「獨協大学法学部を目指したいけれど、法律学科・国際関係法学科・総合政策学科のどれが自分に合うのか、そもそも入試の方式が多すぎてよくわからない」——成成明学獨國武クラスの志望校として獨協大学法学部を検討しているご家庭から、こうした相談をよく受けます。結論から言うと、獨協大学法学部の一般選抜には本学試験を課す方式だけで6種類、共通テスト利用入試を含めると10種類の選抜区分があるため、情報を整理せずに手を広げると対策が分散してしまいがちです。
さらに獨協大学法学部は、法律学科(入学定員210名)・国際関係法学科(同75名)・総合政策学科(同75名)という3学科構成で、学科によって募集人員や外部検定の使い方に細かな違いがあります。この記事では、獨協大学入試情報サイトが公表している2027年度入試の制度・配点をもとに、一般選抜の科目構成と配点、科目別の出題傾向と対策の方針、学年別の学習スケジュール、独学で目指す場合に直面しやすい壁までを、3学科の違いを踏まえて整理してお伝えします。同じ大学の中でも学部が違えば配点の考え方は大きく変わるため、獨協大学を第一志望群として検討している場合は、志望する学部ごとに制度を個別に確認しておくことをおすすめします。
先にお断りしておくと、本記事で紹介する配点・募集人員などの数字は、2027年度入試の制度・受験の手引きに基づくものです。入試制度は年度によって変更されることがあるため、出願にあたっては必ず獨協大学入試情報サイトおよび11月頃に発行される最新の一般入試要項でご確認ください。
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【結論】獨協大学法学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント
まず全体像を数字で押さえます。獨協大学法学部の一般選抜は、本学が独自に試験を課す6方式と、大学入学共通テストの成績のみで判定する4区分に分かれます。同じ「法学部」でも方式によって科目数・配点・出願条件がまったく異なるため、最初にどの方式を軸にするかを決めておくことが対策の出発点になります。
| 方式 | 試験日 | 科目構成 | 配点 | 募集人員(法律/国際関係法/総合政策) |
|---|---|---|---|---|
| 全学科統一前期 | 2/1 | 英語+選択1科目 | 200点 | 35名/10名/10名 |
| イブニング入試 | 2/1夕方 | 共通テスト英語+選択1科目 | 200点 | 各5名 |
| 学科別 | 2/2 | 英語+国語+選択1科目 | 300点 | 35名/15名/15名 |
| 2科目判定型 | 2/2(学科別併願) | 英語+高偏差値1科目 | 200点 | 各5名 |
| 外検+ | 2/2(学科別併願) | 外部検定+英語以外2科目 | 200点 | 15名/5名/5名 |
| 全学科統一後期 | 3/6 | 英語+国語 or 英語+共通テスト1科目 | 200点 | 各若干名 |
出典: 獨協大学入試情報サイト「2027年度受験の手引き」(一般選抜入試制度・日程一覧、学科別選考方法・配点)。全学科統一前期・学科別とも英語の配点は100点と、選択科目や国語と同じ重み付けになっている点は、英語配点が突出して高い学部・学科もある中で、獨協大学法学部の特徴のひとつです。英語が得意でなくても、国語・選択科目で得点を積み上げれば十分に合格ラインに届く設計だといえます。表の6方式に加え、大学入学共通テストの成績のみで判定する共通テスト利用入試が前期・国公立併願型・英語資格・情報サイエンスの4区分あり、これらを合わせると法学部だけで10通りの選抜区分が存在することになります。次章以降では、まず学部・学科の中身を確認したうえで、それぞれの方式の詳細を見ていきます。
学科ごとの募集人員の違いをどう読むか
表からもわかる通り、どの方式でも法律学科の募集人員が国際関係法学科・総合政策学科より多く設定されている傾向があります。これは入学定員そのものが法律学科210名に対し、国際関係法学科・総合政策学科がそれぞれ75名と、学科規模自体に差があることが背景にあります。志望学科を決める際は、募集人員の数字だけでなく、後述する学科ごとのカリキュラムの違いを踏まえて選ぶことが大切です。
「軸にする方式」の考え方
6方式もあると、つい全部を出願しようと考えてしまいますが、まず主軸にする1方式を決め、そこに他の方式を組み合わせるのが現実的な戦略です。本学の個別試験でしっかり得点したい場合は「学科別」を軸に、そこに「2科目判定型」「外検+」を追加出願するのが典型的な組み方になります。共通テストの得点に自信がある場合は「共通テスト利用入試[前期]」を軸に据え、併願先として本学試験の方式も出願しておくと選択肢が広がります。この考え方は、後半の「学習スケジュールの立て方」でも詳しく取り上げます。
方式ごとの検定料の目安
方式によって検定料の設定も異なるため、あわせて確認しておきましょう。
| 方式 | 検定料(1学科目) | 備考 |
|---|---|---|
| 全学科統一前期 | 35,000円 | 2学科目+10,000円、4学科目以降+5,000円 |
| イブニング入試 | 20,000円 | 全学科統一前期と併願なら10,000円 |
| 学科別 | 35,000円 | 2科目判定型・外検+は追加0円で併願可 |
