2026/09/05 大学受験

明治学院大学法学部の入試傾向と対策|4学科の配点・科目別対策を徹底解説

「明治学院大学法学部は法律学科・消費情報環境法学科・グローバル法学科・政治学科の4学科もあって、どう選べばいいのか分からない」——明治学院大学法学部を志望する受験生・保護者から、こうした相談をよく受けます。結論から言うと、一般選抜には全学部日程・A日程に加え、法学部だけの独自入試であるB日程があるうえ、合否判定には「偏差値方式」という仕組みが採用されており、しかもA日程では外国語(英語)の偏差値を1.5倍にして合算するという独自の重み付けがあります。

明治学院大学には経済学部(経済学科・経営学科・国際経営学科)もありますが、経済学部の合否判定は「素点調整方式」というまったく別の仕組みです。法学部は経済学部と違い、全学部日程・A日程とも偏差値方式で合否を判定し、A日程では外国語の配点比重が高いため、対策の考え方も経済学部とは変わってきます。この記事では、明治学院大学の公式サイトが公開している入試情報ページと入試結果データをもとに、一般選抜(全学部日程・A日程・B日程・共通テスト利用入試)の科目構成と配点、科目別の出題傾向と対策の方針、学年別の学習スケジュール、独学で目指す場合に直面しやすい壁までを整理してお伝えします。

先にお断りしておくと、本記事で紹介する配点・募集人員・倍率などの数字は、2027年度(令和9年度)入学者選抜に対応する明治学院大学公式サイトの入試情報ページ(2026年9月時点で公開されている内容)、および2026年度入試結果のデータにもとづいています。明治学院大学の2027年度入学試験要項(冊子・PDF)自体は2026年10月上旬公開予定で本記事執筆時点では未公開のため、入試制度は今後の要項公開時に変更・確定情報が追加される可能性があります。出願にあたっては必ず明治学院大学の公式サイトおよび最新の学生募集要項でご確認ください。

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【結論】明治学院大学法学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント

まず全体像を数字で押さえます。明治学院大学法学部(法律学科・消費情報環境法学科・グローバル法学科・政治学科)の一般選抜には、全学部日程・A日程・B日程という3つの独自入試と、大学入学共通テスト利用入試(前期)があります。

入試方式科目数合否判定募集人員(法律学科)
全学部日程 3教科型3科目偏差値方式(重み付けなし)約10名
全学部日程 英語外部検定試験利用型2科目偏差値方式(重み付けなし)約5名
A日程 3教科型3科目偏差値方式(外国語×1.5)約110名
B日程2科目350点満点約10名
共通テスト利用 前期3科目450点満点約15名

出典: 明治学院大学公式サイト各入試制度ページ・印刷用PDF(2026年9月時点の公開内容、2027年度入学試験要項は2026年10月上旬公開予定)。最も募集人員が多いのはA日程3教科型の約110名で、全学部日程・B日程・共通テスト利用と合わせると法律学科だけで年間150名前後の枠があるのが明治学院大学法学部の特徴です。「とりあえず一番人数の多いA日程だけ対策すればいい」と単純に考えてしまうと、実は法学部だけの独自入試であるB日程や、英語外部検定試験を持っていれば有利になる出願資格方式など、自分に合った選択肢を見落としてしまうこともあります。

「偏差値方式」という明治学院大学法学部のルール

明治学院大学法学部の入試で必ず押さえておきたいのが、合否判定の方法が「偏差値方式」だという点です。全学部日程では3科目(英語外部検定試験利用型は2科目)の素点をそれぞれ偏差値に換算し、その合計の順位で合否を判定する仕組みが採用されています。これは、経済学部などで採用されている「素点調整方式」(選択科目の素点を平均点で調整したうえで合算する方式)とは異なる考え方で、受験者集団の中での相対的な位置がそのまま評価に反映される点が特徴です。全学部日程では科目間の重み付けはなく、3科目の偏差値をそのまま合計する仕組みになっています。ここでいう偏差値換算とは、受験者全体の平均点や得点のばらつき(標準偏差)をもとに、各科目の素点をその年度の難易度差を踏まえた指標に変換する統計的な処理のことです。同じ80点でも、平均点が高く易しかった科目と、平均点が低く難しかった科目とでは、換算後の偏差値が変わってくる点が素点方式との大きな違いです。

A日程だけの「外国語1.5倍」という重み付け

A日程では、全学部日程とは異なる配点構造が採用されています。国語・地理歴史公民数学の偏差値はそのまま(等倍)である一方、外国語(英語)の偏差値だけを1.5倍にしてから3科目を合計するという重み付けが、法律学科・消費情報環境法学科・グローバル法学科・政治学科の4学科共通で採用されています。参考までに、同じ重み付けは社会学部(社会学科・社会福祉学科)のA日程でも採用されていますが、文学部(英文学科など)や国際学部では外国語の偏差値が2倍、経済学部は素点調整方式で科目間が均等という違いがあります。英語が得意な受験生にとっては、A日程は特に有利に働きやすい配点構造だといえます。

