2026/09/03 大学受験

国際基督教大学教養学部の入試傾向と対策|ATLASと英語を徹底解説

「ICUの入試って、共通テストは使えないの?」「総合教養(ATLAS)って聞いたことのない科目名だけど、いったい何を勉強すればいいの?」——国際基督教大学(ICU)教養学部を志望校として考え始めた高校生・保護者の方から、こうした質問をよく受けます。国際基督教大学は教養学部アーツ・サイエンス学科のみの一学部一学科制をとる大学で、一般選抜には「人文・社会科学選択」「数理・自然科学選択」「日英バイリンガル面接利用」「英語外部試験利用」という4つの区分があり、いずれの区分にも他大学にはない独自科目「総合教養【ATLAS】」が課されるという、制度自体がやや特殊な学部です。

一般選抜の4区分には共通テストを利用する仕組みがなく、地理歴史・公民といった暗記系の科目試験も課されないため、「文系科目・理系科目のどちらの対策に力を入れればいいのか分からない」という戸惑いの声が非常に多く聞かれます。実際には、総合教養【ATLAS】と英語はどの区分でも共通して課され、そこに人文・社会科学または数理・自然科学のいずれかの専門科目、あるいは面接・外部英語試験が組み合わさるという構造になっており、区分ごとに求められる準備はまったく異なります。この制度の全体像を早い段階でつかんでおくかどうかが、限られた高校生活の時間をどう配分するかを大きく左右します。

この記事では、国際基督教大学教養学部の一般選抜4区分の入試方式・科目構成・配点・募集人員・出題傾向を、国際基督教大学公式の入試情報サイトで公表されている情報にもとづいて整理し、科目別の対策の方針、学年別の学習スケジュールの立て方、独学で目指す場合の注意点までをまとめました。結論から言うと、対策のポイントは大きく2つです。1つは、総合教養【ATLAS】という他大学にない科目が全区分共通で課されるため、特定科目の暗記量よりも高校で学んだ全教科の知識を横断的に活用する力を早い段階から養っておくこと、もう1つは、4区分のうちどれを軸にするかによって専門科目・面接・外部英語試験のいずれを優先すべきかが大きく変わるため、自分の得意分野に応じて早めに軸足を決めておくことです。

本記事で紹介する数字は、国際基督教大学入試情報公式サイト(icu.ac.jp)で公表されている2027年度入試の情報にもとづいています。ただし入試制度・日程は年度によって変更されることがあるため、出願を検討する際は必ず最新の国際基督教大学入試情報公式サイト・学生募集要項でご確認ください。共通テストを使う一般的な大学の入試制度に慣れている受験生・保護者ほど、ICUの制度は最初の情報収集の段階でつまずきやすいため、まずは4区分の違いを正確に把握するところから始めましょう。

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【結論】国際基督教大学教養学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント

まず全体像を押さえておきましょう。国際基督教大学教養学部の一般選抜は、下表の通り4つの区分に分かれており、区分によって配点満点も第二次選考の有無もまったく異なります。

区分募集人員第一次選考の配点第二次選考
①人文・社会科学選択110名ATLAS80点+英語80点+人文・社会科学80点(計240点)なし
②数理・自然科学選択40名ATLAS80点+英語80点+数理・自然科学80点(計240点)なし
③日英バイリンガル面接利用20名ATLAS80点+英語80点(計160点)オンライン個人面接(日本語・英語)
④英語外部試験利用10名ATLAS80点+英語外部試験スコアオンライン個人面接(日本語のみ)

4区分すべてに共通するのは、総合教養【ATLAS】と英語(または英語外部試験)が課されるという点です。人文・社会科学選択と数理・自然科学選択は専門科目の追加で第一次選考のみで合否が決まる一方、日英バイリンガル面接利用と英語外部試験利用は専門科目がない代わりにオンライン個人面接という第二次選考が課されます。この違いを理解しないまま「とりあえず全部の対策をまんべんなくやればいい」と準備を進めてしまうと、限られた時間を効率よく配分できません。

国際基督教大学教養学部を目指すなら押さえておきたい3つのポイント

  • 一般選抜には共通テストを利用する区分がなく、4区分すべてで総合教養【ATLAS】と英語が共通の柱になる
  • 人文・社会科学選択と数理・自然科学選択は専門科目を含む第一次選考のみで完結し、面接は課されない
  • 日英バイリンガル面接利用と英語外部試験利用は専門科目がない代わりに、オンライン個人面接という第二次選考が課される

この3点を踏まえたうえで、次の章から学部の特徴、4つの入試区分の詳細、科目別の出題傾向と対策、学習スケジュールの順に解説していきます。読み進める際は、自分がどの区分を軸に考えているかを仮でもよいので決めながら読むと、どの章の情報を重点的に押さえるべきかが見えやすくなります。

