「上智大学外国語学部って、TEAPを持っていないと受けられないの?」「英語学科以外の学科でも、英語の配点が高いって本当?」——上智大学外国語学部を志望校として考え始めた高校生・保護者の方から、こうした質問をよく受けます。外国語学部は英語学科・ドイツ語学科・フランス語学科・イスパニア語学科・ロシア語学科・ポルトガル語学科の6学科で構成され、一般選抜だけでも3つの入試方式が用意されている、上智大学の中でも制度がやや複雑な学部です。
一般選抜には「TEAPスコア利用方式」「併用方式」「共通テスト利用方式」の3方式があり、それぞれ配点構成も、英語資格の使い方も、独自試験の有無もまったく異なります。TEAPスコアを持っていなくても、併用方式や共通テスト利用方式で外国語学部を受験する道は残されており、「TEAPがないと外国語学部には出願できない」という理解は正確ではありません。
この記事では、上智大学外国語学部の3つの入試方式・科目構成・出題傾向を、上智大学公式の入試情報サイトで公表されている情報にもとづいて整理し、科目別の対策の方針、学年別の学習スケジュールの立て方、独学で目指す場合の注意点までをまとめました。結論から言うと、外国語学部の対策のポイントは大きく2つです。1つは、志望する方式によって英語資格の使い方・配点の比重が大きく変わるため、早い段階でどの方式を主軸にするかを決めておくこと、もう1つは、英語学科以外の5学科でも国語・地歴公民といった基礎科目の配点が軽視できない水準にあるため、外国語の対策だけに偏らないバランスを保つことです。
本記事で紹介する数字は、上智大学入試情報公式サイト(adm.sophia.ac.jp)で公表されている2027年度入試の情報にもとづいています。ただし入試制度・日程は年度によって変更されることがあるため、出願を検討する際は必ず最新の上智大学入試情報公式サイト・募集要項でご確認ください。
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【結論】上智大学外国語学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント
まず全体像を押さえておきましょう。上智大学外国語学部の一般選抜は、下表の通り3つの方式に分かれており、方式によって配点満点も科目構成もまったく異なります。
| 方式 | 配点満点 | 本学独自試験 | 英語資格の扱い |
|---|---|---|---|
| ①TEAPスコア利用方式 | 350点 | 国語100点+地歴/数学100点 | TEAP事前スコアで150点換算(当日試験なし) |
| ②学部学科試験・共通テスト併用方式 | 220点 | 外国語適性試験50点+外国研究基礎試験50点 | 共通テストの外国語40点(外部検定は加点対象) |
| ③共通テスト利用方式(3/4教科型) | 500点/600点 | 実施なし | 共通テストの外国語200点 |
3方式は配点満点も科目構成もまったく異なるため、方式によって有利不利が変わることを前提に計画を立てる必要があります。TEAPスコア利用方式は事前に取得したTEAPスコアが配点の4割強を占めるため、TEAP対策そのものが入試対策の一部になります。一方、共通テスト利用方式は本学独自試験を実施しないため、共通テストの得点力だけで合否が決まります。この違いを理解しないまま「とりあえずTEAPを受けておけばいい」「共通テストだけ頑張ればいい」と一方に偏った準備をしてしまうと、複数方式を併願する際の対策バランスを崩しかねません。
上智大学外国語学部を目指すなら押さえておきたい3つのポイント
- 外国語学部は英語・ドイツ語・フランス語・イスパニア語・ロシア語・ポルトガル語の6学科で構成され、方式によって募集人員・科目選択の幅が学科ごとに異なる
- TEAPスコア利用方式は事前受験のTEAP(またはTEAP CBT)スコアが必須で、入試当日に英語の試験は行われない
- 学部学科試験・共通テスト併用方式では、本学独自試験として「外国語学習の適性」と「外国研究の基礎知識・読解力・思考力」を測る2つの試験が課される
この3点を踏まえたうえで、次の章から学部の特徴、3つの入試方式の詳細、科目別の出題傾向と対策、学習スケジュールの順に解説していきます。
こんな受験生は特に早めの対策が必要
特に次の3つに当てはまる受験生は、他の受験生より早いタイミングで対策を始めておくことをおすすめします。1つ目は、TEAPスコア利用方式での受験を検討しているが、まだTEAPを受験したことがない場合です。TEAPは受験できる回数・時期が限られているため、スコアメイクの計画自体を早期に立てておく必要があります。2つ目は、英語学科以外の学科(ドイツ語・フランス語・イスパニア語・ロシア語・ポルトガル語)を志望していて、これから当該言語の学習を始める場合です。多くの受験生は入学後に第一外国語として本格的に学び始めるため、入試の時点で高度な語学力を求められるわけではありませんが、国語・地歴公民といった基礎科目の対策時間は他の受験生と同様に必要になります。3つ目は、併用方式の独自試験で課される記述式の答案作成に慣れていない場合です。外国研究基礎知識試験は記述式を含むため、書く練習を早めに始めておく必要があります。