4学科・4つの入試方式から選ぶ視点

方式が多いからこそ、選び方の軸をシンプルに持っておくことが大切です。1つ目は「学びたい内容」で、法律を幅広く学びたいなら法律学科、情報技術と法を掛け合わせて学びたいなら消費情報環境法学科、留学を含め英語力を伸ばしながら法を学びたいならグローバル法学科、政治や社会の仕組みに関心があるなら政治学科が候補になります。2つ目は「英語がどれだけ得点源になるか」で、英語が得意ならA日程や、法律・消費情報環境法・グローバル法のB日程(350点中英語150点)が有利に働きやすい一方、国語・地歴公民数学が得意なら全学部日程の3教科型が候補になります。3つ目は「B日程まで見据えるかどうか」で、法学部にはB日程という独自の後半日程があり、法律・消費情報環境法・グローバル法の3学科間では第二志望制度も使えます。この3つの視点を高2の終わりまでに一度整理しておくと、高3の出願準備がスムーズになります。

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明治学院大学法学部とは|4学科の特徴と求められる力

明治学院大学法学部は、弱者を尊重する「自由で平等な社会」を構築できる専門的知識を備え、正義に反する場面で「声をあげる勇気」をもった人材育成を教育目標に掲げる学部です。「リーガルマインドをもった市民」の育成を掲げており、法学部全体のアドミッション・ポリシーでは、正義感・責任感をもち社会貢献意欲の高い人材を求め、読解力・思考力・表現力、地理歴史・公民の知識、英語の基礎力を必須の基礎学力としています。法学部には法律学科・消費情報環境法学科・グローバル法学科・政治学科の4学科があり、それぞれ学びの方向性が異なります。4学科はいずれも卒業時に130単位の修得を卒業要件(ディプロマ・ポリシー)として定めており、学科ごとに求める能力の内訳は異なるものの、幅広い教養と専門知識に加えて他者や社会への貢献姿勢を卒業時の到達目標として明示している点は共通しています。カリキュラムの面でも、1年次に少人数の基礎演習を必修化し、学年が上がるにつれて専門科目・応用科目を積み上げていく設計は4学科でおおむね共通する考え方です。

法律学科の特徴

法律学科は「法律学の基本的素養を身につけ、公正かつ論理的な判断で問題解決に貢献できる市民」の育成を教育目標に掲げる学科です。140を超える専門科目を提供し、法学部3年間と法科大学院2年間の計5年で司法試験合格を目指す「法曹コース」(2020年開始)や、公務員試験対策、教員免許取得にも対応した進路別の履修モデルが用意されています。1・2年次で基礎教育、3・4年次で応用・発展科目を配置し、憲法・民法・刑法を必修科目とするカリキュラムが特徴です。

消費情報環境法学科の特徴

消費情報環境法学科は、「情報通信技術の知見を活用して消費者や環境に配慮した企業活動に貢献できる市民」の育成を教育目標に掲げる学科です。消費者法・企業活動法・環境法の3分野を中心に、プログラミングやAIと法の関連を学ぶ法情報処理演習を1・2年次必修として配置している点が特色です。環境問題を正しく理解するための前提となる環境科学(自然科学)の科目が開講されている点も、他の3学科にはない特徴です。

グローバル法学科の特徴

グローバル法学科は、「異文化理解力・英語を主としたコミュニケーション能力・法的解決能力を有した世界市民」の育成を教育目標に掲げる学科です。2年次秋学期に英語圏の国々への留学を必修化しており、初年次から「グローバル基礎演習」「English for Global Communication」等でコミュニケーション能力を重点的に鍛えるカリキュラムが特徴です。法律学科・消費情報環境法学科と比べて、入学後の英語学習量が多い学科だといえます。

政治学科の特徴

政治学科は「教養ある政治的市民」の育成を教育目標に掲げる学科です。1年次必修の政治学原論と1クラス15名程度の政治学基礎演習を土台にした少人数教育が特徴で、ガバナンス・メディア政治・グローバル政治の3分野を系統的に学ぶカリキュラムになっています。選挙の現場や行政機関でのフィールドワーク、現場記者が講師を務める「時事英語」など、実践的なプログラムが用意されている点も他の3学科とは異なります。

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一般選抜の入試方式と科目構成|全学部日程・A日程・B日程・共通テスト利用の配点・募集人員

ここからは、明治学院大学法学部(法律学科・消費情報環境法学科・グローバル法学科・政治学科)の一般選抜について、全学部日程・A日程・B日程・大学入学共通テスト利用入試それぞれの科目構成・配点を詳しく見ていきます。法学部にはB日程という他学部にはない独自の入試方式があるため、経済学部など他学部以上に選択肢のパターンが多くなっています。日程が分かれているぶん、それぞれの出願期間・試験日・合否判定方式を混同しないよう、早めに一覧で整理しておくことをおすすめします。