こんな受験生は特に早めの対策が必要

特に次の3つに当てはまる受験生は、他の受験生より早いタイミングで対策を始めておくことをおすすめします。1つ目は、総合教養【ATLAS】という科目名を最近になって初めて知った場合です。ATLASは教科の枠を超えた横断的な総合問題とされており、直前の暗記だけで対応できる科目ではありません。2つ目は、英語外部試験利用での受験を検討しているが、IELTSやTOEFL iBTなどの基準スコアにまだ届いていない場合です。外部試験は受験できる回数・時期が限られているため、スコアメイクの計画を早期に立てておく必要があります。3つ目は、日英バイリンガル面接利用でのオンライン面接に慣れていない場合です。日本語・英語の両方で行われる面接のため、早めに練習の機会を作っておくことが望ましいでしょう。これら3つのいずれにも当てはまらない場合でも、4区分のうちどれを軸にするかという判断自体は早いほど選択肢が広がるため、高2のうちから情報収集を始めておくことをおすすめします。

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国際基督教大学(ICU)教養学部とは|学部の特徴と求められる力

国際基督教大学は、キリスト教主義に基づくリベラルアーツ教育を掲げる大学として知られています。国際基督教大学は教養学部アーツ・サイエンス学科のみの一学部一学科制をとっており、全学生がこの1つの学部学科に所属します。「教養学部」という名称から複数の学科があるように見えますが、実際には学科は1つだけで、入学後の専門分野の選び方によって学びの内容が大きく変わる仕組みになっています。

アーツ・サイエンス学科という単一学科制の仕組み

一般的な大学では、出願の時点で経済学部・法学部・理工学部のように学部・学科を選び、入学後の専門もおおむね固定されています。国際基督教大学ではこの構造が異なり、入試の出願区分(人文・社会科学選択か数理・自然科学選択かなど)と、入学後に学ぶ専門分野(メジャー)の選択は別の仕組みとして設計されています。つまり、数理・自然科学選択で入学したからといって理系分野のメジャーを必ず選ばなければならないわけではなく、入学後に文系・理系の枠を超えて幅広い分野から専修分野を選び直すことができます。出願区分は入学試験の科目構成を分けるための枠組みであって、入学後の専門分野を固定するための枠組みではないという点は、他大学の学部・学科制と比較する際に混同しやすいポイントです。志望理由を考える際も、「出願区分=将来の専門分野」と決めつけず、入学後にどのメジャーを学びたいかを別軸で考えておくと、より説得力のある志望理由になります。

31メジャーと3つの専修方法

国際基督教大学には31のメジャー(専修分野)があり、美術・文化財研究、音楽、文学、哲学・宗教学、経済学、経営学、歴史学、法学、公共政策、政治学、国際関係学、社会学、文化人類学、メディア・コミュニケーション・文化、生物学、物理学、化学、数学、情報科学、言語教育、教育学、言語学、心理学、アメリカ研究、アジア研究、開発研究、環境研究、ジェンダー・セクシュアリティ研究、グローバル研究、日本研究、平和研究といった分野が用意されています。メジャーの選び方には「SINGLE MAJOR」「DOUBLE MAJOR」「MAJOR+MINOR」の3通りがあります。SINGLE MAJORは1つの分野を専修する形、DOUBLE MAJORは2つの分野を同等の比重で専修する形、MAJOR+MINORは1つの分野を主専修としながらもう1つを副専修として学ぶ形です。人文・社会科学系の分野と数理・自然科学系の分野が同じメジャー制度の中に並んでいる点も、この大学の特徴だといえます。

リベラルアーツ教育と総合教養【ATLAS】のつながり

国際基督教大学が入試で総合教養【ATLAS】という独自科目を課している背景には、リベラルアーツ教育を掲げる大学としての姿勢があります。特定分野の知識量そのものよりも、教科を横断して物事を捉え、初めて出会う課題に取り組む姿勢が重視されるという考え方は、入学後の31メジャーの学び方や、SINGLE/DOUBLE/MAJOR+MINORという柔軟な専修制度とも一貫しています。入試対策の段階からこの学部の性格を理解しておくと、総合教養【ATLAS】という科目への向き合い方も変わってきます。

国際性・少人数教育という学びの環境

国際基督教大学のキャンパスには、日本国内だけでなく海外の高校を卒業した学生や、海外からの留学生も多く在籍しているとされています。授業の多くが少人数のセミナー形式で行われ、英語による授業科目も一定数用意されているという学習環境は、31メジャーのどの分野を専修する場合でも共通する特徴です。総合教養【ATLAS】の対策として日頃から幅広い分野に関心を持っておくことは、入学後にこうした国際色豊かな環境で学ぶ準備にもつながります。入試の段階から英語による発表・議論に慣れておくことは必須ではありませんが、面接を課される区分を検討している場合は、こうした学びの環境を意識しておくと志望理由の説得力が増します。