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上智大学外国語学部とは|学部の特徴と求められる力
上智大学は、早稲田大学・慶應義塾大学とあわせて「早慶上智」と呼ばれる難関私立大学群の一角を占める大学です。外国語学部は上智大学の中でも創立当初から続く伝統的な学部の1つで、語学教育とその言語圏の地域研究を組み合わせた学びが特徴とされています。外国語学部は英語学科・ドイツ語学科・フランス語学科・イスパニア語学科・ロシア語学科・ポルトガル語学科の6学科で構成されており、それぞれの言語圏の政治・経済・社会・文化を専門的に学ぶカリキュラムが組まれています。
6学科の違いと共通点
英語学科は6学科の中で最も募集人員が多く、方式によっては応募者数・倍率ともに他学科より高くなる傾向があるとされています。ドイツ語学科・フランス語学科・イスパニア語学科・ロシア語学科・ポルトガル語学科の5学科は、必ずしも入学前にその言語を学んでいることを前提としておらず、多くの学生は入学後に第一外国語として当該言語の学習を本格的に始めるという点が共通しています。ただし、学部学科試験・共通テスト併用方式の独自試験では、外国語学習の適性を測る試験の出題言語を英語・ドイツ語・フランス語・イスパニア語・ロシア語・ポルトガル語から試験場で選択できる仕組みがあり、既習者はその言語を選ぶことも可能です。
「地域研究」としての外国語学部の学び
外国語学部の学びは、単なる語学習得にとどまりません。各学科では、対象言語圏の政治・経済・歴史・文化を専門的に扱う地域研究の科目が用意されており、語学力そのものよりも、語学を使って何を研究するかという視点が重視されるカリキュラムになっています。学部学科試験・共通テスト併用方式の独自試験に「外国研究に必要な基礎知識・日本語の読解力・論理力・思考力を測る試験」が設けられているのも、この学部の性格を反映したものだと理解しておくと、対策の方向性がつかみやすくなります。
語学力と入学後の学びのつながり
外国語学部では、少人数制の語学演習と、専門分野のゼミ(演習)を組み合わせた指導体制が特徴とされています。英語力そのものを求める設計の英語学科と、入学後の学習を前提とする他の5学科とでは、対策の優先順位が異なります。英語学科志望者は英語力そのものの完成度を高めることが対策の中心になりますが、他学科志望者は国語・地歴公民といった基礎科目で得点を積み上げつつ、外国語学習への適性(論理的な思考力・読解力)を示す準備を進めることが対策の軸になります。
国際教養学部との違い
上智大学には、英語による授業を中心とする国際教養学部もありますが、国際教養学部は今回紹介する3つの一般選抜方式の対象外で、別枠の入試方式(SAT・英語外部検定などを用いる方式)が用意されています。「外国語を学びたい」という漠然とした志望動機だけで外国語学部と国際教養学部のどちらを目指すか迷っている場合は、入試方式の違いだけでなく、地域研究を軸にした専門性重視のカリキュラム(外国語学部)か、リベラルアーツ型のカリキュラム(国際教養学部)かという学びの内容の違いから志望校を検討することをおすすめします。
卒業後の進路との関係
外国語学部は、語学力と地域研究の両方を武器にできる学部として、商社・航空・メディア・国際機関・官公庁など幅広い進路を選ぶ卒業生がいるとされています。「語学だけを学ぶ学部」ではなく「語学を手段として地域を研究する学部」だと理解しておくと、志望理由や入学後の学びのイメージが具体的になります。特にドイツ語・フランス語・イスパニア語・ロシア語・ポルトガル語の各学科は、英語だけでは得にくい専門性を身につけられる点が強みとしてよく紹介されています。入試対策の段階から、こうした学部の特徴・進路との結びつきを理解しておくと、志望理由書や面接(推薦系入試を検討する場合)でも一貫性のある説明がしやすくなります。
この特徴を踏まえたうえで、次の章では3つの入試方式の詳細を確認していきます。
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一般選抜の入試方式と科目構成
上智大学の一般選抜には、「①TEAPスコア利用方式(全学統一日程入試)」「②学部学科試験・共通テスト併用方式」「③共通テスト利用方式(3教科型・4教科型)」の3方式があります。国際教養学部・理工学部英語コース・SPSFを除くほとんどの学部で実施されており、複数学部・複数方式の併願も可能です。ここでは、それぞれの科目構成と学科別の募集人員を整理します。
①TEAPスコア利用方式(全学統一日程入試)
事前に受験したTEAP(またはTEAP CBT)のスコアを利用し、入試当日に英語の試験は実施しない方式です。配点は合計350点満点で、TEAPスコア換算150点+独自試験の国語100点+独自試験の地歴/数学100点という構成になっています。国語は現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語・古典探究(古文・漢文含む)から出題され、試験時間60分・マーク式です。地理歴史または数学は「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」「数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列)・C(ベクトル)」のうちから1科目を選択する形式で、試験時間90分・100点、地歴はマーク式・記述式併用、数学はマーク式です。学科別の募集人員は次の通りです。
