式(文系型)・共通テスト併用方式(3教科型)・共通テスト方式(7科目型・5教科型)・後期分割方式という比較的シンプルな5方式に絞られています。志望する学科によって選べる方式の数そのものが違うため、経営学科と国際経営学科のどちらを第一志望にするかを早い段階で決めておくと、対策の的が絞りやすくなります。
7パターンある入試方式、どれを軸にすべきかも一緒に考えられます
全学統一方式・学部個別配点方式・共通テスト方式・「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式など、配点構造が異なる複数の方式のうち、どれに比重を置いて準備するべきかは得意科目や志望学科によって変わります。個別に相談できます。
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立命館大学経営学部とは|学部の特徴と求められる力
立命館大学経営学部は、1962年に創設された60年以上の歴史を持つ学部です。1996年には学部理念として「ビジネスを発見し、ビジネスを創造する経営学」を確立し、2006年には国際経営学科を新設、2015年には大阪いばらきキャンパス(OIC)へ移転しました。2026年には新カリキュラムが導入されるなど、時代の変化に合わせて教育内容を更新し続けている学部です。
「ビジネスを発見し、ビジネスを創造する経営学」を掲げる学部
経営学部が掲げる理念は「ビジネスを発見し、ビジネスを創造する経営学」です。グローバル化やデジタル技術の高度化に対応しながら、豊かな市民性を備えた人材育成を目標としている点が特徴で、単に企業経営の知識を暗記するのではなく、社会の課題をビジネスの視点から発見し、創造的に解決していく実学重視の教育を展開しています。特色的なプログラムとして、創発系デジタル人材育成プログラム、アジアビジネスプログラム、会計キャリアプログラム、産官学連携事業承継教育プログラム、そしてBSA(Business Study Abroad)と呼ばれる留学プログラムが用意されており、経営学の基礎を固めながら実践的なスキルを積み上げていける設計になっています。
経営学科の4コースと国際経営学科の特色
経営学部は経営学科と国際経営学科の2学科制で、経営学科は3回生進級時に「組織コース」「戦略コース」「マーケティングコース」「会計・ファイナンスコース」の4コースから選択する仕組みになっています。1・2回生で経営学の基礎を幅広く学んだうえで、3回生から自分の関心に応じた専門領域を深めていく段階的なカリキュラムです。一方、国際経営学科は英語開講科目によるグローバルな学びと異文化経営学の総合的な学習を特徴とし、必修外国語として英語を重視するコースか2言語を学ぶコースを選択できます。英語で経営学を学ぶ環境が充実しており、BSA留学プログラムを通じて海外でのビジネス経験を積むことも想定されたカリキュラムです。両学科とも大阪いばらきキャンパス(OIC)を拠点としています。
入試が求める力(アドミッションポリシーより)
経営学部のアドミッションポリシーでは、経営学への強い関心と高い学習意欲を持つ者、学部の人材育成目的・教育目標を理解し志望する者、広く高等学校卒業レベルの基礎学力を有する者、大学での学習に必要な日本語運用能力を持つ者を求める人物像として明記しています。加えて、戦略・マーケティング・組織・会計ファイナンスの各分野での活躍や、会計資格取得、起業・事業承継、国際ビジネス分野での活躍をめざす学生も積極的に求めている点が特徴的です。特定の科目だけでなく、高校での学習を通じて幅広い基礎学力を積み上げておくことが評価につながる入試設計だといえます。志望理由書や面接を準備する段階になったら、経営学部が掲げる「ビジネスを発見し、ビジネスを創造する経営学」という理念や、4コース制・国際経営学科の英語教育のうち、自分の関心と結びつくものを具体的に調べておくと、単なる「知名度で選んだ」志望理由ではなく、自分の言葉で語れる志望動機になります。
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一般選抜の入試方式と科目構成|全学統一・学部個別配点・共通テストの配点・募集人員
ここからは、立命館大学経営学部の一般選抜の科目構成と配点を、方式ごとに詳しく見ていきます。同じ「経営学部」でも、方式によって受験する試験そのものが異なるため、どの方式を軸に据えるかによって対策の中身も変わってきます。
全学統一方式(文系)
全学統一方式は、全学部共通の試験問題を用いる方式で、試験日は2月1日・2日・3日・4日の4日間のいずれかから選んで受験します。「2学科併願制」があり、1回の受験で国際経営学科と経営学科を併願できるため、志望する学科がまだ絞り切れていない受験生にとっても使いやすい方式です。