卒業後の進路との関係

国際基督教大学は、少人数教育と英語による授業を組み合わせたカリキュラムが特徴とされ、卒業生は国際機関・官公庁・商社・メディア・教育など幅広い進路を選んでいるとされています。「語学に強い大学」というイメージだけでなく、31メジャーを通じて専門分野を深く学べる大学だと理解しておくと、志望理由や入学後の学びのイメージが具体的になります。入試対策の段階から、こうした学部の特徴・進路との結びつきを理解しておくと、志望理由を説明する際にも一貫性のある説明がしやすくなります。

この特徴を踏まえたうえで、次の章では4つの入試区分の詳細を確認していきます。

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一般選抜の入試方式と科目構成

国際基督教大学の一般選抜には、「①人文・社会科学選択」「②数理・自然科学選択」「③日英バイリンガル面接利用」「④英語外部試験利用」の4区分があります。日英バイリンガル面接利用と英語外部試験利用は併願できませんが、それ以外の組み合わせは可能で、最大3区分まで併願できます。4区分に分かれているのは、専門科目の得意・不得意、面接での対応力、あらかじめ取得した英語外部試験のスコアといった、受験生ごとに異なる強みを活かせる入口を複数用意するためだと理解しておくとよいでしょう。ここでは、それぞれの科目構成・配点・募集人員を整理します。

①人文・社会科学選択

人文・社会科学選択は、募集人員110名と4区分の中で最も多く設定されている区分です。配点は合計240点満点で、総合教養【ATLAS】+英語+人文・社会科学の3科目という構成になっており、いずれも試験時間は約70分・配点80点で統一されています。人文・社会科学の専門科目は、哲学・宗教・文学・芸術・歴史・政治・経済・社会など人文・社会科学に関わる内容から出題されます。第一次選考のみで合否が確定し、面接などの第二次選考はありません。4区分の中では最も募集人員が多く、専門科目対策に自信がある受験生にとって最も選びやすい区分だといえます。

②数理・自然科学選択

数理・自然科学選択は、募集人員40名の区分です。配点は人文・社会科学選択と同じく合計240点満点で、総合教養【ATLAS】80点+英語80点+数理・自然科学80点という構成になっています。数理・自然科学の専門科目は、高校の学習指導要領の「数学」と「理科」に基づき、数学・物理・化学・生物の4分野から2分野を選択して解答する形式です。理系のすべての科目を学んでいる必要はなく、得意な2分野を選んで受験できる点が特徴です。人文・社会科学選択と比べて募集人員は少なめですが、専門科目を2分野に絞って対策できる分、得意分野がはっきりしている受験生にとっては的を絞りやすい区分だといえます。

③日英バイリンガル面接利用

日英バイリンガル面接利用は、募集人員20名の区分です。第一次選考は総合教養【ATLAS】80点+英語80点の合計160点満点で、専門科目は課されません。第一次選考を通過すると、第二次選考としてオンライン個人面接(日本語・英語)が行われます。出願資格は高等学校卒業者またはそれと同等以上の学力を有する者とされています。専門科目の対策よりも、ATLAS・英語の完成度と、日本語・英語両方での面接対応力が問われる区分だといえます。

④英語外部試験利用

英語外部試験利用は、募集人員10名の区分です。第一次選考は総合教養【ATLAS】80点+英語外部試験スコアで判定されます。出願にはIELTS6.5以上、TOEFL iBT79以上(2026年1月20日以前受験分)、Cambridge English Qualifications175以上、GTEC CBT1300以上のいずれかの基準スコアが必要です。第二次選考はオンライン個人面接(日本語のみ)です。あらかじめ高い英語外部試験スコアを取得できている受験生にとっては、入試当日の英語の試験を受けずに済む区分になります。基準スコアに届くまでの学習期間を長めに見込んでおく必要がある点は、他の3区分にはない、この区分ならではの計画の立て方だといえます。

4区分の併願ルール

日英バイリンガル面接利用と英語外部試験利用は同時に併願できませんが、それ以外の組み合わせ(たとえば人文・社会科学選択と日英バイリンガル面接利用の併願など)は可能で、最大3区分まで併願できるとされています。併願する場合は試験日・出願書類が区分ごとに異なるため、出願前に募集要項でスケジュールを正確に確認しておく必要があります。2027年度一般選抜のWeb出願期間は2027年1月6日(水)10:00〜1月19日(火)23:59、試験日は2027年2月6日(土)、合格発表日は2027年2月12日(金)です。日程は年度により変更される可能性があるため、出願する年度の最新の募集要項で必ず確認してください。

下表は、2026年度一般選抜における各区分の志願者数・合格者数・合格基準点(公式サイトで公表されている数値)をまとめたものです。

区分志願者数合格者数合格基準点
人文・社会科学選択907名267名143.0点(満点240点)
数理・自然科学選択239名85名136.4点(満点240点)
日英バイリンガル面接利用146名15名90.3点(満点160点)
英語外部試験利用95名5名62点(ATLAS素点)