| 学科 | TEAPスコア利用方式の募集人員 |
|---|---|
| 英語学科 | 45名 |
| ドイツ語学科 | 15名 |
| フランス語学科 | 18名 |
| イスパニア語学科 | 18名 |
| ロシア語学科 | 12名 |
| ポルトガル語学科 | 14名 |
英語学科の募集人員が6学科の中で最も多く設定されている点も、志望学科を検討するうえで参考になる情報です。2027年度入試のTEAPスコア利用方式は、Web出願が2027年1月5日〜1月21日、出願書類送付(消印有効)が1月22日、試験日が2027年2月6日というスケジュールで実施されます。TEAP・TEAP CBTのスコアは取得後2年度有効で、2027年度一般選抜では2025年度・2026年度に受験した分が利用できます。ただし出願期間・試験日は年度により変更される可能性があるため、出願する年度の最新の募集要項で必ず確認してください。
②学部学科試験・共通テスト併用方式
大学入学共通テスト(任意提出した外国語外部検定試験結果を含む)と、本学独自の学部学科試験の結果、その他の出願書類で総合的に合否を判定する方式です。配点は合計220点満点で、大学入学共通テスト120点+本学独自試験(学部学科試験)100点という構成です。共通テストの内訳は、外国語(英語のリーディング・リスニング、ドイツ語、フランス語のうちから1科目選択。ただし英語学科は英語のみ)40点、国語(古文・漢文含む)40点、地理歴史または公民または数学(「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」「地理総合,地理探究」「公共,倫理」「公共,政治・経済」「数学Ⅰ,数学A」のうちから1科目選択)40点です。本学独自試験は2027年度は2月10日(水)午後に実施され、①高度なレベルの外国語学習に対する適性を測る試験(出題はおもに英語とし、一部の問題を英語・ドイツ語・フランス語・イスパニア語・ロシア語・ポルトガル語から試験場で選択、60分・50点・マーク式)と、②外国研究に必要な基礎知識・日本語の読解力・論理力・思考力を測る試験(60分・50点・マーク式と記述式の併用)の2つで構成されます。学科別の募集人員は次の通りです。
| 学科 | 併用方式の募集人員 |
|---|---|
| 英語学科 | 50名 |
| ドイツ語学科 | 21名 |
| フランス語学科 | 23名 |
| イスパニア語学科 | 28名 |
| ロシア語学科 | 20名 |
| ポルトガル語学科 | 20名 |
併用方式はTEAPスコア利用方式よりも学科別の募集人員が多く設定されているため、TEAPスコアを取得していない受験生にとっては、外国語学部合格のための重要な選択肢になります。なお、CEFRレベルA2以上の外国語外部検定試験結果を任意提出すると、CEFRレベルに応じて得点化され、共通テストの外国語の得点に加点される仕組みもあります(文学部英文学科・外国語学部英語学科は選択言語が英語のみ)。TEAPを持っていない、あるいは英検やGTECなど他の外部検定を活用したい受験生にとって、検討する価値のある制度です。
③共通テスト利用方式(3教科型・4教科型)
本学独自試験を実施せず、大学入学共通テストの得点とその他の出願書類だけで合否を判定する方式です。3教科型(配点合計500点)と4教科型(配点合計600点)の2種類があります。英語学科は外国語(英語)が必須指定科目である一方、他の5学科は外国語を英語・ドイツ語・フランス語の中から選択できるという違いがあります。3教科型は、英語学科が外国語(英語)200点+国語200点+地歴公民または数学から1科目100点、他5学科が外国語(英語・ドイツ語・フランス語から選択)200点+国語200点+地歴公民または数学から1科目100点という構成です。4教科型は、英語学科が外国語(英語)200点+国語200点+数学Ⅰ・A100点+地歴公民から1科目100点、他5学科が外国語(選択)200点+国語200点+地歴公民・数学から選択2科目(各100点)という構成になります。学科別の募集人員は次の通りです。
| 学科 | 3教科型の募集人員 | 4教科型の募集人員 |
|---|---|---|
| 英語学科 | 2名 | 3名 |
| ドイツ語学科 | 2名 | 2名 |
| フランス語学科 | 3名 | 2名 |
| イスパニア語学科 | 2名 | 2名 |
| ロシア語学科 | 4名 | 2名 |
| ポルトガル語学科 | 2名 | 2名 |