| 時限 | 教科 | 科目 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 1時限(80分) | 外国語 | 英語 | 120点 |
| 2時限(80分) | 国語 | 国語(漢文の独立問題は出題しない) | 100点 |
| 3時限(80分) | 選択科目 | 政治・経済/地理(地理総合、地理探究)/日本史(日本史探究)/世界史(世界史探究)/数学(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B〈数列〉、数学C〈ベクトル〉)から1科目選択 | 100点 |
合計配点は320点です。3時限の選択科目は、公民・地理・日本史・世界史・数学の中から得意な1科目で受験できるため、高校での履修状況や得意科目に応じて柔軟に選べる点が特徴です。2027年度の募集人員は国際経営学科41名、経営学科188名で、経営学部の一般選抜の中でも最も募集人員の多い方式になっています。
学部個別配点方式
学部個別配点方式は、経営学部が独自の配点で実施する試験で、試験日は2月7日です。「文系型」「情報型文系」のいずれか1つの型を選択する必要があり、複数の型を併願することはできません。
| 型 | 学科 | 外国語 | 国語 | 選択科目/情報 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 文系型 | 国際経営学科 | 200点 | 100点 | 100点 | 400点 |
| 文系型 | 経営学科 | 120点 | 100点 | 150点 | 370点 |
| 情報型文系(経営学科のみ募集) | 経営学科 | 120点 | 100点 | 150点(情報Ⅰ) | 370点 |
文系型は外国語(英語)・国語(漢文の独立問題は出題しない)・選択科目(全学統一方式と同一の公民・地理・日本史・世界史・数学から1科目)という組み合わせですが、同じ試験を受けても国際経営学科と経営学科で配点の重み付けがまったく異なる点に注意が必要です。国際経営学科は外国語の配点が200点と大きく、経営学科は選択科目が150点と相対的に重い設計になっています。情報型文系は経営学科のみが募集する方式で、3時限が選択科目ではなく「情報Ⅰ」(150点)に置き換わります。2027年度の募集人員は、文系型・情報型文系を合わせて国際経営学科8名、経営学科48名です。
共通テスト併用方式
共通テスト併用方式は、本学独自試験と大学入学共通テストの成績を組み合わせる方式で、試験日は2月8日・9日です。「3教科型」「情報活用型(文系)」のいずれか1つの型を選択する必要があり、同一試験日に複数の型を併願することはできません。
| 型 | 本学独自試験 | 大学入学共通テスト | 合計 |
|---|---|---|---|
| 3教科型(2学科併願制) | 外国語(英語)100点+国語(近代以降の文章のみ)100点 | 数学/公民/地理歴史/理科のうち高得点1科目100点 | 300点 |
| 情報活用型(文系、経営学科のみ募集) | 外国語(英語)100点+国語(近代以降の文章のみ)100点 | 情報(情報Ⅰ)100点 | 300点 |
3教科型は全学統一方式と同じく2学科併願制が使え、1回の受験で国際経営学科と経営学科の両方に出願できる点が特徴です。本学独自試験は外国語・国語ともに80分ずつで、共通テストの科目は数学(数学Ⅰ・数学A、数学Ⅱ・数学B・数学C)、公民(公共・倫理、公共・政治経済)、地理歴史(地理総合・地理探究、歴史総合・日本史探究、歴史総合・世界史探究)、理科の中から最も得点の高い1科目が採用されます。情報活用型は経営学科のみが募集する方式で、共通テストの科目が情報Ⅰに固定される点が3教科型との違いです。2027年度の募集人員は、両方の型を合わせて国際経営学科2名、経営学科12名です。
共通テスト方式(7科目型・5教科型・3教科型・後期4教科型)
共通テスト方式は、本学独自試験を実施せず、大学入学共通テストの得点のみで合否を判定する方式です。共通テスト方式どうしの併願に制限はなく、本学独自試験を利用する方式との併願にも制限がありません。7科目型・5教科型・3教科型は2月選考、4教科型は3月選考(後期型)で実施されます。
| 型 | 選考時期 | 科目構成の要約 | 合計 | 募集学科 |
|---|---|---|---|---|
| 7科目型 | 2月選考 | 外国語200+国語200+数学(数ⅠA・数ⅡBC両方必須)200+公民/地歴/理科/情報から高得点3科目(各100点)300 | 900点 | 両学科 |