志願者数に対する合格者数の水準は区分によって大きく異なり、人文・社会科学選択・数理・自然科学選択がおおむね3〜4人に1人程度である一方、日英バイリンガル面接利用・英語外部試験利用は志願者数に対する合格者数がより少ない水準になっています。年度によって数値は変動するため、最新の実績は国際基督教大学入試情報公式サイトの「入学者選抜結果」ページで必ず確認してください。合格基準点は各区分の配点満点に対する得点であり、区分間で満点が異なるため、単純に点数だけを比較して「どの区分が受かりやすいか」を判断することは適切ではありません。自分の得意分野に合った区分を選ぶという視点で、この表を参考にしてください。

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科目別の出題傾向

ここでは、国際基督教大学教養学部の一般選抜に関わる科目について、出題傾向を確認します。区分によって課される科目が異なるため、それぞれの位置づけを整理しながら見ていきましょう。なお、過去問の問題文そのものはここでは紹介しません。出題形式や傾向の要約にとどめます。

総合教養【ATLAS】の出題傾向

総合教養【ATLAS】は、多肢選択のマークセンス方式で実施される総合問題です。「数量的領域」「言語的領域」「分析的領域」におけるリベラルアーツ教育への適性を測る試験とされ、講義を聴く要素を含む出題形式が特徴です。国際基督教大学の公式Q&Aでは、高校で学んだすべての教科・科目の知識をバランスよく活用することが求められると説明されており、特定の教科だけを深く勉強すれば対応できる科目ではないとされています。文系・理系を問わず、幅広い知的好奇心と、初めて出会う課題に落ち着いて取り組む姿勢が問われる出題だと理解しておくとよいでしょう。

英語の出題傾向

一般選抜の英語(人文・社会科学選択・数理・自然科学選択・日英バイリンガル面接利用で共通)は、リスニング(約25分)とリーディング(約45分)の2部構成で実施されます。アカデミックな場面設定のもとで、聞き取った情報・読み取った情報を正確に処理する力が問われる出題構成になっており、単なる日常英会話の練習だけでは対応しきれない側面があります。英語外部試験利用の区分では、この当日の英語試験の代わりにIELTS・TOEFL iBTなどの外部試験スコアが用いられます。

人文・社会科学の出題傾向

人文・社会科学選択で課される専門科目は、哲学・宗教・文学・芸術・歴史・政治・経済・社会など、人文・社会科学に関わる幅広い分野から出題されます。特定の教科書の暗記知識だけでなく、複数の分野にまたがる資料・文章を読み解き、論理的に考える力が問われる出題だと考えられます。地理歴史・公民のように科目名で範囲が限定されているわけではないため、日頃から幅広い分野のニュースや読書に触れておくことが土台になります。

数理・自然科学の出題傾向

数理・自然科学選択で課される専門科目は、高校の学習指導要領の「数学」と「理科」に基づき、数学・物理・化学・生物の4分野から2分野を選択して解答する形式です。4分野すべてを学習している必要はなく、得意な2分野に絞って対策を進められる点が、他大学の理系入試とは異なる特徴です。物理・化学・生物を高校で幅広く履修していない受験生でも、数学と得意な理科1分野を組み合わせて受験できる柔軟さがあります。

オンライン個人面接の傾向(日英バイリンガル面接利用・英語外部試験利用)

日英バイリンガル面接利用と英語外部試験利用の第二次選考は、いずれもオンラインで行われる個人面接です。日英バイリンガル面接利用は日本語・英語の両方で、英語外部試験利用は日本語のみで実施されるという違いがあります。面接の具体的な質問内容は公表されていませんが、出願書類の内容や志望理由と関連づけて、その場で考えを言語化する力が問われる形式だと考えておくとよいでしょう。過去の面接内容そのものは公表・転載されていないため、この記事では出願資格・実施言語といった制度面の要約にとどめます。

ここまで見てきたように、総合教養【ATLAS】と英語は4区分すべてに共通する土台であり、そこに専門科目(人文・社会科学選択・数理・自然科学選択)または面接(日英バイリンガル面接利用・英語外部試験利用)が組み合わさる構造になっています。次の章では、この4科目それぞれについて、具体的な対策の方針を見ていきます。

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科目別の対策の方針

出題傾向を踏まえ、ここでは区分別・科目別の対策の方針を整理します。志望する区分によって優先すべき対策がはっきり変わる点が、国際基督教大学教養学部対策の特徴です。

ATLAS対策の方針

総合教養【ATLAS】は市販の専用対策教材が限られているため、特定の問題集を繰り返すだけでは対応しきれません。高校で学ぶ国語・数学・英語・地歴公民・理科のすべてを、暗記科目としてではなく思考の道具として使えるように仕上げておくことが対策の土台になります。日頃から新聞・ニュース番組などで社会の出来事に触れ、自分の言葉で要約する習慣をつけておくと、講義を聴いて設問に答える形式のATLASにも対応しやすくなります。時間配分を意識した模擬形式の演習も、可能な範囲で取り入れておくとよいでしょう。読書量を増やすだけでなく、読んだ内容について誰かと話し合い、自分の理解が正確かどうかを確認する習慣も、分析的領域の対策として効果的です。