共通テスト利用方式は他の2方式に比べて学科別の募集人員がかなり少なく設定されているため、本命は他の方式に置いたうえで、共通テストの得点力に自信がある場合に上振れを狙う枠として検討する受験生が多いとされています。共通テストの選択科目を指定科目数以上受験した場合は、高得点の科目が合否判定に利用され、第1解答科目・第2解答科目の区別は行われません。また、共通テストの英語はリーディング100点・リスニング100点(200点満点)として換算利用されます。共通テスト利用方式の出願は1月上旬〜中旬に受け付けられるのが例年の流れですが、正確な出願期間・合格発表日は年度によって異なるため、この記事では具体的な日付を挙げません。出願を検討する際は、上智大学入試情報公式サイトで公表される最新の募集要項を必ず確認してください。
方式による外部検定・加点制度の違い
3方式では、外部検定試験の扱いにも違いがあります。TEAPスコア利用方式はTEAP(英語)のスコアそのものを配点に組み込む方式である一方、併用方式はCEFRレベルA2以上の外部検定試験結果を任意提出すると、共通テストの外国語の得点に加点される「加点制度」という位置づけです。共通テスト利用方式は、共通テスト本体の得点のみで判定されるため、外部検定による加点の仕組みは基本的に用意されていません。「外部検定を持っているかどうか」が方式ごとにどう扱われるかを整理しておくと、自分に有利な方式を選びやすくなります。英検・GTECなど、TEAP以外の外部検定を取得している受験生は、併用方式の加点制度を活用できるかどうかを募集要項で確認しておくとよいでしょう。
3方式をどう使い分けるか
3方式は併願的に併用することも可能です(出願条件は年度により定められるため募集要項の確認が必要です)。TEAPスコアがあり英語力に自信がある場合はTEAP方式を軸に、TEAPスコアがない場合は併用方式を軸に据えるという考え方が現実的です。共通テスト利用方式は募集人員が少なく、共通テストでかなり高い得点率が求められる方式であるため、「本命は①か②、③は上振れを狙う併願枠」という位置づけで考えている受験生が多いとされています。どの方式にどの程度の比重を置くかは、TEAPの受験結果や模試の成績を見ながら、高3の秋頃までに方向性を固めておくとよいでしょう。
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科目別の出題傾向
ここでは、上智大学外国語学部の一般選抜に関わる科目・試験について、出題傾向を確認します。方式によって課される科目が異なるため、それぞれの位置づけを整理しながら見ていきましょう。なお、過去問の問題文そのものはここでは紹介しません。出題形式や傾向の要約にとどめます。
TEAPの出題傾向
TEAPは、大学教育に必要な英語力(アカデミックな場面での読解・聴解・会話・作文の4技能)を測定する検定試験で、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能すべてが出題されます。TOEICやTOEFLと比べて、大学の講義やレポート・ディスカッションを想定したアカデミックな語彙・場面設定の出題が多いとされ、単なる日常英会話の練習だけでは対応しきれない側面があります。TEAPスコア利用方式で外国語学部を受験する場合、このTEAPスコアが配点の4割強を占めるため、TEAP対策そのものが入試対策の中心的な位置づけになります。
本学独自試験・外国語学習の適性を測る試験の出題傾向(併用方式)
学部学科試験・共通テスト併用方式で課される独自試験の1つで、出題はおもに英語とされ、一部の問題は英語・ドイツ語・フランス語・イスパニア語・ロシア語・ポルトガル語から試験場で選択できます。「外国語学習に対する適性」を測る試験のため、既に高い語学力があることよりも、初見の言語材料を論理的に処理する力が問われる出題だと考えられます。試験時間60分・50点・マーク式で実施されます。
本学独自試験・外国研究の基礎知識を問う試験の出題傾向(併用方式)
もう1つの独自試験は、外国研究に必要な基礎知識・日本語の読解力・論理力・思考力を測る試験です。語学力そのものではなく、日本語の文章を正確に読み解き、論理的に考える力が問われる試験だとされ、記述式の解答を含みます。試験時間60分・50点・マーク式と記述式の併用です。外国語学部という名称から語学力だけが問われると誤解されがちですが、この試験の存在からも分かる通り、国語的な読解力・記述力の土台がなければ対応が難しい試験だといえます。
共通テストの外国語(英語・ドイツ語・フランス語)の出題傾向
大学入学共通テストの外国語は、リーディング・リスニングの両方を通じて、実用的な場面設定のもとで情報を正確に読み取る力・聞き取る力が問われる出題が続いています。単語・文法のような知識問題の比重は相対的に小さく、初見の文章を制限時間内で読み切り、設問の意図を素早く把握する処理速度が問われる出題が中心です。併用方式・共通テスト利用方式の両方で共通テストの外国語が使われるため、外国語学部志望者にとっては最も配点の比重が大きい科目の1つになります。
国語の出題傾向
共通テストの国語は、現代文・古文・漢文をバランスよく出題する形式が続いており、単純な知識の暗記だけでなく、文章全体の論理構成を把握したうえで解答する設問が中心です。TEAP方式の独自試験の国語も、共通テストに近い出題範囲(現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語・古典探究)で構成されているため、共通テスト対策で培った読解の型がそのまま活かせる関係にあります。外国研究の基礎知識を問う独自試験(併用方式)にも国語的な読解力・記述力が求められるため、国語の対策は外国語学部の複数の試験に共通して効いてくる科目だと理解しておくとよいでしょう。