| 5教科型 | 2月選考 | 外国語200+国語200+数学/公民/地歴/理科/情報のうち高得点3科目(各100点)300 | 700点 | 両学科 |
| 3教科型 | 2月選考 | 外国語200+国語/数学/公民/地歴/理科/情報のうち高得点2科目(各200点)400 | 600点 | 経営学科のみ |
| 4教科型(後期型) | 3月選考 | 外国語200+国語200+数学/公民/地歴/理科/情報のうち高得点2科目(各100点)200 | 600点 | 経営学科のみ |
7科目型は国語・数学(数ⅠA・数ⅡBCの両方)が固定科目のため実質7科目分の得点が使われ、5教科型・3教科型は得点の高い科目だけが選ばれて配点される仕組みという設計です。科目数が多いほど幅広い得点力が求められる一方、1科目あたりの配点は科目数が少ない型ほど大きくなる仕組みになっています。理科の『「物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎」から2出題範囲』は、2出題範囲の合計点を1科目の得点とみなします。2027年度の募集人員は、7科目型・5教科型・3教科型を合わせて国際経営学科14名・経営学科65名、後期4教科型は経営学科のみ1名です。
後期分割方式と「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式
後期分割方式と「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式は、いずれも3月7日に実施される最終チャンスの入試です。後期分割方式は2教科型(英語・国語)のみで、外国語(英語)120点+国語(近代以降の文章のみ)100点の合計220点という、比較的シンプルな配点になっています。全学部共通で実施される後期分割方式との併願が可能です。2027年度の募集人員は国際経営学科2名、経営学科4名です。
「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式は経営学科のみが募集する、経営学部ならではのユニークな入試です。まず大学入学共通テスト(外国語200+国語200+数学の高得点1科目+公民・地歴・理科・情報のうち高得点2科目〈各200点〉の合計600点)について、得点率65%(合計得点390点)以上が合格の必要条件となり、この条件を満たした受験生についてのみ、本学独自試験である「経営学部で学ぶ感性」問題の得点のみで最終的な合否が判定されます(3時限・16時から18時の120分、発想力・構想力・文章表現力等を通じて「感性」を評価する記述試験、100点満点)。共通テストで一定の基礎学力を確認したうえで、本学独自の記述試験で経営学部が求める資質を測るという、他の方式とは性格の異なる入試です。2027年度の募集人員は23名です。
募集人員と検定料、併願の考え方
経営学部の一般選抜募集人員は、国際経営学科67名(全学統一41名・学部個別配点8名・共通テスト併用2名・共通テスト方式14名・後期分割2名)、経営学科341名(全学統一188名・学部個別配点48名・共通テスト併用12名・共通テスト方式65名・共通テスト方式後期4教科型1名・後期分割4名・「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式23名)の合計408名です。これとは別に、総合型選抜・学校推薦型選抜などを含めた経営学部全体の入学定員は795名(国際経営学科145名、経営学科650名)で、一般選抜はそのうちの一部を占める形になります。入学検定料は、本学独自試験を課す方式(全学統一方式、学部個別配点方式、共通テスト併用方式、後期分割方式、「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式)が35,000円×出願数、本学独自試験を課さない共通テスト方式が18,000円×出願数です。共通テスト方式は他の方式との併願にも制限がないため、本命の方式に加えて共通テスト方式にも出願しておくことで、出願機会を増やすという選択肢も検討できます。複数方式・複数学科に出願するほど検定料の総額は膨らむため、家計の負担も含めて出願計画を早めに家族で共有しておくと、直前になって慌てずに済みます。
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科目別の出題傾向|英語・国語・地理歴史公民・数学で何が問われるか
ここからは科目別に、立命館大学経営学部(全学統一方式など)の出題傾向を見ていきます。以下は民間の受験指導サイトが公開している分析にもとづく一般的な傾向であり、大学の公式見解ではありません。過去問の実際の設問内容そのものは著作権の関係で紹介できないため、傾向の要約にとどめます。年度によって出題内容は変わるため、断定的な予想として受け取らないようご注意ください。
