2026/09/03 大学受験

立命館アジア太平洋大学国際経営学部の入試傾向と対策|方式別の科目・配点を徹底解説

「APU(立命館アジア太平洋大学)の国際経営学部を目指したいけれど、入試方式が多すぎてどれを選べばいいのかわからない」——大分県別府市のグローバルなキャンパスで、国内学生と国際学生がほぼ半数ずつ学ぶ立命館アジア太平洋大学の国際経営学部を志望する受験生・保護者から、こうした相談をよく受けます。結論から言うと、「本学独自試験のみの方式」「共通テスト方式」「独自試験×共通テストの併用方式」という3系統・8種類前後の方式から選べる仕組みで、方式ごとに配点も試験日も大きく異なります。

さらにAPU国際経営学部には、英語外部資格試験のスコアを当日の得点に換算できる制度や、出願時に「日本語基準」「英語基準」を選べる二言語教育制度など、他大学にはあまり見られない仕組みが用意されています。この記事では、APUアドミッションズ・オフィスが公表している2027年度入試の最新の概要資料をもとに、一般選抜の方式別の科目構成と配点、募集人員と試験日程、出題形式の傾向、科目別の対策方針、学年別の学習スケジュール、独学で目指す場合の壁までを整理してお伝えします。

先にお断りしておくと、本記事で紹介する配点・募集人員・試験日程などの数字は、2026年3月にAPUアドミッションズ・オフィスが公表した「2027年度立命館アジア太平洋大学入学試験の概要について」に基づくものです。入試制度は年度によって変更されることがあるため、出願にあたっては必ずAPU公式の受験生サイトAPUmateおよび最新の入学試験要項でご確認ください。

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【結論】立命館アジア太平洋大学(APU)国際経営学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント

まず全体像を数字で押さえます。APU国際経営学部(APM)の一般選抜は、大きく分けて「本学独自試験のみの方式」「共通テスト方式」「独自試験×共通テストの併用方式」の3系統があり、系統によって配点の考え方がまったく異なります。

系統方式の例配点(満点)実施時期
本学独自試験のみスタンダード3教科方式/英語重視方式/後期2教科方式320点/250点/220点2月・3月
共通テスト方式8科目型/5科目型/3教科型/2科目型(APM限定)1,000点/500点/300点/300点2月・3月
独自試験×共通テスト併用共通テスト+英・国方式/共通テスト+面接方式/共通テスト+探究型総合問題方式300点/400点/500点(APM型)2月・3月

出典: APUアドミッションズ・オフィス「2027年度立命館アジア太平洋大学入学試験の概要について」(2026年3月公表)。出願資格を満たせば、これらの方式を併願することができます。「本学独自試験のみで完結させたい」「共通テストの結果を軸にしたい」「両方組み合わせて合格の可能性を広げたい」という3つの考え方のうち、自分の得意な科目・準備できる期間に合わせて方式を選ぶことが、APU入試対策の出発点になります。

独自試験と共通テスト、2つの軸で選べる入試

APUの一般選抜が他大学と大きく違う点は、方式のバリエーションの多さです。本学独自試験のみの方式は立命館大学の独自試験問題と同じ問題を使用するため、英語・国語・選択科目(地理歴史・公民・数学)という文系入試の王道の組み合わせで受験できます。一方で共通テスト方式は独自試験を課さず、大学入学共通テストの得点だけで合否が決まるため、私立大学の共通テスト利用方式に近い感覚で併願先として使いやすい方式です。さらに両者を組み合わせた併用方式もあり、受験生は自分の得意分野に応じて実質的に複数の「勝ち筋」を用意できます。

国際経営学部(APM)の募集定員(2027年度)

国際経営学部(APM)の2027年度一般選抜の募集定員は合計100名です。内訳は、共通テスト方式(2月入試)35名、スタンダード3教科方式25名、英語重視方式15名、共通テスト+英・国方式または共通テスト+探究型総合問題方式(2月入試の併用方式)15名、共通テスト方式(3月入試)5名、後期2教科方式(3月入試)3名、共通テスト+面接方式(3月入試)2名です。最も募集人員が多いのは共通テスト方式とスタンダード3教科方式の2つで、この2方式だけで募集定員の6割を占めます。まずはこの2方式を軸に、併願として英語重視方式や併用方式を検討するのが現実的な組み立てです。

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立命館アジア太平洋大学(APU)国際経営学部とは|学部の特徴と国際色豊かな学びの環境

立命館アジア太平洋大学(APU)は2000年4月1日に大分県別府市に開学した大学で、アジア太平洋学部(APS)・国際経営学部(APM)・サステイナビリティ観光学部(ST)の3学部体制を取っています。学生数6,699人のうち国内学生と国際学生の割合はほぼ50:50で、国際学生は121ヵ国・地域から在籍しているという、日本の大学の中でも際立って国際色の強いキャンパスであることが最大の特徴です。日々の授業やキャンパスライフの中で、多様な文化的背景を持つ学生と共に学ぶ環境が、入学前から入学後まで一貫したAPUの教育理念の土台になっています。