| 全学科統一後期 | 35,000円 | 英語・国語型/共通テスト併用型のどちらか一方 |
| 共通テスト利用[前期等] | 17,000円 | 2志願まで同額、3志願目以降+5,000円 |
検定料の総額は、どの方式をいくつ組み合わせるかで大きく変わるため、志望校対策全体の予算を考えるときは、受験料と塾・予備校費用をあわせて年間の総額で見積もっておくと計画が立てやすくなります。
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獨協大学法学部とは|3学科の特徴と求められる力
獨協大学法学部は、「世界の現状を正しく理解し、身近な問題から法学を学んでいく」ことを掲げる学部です。目の前の現象だけでなく、歴史・文化・政治制度の異なる諸外国の状況にも関心を持ちながら物事の本質を理解する力を養うことを重視しているとされ、外交官や地方公共団体職員など実務家と接する機会も設けられています。法律学科・国際関係法学科・総合政策学科という3つの学科は、いずれも法学・政治学を土台にしながら、目指す進路の方向性が少しずつ異なります。
法律学科|3コース制で公務員・企業法務・法曹を目指す
法律学科は「法学と語学のスペシャリスト」の育成を掲げ、行政・企業・法曹分野での活躍を目指す学生を主な対象としています。1年次に憲法・民法・刑法といった基礎科目と入門演習を学んだうえで、2年次からは行政法務コース・企業法務コース・法曹コースの3コースに分かれて専門性を深める仕組みです。行政法務コースは憲法・行政法を中心に国家公務員・地方公務員・教員を志望する学生向け、企業法務コースは民法・会社法を中心に企業での法務活躍を目指す学生向け、法曹コースは基本六法を中心に法科大学院進学や司法書士を目指す学生向けとされています。法廷傍聴や模擬裁判、矯正施設見学といった実践的な科目も用意されており、公務員試験対策講座・法律職対策講座のほか、中学社会・高校地理歴史/公民の教員免許取得も可能です。入学定員は3学科の中で最も多い210名で、法学部全体の入学定員360名の半分以上を占めます。
国際関係法学科|英語重視・少人数ゼミで国際性を養う
国際関係法学科は1999年、法律学科に置かれていた国際関係コースから独立して設置された学科です。「国際関係法」「比較法・外国法」「国際政治」「国際経済」「比較・地域研究」という幅広い分野の専門科目を履修できる点が特徴で、英語の授業数は法律学科の1.5倍に設定されているとされ、法学部の中でも語学面の負荷が大きい学科だといえます。1年次の「入門演習」、2年次の「基礎演習」、3・4年次の「演習」はいずれも15名程度の少人数編成で一貫して行われ、教員との距離が近い教育体制が組まれています。18カ国58校の大学と実施している交換留学制度も特徴のひとつで、留学先で取得した単位を獨協大学の単位に振り替えることができます。入学定員は75名です。
総合政策学科|政策・地域を法学と政治学から学ぶ
総合政策学科は、「政策・地域」「政治・基礎法」「法律」という3つの柱でカリキュラムを構成し、政治学・法学の知識と国際感覚をあわせ持ち、日本の将来を担う人材の育成を掲げています。1年次の「総合政策入門」で複数の視点から学際的に学ぶ土台を作り、地域総合研究所と協働した地域課題の実践的な学習も特色です。環境・福祉・人権など、現代社会が直面する諸課題を扱う科目が多く用意されており、司書資格の取得も可能とされています。入学定員は国際関係法学科と同じ75名です。3学科の中では最も学際色の強いカリキュラムだといえ、法律の条文解釈だけでなく、政策提言や地域課題の分析に関心がある受験生に向いています。
アドミッション・ポリシーが示す「求める力」
獨協大学法学部が掲げる理念からは、単なる法律知識の暗記量ではなく、身近な問題から出発して、歴史や文化、異なる政治制度への関心を通じて物事の本質を理解する姿勢が重視されていることが読み取れます。法律学科であれば公務員・企業法務・法曹という進路の方向性、国際関係法学科であれば語学力と国際感覚、総合政策学科であれば政策・地域への関心という、学科ごとに異なる軸を意識しながら、志望理由や面接(推薦・総合型選抜の場合)を準備する段階になったら、自分の関心がどの学科の教育内容と結びつくのかを具体的に言葉にできるようにしておくと、単なる憧れではない志望動機を語れるようになります。
3学科の違いを一覧で比較する
ここまで見てきた3学科の違いを、進路の方向性を軸に整理すると次のようになります。同じ「法学部」という括りでも、学科によって重視される力が異なるため、オープンキャンパスや学部案内で各学科のカリキュラムを具体的に確認しておくことをおすすめします。
| 学科 | 入学定員 | 主な進路の方向性 | 教育の特徴 |
|---|---|---|---|
| 法律学科 | 210名 | 公務員・企業法務・法曹 | 2年次から3コース制で専門性を深める |
| 国際関係法学科 | 75名 | 国際機関・グローバル企業 | 英語重視・少人数ゼミ・交換留学制度 |
| 総合政策学科 | 75名 | 地方自治体・地域振興・政策分野 | 政策・地域を法学と政治学の両面から学ぶ |
キャンパス・学びの環境