英語対策の方針

一般選抜の英語は、まず単語・文法という基礎を固めたうえで、リスニング・リーディングの両方をバランスよく仕上げることが土台になります。アカデミックな場面設定の長文に慣れておくことに加え、リスニングは共通テストの英語対策と重なる部分も多いため、共通テスト対策の教材を並行して活用するのも効率的です。英語外部試験利用を検討している場合は、IELTS・TOEFL iBTなど基準スコアに定められている試験の形式に早めに慣れておき、受験できる回数・時期が限られていることを踏まえて計画的にスコアメイクを進める必要があります。

人文・社会科学対策の方針

人文・社会科学選択を軸にする場合、特定の教科書範囲を丸暗記するのではなく、複数の分野をまたいだ文章を読み、論理構成を把握する練習を積み重ねることが対策の中心になります。現代文の読解演習で「筆者の主張を自分の言葉で要約する」練習を重ねると、ATLASの対策にも効果が波及しやすいという利点があります。政治・経済・歴史などのニュースに日頃から触れ、自分なりの意見を言語化する習慣をつけておくことも、対策の質を高めます。哲学・宗教・芸術のように、日常的なニュースだけでは触れる機会が少ない分野については、学校の授業や図書館の入門書などを活用して、まんべんなく基礎知識を補っておくとよいでしょう。

数理・自然科学対策の方針

数理・自然科学選択を軸にする場合、まず得意な2分野を早めに決め、その2分野の基礎を高2のうちに固めておくことが重要です。4分野すべてを広く浅く学ぶよりも、2分野に絞って深く仕上げるほうが、限られた対策時間を効率的に使えるという考え方が現実的です。数学を含めて選択する場合は、計算力だけでなく、初見の設定を読み解いて解法を組み立てる力を養う演習を重視するとよいでしょう。物理・化学・生物のいずれかを選ぶ場合も、暗記量の多さだけで科目を選ぶのではなく、これまでの得点の安定度や、初見の実験・観察設定に対する対応力を基準に選ぶことをおすすめします。

面接対策の方針(日英バイリンガル面接利用・英語外部試験利用)

日英バイリンガル面接利用・英語外部試験利用を軸にする場合、第一次選考(ATLAS・英語または外部試験スコア)の対策と並行して、面接対策の時間も確保しておく必要があります。志望理由や興味のある分野を、自分の言葉で簡潔に説明する練習を、早い段階から重ねておくことが土台になります。日英バイリンガル面接利用では英語での受け答えも求められるため、日本語だけでなく英語での自己紹介・意見表明にも慣れておくと安心です。緊張しやすい人ほど、話す内容を丸暗記するのではなく、要点だけを覚えて自分の言葉で話す練習を重ねておくと、本番でも落ち着いて対応しやすくなります。第三者に模擬面接の相手になってもらい、話す内容だけでなく話し方・間の取り方についてもフィードバックをもらう機会を作ることをおすすめします。

4科目それぞれの対策の方針を踏まえると、どの区分を軸にする場合でも、総合教養【ATLAS】と英語の対策は共通して必要になることが分かります。専門科目・面接のどちらに重点を置くかは志望区分によって変わりますが、土台となる2科目の対策を早めに固めておくことが、どの区分を選んでも無駄にならない準備の進め方だといえます。

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学習スケジュールの立て方|学年別の逆算計画

国際基督教大学教養学部は、志望する区分によって対策の優先順位が変わるため、早い段階で区分の見通しを立てておくことが、直前期に慌てないための鍵になります。学年ごとに何を優先すべきか、逆算の考え方を整理します。

高1のうちにやっておきたいこと

高1のうちは、英語・国語・数学の基礎を幅広く固めることが最優先です。ATLASはどの教科か1つに絞った対策ができない科目のため、高1の段階で特定の科目を捨てるという判断はできるだけ避けておくことが望ましいでしょう。英語外部試験利用を視野に入れている場合は、高1のうちから英語4技能(読む・聞く・書く・話す)をバランスよく学習しておくと、高2以降の外部試験対策の負担を大きく左右します。

高2で固めておきたい基礎

高2は、英語・国語の基礎を仕上げつつ、志望する区分の絞り込みを始める時期です。数理・自然科学選択を検討している場合は、高2のうちに得意な2分野を決めておくと、高3での演習量を確保しやすくなります。英語外部試験利用を検討している場合は、高2のうちに一度IELTSやTOEFL iBTなどを受験しておき、基準スコアまでの距離を把握しておくとよいでしょう。日英バイリンガル面接利用を検討している場合も、高2のうちから人前で自分の考えを話す機会(学校の発表・ディベートなど)を意識的に増やしておくと、高3での面接対策がスムーズに進みます。