全学部日程3教科型・英語外部検定試験利用型

全学部日程は法学部を含む全17学科が同日(2/1)に試験を行う日程です。3教科型は、必須科目である「国語」「外国語(英語)」に、「地理歴史・公民・数学」から1科目を選択して加えた3科目で受験する方式で、募集人員は法律学科 約10名・消費情報環境法学科 約10名・グローバル法学科 約4名・政治学科 約5名です。合否判定は3科目の偏差値をそのまま合計する偏差値方式で、科目間の重み付けはありません。英語外部検定試験利用型(出願資格方式)は、実用英語技能検定・GTEC・TEAP・IELTS等のスコア・級が基準を満たすと外国語(英語)の試験が免除される方式で、募集人員は法律学科 約5名・消費情報環境法学科 約15名・グローバル法学科 約3名・政治学科 約8名です。注目したいのは消費情報環境法学科で、英語外部検定試験利用型(約15名)の方が3教科型(約10名)より募集人員が多く設定されています。試験会場は白金キャンパス・横浜キャンパスに加え、全国8か所の学外試験会場(札幌・仙台・大宮・長野・静岡・名古屋・大阪・福岡)から選べます。

A日程|学科ごとの試験日と「外国語1.5倍」の配点

A日程は全学部日程よりも募集人員が多く設定されている日程で、学科ごとに試験日・合格発表日が異なります。試験科目・出題範囲は全学部日程と同じ国語・地理歴史公民数学(1科目選択)・外国語(英語)の3教科です。合否判定は偏差値方式ですが、外国語(英語)の偏差値だけを1.5倍にしてから3科目を合計する重み付けが4学科共通で採用されています。英語外部検定試験利用型(得点換算方式)も選べ、3教科型と同一の試験問題を使用したうえで外国語の得点だけを外部検定のスコアに応じた換算値に置き換え、両方式を合わせた受験者の順位で合否を判定します。

学科募集人員(3教科型)試験日合格発表日
法律学科約110名2月3日(水)2月17日(水)
消費情報環境法学科約85名2月4日(木)2月17日(水)
グローバル法学科約27名2月7日(日)2月18日(木)
政治学科約60名2月6日(土)2月18日(木)

B日程|法学部だけの独自入試(論述重点・講義理解力)

B日程は、法学部(4学科)と社会学部社会福祉学科のみで実施される入試で、経済学部などでは実施されていません。出願期間2/8〜2/18、試験日3/2、試験会場は白金キャンパスのみという、全学部日程・A日程よりもかなり後ろ倒しの日程が特徴です。法律学科・消費情報環境法学科・グローバル法学科は、英語(150点)+論述重点(200点、社会科学的内容の長文を読みその内容に関する問題に解答する形式)の合計350点で、募集人員は法律学科 約10名・消費情報環境法学科 約15名・グローバル法学科 約4名です。この3学科の間では、第一志望学科以外の2学科に対する第二志望制度があり、第二志望学科を1学科選択できる点も見逃せません。

政治学科のB日程は他の3学科と科目構成が異なります。英語(100点)に加えて、地理歴史・公民に関する講義を聴いたうえでその理解度を問う「講義理解力」(200点)という独自の試験科目があり、合計300点で合否を判定します。講義の際にはメモを取ることができ、そのメモは講義理解力の試験でも使用できます。政治学科には第二志望制度はありません。B日程は全学部日程・A日程で不合格だった場合の再挑戦の機会としてだけでなく、最初からB日程まで見据えた併願計画を立てることもできます。

大学入学共通テスト利用入試(前期)

大学入学共通テスト利用入試は、本学独自の学力試験(二次試験)を課さず、大学入学共通テストの成績のみで合否を判定する方式です。法学部の前期(3教科型)の募集人員は、法律学科 約15名・消費情報環境法学科 約35名・政治学科 約24名で、外国語は英語+リスニングまたはドイツ語・フランス語・中国語・韓国語から1科目選択、国語は漢文を除く範囲、地歴公民/数学/理科/情報から高得点1科目という構成です。配点は外国語200点+国語150点+選択100点の合計450点です。グローバル法学科は大学入学共通テスト利用入試の募集そのものがないため注意が必要です。過年度の共通テストの成績は利用できず、前期は最大16学科まで併願できます。法学部には共通テスト利用の後期日程はなく、後期が実施されるのは文学部・経済学部・社会学部の一部学科のみです。出願期間は1/6〜1/15と一般入試より締切が早いため、この点もあわせて注意しておきましょう。

学外試験会場と奨学金制度

地方から受験する場合は、学外試験会場や奨学金制度もあわせて確認しておきたいポイントです。全学部日程(2/1)は学外試験会場を全国8か所(札幌・仙台・大宮・長野・静岡・名古屋・大阪・福岡)に設置しており、Web出願サイトの志望情報入力ページで試験地を選択するだけで手続きが完了します。試験会場は出願を受理した順に決定するため、定員に達した場合は白金キャンパスでの受験になります。あわせて、首都圏以外の高等学校等出身者を対象とした「白金の丘奨学金」という給付型の奨学金制度もあり、入学後原則4年間、年額40万円(授業料・施設費と相殺)が給付され、採用候補者は約200名です。申請資格は2027年度一般入学試験(全学部日程・A日程・B日程)と大学入学共通テスト利用入学試験(前期・後期)で受験する者とされており、法学部のどの入試方式で受験しても対象に含まれます。首都圏以外から明治学院大学法学部を目指す受験生にとっては、費用面の負担を軽減できる制度として押さえておく価値があります。

