2026/09/05 大学受験

早稲田大学商学部の入試傾向と対策|地歴・公民型と数学型どちらを選ぶか

「早稲田大学商学部の入試って、地歴・公民型と数学型のどちらを選べばいいんだろう」「商学部は共通テストを使わないって本当?」——早稲田大学商学部を志望校として考え始めた高校生・保護者の方から、こうした疑問をよく聞きます。早稲田大学商学部の一般選抜は、共通テストを使わず学部独自試験のみで合否を判定する点が大きな特徴で、しかも「地歴・公民型」「数学型」という2つの方式から選んで受験する仕組みになっています。

結論から言うと、地歴・公民型は国語60点・外国語(英語)80点・地歴公民60点の合計200点満点、数学型は国語60点・数学60点・外国語(英語)60点の合計180点満点という、配点構成そのものが異なる2つの方式です。どちらの方式で出願するかによって、高校での科目選択や対策の優先順位が変わるため、できるだけ早い段階で方向性を決めておくことが対策の第一歩になります。

この記事では、早稲田大学商学部の一般選抜の入試方式・科目構成・出題傾向を、学部公式サイト等で公表されている情報にもとづいて整理し、科目別の対策の方針、学年別の学習スケジュールの立て方、独学で目指す場合の注意点までをまとめました。政治経済学部や法学部とは異なる、商学部ならではの制度(2方式構成、単一学部制のもとでの6トラック、外国語2言語体制など)に絞って解説します。

本記事で紹介する数字は、早稲田大学商学部の公式サイト等で公表されている情報にもとづいています。ただし入試制度は年度によって変更されることがあるため、出願を検討する際は必ず最新の学部公式サイト・募集要項でご確認ください。

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【結論】早稲田大学商学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント

まず全体像を押さえておきましょう。早稲田大学商学部の一般選抜には「地歴・公民型」と「数学型」の2つの方式があり、下表の通り配点構成そのものが異なります。いずれの方式も、大学入学共通テストを使わず、早稲田大学商学部独自の学部試験のみで合否が判定されます。

方式科目構成配点募集人員
地歴・公民型国語60点+外国語(英語)80点+地歴公民60点200点満点390名
数学型国語60点+数学60点+外国語(英語)60点180点満点150名
合計540名

地歴・公民型は満点が200点、数学型は満点が180点と、そもそも合計点の基準が異なる点が商学部の一般選抜の大きな特徴です。地歴・公民型は募集人員が390名と多く、幅広い受験生が選びやすい方式である一方、数学型は募集人員150名とやや少なく、数学が得意な受験生が選ぶ方式だと位置づけられています。かつて実施されていた「英語4技能テスト利用型」は2024年度入試を最後に、2025年度入試以降は募集が停止されているため、現在の一般選抜はこの2方式のいずれかを選んで出願する形になります。

早稲田大学商学部を目指すなら押さえておきたい3つのポイント

  • 一般選抜は共通テストを使わず、学部独自試験のみで合否が判定される(地歴・公民型/数学型の2方式)
  • 地歴・公民型(200点満点・390名)と数学型(180点満点・150名)は配点構成も募集人員も異なり、どちらを主軸にするかで対策が変わる
  • 商学部は学科に分かれておらず単一学部制。入学後は2年次秋学期のゼミ選択で6つのトラックに分かれて学ぶ

この3点を踏まえたうえで、次の章から学部の特徴、入試方式の詳細、科目別の出題傾向と対策、学習スケジュールの順に解説していきます。

こんな受験生は特に早めの対策が必要

特に次の3つに当てはまる受験生は、他の受験生より早いタイミングで対策を始めておくことをおすすめします。1つ目は、地歴・公民型と数学型のどちらで出願するかをまだ決めていない場合です。配点構成も募集人員も異なる2つの方式のため、どちらを主軸にするかで高校での科目選択自体が変わってくることがあります。2つ目は、英語の記述問題(和文英訳など)に慣れていない場合です。商学部の英語はマーク式中心とはいえ、記述問題が毎年一定程度出題されるため、記述対策を後回しにすると直前期に慌てることになります。3つ目は、数学型を選ぶ場合に、数学Cの「ベクトル」の学習が手薄になっている場合です。2024年度入試から出題範囲に新たに加わった単元のため、履修時期によっては対策が遅れがちです。