部活動・学校行事との両立

高1・高2の間は部活動や学校行事に力を入れている生徒も多く、対策時間を十分に確保できない時期があるのは自然なことです。部活動を引退するまでは基礎固めを最優先にし、引退後にまとまった時間をATLAS対策や演習量の確保に振り向けるという段階的な計画のほうが、無理なく継続しやすい傾向があります。

高3・逆算のスケジュール

高3の春(4〜6月)は、英語・国語・専門科目(選択する区分に応じて)の基礎固めの総仕上げに充てます。夏(7〜8月)は、志望する区分に応じた対策の比重を高め始める時期です。英語外部試験利用を軸にする場合は外部試験の本番受験、人文・社会科学選択・数理・自然科学選択を軸にする場合は専門科目の演習を意識的に増やしましょう。秋(9〜11月)は、ATLASを意識した横断的な演習と各区分特有の対策を並行させながら、公表されている範囲の情報にも目を通します。試験日は例年2月上旬の1日に設定されているため、直前期の体調管理・当日の移動計画まで含めて逆算しておくと安心です。下表は、時期ごとに何を優先すべきかの目安をまとめたものです。

時期優先する対策
高3・春(4〜6月)英語・国語・専門科目の基礎の総仕上げ、志望区分の絞り込み
高3・夏(7〜8月)外部試験の本番受験(英語外部試験利用)、専門科目演習の比重を引き上げ
高3・秋(9〜11月)ATLASを意識した横断的な演習と区分別対策を並行
高3・直前期(12月〜)英語・専門科目の得点力仕上げ、面接対策(該当区分のみ)の最終調整

直前期は英語・専門科目の得点力仕上げに集中することが優先です。日英バイリンガル面接利用・英語外部試験利用を併願している場合は、第一次選考の結果が出てから第二次選考のオンライン面接対策に取り組む時間も見込んでおく必要があります。

英語外部試験のスコアが基準に届かない場合の考え方

英語外部試験利用を検討していても、高3の秋になっても基準スコア(IELTS6.5、TOEFL iBT79など)に届かないケースは珍しくありません。基準スコアに届く見込みが立たない場合は、無理にこの区分にこだわらない判断も必要です。人文・社会科学選択や日英バイリンガル面接利用など、他の区分に軸足を移すことも選択肢に入れておきましょう。外部試験は受験できる回数・時期が限られているため、「あと1回受ければ届くはず」という見通しだけで直前期まで粘るのではなく、模試や過去のスコア推移から現実的な到達可能性を早めに見極めておくことが大切です。

模試の結果をどう対策に反映するか

英語・国語・専門科目の模試の結果は科目別の得点率で客観的に把握できますが、ATLASや面接に相当する模試は選択肢が限られるため、総合型の問題集や小論文添削サービスを代わりに活用する受験生も多くいます。模試の結果を見る際は、単純な偏差値だけでなく、どの分野・どの設問形式で失点しているかを分析し、次の対策に反映させることが重要です。専門科目(人文・社会科学または数理・自然科学)の得点が安定してきたら、ATLASや面接など模試で測りにくい部分に対策の比重を移していくという柔軟な配分の見直しも大切です。

浪人生・再挑戦のケースで意識したいこと

現役時に不合格だった場合、浪人して再挑戦するという選択肢もあります。学習時間は確保しやすい一方、英語外部試験のスコアの有効期限を踏まえたスコアメイクの計画を立て直す必要がある点に注意が必要です。前年の受験結果を振り返り、どの区分でどの科目が届かなかったのかを言語化したうえで、新しい年度の対策計画に反映させることが重要です。特にATLASのように結果だけでは弱点が見えにくい科目については、設問形式ごとの手応えを記録しておき、浪人期の対策に反映させる工夫も有効です。

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独学で目指す場合の壁と対処法

国際基督教大学教養学部を独学で目指すこと自体は不可能ではありませんが、特有の壁がいくつかあります。ここでは主な壁と、その対処法の考え方を整理します。

ATLASは対策教材・過去問の情報が少ない

総合教養【ATLAS】は他大学にはない独自科目のため、市販の専用対策教材が非常に限られています。「何をどれだけ勉強すればATLASの点数が伸びるのか」という指針を独学で立てるのは、他の一般的な科目より難易度が高いという現実があります。過去問の実際の問題は転載できませんが、公式が説明する「教科の枠を超えた総合問題」という性質を手がかりに、幅広い教科の知識を思考の道具として使う練習を、自分で設計する必要があります。独学の場合、この「対策の設計そのものを自分で考える」という工程自体が大きな負担になりやすく、結局は他の一般的な科目の対策に時間を寄せてしまい、ATLASへの備えが手薄になってしまうケースも見られます。