2026年度入試結果|倍率・合格最低点の実績

参考として、2026年度入試(2026年4月入学者選抜)の結果データも確認しておきましょう。法学部4学科ともA日程の倍率は3倍台前半〜5倍弱で推移し、B日程は募集人員が少ない分、倍率が7倍〜12倍台まで上がる年度もある傾向が見られます。

学科・方式志願者数倍率合格最低点
法律学科 A日程1276名3.5倍189.70(3科目の偏差値合計)
法律学科 B日程157名12.3倍291.00/350点(83.1%)
消費情報環境法学科 A日程642名4.9倍189.20(3科目の偏差値合計)
グローバル法学科 A日程217名3.3倍187.80(3科目の偏差値合計)
政治学科 A日程673名3.9倍190.10(3科目の偏差値合計)

倍率は受験者数÷合格者数で算出されたものです。全学部日程・A日程・B日程で合否判定が偏差値方式の場合、合格最低点は素点そのものではなく偏差値の合計値である点に注意してください。したがって「〇〇点取れば安全」という単純な目安を素点ベースで作ることはできず、模試や過去問演習では自分の相対的な位置を意識する必要があります。倍率・合格最低点は年度によって変動するため、あくまで参考値として捉え、出願直前には必ず最新の入試結果を公式サイトで確認してください。

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科目別の出題傾向|英語・国語・地理歴史公民・数学で何が問われるか

ここからは科目別に、明治学院大学法学部(一般入試)の出題傾向を見ていきます。以下は民間の受験指導サイトが公開している分析にもとづく一般的な傾向であり、大学の公式見解ではありません。過去問の実際の設問内容そのものは著作権の関係で紹介できないため、傾向の要約にとどめます。年度によって出題内容は変わるため、断定的な予想として受け取らないようご注意ください。

英語の出題傾向

私立大学の一般入試(マークシート方式)全般に共通する傾向として、長文読解・文法・語彙・会話文など複数の大問で構成され、標準レベルの内容が中心だと指摘されています。長文読解では内容一致や空欄補充の設問が多く、単語・熟語・文法の基礎知識を正確に運用できるかが問われる傾向があるとされます。法学部はA日程で外国語の偏差値が1.5倍に加重されるため、英語を得点源にできるかどうかがA日程の合否を左右しやすい科目だといえます。B日程の法律・消費情報環境法・グローバル法学科でも、350点中150点が英語(残り200点は論述重点)であり、英語の比重は決して軽くありません。マークシート方式のため部分点という概念がなく、1問ごとの取りこぼしがそのまま得点差に直結する点も意識しておく必要があります。

国語の出題傾向

国語は現代の国語・言語文化・論理国語・古典探究(漢文を除く)の範囲から出題され、私立大学のマークシート方式に共通する傾向として、評論文を中心とした読解問題に、語彙・漢字の知識問題と古文の読解が組み合わされる形式が多いと指摘されています。標準的な語彙力と、本文の論理展開を素早く追う読解力の両方が求められる傾向があるとされます。漢文が範囲から除かれている一方、古典探究(古文)は範囲に含まれるため、現代文中心の対策だけに偏らず古文の基礎も一定水準まで仕上げておく必要がある点は見落とせません。

地理歴史・公民の出題傾向

選択科目として選べる地理歴史(歴史総合,世界史探究/歴史総合,日本史探究/地理総合,地理探究)・公民(政治・経済)は、教科書レベルの基礎的な知識問題が中心とされ、マークシート方式で出題される私立大学入試に共通する傾向があります。用語の丸暗記だけでなく、歴史的な出来事の因果関係や、政治・経済の仕組みの理解を問う設問が含まれる傾向が指摘されているため、単純な一問一答形式の暗記だけに偏らない学習が有効とされています。特に政治学科志望者にとっては、入学後に学ぶ政治学・行政学の土台になる分野でもあるため、公民(政治・経済)を選択科目に選ぶ受験生も少なくありません。

数学の出題傾向

数学は数学Ⅰ・数学A(図形の性質・場合の数と確率)・数学Ⅱ・数学B(数列)・数学C(ベクトル)の範囲から出題されます。私立大学の法学系学部で数学が選択科目として課される場合に共通する傾向として、計算力を問う問題と典型的な解法パターンを組み合わせて解く問題が中心になりやすいと指摘されています。数学Ⅲまでは範囲に含まれないため、指定範囲内の公式・解法をどれだけ正確に、かつスピーディーに運用できるかが得点力を左右すると考えられます。地理歴史・公民が苦手で数学の方が得点源になる受験生にとっては、偏差値方式のもとで数学を選択科目に選ぶという判断も十分にありえます。