獨協大学は埼玉県草加市の草加キャンパス1拠点にすべての学部が集まる、いわゆるオールインキャンパスの大学です。法学部の学生も、外国語学部・国際教養学部・経済学部の学生と同じキャンパスで学ぶため、学部の垣根を越えた交流の機会が持ちやすい環境だといえます。全学生必修の英語に加え、ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語・韓国語など多言語を学べる制度が整っていることから「語学の獨協」と呼ばれることもあり、法律学科・総合政策学科の学生であっても、語学力を伸ばす環境自体は法学部以外の学部と共通して用意されています。
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一般選抜の入試方式と科目構成|6方式と共通テスト利用4区分
ここからは、獨協大学法学部の一般選抜の科目構成と配点を、方式ごとに詳しく見ていきます。情報量が多いため、まず自分の得意分野に合う方式を絞り込んでから読み進めることをおすすめします。なお、獨協大学には外国語学部など他の学部もあり、イブニング入試・2科目判定型・外検+といった制度自体は全学部共通の仕組みです。学部間で配点が異なる点は、獨協大学外国語学部の入試傾向と対策|方式別の配点・科目を徹底解説でも整理しているので、大学全体の制度を比較したい方はあわせて参考にしてください。
全学科統一前期とイブニング入試
全学科統一前期(試験日2027年2月1日、全国13会場で実施)は、法学部3学科共通で外国語(英語)100点/60分(必須)+選択1科目(国語・日本史探究・世界史探究・地理探究・公共政治経済・数学から1科目)100点/60分の2科目200点満点です。1度の試験で複数学科・複数学部を併願でき、2学科目以降は検定料が割引になるため、法学部内の複数学科に同時出願する受験生も少なくありません。判定は各科目の得点を偏差値換算し、その合計で行います。
イブニング入試(2027年度新設、試験日は全学科統一前期と同じ2/1の夕方)は、法学部3学科各5名の募集です。大学入学共通テストの「英語(リスニング含む)」100点(リーディング80点満点+リスニング20点満点に換算)+本学試験科目(国語・地理歴史・公民・数学から1科目)100点/60分の2科目200点満点で、全学科統一前期と同一問題の選択科目を使うため、同日中に他大学を受験してから夕方に獨協大学を受験する併願が可能という設計になっています。単独出願なら1学科20,000円、全学科統一前期との併願なら10,000円という検定料の設定も特徴です。
学科別・2科目判定型・外検+
学科別(試験日2027年2月2日、全国13会場)は、法学部3学科共通で3科目構成です。外国語(英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ)100点/60分(必須)+国語(現代の国語、言語文化、論理国語)100点(必須)+選択1科目(日本史探究・世界史探究・地理探究・公共政治経済・数学から1科目)100点の合計300点満点で、募集人員は法律学科35名・国際関係法学科15名・総合政策学科15名です。学科別は法学部の一般選抜の中でも最も科目数が多い方式で、国語・選択科目を含めた総合力が問われます。
| 方式 | 出願条件 | 使用する科目 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 2科目判定型 | 同一学科の「学科別」に出願済み | 学科別の英語+英語以外2科目のうち高偏差値1科目 | 200点 |
| 外検+ | 学科別に出願+指定の外部検定基準を満たす | 学科別で受験した英語以外の2科目(両方) | 200点 |
2科目判定型(2027年度新設)は、「学科別」に出願していることが条件で、学科別で受験した英語100点+英語以外の2科目(国語・選択科目)のうち高偏差値の1科目100点、の2科目200点満点で判定します。追加出願の検定料は0円です。外検+は、法学部の場合、学科別で受験した英語以外の2科目を両方とも使って判定するという、他学部の多くが「高偏差値の1科目のみ」を使うのとは異なる仕組みになっている点に注意してください。出願資格として、実用英語技能検定CSE1980、TEAP205点、TEAP CBT300点、TOEFL iBT42点、TOEIC L&R+S&W合計720点、IELTS4.0、ケンブリッジ英語検定140点のいずれか1つを満たす必要があります。募集人員は法律学科15名・国際関係法学科5名・総合政策学科5名です。
全学科統一後期
全学科統一後期(試験日2027年3月6日、本学キャンパスのみ)は、出願時に「英語・国語型」「共通テスト併用型」のいずれかを選択する方式です。法学部3学科各若干名の募集で、両方式の併願はできず、どちらか一方を選んで出願する必要があります。「英語・国語型」は本学試験の英語100点/60分+国語100点/60分の2科目200点満点、各科目を偏差値換算して合計します。「共通テスト併用型」は本学試験の外国語(英語)100点/60分+大学入学共通テストの国語・地理歴史・公民・数学・理科・情報から1科目100点、の2科目200点満点です。後期は募集人員が前期系の方式より少ないため、前期のいずれかの方式を主軸にしたうえで、後期は併願先として位置づけるのが現実的です。
共通テスト利用入試(前期・国公立併願型・英語資格・情報サイエンス)