国内学生と国際学生がほぼ半数ずつ学ぶキャンパス

一般的な国内の大学では、留学生の比率は数パーセントから多くても1〜2割程度にとどまることが多い中、APUは開学以来「国際相互理解」を建学の理念の一つに掲げ、国内学生と国際学生がほぼ同数在籍するキャンパスを作り上げてきました。授業のディスカッションやグループワークで日常的に国際学生と協働する機会があるため、単に英語力を伸ばすだけでなく、異なる価値観を持つ相手と合意形成する力を在学中に養える環境だといえます。国際経営学部を志望する場合、この環境そのものが「なぜAPUでなければならないか」を語るうえでの重要な要素になります。志望理由書や面接を準備する段階では、この国際色豊かな環境を自分の学びたいことと結びつけて説明できるようにしておくとよいでしょう。

国際経営学部(APM)の4つの学修分野と国際認証

国際経営学部(APM)は「ビジネスにまだないイノベーションを」というスローガンのもと、世界が相互につながっていることを理解し、ビジネスを通じて社会にポジティブな影響を与えるための実践的な知識とスキルの習得を目指す学部です。学びの中心となるのは、会計・ファイナンス、マーケティング、経営戦略・リーダーシップ、アントレプレナーシップ・オペレーションマネジメントという4つの学修分野です。AACSB・AMBA・EQUISという3つの国際認証をすべて取得している点も特徴で、これは世界のビジネススクールの中でもごく一部しか達成していない水準とされています。加えて、責任ある経営教育のための原則(PRME)コミュニティに日本国内では3校のうちの1校として参加しており、社会的責任を重視した経営教育を掲げている点も、志望理由を考えるうえで押さえておきたいポイントです。

キャップストーンプログラムとダブルディグリー

国際経営学部には4回生対象の必修科目としてキャップストーンプログラムがあり、多国籍のチームで実際の企業課題に取り組む実践的な学びの機会が用意されています。座学で学んだ会計・マーケティング・経営戦略の知識を、卒業前に実際のビジネス課題へ応用する集大成の科目という位置づけです。また、フランスのネオマビジネススクール(NEOMA)との協定によるダブルディグリープログラムでは、4年間で両大学の学位を取得できる制度があり、最短18週間のインターンシップが要件に含まれます。海外での実務経験を積みながら国際的な学位を取得したいと考えている受験生にとっては、志望理由書や面接で具体的に触れておきたい制度です。こうした学部独自のプログラムは、入学後にどのような学び方をしたいかを具体的にイメージするための材料になるだけでなく、一般選抜そのものには直接関係しない情報であっても、志望校選びの軸をぶらさずに受験勉強を続けるモチベーションの支えにもなります。

「日本語基準」と「英語基準」、2つの学び方

APUは開学時から「日英二言語教育」を掲げており、出願時に入学基準言語として「日本語基準」「英語基準」のいずれかを選択できます。日本語基準は日本語開講の科目を中心に履修しながら、英語力の伸びに応じて段階的に英語開講科目を増やしていく選び方で、英語基準は入学当初から英語開講の専門教育科目を履修する選び方です。英語基準を選ぶ場合、入学時に必要な標準的な英語力の目安として、TOEFL iBT Testで4.5(75点相当)以上・IELTS(Academic Module)6.0以上・実用英語技能検定のCSEスコアで2304点以上などの水準が示されています。ただし一般選抜における筆記試験は、日本語基準・英語基準のどちらを選んでも日本語のみで実施されるため、入試対策の段階で英語基準を意識しすぎて日本語の対策を疎かにする必要はありません。入学後にどちらの言語基準で学ぶかは、志望理由書の内容とも関わってくるため、早めに方向性を考えておくとよいでしょう。

学生寮APハウスでの共同生活

APUのキャンパス内には、国際教育寮APハウスが用意されており、部屋数は1,564部屋にのぼります。1年次から国内学生・国際学生が同じ寮で共同生活を送る仕組みは、授業以外の時間でも異文化理解を深められる環境として、APUの教育の大きな柱の一つになっています。入学後の生活をイメージする際、授業のカリキュラムだけでなく、寮生活を含めたキャンパスライフ全体が「なぜAPUを志望するのか」を考えるうえでの材料になります。オープンキャンパスや大学案内で寮の様子を確認しておくと、志望理由書や面接での説明にも具体性が出やすくなります。

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一般選抜の入試方式と科目構成|独自試験・共通テスト方式・併用方式の配点と募集人員

ここからは、国際経営学部(APM)の一般選抜の各方式を、科目構成と配点、募集人員、試験日程の順に詳しく見ていきます。方式によって「何点満点で」「どの科目が課されるか」がまったく異なるため、複数方式を併願する場合は方式ごとに対策の優先順位を整理しておく必要があります。

本学独自試験のみの方式(スタンダード3教科方式・英語重視方式・後期2教科方式)

本学独自試験のみの方式は、立命館大学の独自試験問題と同じ問題を使用し、全学部(APS・APM・ST)で同一の教科・科目・配点です。国際経営学部だけ配点が変わるわけではない点は、まず押さえておきましょう。

方式出題教科と配点満点実施時期
スタンダード3教科方式英語120点+国語100点+選択科目100点320点2月1日〜4日
英語重視方式英語150点+(国語または選択科目)100点250点2月7日
後期2教科方式英語120点+国語(現代文)100点220点3月7日