科目選択と学科の相性

選択科目(地理歴史・公民・数学)をどれにするかは、学科ごとの学びとの相性も判断材料になります。政治学科志望者は公民(政治・経済)を選ぶと入学後の学びに接続しやすい傾向があり、消費情報環境法学科志望者は数学を選んでおくと入学後の情報系科目への抵抗感が少なくなりやすいと考えられます。もっとも、入試の合否判定はあくまで偏差値方式であり、学科の学びとの相性よりも自分が安定して高得点を取れるかどうかを優先して選ぶ方が現実的です。得意科目と学科の相性の両方を考慮したうえで、最終的にどちらを優先するかを高2の終わりまでに決めておくとよいでしょう。

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科目別の対策の方針

出題傾向を踏まえ、ここからは科目別の対策の方向性を整理します。偏差値方式という仕組みを踏まえると、単純な素点の最大化だけでなく、受験者集団の中での相対的な位置を意識した対策が重要になります。

偏差値方式を踏まえた科目選び

明治学院大学法学部の合否判定は偏差値方式のため、自分の素点がそのまま合否に反映されるわけではなく、受験者全体の平均・ばらつきをもとに算出された偏差値で評価される点を理解しておく必要があります。とはいえ受験生の立場でできる対策は他大学と変わらず、模試や過去問演習で安定して高得点を取れる科目を選ぶことが基本です。全学部日程では3科目が均等に扱われますが、A日程では外国語の比重が1.5倍になるため、A日程を主軸に考えるなら英語の得点力を優先的に伸ばす戦略が合理的です。

英語の対策

英語は、単語・文法・熟語などの基礎知識を高2までに固めたうえで、高3からは長文読解の演習量を増やしていくのが基本方針です。標準レベルの内容が中心とされる傾向を踏まえると、難問対策よりも基礎〜標準レベルの問題を確実に得点する練習を優先することが効果的とされています。英語外部検定試験のスコアを利用する方式も選べるため、実用英語技能検定やGTEC等を計画的に受験し、一定のスコアを確保しておくと出願方式の選択肢が広がります。特にA日程では外国語の偏差値が1.5倍になるため、英語を最優先で仕上げておくことをおすすめします。B日程を視野に入れる場合は、長文読解に加えて内容説明問題への対応力も鍛えておくと安心です。

国語の対策

国語は、現代の国語・言語文化・論理国語の範囲の中でも特に評論文の読解を重点的に鍛えることが土台になります。語彙・漢字の知識問題は独学でも対策しやすい一方、本文の論理展開を素早く追う読解力は問題演習量がそのまま得点力に直結するため、高3では過去問演習に加えて同レベルの問題集を並行して解く習慣をつけておくとよいでしょう。古典探究(古文、漢文を除く)も範囲に含まれるため、現代文だけに偏らず、古文単語・文法の基礎も高2のうちに一通り仕上げておくことをおすすめします。

地理歴史・公民の対策

地理歴史・公民は、教科書レベルの基礎的な知識を高2のうちに一通り身につけておくことが理想です。用語の丸暗記だけでなく、出来事同士のつながりや制度の仕組みを理解しながら覚える学習を心がけると、初見の設問にも対応しやすくなります。偏差値方式のもとでは、自分が安定して高得点を取れる科目を選ぶことが有利に働くため、高3の早い段階から問題演習を重ねて得点を安定させておくことをおすすめします。政治学科志望者は、公民(政治・経済)を選ぶことで入学後の学びとの接続がスムーズになる面もあります。

数学の対策

数学を選択科目にする場合は、数学Ⅰ・A・Ⅱ・B(数列)・C(ベクトル)の基本的な公式・解法を教科書レベルから入試標準レベルまで、反復して定着させることが最優先です。出題範囲が数学Ⅲを含まないぶん、限られた範囲を確実に得点源にできるかどうかが勝負を分けるため、苦手単元を作らないことが特に重要になります。計算ミスを減らすためには、解いた問題を後から見直す際に「知識不足」なのか「計算ミス」なのかを区別して記録しておく習慣が効果的とされています。

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学習スケジュールの立て方|逆算計画と学年別の目安

明治学院大学法学部の入試は、全学部日程・A日程・B日程・共通テスト利用と方式が多く、それぞれ科目数・配点構造が異なるため、直前期に方式を決めるのではなく、学年ごとに基礎を積み上げながら早めに志望学科・出願方式の見当をつけておく逆算型のスケジュールが現実的です。B日程まで含めれば受験機会は最大3回になりますが、それぞれ出題形式が異なるため、直前に慌てて対策を始めるのではなく、学年ごとの積み上げの延長線上でB日程にも対応できる基礎力を作っておくことが重要です。