共通テスト利用入試には4つの区分があり、いずれも獨協大学の個別試験を受けず、大学入学共通テストの成績のみで合否が決まる点が共通しています。[前期](個別試験なし)は3科目型・2科目型の2区分で、募集人員は法律学科30名・国際関係法学科10名・総合政策学科10名です。3科目型は外国語(英語[リスニング含む]・ドイツ語・フランス語から1科目)200点+国語・地歴公民・数学・理科・情報から2科目(各100点)の合計400点満点、2科目型は外国語200点+1科目(200点に換算)の合計400点満点となっています。
| 区分 | 個別試験 | 満点の目安 | 募集人員(法律/国際関係法/総合政策) |
|---|---|---|---|
| 前期(3科目型・2科目型) | なし | 400点 | 30名/10名/10名 |
| 国公立併願型(4科目型・5科目型) | なし | 500点・600点 | 各若干名 |
| 英語資格 | なし(要外部検定) | 200点 | 各若干名 |
| 情報サイエンス | なし | 200点・300点 | 各若干名 |
[国公立併願型](個別試験なし、出願期間は国公立大学の前期試験合格発表後まで続く)は、法学部3学科とも4科目型(500点満点)・5科目型(600点満点)の2区分です。外国語200点に、国語・地歴公民・数学・理科・情報から複数科目を組み合わせて判定する仕組みで、指定科目数以上受験していれば高得点の科目が優先的に合否判定に使われるため、共通テストで幅広く受験しておくほど有利に働きます。国公立大学を併願していない受験生でも出願できる点も見落とせません。細かい科目の組み合わせ方は年度により調整されることがあるため、出願を検討する段階で必ず公式サイトの募集要項原文を確認してください。
[英語資格](個別試験なし)は、各学科が指定する外部検定試験基準(外検+と同一基準)を満たすことが出願条件で、外国語(英語[リスニング含む]・ドイツ語・フランス語から1科目)100点+国語・地歴公民・数学・理科・情報から1科目100点の2科目200点満点です。募集人員は法学部3学科各若干名です。[情報サイエンス](2027年度新設)は「情報Ⅰ」を軸にした区分で、3科目型(外国語100点+情報100点+選択1科目100点の300点満点)と2科目型(外国語100点+情報100点の200点満点)があり、こちらも募集人員は各若干名です。情報サイエンスは新設方式のため過去の実績データが少なく、出願を検討する場合は最新の要項を必ず確認しておく必要があります。
検定料と併願パターンの考え方
方式が多い分、検定料の仕組みも複雑に見えますが、「学科別」に出願していれば2科目判定型・外検+は追加検定料0円で併願できるため、実質的な負担はそれほど増えません。全学科統一前期(35,000円)とイブニング入試(併願なら10,000円)を同日に併願する組み方や、共通テスト利用入試[前期]を軸に本学試験も出願しておく組み方など、経済的な負担と対策の負担のバランスを見ながら決めるとよいでしょう。
| 併願パターン例 | 想定される受験生 |
|---|---|
| 全学科統一前期+イブニング入試(同日) | 2/1一日で複数チャンスを確保したい |
| 学科別+2科目判定型+外検+ | 本学試験を主軸に、外部検定も活用したい |
| 共通テスト利用[前期]+全学科統一前期 | 共通テストの得点に自信があり負担を抑えたい |
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科目別の出題傾向|英語・国語・地歴公民・数学で何が問われるか
ここからは科目別に、獨協大学法学部の一般選抜(全学科統一前期・学科別を中心)の出題傾向を見ていきます。以下は民間の受験指導サイトが公開している分析にもとづく一般的な傾向であり、大学の公式見解ではありません。過去問の実際の設問内容そのものは著作権の関係で紹介できないため、傾向の要約にとどめます。年度によって出題内容は変わるため、断定的な予想として受け取らないようご注意ください。解答形式(マーク式・記述式の別)は公式の受験の手引きに明記されていないため、過去問集や学校の進路指導室で最新の情報を確認することをおすすめします。
英語の出題傾向
法学部の英語は、大問構成で長文読解を中心に、文法・語彙の知識問題を組み合わせた形式が続いているとされます。配点は100点と外国語学部の一部学科ほど高くないものの、合否を分ける主要科目であることに変わりはないとされ、標準的な語彙・文法知識を土台に、長文の内容を正確に把握する力が求められます。試験時間は60分と短めに設定されているため、時間配分を意識した演習が欠かせません。
国語の出題傾向
学科別で必須となる国語は、「現代の国語、言語文化、論理国語」の範囲から出題され、評論文を中心とした読解問題が主軸になっているとされています。法学部を志望する受験生にとって、論理的な文章を正確に読み解く力は、入学後に法律の条文や判例を読む力にもつながる重要な素養です。漢字や語句の知識を問う設問も含まれる傾向があるとされ、読解力だけに偏らない基礎知識の定着も欠かせません。
地歴・公民の出題傾向