地理歴史・公民・数学(選択科目)の出題傾向
TEAPスコア利用方式・併用方式・共通テスト利用方式のいずれも、地理歴史・公民・数学から1科目(方式によっては複数科目)を選択する仕組みになっています。日常的な場面設定や資料を絡めた出題、複数の情報を比較・統合して解答する設問が増えている傾向は、地歴公民・数学いずれの科目にも共通して見られます。外国語学部の場合、この選択科目は配点全体に占める比重こそ大きくありませんが、方式によっては合否を左右する取りこぼしにくい科目として位置づけられます。
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科目別の対策の方針
出題傾向を踏まえ、ここでは方式別・科目別の対策の方針を整理します。志望する方式によって優先すべき対策がはっきり変わる点が、外国語学部対策の特徴です。
TEAP対策の方針
TEAPスコア利用方式を軸にする場合、まずTEAPの出題形式(4技能)に早い段階から慣れておくことが重要です。リーディング・リスニングは共通テスト対策と重なる部分も多い一方、ライティング・スピーキングは共通テストでは問われない技能のため、別枠での対策時間を確保する必要があります。TEAPは受験できる回数・時期が限られているため、「高3の直前期に初めて受験する」という進め方は避け、高2のうちから一度受験しておき、自分の現在地とスコアの伸びしろを把握しておくことをおすすめします。ライティング・スピーキングは自己採点が難しい技能のため、第三者に添削・練習相手を依頼しながら進めると効率的です。
共通テスト外国語(英語・ドイツ語・フランス語)の対策
共通テストの外国語は、まず単語・文法という基礎を固めたうえで、長文を速く正確に読む練習を積み重ねることが土台になります。基礎が固まった段階からは、時間を計測しながら長文を読む演習を繰り返し、制限時間内に最後まで解き切る感覚を養うことが重要です。併用方式・共通テスト利用方式のいずれでも配点の比重が大きい科目のため、外国語学部志望者にとっては最優先で仕上げるべき科目だといえます。ドイツ語・フランス語で共通テストを受験する場合は、学校の第二外国語の授業や独学教材を組み合わせながら、早めに基礎文法を固めておく必要があります。
国語の対策
共通テストの国語は、現代文・古文・漢文のそれぞれで基礎知識(古文単語・文法、漢文句形など)を固めたうえで、時間配分を意識した演習を重ねることが対策の中心です。外国研究基礎知識試験の記述対策にもつながるため、現代文の演習では「筆者の主張を自分の言葉で要約する」練習を並行して行うと、一石二鳥の対策になります。古文・漢文は範囲が限られているため、高2のうちに単語・文法・句形を一通り仕上げておき、高3では演習中心に切り替えるという進め方が効率的です。
地理歴史・公民・数学(選択科目)の対策
選択科目は得意分野・学校の履修状況に合わせて選べばよく、外国語学部だから特定の科目が有利という決まりはありません。配点の比重は他の科目より小さいものの、取りこぼすと合否に直結しかねないため、基礎知識の抜け漏れをなくす対策を優先するとよいでしょう。数学Ⅰ・Aで受験する場合は、TEAPスコア利用方式・併用方式・共通テスト利用方式のいずれでも選択可能なため、数学が得意な受験生にとっては安定した得点源になり得る科目です。学校の授業でどの科目を履修しているかも踏まえて、高2のうちに方向性を決めておくと、高3での対策がぶれずに済みます。
外国語学習の適性試験(併用方式)への向き合い方
外国語学習の適性を測る試験は、市販の対策教材が限られているため、共通テストレベルの英語(または選択した言語)の読解力を土台に、初見の文章に対する処理速度を高める練習を積み重ねることが対策の中心になります。「適性」という名称から特別な対策が必要だと身構えがちですが、実際には基礎的な語学力と論理的な読解力の延長線上にある試験だと捉え、過度に特殊な対策に時間を割きすぎないことも大切です。
「うちの子の場合」の科目別の優先順位を個別に相談できます
英語・国語・選択科目のどこから固めるべきか、志望学科や模試の結果にあわせて具体的にお伝えします。
オンライン専門・全国対応/入会金20,000円・1時間6,000円〜(税込)/教材販売や管理費はありません
学習スケジュールの立て方|学年別の逆算計画
上智大学外国語学部は、志望する方式によって対策の優先順位が変わるため、早い段階で方式の見通しを立てておくことが、直前期に慌てないための鍵になります。学年ごとに何を優先すべきか、逆算の考え方を整理します。
高1のうちにやっておきたいこと
高1のうちは、英語・国語の基礎を固めることが最優先です。TEAPスコア利用方式を視野に入れている場合は、高1のうちから英語4技能(読む・聞く・書く・話す)をバランスよく学習しておくことが、高2以降のTEAP対策の負担を大きく左右します。ドイツ語・フランス語・イスパニア語・ロシア語・ポルトガル語の各学科を志望している場合でも、入試で使う共通テストの外国語は英語(学科によってはドイツ語・フランス語も選択可)であるため、高1の段階では英語の基礎固めを優先しておいて問題ありません。