高1のうちにやっておきたいこと

高1の間は、受験方式を絞り込む前の土台作りの時期です。英語・数学は積み上げ型の科目のため、高1のつまずきを高3まで持ち越さないことを最優先にしてください。英単語・英文法、数学Ⅰ・Aの基礎は、定期テストのたびに振り返りながら確実に固めておくと、高2以降の演習量を増やす土台になります。国語は、この時期から評論文を読む習慣をつけておくと、高3で本格的な読解対策に入った際の伸びが早くなります。この時期はまだ志望学科・志望方式を厳密に決める必要はなく、幅広い科目の基礎を満遍なく固めておくことが、後々どの学科・方式を選んでも対応できる土台になります。

高2のうちにやっておきたいこと

高2は、自分がどの科目で安定して得点できるかを意識し始める時期です。法律・消費情報環境法・グローバル法・政治のうち、どの学科の学びに関心があるかを高2の終わりまでにある程度絞り込んでおくと、志望理由やオープンキャンパスでの情報収集も的を絞りやすくなります。英語外部検定試験の受験を検討している場合は、高2のうちに一度受けてみて自分の現在地を把握しておくと、高3での対策計画が立てやすくなります。模試の結果を科目ごとに記録し、地理歴史・公民・数学それぞれの得点の安定度を確認しておくと、偏差値方式という明治学院大学の仕組みに合わせた科目選択の判断材料になります。

高3からの逆算スケジュール

高3以降は、志望方式を確定させながら過去問演習を重ねていく時期になります。おおまかな目安は次の通りです。

時期取り組みの目安
高3春〜夏英語長文・数学標準問題の演習量を増やし、志望学科(法律/消費情報環境法/グローバル法/政治)の候補を絞る
高3夏〜秋過去問演習を開始し、マークシート形式の時間配分に慣れる。共通テスト利用も検討する場合は共通テスト対策も並行
高3秋〜共通テスト直前共通テスト利用入試に出願する科目の対策を重点的に。私立大学併願校の対策とも並行させる
共通テスト後〜A日程試験共通テストの自己採点をもとに、全学部日程・A日程で出願する具体的な方式・学科を最終確定させる
A日程後〜B日程試験(3/2)全学部日程・A日程の結果を踏まえ、B日程での再挑戦・第二志望学科の活用を検討する

全学部日程(2/1)・A日程(学科により2/3〜2/7)・B日程(3/2)は別日程のため、最大3回チャンスがあるという発想もできます。共通テスト利用入試は出願締切(1/15)が一般入試より早いため、共通テストを受験する年度は出願スケジュールを混同しないよう特に注意してください。他学部との併願を検討している場合、同じ明治学院大学の経済学部(経済学科・経営学科・国際経営学科)は素点調整方式と合否判定の考え方が異なるため、明治学院大学経済学部の入試傾向と対策もあわせて確認しておくと、学部選びの参考になります。

併願対策との両立と浪人生が押さえておきたいポイント

明治学院大学法学部を第一志望としながら、他の私立大学や国公立大学を併願するご家庭は少なくありません。全学部日程・A日程・B日程・共通テスト利用と複数の受験機会があるため、併願校対策との組み合わせ方が重要になります。共通テスト利用方式で併願する大学がある場合は、共通テストの得点をどちらにも活かせるため、共通テスト対策の比重を計画的に高めておくと併願戦略全体の効率が上がります。高卒生(浪人生)が明治学院大学法学部を再受験する場合、現役時に受けた大学入学共通テストの成績は使えず、受験する年度の共通テストをあらためて受け直す必要があります。浪人期間は、現役時に安定して得点できていなかった科目や、偏差値方式のもとで伸び悩んでいた科目を重点的に立て直す1年間の計画を立てるのが基本です。予備校に通う場合と、必要な科目だけをオンライン家庭教師で補う場合とでは費用感が大きく異なるため、1年間の総予算をあらかじめ決めたうえで指導形態を選ぶことをおすすめします。

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独学で目指す場合の壁と対処法

明治学院大学法学部は、4学科・4つの入試方式という選択肢の多さに加え、合否判定に偏差値方式(A日程は外国語1.5倍)という独自の仕組みを持つ入試です。知識のインプットは独学でも進められますが、学科・方式選びと配点構造の理解は独学だけでは難しい場面が出てきます。ここでは、独学で目指す場合によくぶつかる壁と、その対処法を整理します。

壁1: 偏差値方式という仕組みが独学では見えにくい

合否判定方法が偏差値方式であるという情報は公式サイトで確認できますが、実際の受験者集団の平均点・ばらつきは事前に公表されていないため、模試の結果や過去問演習の得点だけでは、自分の素点が偏差値換算後にどう評価されるのかを正確に把握するのが難しいという壁があります。参考書の模範解答と自分の答案を見比べるだけでは、「素点としては合っているが、偏差値換算でどう評価されるか」という視点を持ちにくく、独学のみで対策を進めていると、この視点が抜け落ちたまま学習を続けてしまうリスクがあります。模試の偏差値と本番の入試の偏差値は算出母集団が異なるため、単純に読み替えられない点も見落とされがちです。