英語の出題傾向
経営学部の英語は、長文読解2題を中心とした大問構成で、各大問が700語程度の分量があり、人文系から自然科学系まで幅広いトピックが扱われる傾向が指摘されています。長文読解に加えて、対話文完成問題、文法・語法問題、語彙問題が安定した形式で出題されるとされ、内容把握力に加えて語彙・熟語・基本構文を正確に選び取る力が問われるという指摘もあります。マークシート方式が中心で、試験時間80分に対して問題量が多いとされているため、大問ごとに時間配分をあらかじめ決め、速読力を鍛えておくことが有効だという指摘もあります。
国語の出題傾向
国語は現代文2題・古文1題という構成が続いているとされ、現代文は哲学論や歴史論など硬質で読みづらい文章が出題されやすい傾向が指摘されています。マークシート方式と記述式が併用され、漢字の読み書きも頻出とされます。なお、経営学部の公式の入試ガイドでは、全学統一方式・学部個別配点方式で「国語(漢文の独立問題は出題しない)」、共通テスト併用方式などでは「国語(近代以降の文章のみ)」と明記されているため、漢文の独立問題は出題されないという点は公式情報として押さえておいてください。60分ないし80分という試験時間の中で現代文2題・古文1題を解き切る必要があるため、大問ごとの時間配分をあらかじめ決めておく練習が欠かせません。
地理歴史・公民の出題傾向
3時限で選択する地理歴史・公民は、選択科目によって出題形式が異なりますが、基礎的な知識を問う問題から応用的な問題まで幅広く出題される傾向が指摘されています。マークシート方式と記述式が併用されるとされ、教科書レベルの基本事項を確実に得点することがまず優先されます。時事的なテーマと絡めた出題がなされやすい科目もあるとされ、日頃からニュースや新聞に触れておくことが土台になります。
数学の出題傾向
数学を選択する場合、大問3問構成で、微分積分とベクトルが頻出単元とされる傾向が指摘されています。マークシート方式と記述式が併用されるとされ、計算過程を丁寧に書く記述対策と、スピーディーに正答を導くマーク対策の両方が必要になります。出題範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列)・C(ベクトル)で、他学部・他大学の文系数学と共通する範囲が中心です。
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科目別の対策の方針
出題傾向を踏まえ、ここからは科目別の対策の方向性を整理します。全学統一方式の配点(外国語120・国語100・選択100)を踏まえると、外国語の得点力強化が最優先になりますが、国語・選択科目のいずれかで大きく失点しないための土台作りも欠かせません。
答案作成で科目を問わず意識したいこと
科目別の対策に入る前に、経営学部の入試全体に共通するポイントを押さえておきます。英語・国語ともに文章量の多さが特徴として指摘されており、時間内に問題量をさばききるタイムマネジメントが得点を左右します。過去問演習の段階から時間を計り、大問ごとにかける時間の上限をあらかじめ決めておく練習を積んでおくと、本番での時間切れを防ぎやすくなります。国語や地理歴史の記述式設問は、自己採点だけで終わらせず、学校の先生や第三者に見てもらい、客観的な視点でのフィードバックを定期的に受けることが記述力を伸ばすうえで欠かせません。過去問演習を始めた後は、解いた年度・大問ごとに「制限時間内に着手できたか」「記述設問でどの程度得点できたか」を簡単な表にまとめて記録しておくと、自分の弱点が科目のどの部分に偏っているかが可視化されます。
英語の対策
英語は、単語・熟語・文法などの基礎知識を高2までに固めたうえで、高3からは長文を時間内に読み切る速読力の強化に軸足を移すのが効果的です。700語規模の長文が複数題出題されるとされる傾向を踏まえ、基礎語彙を固めたうえで関関同立レベルまで範囲を広げていくことが得点の土台になります。対話文完成・文法語法・語彙問題といった設問形式に早い段階から慣れておくと、本番での取り組み方が安定します。英語外部資格試験のスコア等が一定基準に達している場合には「外国語」の特例措置が用意されているため、対象になりそうな場合は英検やTOEFLなど対象の資格・検定試験の受験計画を高2のうちから立てておくことをおすすめします。
国語の対策