スタンダード3教科方式・英語重視方式の選択科目は、地理歴史・公民・数学の中から1科目を選ぶ形式です。いずれの方式でも英語外部資格試験のスコアを独自試験の英語の得点に換算し、当日の得点といずれか高い方が採用される仕組みがあります。英語外部資格試験のスコアに自信がある受験生にとっては、当日の得点が多少振るわなくても外部試験のスコアでカバーできる可能性がある、心強い制度です。詳しい換算表は後述します。なお後期2教科方式は選択科目が課されず、英語と国語(現代文)の2教科に絞られる分、募集人員も3名と少なく、実質的には他方式の併願先・保険として位置づけられることが多い方式です。

3系統から自分に合った方式を選ぶ考え方

3系統・8種類前後という方式の多さは、裏を返せば「自分の得意な戦い方を選べる」という受験生側のメリットでもあります。英語・国語・選択科目の独自試験に自信があるならスタンダード3教科方式、共通テストの総合力に自信があるなら共通テスト方式(3教科型・8科目型など)というように、得意分野に応じて系統を選べるのがAPU入試の特徴です。まず自分の得意分野に近い系統を1つ決め、そこに募集人員に余裕のある方式(共通テスト方式やスタンダード3教科方式)を軸として据えるのが現実的な組み立てです。そのうえで、時間に余裕があれば英語重視方式や併用方式を「保険」として併願するという段階的な考え方をおすすめします。

共通テスト方式(独自試験なし)

共通テスト方式は独自試験を課さず、大学入学共通テストの得点のみで合否を判定する方式です。2科目型を除き、全学部で同一の教科・科目・配点となっています。

満点特徴
8科目・特待生優先採用型(Renew)1,000点得点率80%以上で奨学金の優先採用対象
5科目・特待生優先採用型(Renew)500点得点率85%以上で奨学金の優先採用対象
3教科型300点3月入試でも実施
2科目型(国際経営学部限定・新設)300点受験科目を絞って出願できる新方式

国際経営学部(APM)には2027年度から2科目型という独自の型が新設されました。共通テストの受験科目を絞って出願できる方式で、満点は300点です。ただし科目別の詳しい配点は方式によって細かく調整される可能性があるため、出願を検討する段階では必ず最新の入学試験要項で科目構成を確認してください。8科目型・5科目型は「特待生優先採用型」という名称の通り、一定の得点率を満たすと授業料が4年間100%免除される奨学金の優先採用対象になる点も見逃せません。この制度は後述の「よくある質問」でも取り上げます。

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独自試験×共通テストの併用方式

本学独自試験と共通テストを組み合わせる併用方式もあります。外国語(英語)・国語の独自試験は立命館大学の独自試験問題と同じ問題を使用します。

方式満点実施時期特徴
共通テスト+英・国方式300点2月8日・9日全学部統一の型
共通テスト+面接方式400点録画面接全学部統一の型
共通テスト+探究型総合問題方式(APM型)500点2月5日学部ごとに配点構成が異なる

共通テスト+面接方式は、試験日を指定した対面試験ではなく録画面接という形式で実施される点が特徴です。英語基準での入学を選択した場合、この録画面接は英語で実施されます。共通テスト+探究型総合問題方式は学部ごとに配点構成が異なる方式で、国際経営学部(APM)向けの型は500点満点です。科目別の配点構成はやや複雑なため、この方式での出願を検討する場合は、最新の入学試験要項の該当ページで必ず詳細を確認してください。

募集人員と試験日程・試験地

国際経営学部(APM)の2027年度一般選抜の募集定員は、先述の通り合計100名です。試験地は全国に広く設けられており、スタンダード3教科方式は埼玉(大宮)・東京・横浜・金沢・名古屋・滋賀(草津)・京都・大阪茨木・大阪南・神戸・広島・高松・福岡・千葉(柏)・静岡・浜松・三重・和歌山・姫路・岡山、および札幌・仙台・福井・松江・山口・松山・北九州・熊本・鹿児島と、全国30ヶ所前後の試験地で受験できます。2027年度入試では、3月7日実施だった大分試験地が廃止され、これまで2月1日〜4日のみだった和歌山試験地では新たに2月7日〜9日も追加実施されるという変更がありました。試験地が自宅から近いかどうかは、受験の負担に直結する要素なので、志望校を検討する段階で最寄りの試験地の有無を確認しておくとよいでしょう。特に大分試験地の廃止のように、前年度まで利用できた試験地が翌年度になくなるケースもあるため、「去年の先輩はこの会場で受けたから」という情報をそのまま鵜呑みにせず、受験する年度ごとに試験地一覧を確認し直すことが大切です。遠方の試験地しか選べない場合は、前泊が必要になるかどうかも含めて、早めに移動・宿泊の計画を立てておくと、試験本番に体力を残した状態で臨みやすくなります。

2027年度入試での変更点(選択科目・数学の解答形式)

2027年度入試の変更点として、本学独自試験の選択科目(数学)の大問Ⅲの解答方法が、従来の記述式から大問Ⅰ・Ⅱと同様の穴埋め式に変更されます。解答の形式は変わりますが、出題方針や問題の傾向、入試方式・配点は大きく変更しないとAPU側が明言しているため、過去の傾向を踏まえた対策の方向性そのものを変える必要はありません。数学以外の教科(英語・国語・地理歴史・公民)は、問題傾向・形式ともに例年通りとされています。