壁2: 4学科・複数方式の中から何を選べばいいか独学では判断しづらい

法律学科・消費情報環境法学科・グローバル法学科・政治学科の4学科、さらに全学部日程・A日程・B日程・共通テスト利用、それぞれの3教科型と英語外部検定試験を活用する方式という多数の選択肢の中から、自分に合ったものを選ぶのは簡単ではありません。自分の得意科目に合った学科・方式を客観的に判断するには、複数の選択肢を比較検討する視点が必要ですが、独学で受験勉強を進めながら同時にこの分析まで行うのは負担が大きい作業です。特にA日程のように外国語の配点が重い日程を志望する場合、「英語をどこまで伸ばせば合格ラインに届くか」という戦略を自分だけで組み立てるのは容易ではありません。併願校の対策と並行しながら、明治学院大学法学部特有の偏差値方式・重み付け構造まで独学で消化しようとすると、時間配分そのものが崩れてしまうことも少なくありません。

壁3: B日程の「論述重点」「講義理解力」の対策方針が独学では立てにくい

B日程の論述重点(社会科学的内容の長文を読み設問に答える形式)や政治学科の講義理解力(講義を聴いた後にその内容を問う形式)は、全学部日程・A日程のマークシート方式とは出題形式そのものが異なるため、対策の方向性を独学だけで組み立てるのは容易ではありません。過去問演習だけでは自分の解答が実際にどの程度評価されるレベルにあるのか客観的に把握しづらく、記述式の答案を添削してもらえる環境がないまま本番を迎えてしまうリスクがあります。学習計画を立てる段階、あるいは定期的な振り返りのタイミングで、第三者に学科・方式選びと解答の方向性を確認してもらえると、こうした手探りの期間を短縮しやすくなります。

取り組み方独学で対応しやすい範囲第三者の視点が有効な範囲
英語単語・文法の暗記、長文の多読時間配分の調整、外部検定の活用戦略
国語漢字・語彙の暗記、古文単語評論文の読解力の伸び方の客観的な確認
地歴公民・数学公式・用語の暗記、標準問題の反復演習得意科目の見極め、偏差値方式を踏まえた科目選択
B日程対策長文読解・時事知識のインプット論述重点・講義理解力の答案の方向性の確認

1対1のオンライン家庭教師であれば、必要な科目・必要な時間だけを選んで依頼できるため、「学科・方式選びの相談だけ」「B日程の論述対策だけ」といった絞った使い方もしやすくなります。すべての科目を塾に切り替える必要はなく、独学で伸ばせている部分はそのまま独学を続け、学科選びやB日程対策など独学では判断しづらい部分だけをスポットで相談するという発想を持つと、費用対効果の高い受験勉強につながります。塾や予備校にかかる費用感を検討する際の目安については大学受験の塾費用は年間いくら?学年別相場と安く抑える方法でも詳しく取り上げているので、あわせて参考にしてください。独学で大学受験に挑む場合の考え方は大学受験は塾なしでも合格できる?独学のメリットと注意点でも整理しているので、こちらもご覧ください。

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よくある質問(FAQ)

明治学院大学法学部は、全学部日程・A日程・B日程のどれを受ければいいですか?

複数の日程に出願することも可能です。全学部日程(2/1)・A日程(学科により2/3〜2/7)・B日程(3/2)はそれぞれ別日程のため、すべてに出願すれば合格のチャンスを最大3回に増やせます。募集人員はA日程が最も多い(法律学科の場合A日程約110名に対し全学部日程は約10名+約5名)ため、A日程を主軸に据えつつ、全学部日程・B日程も併願するという組み立てが現実的です。

「偏差値方式」とは具体的にどういう意味ですか?

各科目の素点をそれぞれ偏差値に換算し、その合計の順位により合否を判定する仕組みです。経済学部などで採用されている「素点調整方式」とは異なり、受験者集団の中での相対的な位置がそのまま評価に反映されます。偏差値は受験者全体の平均点・ばらつきをもとに算出されるため、同じ素点でもその年度の問題の難易度によって評価が変わりうる点が素点方式との違いです。A日程では外国語(英語)の偏差値だけを1.5倍にしてから合計する重み付けが加わります。

法律学科・消費情報環境法学科・グローバル法学科・政治学科はどう選べばいいですか?

学びの方向性で選ぶのが基本です。幅広く法律を学びたいなら法律学科、情報技術と法を掛け合わせて学びたいなら消費情報環境法学科、留学を含め英語力を伸ばしながら法を学びたいならグローバル法学科、政治や社会の仕組みに関心があるなら政治学科が、それぞれの教育目標に近い選択になります。入試の募集人員・配点も学科ごとに異なるため、志望理由とあわせて確認しておくことをおすすめします。

B日程の「第二志望制度」とはどんな仕組みですか?