現代文は、哲学論や歴史論など硬質な評論文を日常的に読み慣れることが土台になります。新書レベルの評論文を読み、筆者の主張とその根拠を自分の言葉で要約する練習を重ねると、記述式設問に対応しやすくなります。漢字の読み書きが頻出とされる傾向を踏まえ、漢字学習を疎かにしないことも得点の底上げにつながります。古文は基礎的な単語・文法を固めたうえで、内容解釈の設問に対応できるよう、文学史や古典常識にも触れておくと安心です。
地理歴史・公民・数学の対策
地理歴史・公民を選択する場合は、教科書の重要語句を自分の言葉で説明する練習を積んでおくことが、記述式の設問への対応力を高めます。基礎的な問題を確実に得点することが応用問題への対応力にもつながるため、まずは教科書レベルの一問一答を反復することを優先してください。数学を選択する場合は、微分積分・ベクトルが頻出とされる傾向を踏まえ、この2分野を重点的に演習しつつ、数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bの範囲全体を標準レベルの問題集で反復して固めることが優先されます。
私立大学・国公立大学との併願対策との両立
立命館大学経営学部を第一志望としながら、他の関関同立各大学や国公立大学を併願するご家庭は少なくありません。全学統一方式や共通テスト併用方式(3教科型)は2学科併願制のため、1回の受験で国際経営学科と経営学科の両方に出願できるなど、受験機会を効率よく確保できる工夫が用意されています。共通テスト方式で併願する私立大学がある場合は、共通テストの得点をそのまま複数の大学の判定に使えるため、共通テスト対策の比重を計画的に高めておくと、併願戦略全体の効率が上がります。オンライン家庭教師サービスの選び方や他社比較はオンライン家庭教師おすすめ15選比較|料金・講師の質で選ぶでも整理しているので、あわせて参考にしてください。
7パターンある入試方式、どれを軸にすべきかも一緒に考えられます
全学統一方式・学部個別配点方式・共通テスト方式・「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式など、配点構造が異なる複数の方式のうち、どれに比重を置いて準備するべきかは得意科目や志望学科によって変わります。個別に相談できます。
オンライン専門・全国対応/入会金20,000円・1時間6,000円〜(税込)/教材販売や管理費はありません
学習スケジュールの立て方|逆算計画と学年別の目安
立命館大学経営学部の入試は、方式によって求められる科目・配点が大きく異なるため、直前期にまとめて対策するのではなく、学年ごとに積み上げる逆算型のスケジュールが現実的です。
高1のうちにやっておきたいこと
高1の間は、受験方式を絞り込む前の土台作りの時期です。英語・国語は積み上げ型の科目のため、高1のつまずきを高3まで持ち越さないことを最優先にしてください。英単語・英文法の基礎、現代文の読解の基礎は、定期テストのたびに振り返りながら確実に固めておくと、高2以降の演習量を増やす土台になります。地理歴史・公民・数学のどれで受験するかまだ決めていない場合でも、この時期から関心の高い科目に触れておくと、高2での科目選択がスムーズになります。
高2のうちにやっておきたいこと
高2は、どの入試方式を軸にするかを意識し始める時期です。英語の単語・文法、国語の読解の基礎は、高2の終わりまでに一通り仕上げておきたいところです。英語外部資格試験のスコアを活用できる可能性がある場合は、高2のうちに一度受験しておくと、高3での再受験計画が立てやすくなります。また、高2の後半からは志望校を意識した模試を受け始め、経営学部の記述式問題(国語の内容説明、地理歴史・数学の記述など)に近い形式に触れておくと、高3でのギャップを減らせます。3時限で選択する地理歴史・公民・数学は、高2のうちに授業内容を一通り理解しておくと、高3での詰め込みを避けられます。
高3からの逆算スケジュール
高3以降は、複数方式への出願を見据えながら、共通テスト対策と個別試験対策を並行して進める時期になります。おおまかな目安は次の通りです。
| 時期 | 取り組みの目安 |
|---|---|
| 高3春〜夏 | 英語長文・国語の読解演習量を増やし、記述の基礎を固める。3時限選択科目の基礎を仕上げる |
| 高3夏〜秋 | 過去問演習を開始し、時間配分と答案の書き方(記述式で減点されにくい書き方)を確認していく |
| 高3秋〜共通テスト直前 | 共通テスト方式や共通テスト併用方式を検討している場合は、共通テスト対策の比重を一時的に高める |
| 共通テスト後〜全学統一・学部個別配点試験 | 共通テストの自己採点をもとに、全学統一方式・学部個別配点方式の総仕上げに専念 |