英語外部資格試験の得点換算制度

APUの一般選抜のほぼすべての方式(共通テスト方式の2科目型、および共通テスト+探究型総合問題方式で国際経営学部を選択する場合を除く)では、英語外部資格試験のスコアを英語科目の得点に換算し、独自試験または共通テストの英語の得点といずれか高い方を採用する制度があります。

英語外部資格試験100%換算90%換算75%換算60%換算
TOEFL iBT Test83705542
IELTS(Academic Module)6.56.05.04.5
TOEIC L&R/S&W Test1700160013401150
実用英語技能検定(英検CSEスコア)2450230421421980
TEAP342318267225

英語外部資格試験のスコアを持っていれば、当日の英語の出来不出来に関わらず一定の得点を確保できるのがこの制度の大きなメリットです。GTEC4技能(Official Score Certificateのみ)・ケンブリッジ英検・PTE Academicにも同様の換算表が用意されています。高1・高2のうちから英語外部資格試験を計画的に受験しておくことが、後の一般選抜対策の負担を減らすことにもつながります。なお、英語外部資格試験のスコアを活用する場合でも、適用対象となる共通テストまたは独自試験の英語の受験自体は必須である点に注意してください。

参考: 2026年度入試結果(志願者数・合格最低点)

方式選びの参考として、2026年度(2026年4月入学)の国際経営学部(APM)の一般選抜結果を紹介します。これは1年前の回の実績であり、2027年度入試の合格最低点を予測・保証するものではありませんが、方式ごとの得点率の傾向をつかむ材料にはなります。

方式志願者数合格者数満点合格最低点(得点率)
スタンダード3教科方式190名18名320点209点(65.3%)
英語重視方式65名13名250点200点(80.0%)
後期2教科方式123名6名220点180点(81.8%)
共通テスト方式(3教科型)182名18名300点256点(85.3%)
共通テスト方式(2科目型)46名3名300点212点(70.7%)
共通テスト+英・国方式88名9名300点220点(73.3%)
共通テスト+面接方式10名2名400点298点(74.5%)

出典: APUmate.net入試結果データ(2026年度実績)。得点率だけを見ると英語重視方式や後期2教科方式が高く見えますが、これは志願者の得点分布や募集人員の少なさも影響しており、得点率だけで難易度を単純比較することはできません。むしろ「自分の得意科目に配点が寄っている方式かどうか」を基準に方式を選ぶほうが現実的です。共通テスト方式(3教科型)は志願者数182名に対し合格者18名と、募集人員に対して志願者が多く集まりやすい方式であることもうかがえます。

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科目別の出題傾向|英語・国語・選択科目で何が問われるか

ここからは科目別に、APUの本学独自試験(スタンダード3教科方式・英語重視方式・後期2教科方式)の出題形式の傾向を見ていきます。以下はAPU公式の受験生サイトが公開している出題形式に関する情報にもとづくものです。過去問の実際の設問内容そのものは著作権の関係で紹介できないため、形式・傾向の要約にとどめます。年度によって出題内容は変わり得るため、断定的な予想として受け取らないようご注意ください。本学独自試験は立命館大学の独自試験問題と同じ問題が使われる点も、対策を組み立てるうえで押さえておきたい特徴です。

英語の出題傾向

英語はマーク式で、大問Ⅰ〜Ⅴの構成です。全問マーク方式のため、記述による部分点は期待できず、正確な読解と語彙・文法の知識がそのまま得点に直結する形式だといえます。国際色の強い学部という特性上、単語・熟語の知識だけでなく、文章全体の論旨を素早く把握する読解のスピードが求められます。スタンダード3教科方式は英語120点、英語重視方式は英語150点と、方式によって英語の配点比率が変わる点も踏まえ、英語重視方式での受験を検討する場合は特に英語の得点力を高めておく必要があります。

国語の出題傾向

国語はマークと記述の併用形式で、現代文と古文を扱う大問3つの構成です。漢文の独立問題は出題されない点は、他の多くの国公立大学・私立大学の国語入試と異なる特徴です。現代文はマーク式の設問と記述式の設問が混在するとされ、古文は基礎的な文法・単語知識を問う設問が中心になります。漢文の対策に時間を割く必要がない分、現代文の読解力と古文の基礎知識に的を絞った学習計画を立てやすい科目だといえます。

選択科目(地理歴史・公民・数学)の出題傾向

選択科目は地理歴史(日本史・世界史・地理)、公民(政治・経済)、数学の中から1科目を選ぶ形式です。地理歴史・公民・数学のいずれも記述形式で、大問Ⅰ〜Ⅲ程度の構成とされています。2027年度入試では、数学の大問Ⅲの解答方法が記述式から穴埋め式に変更される点が唯一の形式面の変更点で、それ以外の教科は例年通りの形式が続く見込みです。選択科目は、高校で履修した科目・得意な科目の中から、記述式の解答に慣れている科目を選ぶのが基本的な考え方になります。

共通テスト方式・併用方式で問われる力

共通テスト方式は独自試験を課さないため、大学入学共通テストそのものの対策がそのまま合否に直結します。8科目型・5科目型・3教科型のいずれも、幅広い教科の基礎学力をバランスよく仕上げる力が問われる方式です。一方、共通テスト+英・国方式や共通テスト+面接方式のように独自試験や面接を組み合わせる方式では、共通テストの得点力に加えて、独自試験の英語・国語の読解力、あるいは面接での自己表現力もあわせて求められます。特に共通テスト+面接方式は録画面接という形式のため、時間内に自分の考えを整理して伝える練習を事前にしておくことが重要になります。