選択科目として利用できる地歴・公民は、「歴史総合、日本史探究」「歴史総合、世界史探究」「地理総合、地理探究」「公共、政治・経済」の中から1科目を選びます。「公共、政治・経済」を選ぶ受験生は、法学部の学びと直結する内容を先取りできるという側面があり、法律学科・国際関係法学科・総合政策学科のいずれを志望する場合でも、政治・経済の基礎知識は入学後の学習の土台になります。日本史・世界史・地理を選ぶ場合も、教科書レベルの知識を体系的に整理しておくことが得点の安定につながります。
数学の出題傾向(選択者向け)
選択科目として数学(数学Ⅰ、数学A[図形の性質、場合の数と確率]、数学Ⅱ、数学B[数列]、数学C[ベクトル])を選ぶことも可能です。文系学部でありながら数学を選択科目に含めている点は、数学が得意な受験生にとって選択肢を広げる要素になります。出題範囲は幅広く設定されているため、特定の単元に偏らず、教科書レベルの内容を満遍なく仕上げておくことが基本方針になります。
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科目別の対策の方針
出題傾向を踏まえ、ここからは科目別の対策の方向性を整理します。法学部の配点は英語・国語・選択科目がほぼ同じ重みであるため、特定の1科目だけに偏らず、バランスよく得点力を積み上げる計画が有効です。
英語の対策
英語は、単語・文法などの基礎知識を高2までに固めたうえで、高3からは長文を時間内に読み切る速読力の強化に軸足を移すのが効果的です。試験時間が60分と短いため、日頃から時間を計って長文を読む練習を積んでおくと、本番でのタイムマネジメントに余裕が生まれます。大学受験の英語勉強法そのものについては、大学受験の英語勉強法|偏差値を上げる順番と学年別ロードマップでも科目横断的に整理しているので、基礎固めの進め方に迷ったときの参考にしてください。
国語の対策
現代文は、評論文を読み慣れることが土台になります。新書レベルの評論文を日常的に読み、筆者の主張とその根拠を自分の言葉で要約する練習を重ねると、選択式・記述式いずれの設問にも対応しやすくなります。法律学科・国際関係法学科・総合政策学科いずれも論理的な文章を読み解く力が入学後の学びの土台になるため、国語の対策は法学部入試における投資対効果の高い科目だといえます。漢字・語句など基礎知識の取りこぼしを防ぐ演習も並行して進めておきましょう。
選択科目(地歴公民・数学)の対策
選択科目は、まず自分が高校で履修している科目・得意な科目を軸に決めるのが基本です。「公共、政治・経済」は法学部の学びと重なる内容が多く、入学後を見据えた学習にもつながるという利点がありますが、日本史・世界史・地理・数学のいずれを選んでも配点は同じ100点です。無理に「法学部だから政治・経済」と決めつけず、自分が最も得点を安定させやすい科目を選ぶことを優先してください。数学を選択する場合は、出題範囲が幅広いため、高2のうちから計画的に単元を仕上げていく必要があります。地歴を選択する場合も、通史を最後まで一周してから演習に入るのでは間に合わないことが多いため、学校の授業進度に合わせて、習った範囲から少しずつ演習を積み重ねる進め方が現実的です。模試で選択科目の点数が伸び悩んでいる場合は、暗記量の不足なのか、問題演習量の不足なのかを切り分けて対策することが遠回りを避けるコツになります。
外部検定を活用する対策(外検+・英語資格)
実用英語技能検定やTEAP、TOEFL iBTなどの外部検定で一定の基準(実用英語技能検定CSE1980相当など)を満たしていれば、「外検+」「共通テスト利用入試[英語資格]」という選択肢も使えます。外部検定のスコアを早めに確保しておくと、出願できる方式そのものが増えるため、高2のうちから外部検定の受験計画を立てておくことをおすすめします。ただし、外検+は法学部の場合、英語以外の2科目(国語・選択科目)の出来がそのまま合否を左右する仕組みになっているため、外部検定さえ取得すれば安心というわけではなく、国語・選択科目の対策も並行して進める必要があります。なお、共通テスト利用入試[前期・国公立併願型・情報サイエンス]では、外国語として英語だけでなくドイツ語・フランス語のスコアも使える区分があります。高校で第二外国語を履修している受験生にとっては、選択肢を広げられる仕組みだといえます。
併願校対策との両立
獨協大学法学部を第一志望としながら、他の私立大学や国公立大学を併願するご家庭は少なくありません。併願校対策に時間を割きすぎて、獨協大学向けの国語・選択科目の対策が手薄にならないよう、高3の秋以降は科目・形式ごとに演習時間を意図的に配分する工夫が有効です。共通テスト利用方式で併願する大学がある場合は、共通テストの得点をどちらにも活かせるため、共通テスト対策の比重を計画的に高めておくと、併願戦略全体の効率が上がります。併願校が多いほど出願期間・試験日が重なりやすくなるため、年明け以降のスケジュールは早めに一覧表にまとめておくと管理しやすくなります。
「うちの子の場合」の科目別の優先順位を個別に相談できます
英語・国語・選択科目のどこから固めるべきか、志望学科や模試の結果にあわせて具体的にお伝えします。
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学習スケジュールの立て方|逆算計画と学年別の目安
獨協大学法学部の入試は、方式によって必要な科目数・配点が異なるため、直前期に方式を決めるのではなく、高2のうちから軸にする方式の見当をつけておくことが対策の効率を左右します。