共通テスト方式や共通テスト併用方式は1月中旬の共通テストの得点が使われるため、共通テスト対策の追い込みと、全学統一方式・学部個別配点方式に向けた記述式対策のバランスを意識したスケジュール管理が必要です。3月選考の後期分割方式や「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式まで見据える場合は、2月選考の結果を見てから対策の比重を切り替える判断も必要になります。
どの方式を軸にするか、出願戦略の立て方
立命館大学経営学部は7種類の受験パターンがあるため、「どれを本命にするか」を早めに決めておくことが、直前期の対策の分散を防ぐポイントになります。全学統一方式(募集人員が最も多い)は多くの受験生にとって本命の軸になりやすい一方、共通テスト方式は経営学部独自の対策が不要なため、共通テスト対策がそのまま出願機会の確保につながるという利点があります。全学統一方式・共通テスト併用方式(3教科型)は、地方在住の受験生でも利便性が高く、1回の受験で国際経営学科・経営学科の両方に併願できるというメリットもあります。どれか1つに絞るのではなく、全学統一方式を主軸にしつつ共通テスト方式も出願する組み立てが現実的なご家庭が多いのが実情です。大学受験の指導形態を選ぶうえでは、まず塾にかかる費用感を把握しておくと計画が立てやすくなります。塾費用の相場については大学受験の塾費用は年間いくら?学年別相場と安く抑える方法でも詳しく取り上げているので、あわせて参考にしてください。指導内容とコースの詳細は大学受験コースのページでも紹介しています。
浪人生・再受験生が押さえておきたいポイント
高卒生(浪人生)が立命館大学経営学部を再受験する場合、現役時とは異なる方式構成に変わっていることがある点に注意が必要です。学部個別配点方式の情報型文系や共通テスト方式の3教科型は、直近の年度で新設された比較的新しい方式であるように、方式構成は年度によって見直されることがあります。浪人期間は、現役時に手薄だった科目(特に配点の大きい外国語や、記述力が課される国語)を重点的に立て直す期間と位置づけ、春の時点で1年間の到達目標を月単位で区切っておくと、夏以降の過去問演習にスムーズに移行しやすくなります。塾・予備校に通う場合と、必要な科目だけをオンライン家庭教師で補う場合とでは費用感が大きく異なるため、1年間の総予算をあらかじめ決めたうえで指導形態を選ぶことをおすすめします。
国際経営学科と経営学科、どちらを目指すかもプロと一緒に整理できます
学科によって募集人員や選べる入試方式が異なります。今の学力・興味関心から、どちらの学科・どの方式が現実的かを客観的に整理するお手伝いをします。
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独学で目指す場合の壁と対処法
立命館大学経営学部は、7種類の入試パターンから自分に合った方式を選び、それぞれの配点構造に合わせて対策する必要がある入試です。知識のインプットだけなら独学でも進められますが、制度の理解と記述答案の完成度を独学だけで両立させるのは簡単ではありません。ここでは、独学で目指す場合によくぶつかる壁と、その対処法を整理します。
壁1: 7パターンの制度が複雑で、方式選びを間違えやすい
ここまで見てきた通り、経営学部は全学統一方式・学部個別配点方式・共通テスト併用方式・共通テスト方式(4パターン)・後期分割方式・「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式という7つのパターンがあり、配点の設計も学科によって異なります。この制度を正確に理解しないまま計画を立てると、自分の得意科目や志望学科に合わない方式を選んでしまうおそれがあります。特に学部個別配点方式の「国際経営学科は外国語200点・経営学科は外国語120点」という配点の違いや、「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式の「共通テストの得点率65%が足切り、最終判定は独自試験のみ」という二段階の仕組みは、独学で募集要項を読み込むだけでは見落としやすいポイントです。定期的に第三者に出願計画の理解が正しいかを確認してもらえると、こうした見落としを防ぎやすくなります。
壁2: 記述式答案の採点基準が独学ではわからない
国語の内容説明や地理歴史・数学の記述式設問、そして「経営学部で学ぶ感性」問題のような発想力・構想力・文章表現力を問う記述試験は、採点基準が大学から公表されていません。参考書の模範解答と見比べるだけでは、「自分の答案がどこで評価されているのか」を正確に把握するのが難しいというのが独学最大の壁です。特に「経営学部で学ぶ感性」問題は模範解答という概念がなじみにくい記述試験であるため、模範解答の丸暗記に頼ることもできません。第三者による添削なしに記述の精度を上げるには時間がかかるため、記述式の設問がある科目や独自の記述試験は特に、定期的な添削の機会を確保しておくことが重要です。