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科目別の対策の方針

出題傾向を踏まえ、ここからは科目別の対策の方向性を整理します。配点比率を踏まえると、スタンダード3教科方式・英語重視方式では英語の得点力強化が最優先になります。共通テスト方式を軸にする場合は、特定の1科目に偏らず、受験する型(3教科型・5科目型・8科目型など)に応じて必要な科目全体をバランスよく仕上げていく発想が欠かせません。

英語の対策

英語はマーク式のため、記述力よりも正確性とスピードが問われます。単語・熟語・文法の基礎を高2までに固めたうえで、高3からは長文を時間内に正確に読み切る速読力の強化に軸足を移すのが効果的です。大問数が多い形式であるほど、1つの大問に時間をかけすぎず全体のペース配分を意識する練習が有効とされています。また、英語外部資格試験の得点換算制度を活用する前提であれば、TOEFL iBTやIELTS、実用英語技能検定などの外部試験そのものの対策も並行して進めておくと、一般選抜本番での得点の「保険」を確保できます。高1・高2のうちに一度外部試験を受けておき、自分の現在地を把握しておくことをおすすめします。オンライン家庭教師で英語の勉強法を体系的に見直したい場合は大学受験の英語勉強法|偏差値を伸ばす正しい順番とやり方も参考にしてください。

国語の対策

国語は現代文・古文の2分野に絞って対策できる分、漢文対策の時間を他科目に振り分けられるのが利点です。現代文はマーク式・記述式が混在する形式に慣れておく必要があるため、選択式の正誤判断だけでなく、要点を自分の言葉で簡潔にまとめる記述練習も並行して行うとよいでしょう。古文は単語・文法・敬語といった基礎知識の暗記が得点に直結するため、高2までに古典文法を一通り仕上げておくと、高3では現代文の読解演習に時間を充てやすくなります。

選択科目(地理歴史・公民・数学)の対策

選択科目は記述形式のため、正解を選ぶだけでなく、答えに至る過程を自分の言葉や式で説明する練習が欠かせません。大問Ⅰ〜Ⅲ程度というコンパクトな構成のため、頻出テーマ・頻出単元を優先して仕上げる効率重視の対策が有効とされています。数学を選択する場合は、2027年度入試から大問Ⅲが記述式から穴埋め式に変わる点を踏まえ、計算過程を素早く正確に処理する力を重視した演習に切り替えるとよいでしょう。地理歴史・公民を選択する場合は、教科書レベルの用語・出来事の理解を土台に、記述式の設問で問われやすい因果関係の説明を意識した学習を進めることをおすすめします。

英語外部資格試験の活用戦略

APU受験を検討するなら、英語外部資格試験のスコアを計画的に確保しておくことが対策の大きな柱になります。100%換算・90%換算・75%換算・60%換算という段階的な換算表が用意されているため、満点相当のスコアを目指すのが理想ですが、届かない場合でも一定の換算点を確保できる仕組みです。英検を活用する受験生が多い実情を踏まえ、英検の学習法を体系的に整理したい場合は英検は大学受験に有利?活用できる仕組みと勉強法も参考にしてください。外部試験のスコアは一朝一夕には伸びないため、高1・高2の段階から逆算して受験計画を立てておくことが重要です。

共通テスト対策との両立

共通テスト方式や併用方式での受験を検討する場合は、独自試験対策と共通テスト対策を並行して進める必要があります。独自試験(英語・国語・選択科目)と共通テストでは出題形式が異なるため、それぞれの形式に合わせた演習量を確保することが大切です。特に8科目型・5科目型のような多科目の共通テスト方式を検討する場合は、理科・社会など普段手薄になりがちな科目についても、早い段階から基礎を固めておく計画性が求められます。

面接対策(共通テスト+面接方式を検討する場合)

共通テスト+面接方式を検討する場合は、共通テストの得点力に加えて、録画面接での自己表現力も対策の対象になります。録画面接という形式のため、対面の面接以上に「時間内に要点を伝えきる」構成力が問われます。英語基準での入学を選択した場合は面接そのものが英語で実施されるため、日頃から英語で自分の考えを話す練習を積んでおく必要があります。日本語基準を選択する場合も、限られた収録時間の中で志望動機や将来のビジョンを簡潔にまとめる練習を、本番の数週間前から繰り返しておくことをおすすめします。話す内容を一言一句丸暗記するのではなく、要点を箇条書きで整理しておき、その場で自分の言葉として話せるように準備しておくと、収録本番でも落ち着いて対応しやすくなります。

他大学・併願校対策との両立

APU国際経営学部を第一志望としながら、他の私立大学の国際系・経営系学部や国公立大学を併願するご家庭は少なくありません。APUの独自試験はマーク式(英語)とマーク・記述併用(国語)、記述式(選択科目)が混在する形式である一方、併願する私立大学は出題形式が大きく異なる場合があります。併願校対策に時間を割きすぎてAPU向けの対策が手薄にならないよう、高3の秋以降は志望校ごとに演習の曜日を分けるなど、形式ごとに演習時間を意図的に配分する工夫が有効です。英語外部資格試験のスコアは、APUだけでなく他の私立大学の英語外部試験利用方式でも活用できる場合が多いため、外部試験対策への投資は併願戦略全体の効率化にもつながります。