高1のうちにやっておきたいこと
高1の間は、英語・国語という主要科目の基礎を固める時期です。英語は積み上げ型の科目のため、高1のつまずきを高3まで持ち越さないことを最優先にしてください。英単語・英文法の基礎、国語の読解の土台となる語彙・漢字は、定期テストのたびに振り返りながら確実に固めておくと、高2以降の演習量を増やす土台になります。この時期はまだ志望学科(法律・国際関係法・総合政策)を厳密に決めておく必要はなく、幅広く関心を持ちながら基礎学力を積み上げることを優先してください。選択科目(地歴公民・数学)についても、高1のうちに得意・不得意の見当をつけておくと、高2以降の科目選択で迷いにくくなります。学校の授業を丁寧に受け、定期テストの結果を科目ごとに記録しておくだけでも、後の選択科目選びの判断材料になります。
高2のうちにやっておきたいこと
高2は、志望学科の方向性を固めながら、選択科目(地歴公民・数学)の基礎を仕上げていく時期です。高2の終わりまでに英語・国語・選択科目の基礎を一通り仕上げておきたいところです。外部検定(実用英語技能検定・TEAP等)の活用を考えている場合は、この時期から受験計画を立てておくと、高3で「外検+」や「共通テスト利用入試[英語資格]」といった選択肢を実際に使える状態になります。また、獨協大学法学部が求める「歴史・文化・政治制度への関心」を養う意味でも、高2のうちから新聞やニュースに触れる習慣をつけておくと、志望理由書や面接(推薦・総合型選抜を検討する場合)にも活きてきます。
高3からの逆算スケジュール
高3以降は、志望する方式に応じた対策を並行して進める時期になります。おおまかな目安は次の通りです。
| 時期 | 取り組みの目安 |
|---|---|
| 高3春〜夏 | 英語長文・国語読解の演習量を増やし、選択科目の基礎を固める |
| 高3夏〜秋 | 過去問演習を開始し、志望方式(全学科統一前期・学科別など)の形式に慣れる |
| 高3秋〜共通テスト前 | 共通テスト利用入試を検討する場合は、共通テスト対策の比重を高める |
| 共通テスト後〜前期試験 | 共通テストの自己採点をもとに、本学試験の総仕上げと出願方式の最終調整 |
共通テスト利用入試を主軸に考える場合は、私立大学の個別試験対策より共通テスト対策の比重を早めに高めておく必要があります。逆に本学試験(全学科統一前期・学科別)を主軸にする場合は、過去問演習を通じて出題形式に慣れる時間を優先的に確保してください。共通テスト・本学試験のどちらを主軸にするか決めかねている場合は、高3の秋までに一度模試の結果を見比べ、共通テスト形式と記述・マーク混在の学科別形式のどちらで得点が安定しやすいかを確認しておくと、直前期の判断に迷いにくくなります。
併願・浪人生が押さえておきたいポイント
獨協大学法学部は複数の方式を併願できる設計になっているため、全学科統一前期を受験しつつ、同日夕方のイブニング入試を併願するといった組み方も可能です。浪人生の場合、現役時に伸び悩んだ科目(特に選択科目や外部検定)を重点的に立て直す1年間として位置づけ、春の時点で外部検定の受験計画も含めた到達目標を月単位で区切っておくと、夏以降の過去問演習にスムーズに移行しやすくなります。現役時に共通テストで思うような得点が取れなかった受験生は、浪人期間を使って本学試験の対策比重を高め、共通テスト利用入試だけに頼らない併願の組み方を検討するのも一つの方法です。塾・予備校を使う場合の費用感については大学受験の塾費用は年間いくら?学年別相場と安く抑える方法でも整理しているので、指導形態を選ぶ際の目安として参考にしてください。
模試の活用法とスケジュールの見直し方
逆算スケジュールは、一度立てたら固定するものではありません。模試の結果をきっかけに、英語・国語・選択科目の配分を定期的に見直すことが、方式の選択肢が多い獨協大学法学部の対策では特に重要になります。模試の判定そのものよりも、どの科目でどの程度の得点を確保できているか、志望する方式の配点に照らして中身を確認する習慣をつけると、次の模試までに何を優先すべきかが具体的に見えてきます。特に高3の夏以降は、模試の結果を受け取ったら1週間以内に「今回の失点原因」と「次回までの対策」を書き出しておくと、直前期に同じ失点パターンを繰り返すリスクを減らせます。
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独学で目指す場合の壁と対処法
獨協大学法学部は、6方式+共通テスト利用4区分という選択肢の多さが特徴である一方、情報量の多さそのものが独学の壁になりやすいという側面があります。ここでは、独学で目指す場合によくぶつかる壁と、その対処法を整理します。
壁1: 方式が多すぎて、どれを軸にするか自分では決めきれない
ここまで見てきた通り、獨協大学法学部の一般選抜には10通りの選抜区分があります。それぞれの出願条件・配点・併願可否を正確に理解しないまま出願してしまうと、対策の的が絞れないまま直前期を迎えてしまうリスクがあります。特に「学科別に出願していることが条件」の2科目判定型・外検+のような、出願の順序や条件が絡む方式は、独学だと見落としやすい部分です。
壁2: 3学科のどれが向いているか、独学では判断材料が少ない