4区分のどれを軸にするか独学では判断しにくい

4つの区分のどれを軸にするかは、得意科目・英語外部試験のスコアの有無・面接への適性によって最適解が変わります。情報収集を怠ると、対策のミスマッチが起こりうるため、早い段階で複数区分の情報を整理しておく必要があります。「本当は日英バイリンガル面接利用のほうが有利だったのに、専門科目の対策だけに時間を使ってしまった」というように、区分選びを後回しにした結果、対策の方向性がずれてしまうケースも考えられます。英語力を活かした対策の考え方については、英検と大学受験の関係もあわせて参考にしてみてください。

英語外部試験のスコアメイクを独学で管理する負担

英語外部試験利用を検討する場合、IELTS・TOEFL iBTなどの受験申込・スコア提出期限を自分で漏れなく管理する必要があります。外部試験は受験できる回数・時期が限られているため、「直前期に慌てて申し込む」という進め方は避けたいところです。会場の空き状況によっては希望する日程で受験できないこともあるため、申込のタイミング自体も計画に組み込んでおく必要があります。共通テストの英語の勉強法から見直したいという場合は、大学受験の英語勉強法もあわせて参考にしてみてください。

独学と併用を組み合わせる考え方

すべてを独学でこなす必要はなく、得意科目は自主学習で伸ばしつつ、区分選びの相談やATLASの横断的な演習の設計だけをプロ講師に絞って依頼するという組み合わせ方もあります。「独学かプロに頼るか」の二択ではなく、対策が難しい部分だけをピンポイントで補うという発想を持つと、限られた時間を効率よく配分しやすくなります。特にATLASや面接のように、市販教材だけでは対策の方向性が見えにくい科目こそ、第三者の視点を借りる効果が大きい分野だといえます。大学受験コース全体のサービス内容は大学受験コースのページで紹介しています。

併願校対策との両立

国際基督教大学教養学部を志望する受験生の多くは、英語・国際系の学部を中心に他大学も併願先として検討します。併願先によって求められる科目・入試方式が異なるため、ICU対策だけに時間を使いすぎず、併願校の対策とのバランスを意識しておくことが重要です。ICUの一般選抜は共通テストを使わない独自の日程で実施されるため、共通テストを利用する他大学と併願する場合は、それぞれの対策時間の配分を早めに決めておくと直前期に慌てずに済みます。英語資格を活用する入試方式を課す学部を併願する場合の対策の考え方は、上智大学外国語学部の入試傾向と対策でも紹介しています。

対策情報が少ないICU独自入試こそプロに相談を

市販教材の少ないATLASや面接対策も、これまでの指導経験にもとづいて一緒に対策の方向性を組み立てます。

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よくある質問(FAQ)|国際基督教大学教養学部の入試

共通テストを使って国際基督教大学教養学部を受験できますか?

2027年度一般選抜の4区分(人文・社会科学選択・数理・自然科学選択・日英バイリンガル面接利用・英語外部試験利用)には、大学入学共通テストを利用する仕組みは設けられていません。共通テストの得点にかかわらず、総合教養【ATLAS】・英語(または英語外部試験)・専門科目や面接という、ICU独自の科目構成で合否が判定されます。総合型選抜・学校推薦型選抜など一般選抜以外の入試方式については、国際基督教大学入試情報公式サイトで別途確認してください。

総合教養【ATLAS】とは具体的にどんな科目ですか?

総合教養【ATLAS】は、多肢選択のマークセンス方式で実施される総合問題です。「数量的領域」「言語的領域」「分析的領域」におけるリベラルアーツ教育への適性を測る試験とされ、講義を聴く要素を含みます。特定の教科書範囲を暗記すれば対応できる科目ではなく、高校で学んだ全教科の知識を横断的に活用する力が問われます。

4つの区分のうちどれを選べばいいですか?

得意分野・英語外部試験のスコアの有無によって最適解が変わります。専門科目に自信があれば人文・社会科学選択または数理・自然科学選択、面接での対応力に自信があれば日英バイリンガル面接利用が向いています。すでに高い英語外部試験スコアを持っている場合は、英語外部試験利用が軸になりやすいという考え方が現実的です。日英バイリンガル面接利用と英語外部試験利用を除けば併願も可能なため、複数区分を組み合わせて出願する受験生もいます。

数理・自然科学選択は理系のすべての科目を勉強していないと受けられませんか?

その必要はありません。数理・自然科学選択の専門科目は、数学・物理・化学・生物の4分野から2分野を選択して解答する形式です。4分野すべてを学習している必要はなく、得意な2分野に絞って対策を進めれば受験できます。学校で履修している科目に合わせて、早めにどの2分野で受験するかを決めておくとよいでしょう。

日英バイリンガル面接利用と英語外部試験利用の違いは何ですか?

どちらも第二次選考にオンライン個人面接がある点は共通していますが、日英バイリンガル面接利用は当日の英語試験を受けたうえで日本語・英語両方の面接、英語外部試験利用はあらかじめ取得した外部試験スコアを用いたうえで日本語のみの面接という違いがあります。この2区分は併願できないため、自分の英語力・準備状況に応じてどちらか一方を選ぶ必要があります。

31のメジャーはいつ決めるのですか?