壁3: 募集人員が少ない方式ほど、情報が少ない
全学統一方式(募集229名)の情報は市販の対策本や情報サイトでも比較的充実している一方、後期分割方式(募集6名)や「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式(募集23名)のような募集人員の少ない方式は、合格体験記や対策情報がインターネット上でもほとんど見つかりません。募集人員が少ない方式ほど「昨年はどのくらいのスコア・得点で合格できたか」という具体的な基準が共有されにくく、独学だと自分の対策が合格ラインに対してどの水準にあるのか、客観的に把握しづらいという構造的な難しさがあります。こうした方式を検討する場合は、対策情報が少ない分をプロ講師のサポートで補う、という発想を持っておくと、情報不足による手探りの期間を短縮しやすくなります。
対処法: 状況に応じてプロの視点を取り入れる
こうした壁への現実的な対処法は、すべてを塾に任せるのではなく、「独学で進められる範囲」と「第三者の視点が必要な範囲」を切り分けることです。知識のインプットや基礎演習は独学で進めながら、記述答案の添削や出願戦略の相談など、独学では検証しづらい部分だけをプロ講師に依頼するという使い方であれば、費用を抑えながら独学の弱点を補えます。
| 取り組み方 | 独学で対応しやすい範囲 | 第三者の視点が有効な範囲 |
|---|---|---|
| 英語 | 単語・文法の暗記、長文の多読 | 対話文・記述問題の添削、時間配分の調整 |
| 国語 | 古文単語・文法・漢字の暗記、評論文の多読 | 記述式内容説明の添削、字数配分の調整 |
| 地理歴史・公民・数学 | 教科書知識の暗記、標準問題の反復演習 | 記述問題の添削、頻出単元の優先順位づけ |
| 出願方式の選定 | 要項を読んで制度の概要を把握すること | 自分の得意科目・志望学科に合った方式・配点構造の見極め |
1対1のオンライン家庭教師であれば、必要な科目・必要な時間だけを選んで依頼できるため、「国語の記述添削だけ」「出願方式の相談だけ」といった絞った使い方もしやすくなります。すべての科目を塾に切り替える必要はなく、独学で伸ばせている部分はそのまま独学を続け、記述の精度や制度理解が頭打ちになっている部分だけをスポットで依頼するという発想を持つと、費用対効果の高い受験勉強につながります。塾に通わず大学受験を目指す方法については塾なしで大学受験は可能?独学合格の方法とポイントでも取り上げているので、独学と個別指導を組み合わせる際の目安として参考にしてください。
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よくある質問(FAQ)
立命館大学経営学部は、全学統一方式と学部個別配点方式、どちらを重視すべきですか?
募集人員は全学統一方式(国際経営学科41名・経営学科188名)の方が学部個別配点方式(国際経営学科8名・経営学科48名)より大きく、多くの受験生にとって全学統一方式が主戦場になります。全学統一方式は地方試験地でも受験でき、2学科併願制も使えるため出願の自由度が高いという利点があり、全学統一方式を主軸にしつつ他の方式も併願するという組み立てが現実的です。
国際経営学科と経営学科、募集人員や配点はどう違いますか?
2027年度の一般選抜募集人員は国際経営学科67名、経営学科341名で、経営学科の方が大幅に多く設定されています。学部個別配点方式(文系型)の配点も、国際経営学科は外国語200点・経営学科は外国語120点と異なり、経営学科のみが募集する方式(学部個別配点方式の情報型文系、共通テスト併用方式の情報活用型文系、共通テスト方式の3教科型・後期4教科型、後期分割方式、「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式)も複数あります。志望する学科によって選べる方式そのものが変わる点に注意してください。
「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式とはどんな入試ですか?
経営学科のみが募集する独自の入試方式です。大学入学共通テストの得点率が65%以上であることがまず合格の必要条件となり、この条件を満たした受験生についてのみ、本学独自試験「経営学部で学ぶ感性」問題(発想力・構想力・文章表現力等を評価する記述試験、100点満点)の得点のみで最終的な合否が判定されます。2027年度の募集人員は23名です。
共通テスト方式にはなぜ4パターンもあるのですか?どう選べばいいですか?