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早稲田大学商学部とは|学部の特徴と求められる力

早稲田大学は、慶應義塾大学・上智大学とあわせて「早慶上智」と呼ばれる難関私立大学群の一角を占める大学です。商学部は、政治経済学部・法学部などと並んで早稲田大学の中でも志望者の多い学部の1つで、経営・会計・マーケティング・ファイナンスといったビジネス分野を幅広く学べる学部として知られています。商学部は政治経済学部のように複数の学科に分かれておらず、単一の「商学部」として構成されている点が制度上の大きな特徴です。

早稲田大学商学部で学べること|6つのトラック制

商学部は入学時点で学科・コースを選ぶ必要がなく、1・2年次にビジネスに関する幅広い基礎科目を学んだうえで、2年次秋学期のゼミ(演習)選択にあわせて「経営」「会計」「マーケティング」「ファイナンス」「保険・リスクマネジメント」「ビジネスエコノミクス」の6つのトラックに分かれて専門的に学ぶ制度が組まれています。入学時点では興味の方向性が定まっていなくても、1・2年次の学びを通じて自分に合ったトラックを選んでいけるカリキュラムだといえます。経営学・会計学だけでなく、保険・リスクマネジメントやビジネスエコノミクスといった、企業経営を多角的に捉えるためのトラックが用意されている点も、商学部ならではの特徴です。将来、経営者・会計士・マーケターなど具体的な職業像を描いている受験生にとっても、入学後の学びの中でトラックを選べる制度は、進路の幅を狭めずに専門性を高められる仕組みだといえるでしょう。

外国語教育の特徴|英語必須+選択言語の2言語体制

商学部の外国語教育は、英語を必須としたうえで、ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語の中から1言語を選択する「2言語体制」を取っている点が特徴です。ビジネスがグローバル化するなかで、英語だけでなくもう1つの外国語にも触れておくことを重視するカリキュラムだと考えられます。入試段階では選択外国語の試験は課されませんが、入学後に第二外国語を継続して学ぶことになる点は、学部選びの参考として知っておくとよいでしょう。

単一学部制であることのメリット

政治経済学部のように学科ごとに募集人員・カリキュラムが分かれている学部とは異なり、商学部は出願時点で学科を選ぶ必要がなく、入学後の学びを通じてトラックを決められるため、「入学時点でビジネスのどの分野に進みたいか決めきれていない」という受験生にとっても選びやすい制度だといえます。一方で、6つのトラックすべてに共通する基礎科目を1・2年次にバランスよく学ぶ必要があるため、特定分野だけを早期に深めたい場合は、ゼミ選択以降にじっくり時間をかけて専門性を高めていくイメージを持っておくとよいでしょう。

6つのトラックが扱う分野の概要

6つのトラックは、それぞれ扱う分野が異なります。「経営」は企業の意思決定や組織論、「会計」は財務諸表の作成・分析を、「マーケティング」は商品・サービスが売れる仕組みづくり、「ファイナンス」は資金調達や資産運用を扱う分野とされています。「保険・リスクマネジメント」は企業や個人が直面するさまざまなリスクへの備え、「ビジネスエコノミクス」は経済学的な視点から企業行動を分析する分野です。いずれも大学で本格的に学ぶ内容のため、入試の段階でこれらの分野に詳しくある必要はありません。入学後にどのトラックに進みたいかを、1・2年次の学びを通じてじっくり考えられる制度だと捉えておくとよいでしょう。

入学後のカリキュラムと入試科目のつながり

商学部の入試では、地歴・公民型・数学型のいずれの方式でも国語・外国語(英語)が共通して課されており、これは入学後の講義・ゼミで求められる読解力・記述力・語学力の土台を測る狙いがあると考えられます。数学型で数学が課されているのは、会計・ファイナンス・ビジネスエコノミクスといったトラックで、数量的なデータを扱う場面が多いことと無関係ではないでしょう。入試科目を「合格するためだけの関門」ではなく「入学後に何をするための準備か」という視点で捉え直すと、対策の優先順位も見えやすくなります。

商学部と他学部の違い|単一学部制という選び方

早稲田大学には商学部のほかにも、法学部や政治経済学部など多くの受験生に人気の学部があります。学部ごとに入試方式・科目構成・カリキュラムは大きく異なるため、それぞれの学部固有の情報を混同しないよう注意が必要です。商学部を語るうえで押さえておきたいのは、学科に分かれず単一学部として運営されている点と、入学後のゼミ選択を通じて専門分野を決めていく点です。「入学後に決められる」という制度上の柔軟さは、商学部を志望校に選ぶ際の1つの魅力といえるでしょう。ビジネス系の学部を検討する際は、学科制か単一学部制か、専門分野をいつ決めるのかという制度面も、志望校選びの判断材料にしておくとよいでしょう。