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学習スケジュールの立て方|逆算計画と学年別の目安

APU国際経営学部の入試は方式のバリエーションが多いため、どの方式を軸にするかを早めに決め、そこから逆算したスケジュールを組むことが現実的です。

高1のうちにやっておきたいこと

高1の間は、受験方式を絞り込む前の土台作りの時期です。英語は積み上げ型の科目のため、高1のつまずきを高3まで持ち越さないことを最優先にしてください。英単語・英文法の基礎を固めながら、余裕があれば英語外部資格試験(英検など)に一度挑戦し、自分の現在の英語力を数値で把握しておくとよいでしょう。国語は現代文の読解演習を、古文は基礎的な単語・文法の暗記を少しずつ進めておくと、高2以降の学習がスムーズになります。選択科目についても、文理を問わず幅広く基礎を固めておくと、高2以降の選択の幅が広がります。

高2のうちにやっておきたいこと

高2は、志望する入試方式の方向性を固め始める時期です。英語外部資格試験のスコアを本格的に伸ばしたいなら、高2のうちに複数回受験しておくことをおすすめします。英語重視方式やスタンダード3教科方式を軸にするのか、共通テスト方式を軸にするのかによって、高3での学習配分が変わってくるため、高2の後半から模試の結果を参考にしながら方向性を検討し始めるとよいでしょう。選択科目も、高2の終わりまでに基礎知識を一通り仕上げておくと、高3で過去問演習に入るスタートラインが変わってきます。

高3からの逆算スケジュール

高3以降は、志望する方式の対策に集中する時期になります。おおまかな目安は次の通りです。

時期取り組みの目安
高3春〜夏英語・国語・選択科目の基礎を固め、英語外部資格試験のスコアも並行して伸ばす
高3夏〜秋過去問演習を開始し、マーク式・記述式それぞれの形式に慣れる。共通テスト対策も並行
高3秋〜共通テスト直前共通テスト方式・併用方式での受験を検討する場合は共通テスト対策の比重を高める
共通テスト後〜2月・3月入試独自試験(スタンダード3教科方式・英語重視方式等)の総仕上げに専念

2月入試(スタンダード3教科方式・英語重視方式等)と3月入試(後期2教科方式等)の両方を視野に入れる場合、共通テスト後から2月入試までの期間が実質的な追い込み期間になります。この期間にどれだけ過去問演習を積めるかが、合否を左右する重要な要素です。

複数方式併願の場合のスケジュール管理

APUは出願資格を満たせば複数方式を併願できるため、募集定員の多い共通テスト方式・スタンダード3教科方式を軸にしながら、英語重視方式や併用方式を併願するご家庭も少なくありません。併願する方式が増えるほど対策すべき科目・形式が増えるため、優先順位をつけずに手を広げすぎると、どの方式も中途半端になりかねません。まずは第一志望の方式を決め、そこに必要な科目の対策を最優先にしたうえで、残った時間で他の方式の対策を積み増していくという優先順位づけが重要です。

浪人生・再受験生が押さえておきたいポイント

高卒生(浪人生)がAPU国際経営学部を再受験する場合、現役時とは異なる年度の共通テスト・入試方式の詳細を改めて確認する必要があります。2027年度入試のように出題形式や試験地が一部変更されることもあるため、現役時の情報をそのまま流用せず、毎年最新の入学試験要項を確認する習慣をつけておきましょう。浪人期間は、現役時に手薄だった科目や、英語外部資格試験のスコアアップに重点的に取り組む期間と位置づけ、春の時点で1年間の到達目標を月単位で区切っておくと、夏以降の過去問演習にスムーズに移行しやすくなります。

模試の活用法とスケジュールの見直し方

逆算スケジュールは、一度立てたら固定するものではありません。模試の結果をきっかけに、志望する入試方式や科目ごとの配分を定期的に見直すことが、方式のバリエーションが多いAPU入試では特に重要になります。模試の判定(A〜E等)そのものよりも、記述式の選択科目や国語でどの程度部分点を積み上げられているか、マーク式の英語で時間内にどこまで解き切れているかという中身を確認する習慣をつけると、次の模試までに何を優先すべきかが具体的に見えてきます。特に高3の夏以降は、模試の答案を受け取ったら1週間以内に「今回の失点原因」と「次回までの対策」を書き出しておくと、直前期に同じ失点パターンを繰り返すリスクを減らせます。英語外部資格試験のスコア取得状況とあわせて、共通テスト方式・独自試験方式のどちらを軸にするかを、模試のたびに見直す機会を持っておくと安心です。

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独学で目指す場合の壁と対処法

APU国際経営学部は、入試方式のバリエーションが多く、英語外部資格試験の活用や日本語基準・英語基準の選択など、他大学にはない仕組みが絡む入試です。情報収集の段階から複雑になりやすく、独学だけで全体像を正確に把握するのは簡単ではありません。ここでは、独学で目指す場合によくぶつかる壁と、その対処法を整理します。