法律学科・国際関係法学科・総合政策学科は、いずれも法学・政治学を土台にしながら、進路の方向性やカリキュラムの重点が異なります。高校生の時点で「行政法務コースと企業法務コースのどちらが自分に合うか」を独学で判断するのは簡単ではありません。国際関係法学科のように英語の授業数が多い学科を選ぶかどうかも、語学力への自信だけでなく、将来のキャリアイメージと合わせて考える必要があり、第三者と対話しながら整理する方が判断の精度が上がりやすい領域です。
壁3: 外部検定の活用タイミングを独学だと見誤りやすい
外検+・共通テスト利用入試[英語資格]を使うには、高2のうちから外部検定の受験計画を立てておく必要があります。「高3になってから外部検定の対策を始めよう」と考えていると、間に合わないケースが少なくありません。独学の場合、こうした逆算のタイミングを見落としたまま何ヶ月も過ぎてしまうことも起こりえます。学習計画を立てる段階、あるいは定期的な振り返りのタイミングで、第三者に外部検定の活用計画が現実的かを確認してもらえると、こうしたロスを防ぎやすくなります。
壁4: 学科別・方式別の実質倍率の情報が独学だと集めにくい
獨協大学法学部の入試結果(実質倍率・合格最低点)は、入試情報サイトの実績ページで学科・方式ごとに公表されていますが、方式が10通りある分、どの数字がどの方式のものかを独学で正確に整理するのは手間がかかります。特に2027年度新設のイブニング入試・2科目判定型・情報サイエンスは前年度までの実績データが存在しないため、参考にできる情報自体が限られています。志望する方式を決める際は、公式サイトの実績ページを学科別・方式別に一つずつ確認する作業が欠かせません。
対処法: 状況に応じてプロの視点を取り入れる
こうした壁への現実的な対処法は、すべてを塾に任せるのではなく、「独学で進められる範囲」と「第三者の視点が必要な範囲」を切り分けることです。知識のインプットや基礎演習は独学で進めながら、方式選びや学科選び、外部検定の活用計画など、独学では判断材料が不足しがちな部分だけをプロ講師に相談するという使い方であれば、費用を抑えながら独学の弱点を補えます。
| 取り組み方 | 独学で対応しやすい範囲 | 第三者の視点が有効な範囲 |
|---|---|---|
| 英語 | 単語・文法の暗記、長文の多読 | 読解の精度確認、時間配分の調整 |
| 国語 | 漢字・語句の暗記、評論文の多読 | 要約・記述答案の添削 |
| 選択科目・数学 | 教科書レベルの知識の反復 | 単元選びの優先順位づけ |
| 方式・学科選び | 制度の情報収集 | 得意科目・将来像を踏まえた絞り込み |
この表からもわかる通り、暗記や多読といった「インプット中心の作業」は独学でも十分に進められる一方、答案の精度確認や方式・学科の絞り込みといった「判断が絡む作業」は、第三者の視点があった方が効率よく進みます。すべてを塾に頼るか、すべてを独学で済ませるかの二択ではなく、この2つを意識的に分けて考えることが、限られた時間を有効に使うコツです。
1対1のオンライン家庭教師であれば、必要な科目・必要なタイミングだけを選んで依頼できるため、「外部検定の計画だけ相談したい」「学科選びだけ一緒に整理してほしい」といった絞った使い方もしやすくなります。すべての科目を塾に切り替える必要はなく、独学で伸ばせている部分はそのまま独学を続け、方式選び・外部検定の活用計画・記述答案の精度など、独学だと判断材料が不足しがちな部分だけをスポットで相談するという発想を持つと、費用対効果の高い受験勉強につながります。塾なしで大学受験を進めたいと考えているご家庭向けの考え方は大学受験は塾なしで合格できる?割合・向き不向き・独学戦略を解説でも詳しく取り上げているので、あわせて参考にしてください。
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よくある質問(FAQ)
ここまでの内容と重なる部分もありますが、獨協大学法学部の一般選抜を検討する際によく寄せられる質問を、あらためてQ&A形式で整理しておきます。
獨協大学法学部の法律学科・国際関係法学科・総合政策学科、どう選べばいいですか?
法律学科は公務員・企業法務・法曹という進路に直結する3コース制、国際関係法学科は英語重視で国際性を養う少人数教育、総合政策学科は政策・地域を法学と政治学の両面から学ぶ学際的なカリキュラムが特徴です。将来のキャリアイメージと、語学力への自信の度合いを軸に考えると選びやすくなります。
全学科統一前期と学科別、どちらを優先すべきですか?
全学科統一前期は2科目(英語+選択1科目)で200点満点、学科別は3科目(英語+国語+選択1科目)で300点満点です。国語に自信がある場合は学科別を軸にすると、2科目判定型・外検+への追加出願もしやすくなります。逆に国語より選択科目の方が得意な場合は、全学科統一前期を軸にするのも一つの考え方です。
外検+の出願資格を満たす外部検定は何ですか?
実用英語技能検定CSE1980、TEAP205点、TEAP CBT300点、TOEFL iBT合計42点、TOEIC L&R+S&W合計720点、IELTS4.0、ケンブリッジ英語検定140点のいずれか1つを満たすことが条件です。基準を満たしていれば「学科別」への追加出願として無料で使えるため、外部検定を持っている場合は積極的に活用を検討する価値があります。
国際関係法学科は英語が苦手でも目指せますか?