高2で固めておきたい基礎
高2は、英語・国語の基礎を仕上げつつ、志望する入試方式の絞り込みを始める時期です。TEAP方式を検討している場合は、高2のうちに一度受験しておき、スコアの伸びしろと必要な学習量を把握しておくと、高3での計画が立てやすくなります。地理歴史・公民・数学といった選択科目も、高2の終わりまでに基礎知識を一通り身につけておくと、高3での演習量を確保しやすくなります。
部活動・学校行事との両立
高1・高2の間は部活動や学校行事に力を入れている生徒も多く、対策時間を十分に確保できない時期があるのは自然なことです。部活動を引退するまでは基礎固めを最優先にし、引退後にまとまった時間をTEAP対策や演習量の確保に振り向けるという段階的な計画のほうが、無理なく継続しやすい傾向があります。行事や部活動の忙しい時期を見越して、あらかじめ学習内容の優先順位を決めておくと、忙しい時期でも最低限の基礎固めを止めずに済みます。
高3・逆算のスケジュール
高3の春(4〜6月)は、英語・国語の基礎固めの総仕上げに充てます。夏(7〜8月)は、志望する方式に応じた対策の比重を高め始める時期です。TEAPスコア利用方式を軸にする場合はTEAPの本番受験、併用方式を軸にする場合は外国語学習の適性試験・外国研究基礎知識試験の演習を意識的に増やしましょう。秋(9〜11月)は、共通テスト演習と各方式特有の対策を並行させながら、過去問(公表されている範囲)にも取り組みます。下表は、時期ごとに何を優先すべきかの目安をまとめたものです。
| 時期 | 優先する対策 |
|---|---|
| 高3・春(4〜6月) | 英語・国語の基礎の総仕上げ、志望方式の絞り込み |
| 高3・夏(7〜8月) | TEAP本番受験(TEAP方式)、独自試験対策の比重を引き上げ(併用方式) |
| 高3・秋(9〜11月) | 共通テスト演習と方式別対策を並行、過去問(公表範囲)に着手 |
| 高3・直前期(12月〜) | 共通テスト本番の得点力仕上げ、その後に各方式の独自試験対策を最終調整 |
直前期は共通テスト本番の得点力仕上げに集中することが優先です。共通テスト後から入試本番までの期間は、志望する方式の独自試験・TEAPスコアの最終確認に使うという流れが、現実的なスケジュールの目安になります。
模試の結果をどう対策に反映するか
共通テスト模試の結果は科目別の得点率で客観的に把握できますが、TEAPのライティング・スピーキングや併用方式の独自試験に相当する模試は選択肢が限られるため、TEAP対策の教材や英作文添削サービスを代わりに活用する受験生も多くいます。模試の結果を見る際は、単純な偏差値だけでなく、どの技能・どの設問形式で失点しているかを分析し、次の対策に反映させることが重要です。共通テストの外国語・国語の得点が伸び悩んでいる時期は基礎固めの比重を高め、得点が安定してきたらTEAPや独自試験の対策に時間を移していくという柔軟な配分の見直しも大切です。
浪人生・再挑戦のケースで意識したいこと
現役時に不合格だった場合、浪人して再挑戦するという選択肢もあります。学習時間は確保しやすい一方、TEAPスコアの有効期限(取得後2年度)を踏まえたスコアメイクの計画を立て直す必要がある点に注意が必要です。前年の受験結果を振り返り、どの方式でどの科目が届かなかったのかを言語化したうえで、新しい年度の対策計画に反映させることが重要です。
共通テスト後から個別試験までの過ごし方
併用方式・TEAPスコア利用方式のいずれも、大学入学共通テストと本学独自試験(または事前のTEAP受験)は別日程で実施されます。共通テストが終わってから独自試験本番までの期間をどう使うかも、受験計画を立てる段階からあらかじめイメージしておくとよいでしょう。共通テストの自己採点を踏まえて、共通テスト利用方式での出願を追加するかどうかを短期間で判断する必要が出てくる場合もあるため、事前に「共通テストの得点がこの水準なら共通テスト利用方式にも出願する」といった判断基準を家族・指導者と共有しておくと、慌てずに動けます。試験会場は方式・年度によって異なる場合があるため、遠方から受験する場合は前泊の要否や当日の移動時間もあわせて早めに確認しておくと安心です。
週単位でのペース配分の考え方
学年が上がるにつれて、1週間の中で英語・国語・選択科目にどれだけ時間を割り振るかを、意識的に設計しておくことが重要です。高1・高2は英語・国語の基礎固めを中心に、選択科目にも週数回は触れる時間を確保するくらいのバランスから始め、高3の夏以降は志望方式に応じた対策の比重を段階的に増やしていくというイメージを持っておくと、直前期に慌てずに済みます。学校行事や模試のスケジュールも踏まえながら、月単位で計画を見直す習慣をつけておくとよいでしょう。
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独学で目指す場合の壁と対処法
上智大学外国語学部を独学で目指すこと自体は不可能ではありませんが、特有の壁がいくつかあります。ここでは主な壁と、その対処法の考え方を整理します。
方式選びの情報収集が独学では負担になりやすい