法律学科・消費情報環境法学科・グローバル法学科の間では、第一志望学科以外の2学科に対する第二志望制度があり、第二志望学科を1学科選択できます。政治学科にはこの制度はなく、政治学科単独での出願になります。第二志望制度を利用する場合も、まずは第一志望学科の対策を優先しつつ、残った時間で第二志望学科の科目傾向にも目を通しておくと、当日の心構えがしやすくなります。

英語外部検定試験を持っていないと不利になりますか?

英語外部検定試験を持っていないことが直接の不利にはなりません。全学部日程・A日程とも通常の3教科型で受験できるため、英語外部検定試験の活用は必須ではなく選択肢の1つです。ただし、外部検定のスコアがあれば全学部日程では英語試験そのものが免除される出願資格方式が使え、A日程でも得点換算方式が使えるため、時間に余裕があれば高2のうちに一度受験しておくのも一つの方法です。逆に、外部検定を受ける時間や費用を確保しにくい場合は、無理に受験せず3教科型に集中するという判断も十分に合理的です。

大学入学共通テスト利用入試と一般入試(全学部日程・A日程)は併願できますか?

できます。共通テスト利用入試は、すべての一般入試(全学部日程・A日程)との併願が可能とされています。ただし、グローバル法学科は大学入学共通テスト利用入試の募集そのものがないため、この学科を志望する場合は一般入試(全学部日程・A日程・B日程)での出願が前提になります。

学科によって倍率に差はありますか?

2026年度入試結果を見ると、A日程の倍率は消費情報環境法学科4.9倍・政治学科3.9倍・法律学科3.5倍・グローバル法学科3.3倍と、方式・年度によって差があります。特定の学科が「入りやすい」と単純に判断するのは避け、自分の学びたい方向性を優先することをおすすめします。倍率は志願者数と募集人員のバランスで年度ごとに変動するため、あくまで参考値として捉えてください。B日程はさらに募集人員が少なく、2026年度は法律学科12.3倍・グローバル法学科8.0倍など倍率が上がりやすいため、B日程を第一志望として狙うよりは、全学部日程・A日程の後の再挑戦や保険として位置づける受験生が多いと考えられます。

まとめ|明治学院大学法学部合格への次の一歩

明治学院大学法学部の入試は、全学部日程・A日程という2つの一般入試に、法学部だけの独自入試であるB日程、さらに大学入学共通テスト利用入試(前期)を加えると選択肢が多く、合否判定に「偏差値方式」が採用されている点が最大の特徴です。A日程では外国語(英語)の偏差値が1.5倍に加重されるため、英語をどこまで得点源にできるかが対策の出発点になります。

法律学科・消費情報環境法学科・グローバル法学科・政治学科という4学科の違いも見落とせないポイントです。学びの方向性と教育目標を踏まえて志望学科を決め、学科ごとの入試方式・配点・募集人員を確認することが、明治学院大学法学部の入試傾向に合った対策の考え方だといえます。特にB日程では、法律・消費情報環境法・グローバル法の3学科間の第二志望制度や、政治学科だけの「講義理解力」という独自科目の存在も、早い段階から把握しておきたいところです。

浪人・再受験を検討している場合や、私立大学・他の国公立大学との併願、あるいは同じ明治学院大学の経済学部との併願を考えている場合も、基本的な考え方は変わりません。自分がどの科目で安定して得点できるかを客観的に把握し、そこに学習時間を優先的に配分することが、明治学院大学法学部のように配点構造がやや複雑な入試では特に効いてきます。方式の多さを「複雑で面倒なもの」と捉えるのではなく、「自分の得意科目を活かせるチャンスが全学部日程・A日程・B日程と複数ある」と前向きに捉え直せると、出願計画そのものにも余裕が生まれます。

本記事の情報は執筆時点(2026年9月時点で公開されている明治学院大学公式サイトの入試情報、および2026年度入試結果データ)のものです。明治学院大学の2027年度入学試験要項(冊子・PDF)は2026年10月上旬公開予定で執筆時点では未公開のため、入試制度・配点・募集人員は今後の要項公開時に変更・確定される可能性があります。出願前には必ず明治学院大学の公式サイト・最新の学生募集要項でご確認ください。特に「偏差値方式」や学科ごとの配点差のような独自の仕組みは、年度ごとの更新で変更されることもあるため、出願直前だけでなく学習計画を立てる時点でも最新版を確認する習慣をつけておくと安心です。

スプリング・オンライン家庭教師では、プロ講師による1対1指導を通じて、明治学院大学法学部が求める科目別の得点力を強化できます。「自分にはどの学科・どの入試方式が合っているか」「今の学力から合格まで、何を・どれくらい・いつまでに進めればいいか」を、無料相談で具体的にシミュレーションすることも可能です。指導内容とコースの詳細は大学受験コースのページでも紹介しています。学科・方式選びに迷っている方も、まずは現状を整理するところから始めてみてください。全学部日程・A日程・B日程・共通テスト利用のどれを軸にするかによって、残り期間でやるべきことの優先順位も変わってきます。早めに全体像を把握し、逆算した計画に落とし込んでおくことが、明治学院大学法学部合格への最短距離につながります。

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