国際関係法学科は英語の授業数が法律学科の1.5倍とされており、入学後は英語力を求められる場面が多い学科です。入試の配点自体は法学部共通(英語100点)ですが、入学後の学びを見据えると、高3までに英語の基礎を一定水準まで仕上げておくことが望ましいといえます。入学後に伸ばす前提で考え、入試の時点で完璧を求めすぎないことも大切です。
共通テスト利用入試だけで合格を狙うことはできますか?
できます。共通テスト利用入試[前期]は個別試験なしで、共通テストの成績のみで合否が判定されます。ただし本学試験の方式と併願することも可能なため、共通テストの結果に不安がある場合は、本学試験の方式も出願しておくとリスクを分散できます。共通テスト利用入試は出願期間が本学試験より早く締め切られる区分もあるため、出願スケジュールの管理には注意してください。
浪人しても獨協大学法学部は受験できますか?
受験できます。方式によっては大学入学共通テストの成績を利用するものもあるため、浪人期間に外部検定の取得や選択科目の立て直しを進めておくと、現役時より出願できる方式の選択肢を広げられる場合があります。現役時の反省点を踏まえて、どの方式を軸にするかを春のうちに決めておくことをおすすめします。
模試の判定が厳しい場合、どの時期から対策を本格化すべきですか?
法学部の一般選抜は英語・国語・選択科目のバランスが重視されるため、高2の終わりまでに主要科目の基礎を固め、高3の春から過去問演習に入れる状態が理想です。判定が厳しい場合ほど、独学だけで進めるより、早い段階で学習計画そのものと志望方式の組み方を見直すことをおすすめします。
法律学科と国際関係法学科、総合政策学科を同時に併願することはできますか?
全学科統一前期・イブニング入試・共通テスト利用入試など複数学科への併願を認めている方式では、法学部内の複数学科に同時出願することが可能です。2学科目以降は検定料が割引になる仕組みもあるため、志望学科を1つに絞り切れない場合は、複数学科への同時出願も選択肢に入れて検討するとよいでしょう。ただし学科別のように1学科のみ出願できる方式もあるため、方式ごとの併願条件は事前に必ず確認してください。
まとめ|獨協大学法学部合格への次の一歩
獨協大学法学部の入試は、法律学科・国際関係法学科・総合政策学科という3学科構成に加え、本学試験を課す6方式と共通テスト利用の4区分という、選択肢の多さが最大の特徴です。情報量の多さに圧倒されるのではなく、まず自分が軸にする方式を1つ決めることが対策の第一歩になります。
英語・国語・選択科目のいずれもほぼ同じ配点で扱われる設計であるため、特定の1科目に偏らず、3科目のバランスを意識した学習計画を立てることが、この学部の入試傾向に合った対策の考え方だといえます。外部検定を活用できる外検+・英語資格という選択肢もあるため、高2のうちから外部検定の受験計画を視野に入れておくと、出願できる方式そのものを増やすことができます。
3学科のどれを志望するか迷っている場合も、基本的な考え方は変わりません。将来のキャリアイメージと、今の学力・語学力を照らし合わせながら、志望学科と軸にする方式を早めに絞り込むことが、獨協大学法学部のように選択肢の多い入試では特に効いてきます。現役生・浪人生を問わず、今の学力と各方式で必要な得点との差を定期的に確認しながら計画を修正していくことが、結果的に最短距離の対策につながります。情報量の多さを味方につけられれば、獨協大学法学部は併願の組み方次第でチャンスを増やせる入試でもあります。方式・学科ごとの違いを正しく理解したうえで、自分に合った受験パターンを早めに固めておきましょう。
本記事の情報は執筆時点(2027年度入試の受験の手引き・入試制度)のものです。入試制度・配点・募集人員は年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず獨協大学入試情報サイト・最新の一般入試要項でご確認ください。特に共通テスト利用入試[国公立併願型]のように複数科目を組み合わせる方式は、年度ごとに細部が調整されることもあるため、出願直前だけでなく、学習計画を立てる時点でも最新版を確認する習慣をつけておくと安心です。イブニング入試・2科目判定型・情報サイエンスといった2027年度新設の方式は特に変更の可能性があるため、注意して確認してください。
スプリング・オンライン家庭教師では、プロ講師による1対1指導を通じて、獨協大学法学部が求める英語・国語・選択科目の総合力を科目単位で強化できます。「今の学力から獨協大学法学部合格まで、どの方式を軸に、何を・どれくらい・いつまでに進めればいいか」を、無料相談で具体的にシミュレーションすることも可能です。指導内容とコースの詳細は大学受験コースのページでも紹介しています。3学科のどれを志望するか、どの方式を軸にするか迷っている方も、まずは現状を整理するところから始めてみてください。
3学科・6方式のどれを軸にすべきか無料で整理します
法律学科・国際関係法学科・総合政策学科のどれを志望するか、全学科統一前期と学科別のどちらを主軸にすべきかを、得意科目や外部検定の有無から一緒に整理します。
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