3つの入試方式のどれを軸にするかは、TEAPスコアの有無・得意科目・志望学科によって最適解が変わります。情報収集を怠ると「本当は併用方式のほうが有利だったのに、TEAP対策だけに時間を使ってしまった」というミスマッチが起こりうるため、早い段階で複数方式の情報を整理しておく必要があります。独学の場合、こうした方式の比較検討や、自分の現状に合った方式選びを客観的に相談できる相手がいないまま計画を進めてしまうリスクがあります。
TEAPのライティング・スピーキング対策は独学だと質が上がりにくい
TEAPのライティング・スピーキングは、自己採点だけでは自分の答案の弱点に気づきにくい技能です。「量をこなせば伸びる」という思い込みだけで練習を続けてしまうと、同じ癖を直せないまま本番を迎えてしまうリスクがあります。市販の対策本で採点基準を学ぶことはできますが、実際の答案に対するフィードバックは、第三者に見てもらう機会を意識的に作ることが対策の質を大きく左右します。
外国研究基礎知識試験の記述対策は情報が少ない
併用方式の外国研究基礎知識試験は、過去問の情報自体があまり出回っておらず、独学では対策の方向性を掴みにくい試験の1つです。「読解力・論理力・思考力を測る試験」という説明を手がかりに、現代文の要約・小論文的な記述練習を代わりの対策素材として活用するという発想が必要になります。記述式の答案は自己採点が難しいため、第三者に見てもらいながら論理構成・表現を磨いていく進め方が効果的です。
複数方式・複数学科の併願を独学で管理する負担
上智大学外国語学部は、方式と学科の組み合わせによって複数の出願が可能なため、独学の場合は出願スケジュール・必要書類・スコア提出期限を自分で漏れなく管理する必要があります。TEAPスコアの提出期限、共通テストの出願、併用方式の独自試験日程などが重なる時期は、事務手続きの管理だけでも負担が大きくなりがちです。学習面の対策と並行してこうした管理も自分でこなす必要がある点は、独学ならではの見落としやすい壁だといえます。
独学と併用を組み合わせる考え方
すべてを独学でこなす必要はなく、得意科目は自主学習で伸ばしつつ、方式選びの相談やライティング添削だけをプロ講師に絞って依頼するという組み合わせ方もあります。指導形態ごとの費用感は、大学受験の塾・予備校でも幅広く、英検と大学受験の関係で英語外部検定を活用する対策の考え方を整理しています。また、共通テストの英語の勉強法から見直したいという場合は、大学受験の英語勉強法もあわせて参考にしてみてください。「独学かプロに頼るか」の二択ではなく、対策が難しい部分だけをピンポイントで補うという発想を持つと、限られた時間を効率よく配分しやすくなります。大学受験コース全体のサービス内容は大学受験コースのページで紹介しています。
早慶上智クラスの併願校対策との両立
上智大学外国語学部を志望する受験生の多くは、早稲田大学・慶應義塾大学など早慶上智クラスの他大学・他学部も併願先として検討します。併願先によって求められる科目・配点が異なるため、外国語学部対策だけに時間を使いすぎず、併願校の対策とのバランスを意識しておくことが重要です。早稲田大学政治経済学部のように独自試験(総合問題)を課す学部を併願する場合の対策の考え方は、早稲田大学政治経済学部の入試傾向と対策でも紹介しています。
TEAPのライティング・独自試験の記述は独学だと採点基準が分かりにくいものです
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よくある質問(FAQ)|上智大学外国語学部の入試
TEAPスコアを持っていないと外国語学部には出願できませんか?
出願できます。上智大学の一般選抜には「TEAPスコア利用方式」以外に「学部学科試験・共通テスト併用方式」「共通テスト利用方式(3教科型・4教科型)」もあり、TEAPスコアがなくても併用方式・共通テスト利用方式で外国語学部を受験することが可能です。ただし併用方式でも外国語外部検定試験結果を任意提出すると共通テストの外国語の得点に加点される仕組みがあるため、TEAP以外の外部検定(英検・GTECなど)を持っている場合は活用を検討する価値があります。
TEAPスコア利用方式は英語以外の言語のスコアも使えますか?
TEAPスコア利用方式で利用できるのは英語のTEAP(またはTEAP CBT)スコアのみです。ドイツ語学科・フランス語学科などを志望する場合でも、TEAP方式で使う外部検定スコアはTEAP(英語)に限られます。学部学科試験ではドイツ語・フランス語など他言語で受験できる科目もありますが、TEAPスコア利用方式の外部検定スコアは英語のTEAPに限られる点に注意してください。
英語学科と他の5学科で入試科目に違いはありますか?
方式によって違いがあります。共通テスト利用方式(3教科型・4教科型)や併用方式の共通テスト外国語では、英語学科は外国語(英語)が必須指定科目である一方、他の5学科は外国語を英語・ドイツ語・フランス語の中から選択できるという違いがあります。TEAPスコア利用方式は6学科共通でTEAPスコアを利用する仕組みです。詳細な科目構成は方式ごとに異なるため、志望学科・志望方式に応じた要項を確認することをおすすめします。
学部学科試験・共通テスト併用方式の独自試験はどのくらい難しいですか?