壁1: 方式が多く、自分に合った方式を選びきれない

本学独自試験のみの方式、共通テスト方式、併用方式と、方式は8種類前後あります。それぞれ配点も試験日も異なるため、独学で全方式を比較検討しながら最適な組み合わせを選ぶのは、情報を整理する労力だけでもかなりの負担になります。特に共通テスト方式の2科目型や共通テスト+探究型総合問題方式のように、学部専用・新設の方式は情報がまだ少なく、独学で細部まで正確に把握するのは難しい面があります。方式選びを誤ると、本来もっと有利な条件で受験できたはずの方式を見逃してしまうリスクもあるため、早い段階で第三者に相談しながら方式を絞り込むことをおすすめします。

壁2: 英語外部資格試験のスコア戦略が独学では立てにくい

英語外部資格試験の得点換算制度は非常に有利な仕組みですが、「どの試験を」「いつまでに」「どのスコアまで」伸ばせばよいのかという逆算計画を独学だけで立てるのは難易度が高い作業です。TOEFL iBT・IELTS・TOEIC・実用英語技能検定など複数の選択肢がある中で、自分の現在の英語力や得意分野に合った試験を選び、計画的にスコアを伸ばしていくには、外部試験の出題傾向そのものへの理解も必要になります。独学の場合、外部試験対策と一般選抜本番の英語対策を別々に進めてしまい、非効率になるケースも少なくありません。

壁3: 記述式の選択科目・国語の添削が独学では難しい

選択科目(地理歴史・公民・数学)や国語の一部は記述形式です。参考書の模範解答と見比べるだけでは、自分の答案がどこで減点されているのかを正確に把握するのが難しいというのが独学最大の壁です。特に2027年度入試で解答形式が変更される数学の大問Ⅲのように、形式の変化に対応した演習を独学だけで正しい方向性で進められているか、客観的に確認する手段が乏しいという問題もあります。

壁4: 制度変更のスピードに独学だと追いつきにくい

APUは英語外部資格試験のスコア基準や入試方式そのものを、比較的頻繁に見直している大学です。2027年度入試だけでも、大分試験地の廃止、和歌山試験地の追加実施、独自試験の選択科目(数学)の解答形式変更、共通テスト方式(2科目型)の新設など、複数の変更が同時に発表されています。こうした変更情報を、独学で毎年もれなく確認し続けるのは想像以上に手間がかかります。特に浪人生・再受験生は、現役時の情報が古くなっている可能性が高いため、最新の入学試験要項を確認する習慣そのものを、対策の一部として組み込んでおく必要があります。学校の先生や塾・家庭教師など、毎年複数の受験生の出願状況を見ているプロに、年度ごとの変更点だけでも確認してもらう機会を作っておくと、情報の見落としによる出願ミスを防ぎやすくなります。

対処法: 状況に応じてプロの視点を取り入れる

こうした壁への現実的な対処法は、すべてを塾に任せるのではなく、「独学で進められる範囲」と「第三者の視点が必要な範囲」を切り分けることです。知識のインプットや基礎演習は独学で進めながら、方式選びの相談や記述答案の添削、英語外部資格試験の学習戦略の設計など、独学では検証しづらい部分だけをプロ講師に依頼するという使い方であれば、費用を抑えながら独学の弱点を補えます。

取り組み方独学で対応しやすい範囲第三者の視点が有効な範囲
方式選び各方式の配点・日程の情報収集自分の得意科目・スケジュールに合った方式の絞り込み
英語単語・文法の暗記、長文の多読外部資格試験のスコア戦略、記述設問の添削
国語・選択科目基礎知識の暗記、過去問の反復演習記述答案の添削、減点ポイントの確認

1対1のオンライン家庭教師であれば、必要な科目・必要な範囲だけを選んで依頼できるため、「方式選びだけ相談したい」「英語外部資格試験の対策だけ絞って依頼したい」といった使い方もしやすくなります。すべての科目を塾に切り替える必要はなく、独学で伸ばせている部分はそのまま独学を続け、判断に迷う部分だけをスポットで依頼するという発想を持つと、費用対効果の高い受験勉強につながります。指導形態別の費用感の違いは大学受験の塾費用は年間いくら?学年別相場と安く抑える方法で比較しているので、独学と個別指導を組み合わせる際の目安として参考にしてください。

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よくある質問(FAQ)

APU国際経営学部の一般選抜は、どの方式が一番おすすめですか?

募集人員が最も多いのは共通テスト方式(2月入試35名)とスタンダード3教科方式(25名)の2つです。共通テストの結果に自信がある場合は共通テスト方式、英語・国語・選択科目の独自試験の対策に自信がある場合はスタンダード3教科方式を軸にするのが基本的な考え方です。出願資格を満たせば併願も可能なため、両方の対策を並行して進める受験生も少なくありません。

英語外部資格試験を持っていないと不利になりますか?

不利にはなりません。英語外部資格試験の得点換算制度は「持っていれば得点を底上げできる可能性がある」加点的な仕組みであり、独自試験または共通テストの英語の得点がそのまま採用される場合も当然あります。ただし、外部試験のスコアがあれば当日の英語の出来不出来に関わらず一定の得点を確保できる保険になるため、時間に余裕がある高1・高2のうちに一度挑戦しておくことをおすすめします。

「日本語基準」と「英語基準」はどちらを選べばいいですか?