志望校を検討する際に確認しておきたいこと

早稲田大学は学部数が多く、学部ごとにカリキュラム・入試方式・雰囲気が大きく異なります。商学部を志望校として検討する際は、学部案内やオープンキャンパスなどを通じて、ビジネス分野を幅広く学べる商学部の学びの特徴が自分の関心と合っているかを確認しておくことが大切です。単一学部制で入学後にトラックを選べる自由度の高さを魅力に感じるか、あるいは入学時点で学科が決まっている方が学びやすいと感じるかは、受験生によって異なります。志望理由書や面接の準備を進める際にも、こうした学部の制度上の特徴を理解したうえで、自分の言葉で志望動機を整理しておくと説得力が増します。

この特徴を踏まえたうえで、次の章では入試方式の詳細を確認していきます。

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一般選抜の入試方式と科目構成(地歴・公民型/数学型)

早稲田大学商学部の一般選抜は、大学入学共通テストを使わず、学部独自の学力試験のみで合否を判定する方式です。「地歴・公民型」と「数学型」という2つの方式から1つを選んで出願する仕組みになっています。ここでは、それぞれの科目構成・配点・募集人員を詳しく確認します。

地歴・公民型の科目構成・配点・募集人員

地歴・公民型は、国語60点・外国語(英語)80点・地歴公民60点の合計200点満点の方式です。地歴公民は、日本史探究・世界史探究・地理総合/地理探究・政治経済のいずれか1科目を選択します。募集人員は2025年度入試以降390名で、2024年度入試までの355名から増員されている点も押さえておきたいポイントです。外国語(英語)の配点が80点と、3科目の中で最も高く設定されている点も特徴です。

数学型の科目構成・配点・募集人員

数学型は、国語60点・数学60点・外国語(英語)60点の合計180点満点の方式で、3科目とも同じ60点ずつの配点になっています。募集人員は150名で、2024年度入試・2025年度入試以降とも変更はありません。数学の出題範囲は数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(「数学と社会生活」を除く)・数学C(「ベクトル」のみ)で、2024年度入試から数学Cのベクトルが新たに出題範囲に加わりました。数学Ⅱまで含む出題範囲のため、文系コースであっても数学Ⅱまでの学習が必要になる点に注意が必要です。

2方式の合計募集定員と、廃止された英語4技能テスト利用型

地歴・公民型390名と数学型150名をあわせた一般選抜全体の募集定員は540名です。なお、以前は「英語4技能テスト利用型」という第3の方式も実施されていましたが、2024年度入試(2024年4月入学者募集)を最後に、2025年度入試(2025年4月入学者募集)以降は募集が停止されています。現在商学部の一般選抜を検討する場合は、地歴・公民型と数学型のいずれかを選ぶことになります。

成績標準化(得点調整)について

商学部の一般選抜では、地歴・公民型・数学型のいずれの方式についても、全科目に得点の「成績標準化(得点調整)」が適用されており、素点がそのままの得点として扱われるわけではないとされています。選択科目間の有利・不利をならすための制度だと理解しておくとよいでしょう。ただし具体的な計算式は公表されていないため、本記事では断定的な数字は挙げず、制度の存在があるという点にとどめます。得点調整がある以上、素点の高さだけで合否を単純に予測しないよう注意が必要です。

募集を停止した入試方式|地域探究・貢献入試と帰国生入試

商学部では、2024年度入試(2024年4月入学者募集)を最後に「地域探究・貢献入試(旧・新思考入試(地域連携型))」および「帰国生入試」の募集を停止しており、2025年度入試以降は実施されていません。また「外国学生入試」の第1次選考は、2024年度入試までの帰国生・外国学生共通試験(小論文B、数学(文系))から、2025年度入試以降は書類選考(日本留学試験および英語能力の外部試験の結果にもとづく選考)に変更されています。これらは主に特別入試の変更であり、地歴・公民型・数学型を検討する一般の受験生に直接影響する変更ではありませんが、商学部が入試制度を継続的に見直していることの一例として押さえておくとよいでしょう。

地歴・公民型と数学型、科目の重なりと違い

地歴・公民型と数学型は、どちらも国語と外国語(英語)が共通して課される点は同じですが、3科目目が地歴・公民型では地歴公民、数学型では数学に置き換わるという違いがあります。外国語(英語)の配点も、地歴・公民型が80点、数学型が60点と異なるため、単純に「もう1科目が違うだけ」と捉えるのではなく、配点構成全体で対策の優先順位を考える必要があります。国語・外国語はどちらの方式でも共通して必要になる科目のため、方式を最終決定する前でも、この2科目の対策は並行して進めておいて問題ありません。