独自試験は「外国語学習の適性を測る試験」と「外国研究の基礎知識・読解力・思考力を測る試験」の2つで構成されており、単純な知識暗記よりも、初見の文章を論理的に処理する力が問われる試験とされています。過去問の情報があまり出回っていないため、共通テストレベルの読解力・記述力を土台にした対策が中心になります。
数学が苦手でも外国語学部は目指せますか?
目指せます。TEAPスコア利用方式・併用方式・共通テスト利用方式のいずれも、地理歴史・公民の科目を数学の代わりに選択できる仕組みが用意されています。数学Ⅰ・Aは選択科目の1つという位置づけで、必須科目ではないため、数学に苦手意識がある場合は地理歴史・公民で受験する道を選ぶことができます。
3方式のうちどれを選べばいいですか?
TEAPスコアを持っていて英語力に自信がある場合はTEAPスコア利用方式、TEAPスコアがない場合や他の外部検定・共通テストの総合力で勝負したい場合は併用方式を軸に据えるという考え方が現実的です。共通テスト利用方式は募集人員が少なく高い得点率が求められるため、本命より上振れを狙う併願枠として検討する受験生が多いとされています。複数方式を併願することも可能なため、自分の得意分野に応じて組み合わせを検討してみてください。
ドイツ語学科・フランス語学科などは他学科より入試の難易度が低いですか?
方式によっては学科ごとの募集人員に差がありますが、募集人員の多さと入試の難易度(倍率)は必ずしも一致しません。ドイツ語学科・フランス語学科・イスパニア語学科・ロシア語学科・ポルトガル語学科は、入学後に当該言語を初めて本格的に学ぶ学生が多いことを前提としたカリキュラムのため、入試の時点で語学の予備知識を問う設計にはなっていません。学科選びは、入試対策のしやすさよりも、卒業後にどの言語圏の地域研究をしたいかを軸に考えることをおすすめします。年度ごとの倍率・合格最低点は、上智大学入試情報公式サイトの「入試結果」ページで公表されているため、志望学科を最終的に決める前に確認しておくとよいでしょう。
偏差値はどのくらいが目安ですか?
予備校によって算出方法が異なり、英語学科では河合塾の目安が62.5〜65.0程度(2027年度入試予想)、東進の目安が66〜68程度という数字が示されています。1つの予備校の数字だけを基準にせず、複数の模試の結果を継続的に確認しながら現在地を把握することをおすすめします。偏差値はあくまで母集団や算出方法によって変動する相対的な指標であり、絶えず変わりうる数字です。最新の数値は各予備校の公式サイトで確認してください。
TEAP方式・併用方式、どちらを軸にすべきか無料で整理します
TEAPスコアの有無や得意科目から、3つの入試方式のうちどれを主軸にすべきか、現在の学力にあわせて一緒に整理します。
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まとめ|上智大学外国語学部合格への次の一歩
上智大学外国語学部の入試は、TEAPスコア利用方式(350点)・学部学科試験共通テスト併用方式(220点)・共通テスト利用方式(500点/600点)という、配点満点も科目構成もまったく異なる3方式が用意されている、他大学にはない特徴的な仕組みです。志望する方式によって優先すべき対策がはっきり変わるため、早い段階でどの方式を軸にするかを決めておくことが合格への近道になります。TEAP対策・共通テスト対策・独自試験対策のどれか1つに偏った準備では、複数方式を有効に活用できないことを、学習計画を立てる段階から意識しておいてください。
6学科それぞれで募集人員も科目選択の幅も異なるため、志望学科を固める段階で、上智大学入試情報公式サイトの学科別募集要項を必ず確認する習慣をつけておくことをおすすめします。本記事の情報は執筆時点(2026年9月・2027年度入試の公表情報にもとづく)のものです。最新情報は必ず上智大学入試情報公式サイト・最新の学生募集要項でご確認ください。
3つの入試方式のうちどれを軸にするか、TEAPスコアをいつまでにどこまで伸ばすか、独自試験の対策にどれだけ時間を割くか——性質の異なる複数の対策を同時並行で進めるのは、決して簡単なことではありません。「どの方式で」「何を」「いつまでに」仕上げるかという設計図があるかどうかで、限られた時間の使い方は大きく変わります。学年や現在の得点状況、TEAPの受験経験によって最適な配分は変わるため、一人で抱え込まず、早い段階で現状を整理しておくことをおすすめします。
スプリング・オンライン家庭教師では、プロ講師による1対1指導を通じて、TEAP対策・共通テストの基礎固めから、対策情報の少ない独自試験の記述指導まで、志望学科・志望方式・現在の学力にあわせた学習プランを一緒に組み立てています。指導内容の詳細は大学受験コースのページで紹介しています。「うちの子の場合、どの方式を軸にすればいいか」を具体的に整理したい方は、無料相談から現状を話してみてください。TEAPの受験経験や、共通テストの科目別の得点状況によって、今すぐ手をつけるべき優先順位は一人ひとり異なります。学年やこれまでの学習状況にかかわらず、まずは現在地を一緒に確認するところから始めてみてください。
「うちの子の場合」の科目別の優先順位を個別に相談できます
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