一般選抜における筆記試験は、どちらの基準を選んでも日本語のみで実施されるため、入試対策そのものへの影響はありません。入学後にどちらの言語で専門科目を学びたいか、現時点での英語力と将来の目標を踏まえて検討するとよいでしょう。英語基準を選ぶ場合は、TOEFL iBT Testで4.5(75点相当)以上など一定の英語力水準の目安が示されています。

国際経営学部の2科目型とは、どのような方式ですか?

2027年度から国際経営学部(APM)限定で新設された、共通テスト方式の中の一つの型で、満点は300点です。共通テストの受験科目を絞って出願できる方式ですが、科目別の詳しい配点は年度により調整される可能性があるため、出願を検討する場合は必ず最新の入学試験要項で科目構成を確認してください。

合格最低点はどのくらいですか?

2026年度(1年前の回)の実績では、方式によって合格最低点の得点率は57.8%〜85.3%と幅があります。この数字はあくまで2026年度の実績であり、2027年度の合格最低点を保証するものではありません。年度によって変動するため、出願する年度の最新の入試結果データを確認しながら、余裕を持った得点目標を設定することをおすすめします。

奨学金の優先採用制度について教えてください

共通テスト方式(8科目・特待生優先採用型)は得点率80%以上、共通テスト方式(5科目・特待生優先採用型)は得点率85%以上を満たすと、入学後の授業料が4年間100%免除される国内学生優秀者育英奨学金の優先採用対象になります。ただし優先採用型の合格者のみで所定の枠数を超過した場合は高得点者から採用されるため、基準を満たしていても必ず採用されるとは限りません。全入学者のうち37名を上限とした制度である点も踏まえておきましょう。

共通テスト+面接方式の面接はどのように行われますか?

共通テスト+面接方式の面接は、指定日に対面で行う形式ではなく、録画面接という形式で実施されます。英語基準での入学を選択した場合、この録画面接は英語で実施されます。日本語基準を選択した場合は日本語での実施です。事前に収録して提出する形式のため、時間内に自分の考えを整理して簡潔に伝える練習を、当日までに済ませておくことが重要です。

浪人しても国際経営学部は受験できますか?

受験できます。ただし前述の通り、入試方式や試験地は年度によって変更されることがあるため、現役時の情報をそのまま流用せず、受験する年度の最新の入学試験要項を必ず確認する必要があります。浪人期間の使い方としては、現役時に手薄だった科目や、英語外部資格試験のスコアアップに重点的に取り組む1年間の計画を立てるのが基本です。

まとめ|APU国際経営学部合格への次の一歩

立命館アジア太平洋大学(APU)国際経営学部の一般選抜は、本学独自試験のみの方式・共通テスト方式・独自試験×共通テストの併用方式という3系統、8種類前後の方式から選べる入試です。方式ごとに配点・試験日・出願資格が異なるため、まず自分の得意科目とスケジュールに合った方式を絞り込むことが対策の第一歩になります。この記事で紹介した募集人員・配点・試験日程は、いずれもAPUアドミッションズ・オフィスが公表した2027年度入試の概要資料に基づくものですが、詳細な入学試験要項は例年6月頃に発行される予定である点も踏まえ、出願直前には必ず最新版を確認する習慣をつけておいてください。

本学独自試験のみの方式であれば英語・国語・選択科目の記述力・読解力、共通テスト方式であれば幅広い教科の基礎学力、併用方式であればその両方に加えて面接での自己表現力が問われます。英語外部資格試験のスコアを計画的に確保しておくことは、どの方式を選ぶ場合でも共通して有利に働く対策だといえます。

APUは国内学生と国際学生がほぼ半数ずつ学ぶ、国内でも際立って国際色の強いキャンパスです。日本語基準・英語基準という二言語教育制度、英語外部資格試験の得点換算制度など、他大学にはない仕組みを正しく理解したうえで対策を組み立てることが、この大学の入試傾向に合った対策の考え方だといえます。学年が上がるほど後から取り戻せる時間は少なくなるため、高1・高2のうちから基礎を固め、高3で方式ごとの対策を仕上げていくという逆算の発想を、できるだけ早い段階から持っておくことをおすすめします。方式が多い分、情報収集そのものに時間を取られがちですが、まずは募集人員の多い共通テスト方式とスタンダード3教科方式の2つを軸に据えることで、対策の方向性はシンプルに整理できます。

本記事の情報は執筆時点(2026年3月公表の2027年度入学試験の概要)のものです。入試制度・配点・募集人員・試験日程は年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ずAPU公式の受験生サイトAPUmate・最新の入学試験要項でご確認ください。特に共通テスト方式の2科目型や共通テスト+探究型総合問題方式のように新設・改編が続く方式は、年度ごとの更新情報を確認する習慣をつけておくと安心です。

スプリング・オンライン家庭教師では、プロ講師による1対1指導を通じて、APU国際経営学部が求める英語力・記述力を科目単位で強化できます。「今の学力からAPU国際経営学部合格まで、どの方式を軸に、何を・どれくらい・いつまでに進めればいいか」を、無料相談で具体的にシミュレーションすることも可能です。指導内容とコースの詳細は大学受験コースのページでも紹介しています。方式選びに迷っている方も、まずは現状を整理するところから始めてみてください。

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