入試の出願区分と、入学後に学ぶメジャー(専修分野)の選択は別の仕組みです。出願時点で専門分野を1つに固定する必要はなく、入学後に31のメジャーから改めて選択する制度になっています。人文・社会科学系と数理・自然科学系の分野が同じ制度の中に並んでいるため、入学後に文系・理系の枠を超えて専修分野を選ぶことができます。メジャーの選び方には「SINGLE MAJOR」「DOUBLE MAJOR」「MAJOR+MINOR」の3通りがあるため、出願区分だけを見て入学後の学びの幅を狭く捉えすぎないようにしましょう。

オンライン個人面接では何を聞かれますか?

日英バイリンガル面接利用・英語外部試験利用の第二次選考として、オンライン個人面接が課されます。具体的な質問内容は公表されていませんが、出願書類の内容や志望理由と関連づけて、自分の考えを言語化する力が問われる形式だと考えられます。日英バイリンガル面接利用は日本語・英語の両方、英語外部試験利用は日本語のみで実施される点も、事前の準備の仕方が変わるポイントです。

偏差値はどのくらいが目安ですか?

予備校によって算出方法が異なり、河合塾のボーダーライン偏差値の目安が65.0〜67.5程度、東進の目安が70程度という数字が示されています。1つの予備校の数字だけを基準にせず、複数の模試の結果を継続的に確認しながら現在地を把握することをおすすめします。ICUは共通テストを使わない独自の科目構成であるため、一般的な模試の偏差値がそのままATLASや専門科目の得点力を反映しているとは限らない点にも注意が必要です。偏差値はあくまで母集団や算出方法によって変動する相対的な指標であり、絶えず変わりうる数字です。最新の数値は各予備校の公式サイトで確認してください。

ATLASも4区分の選び方も、まずは現状整理から

ICU独自の総合教養【ATLAS】や4つの入試区分について、オンライン専門・全国対応のプロ講師が現在地と選択肢を一緒に整理します。その場で入会を決める必要はありません。

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まとめ|国際基督教大学教養学部合格への次の一歩

国際基督教大学教養学部の一般選抜は、人文・社会科学選択(240点満点)・数理・自然科学選択(240点満点)・日英バイリンガル面接利用(160点満点+面接)・英語外部試験利用(ATLAS+外部試験スコア+面接)という、配点構成も第二次選考の有無もまったく異なる4区分が用意されている、他大学にはない特徴的な仕組みです。総合教養【ATLAS】という全区分共通の独自科目があるため、早い段階から高校の全教科の知識を横断的に活用する意識を持っておくことが合格への近道になります。専門科目対策・英語対策・面接対策・外部試験対策のどれか1つに偏った準備では、志望する区分に必要な準備が整わないことを、学習計画を立てる段階から意識しておいてください。

4区分それぞれで配点構成も第二次選考の有無も異なるため、志望区分を固める段階で、国際基督教大学入試情報公式サイトの募集要項を必ず確認する習慣をつけておくことをおすすめします。募集人員・出願資格・出願期間・試験日はいずれも年度によって変更される可能性があり、本記事の数字をそのまま次年度以降にも当てはめられるとは限りません。本記事の情報は執筆時点(2026年9月・2027年度入試の公表情報にもとづく)のものです。最新情報は必ず国際基督教大学入試情報公式サイト・最新の学生募集要項でご確認ください。

4つの区分のうちどれを軸にするか、ATLASの対策にどれだけ時間を割くか、英語外部試験のスコアをいつまでにどこまで伸ばすか——性質の異なる複数の対策を同時並行で進めるのは、決して簡単なことではありません。「どの区分で」「何を」「いつまでに」仕上げるかという設計図があるかどうかで、限られた時間の使い方は大きく変わります。学年や現在の得点状況、英語外部試験の受験経験によって最適な配分は変わるため、一人で抱え込まず、早い段階で現状を整理しておくことをおすすめします。

スプリング・オンライン家庭教師では、プロ講師による1対1指導を通じて、総合教養【ATLAS】を意識した横断的な学習の設計から、英語・専門科目の基礎固め、対策情報の少ない面接対策まで、志望区分・現在の学力にあわせた学習プランを一緒に組み立てています。指導内容の詳細は大学受験コースのページで紹介しています。「うちの子の場合、どの区分を軸にすればいいか」を具体的に整理したい方は、無料相談から現状を話してみてください。英語外部試験の受験経験や、専門科目の得意分野によって、今すぐ手をつけるべき優先順位は一人ひとり異なります。学年やこれまでの学習状況にかかわらず、まずは現在地を一緒に確認するところから始めてみてください。総合教養【ATLAS】のように対策情報が少ない科目こそ、独学で手探りを続けるより、早い段階で相談してみる価値があります。

「うちの子の場合どの区分が合うか」を個別に相談できます

一般論ではなく、得意科目・英語外部試験のスコアの有無・志望学年に合わせた進め方をお伝えします。

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