共通テスト方式には、2月選考の7科目型(900点満点)・5教科型(700点満点)・3教科型(600点満点、経営学科のみ)と、3月選考の後期4教科型(600点満点、経営学科のみ)があります。科目数が多いほど幅広い得点力が必要になる一方、科目数が少ない型ほど1科目あたりの配点が大きくなるため、共通テストで幅広い科目に得点力がある受験生は7科目型や5教科型、特定科目に強みが偏っている受験生は3教科型が選択肢になります。共通テスト方式どうしの併願に制限はないため、複数の型に出願することも可能です。
全学統一方式や共通テスト併用方式の「2学科併願制」とは何ですか?
「2学科併願制」とは、1回の受験で国際経営学科と経営学科の両方に出願できる仕組みで、全学統一方式(文系)と共通テスト併用方式(3教科型)で利用できます。志望する学科をまだ決め切れていない受験生や、両学科どちらでも進学したいと考えている受験生にとって、受験機会を効率よく確保できる制度です。
立命館大学経営学部の合格最低点・競争率はどのくらいですか?
2026年度の実施結果によれば、経営学科の全学統一方式(文系)は満点320点に対し合格最低点213点(得点率66.6%)・競争率4.2倍、国際経営学科の全学統一方式(文系)は満点320点に対し合格最低点209点(得点率65.3%)・競争率4.1倍でした。経営学部全体(国際経営学科・経営学科の合計)では志願者数10,163名・受験者数9,841名・合格者数2,483名・競争率4.0倍という結果でした。合格最低点・競争率は年度によって変動するため、あくまで直近の実績としての参考値としてとらえ、出願前には必ず最新の入試結果もあわせて確認してください。
浪人しても立命館大学経営学部は受験できますか?
受験できます。ただし前述の通り、入試方式の構成そのものが年度によって見直されることがある(学部個別配点方式の情報型文系や共通テスト方式の3教科型が近年新設されたなど)ため、現役時の情報をそのまま使わず、出願する年度の最新の要項を必ず確認する必要があります。浪人期間の使い方としては、現役時に手薄だった科目や、配点の大きい外国語・国語を重点的に立て直す1年間の計画を立てるのが基本です。
まとめ|立命館大学経営学部合格への次の一歩
立命館大学経営学部の入試は、全学統一方式(文系)、学部個別配点方式(文系型・情報型文系)、共通テスト併用方式(3教科型・情報活用型文系)、共通テスト方式(7科目型・5教科型・3教科型・後期4教科型)、後期分割方式、「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式という7つのパターンがあり、それぞれ満点も配点の設計も異なります。特に経営学科のみが募集する方式が複数ある点や、「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式のような独自の仕組みがあるため、募集要項を正確に読み解いたうえで、どの方式・どの学科を軸にするかを決めることが欠かせません。
全学統一方式であれば外国語120点の得点力、共通テスト方式であれば幅広い科目での安定した得点力が合否を左右します。配点比率だけを見て科目の優先順位を決めるのではなく、自分がどの方式で得点を伸ばしやすいかを軸に学習計画を組むことが、この学部の入試傾向に合った対策の考え方だといえます。
浪人・再受験を検討している場合や、他の関関同立各大学・国公立大学との併願を考えている場合も、基本的な考え方は変わりません。自分が出願する方式の配点構造を正確に把握し、そこに学習時間を優先的に配分することが、立命館大学経営学部のように方式が多く配点構造がやや複雑な入試では特に効いてきます。現役生・浪人生を問わず、今の学力と各方式で必要な得点との差を定期的に数値で確認しながら計画を修正していくことが、結果的に最短距離の対策につながります。
本記事の情報は執筆時点(2027年度一般選抜入学試験実施概要・入試ガイド2027、および2026年度一般選抜結果データ)のものです。正式な「2027年度学生募集要項」は2026年11月に別途公開される予定であり、入試制度・配点・募集人員は正式要項の公開時や年度によって変更される可能性があります。出願前には必ず立命館大学入試情報サイト・最新の学生募集要項でご確認ください。特に経営学部のように「学科によって募集する方式が異なる」「方式によって配点の設計が異なる」といった細かい仕組みは、年度ごとの更新版で変更されることもあるため、出願直前だけでなく、学習計画を立てる時点でも最新版を確認する習慣をつけておくと安心です。
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