他学部との併願を検討する場合の注意点

早稲田大学には商学部のほかにも法学部・政治経済学部など多くの学部があり、学部ごとに入試方式・科目構成・試験日程が異なります。商学部と他学部を併願する場合は、試験日が重ならないかを早い段階で確認しておくことが欠かせません。学部によって必要科目や配点構成が大きく異なるため、併願を視野に入れるほど対策すべき科目の範囲が広がる点にも注意が必要です。併願先を検討する際は、それぞれの学部の入学試験情報を早稲田大学の公式サイトで年度ごとに確認し、日程・科目の重複や矛盾がないかをあらかじめ整理しておくことをおすすめします。特に商学部と法学部・政治経済学部はいずれも志望者の多い学部で併願先として検討されることが多いため、学部ごとの入試方式の違いを正しく理解したうえで対策時間を配分することが重要です。

出願・試験の時期の目安

早稲田大学の一般選抜は、例年1月中旬〜下旬にかけて出願を受け付け、2月中旬前後に試験が実施される流れが一般的です。ただし正確な出願期間・試験日・合格発表日は年度によって異なるため、この記事では具体的な日付を挙げません。出願を検討する際は、早稲田大学入学センターおよび商学部公式サイトで公表される最新の入学試験要項を必ず確認してください。実質倍率・合格最低点といった年度ごとの入試データも、年度による変動が大きいためこの記事では具体的な数字を挙げません。商学部の公式サイトには入試データのページが用意されており、過去数年分のデータが公表されているため、出願する方式を最終的に決める前に確認しておくことを強くおすすめします。

今後の入試制度の変更にも注意

早稲田大学入学センターの公式「入試の変更点」ページでは、商学部に関連する変更告知として、外国学生入試の選考方法変更に加えて、「2029年度からの商学部入学定員および収容定員の変更について」という告知も掲載されています。詳細な内容までは公表されていませんが、今後入学定員が変更される可能性があることを示す告知です。一方で、地歴・公民型・数学型の科目構成・配点・募集人員そのものに関する変更告知は、現時点では掲載されていません。とはいえ入試制度は今後も見直される可能性があるため、受験する年度が近づいたら、学部公式サイト・入学センターのページを定期的に確認する習慣をつけておくことをおすすめします。

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科目別の出題傾向(英語/国語/地歴公民/数学)

ここでは、早稲田大学商学部の一般選抜に関わる4つの科目について、出題傾向を確認します。地歴・公民型は国語・外国語(英語)・地歴公民、数学型は国語・数学・外国語(英語)が対象科目です。なお、過去問の問題文そのものはここでは紹介しません。出題形式や傾向の要約にとどめます。

英語の出題傾向

商学部の英語は試験時間90分で、対話文読解と長文読解をあわせた大問5題構成が続いています。マーク式(選択式)の設問が中心ですが、和文英訳などの記述問題が毎年1問程度出題される点が特徴です。地歴・公民型では外国語(英語)の配点が80点と高く設定されているため、3科目の中でも特に得点力の差がつきやすい科目だと考えておく必要があります。マーク式中心とはいえ記述問題をゼロにできない以上、選択式の演習だけに偏った対策では対応しきれない部分が残ります。

英語の記述問題にどう向き合うか

商学部の英語は大問5題のうちマーク式が中心を占めるとはいえ、和文英訳などの記述問題が毎年1問程度組み込まれています。配点全体に占める割合が大きくなくても、記述の出来が合否を左右する年度もあるため軽視はできません。マーク式の問題演習だけを繰り返していると、いざ記述問題に取り組んだときに、正確な文法・語彙で書く力が育っていないことに直前期になって気づくケースもあります。マーク式と記述式、両方の力を並行して伸ばしておくことが、商学部の英語対策では欠かせません。

国語の出題傾向

国語は試験時間60分で、現代文と古漢融合文の大問2題構成です。マーク式と記述式が混在する出題形式となっており、単純な知識問題だけでなく、文章全体を読み解いたうえで答える設問が含まれています。古漢融合文という大問構成は、古文・漢文の基礎知識と現代文的な読解力の両方が問われる、商学部特有の出題形式だといえます。

地歴公民の出題傾向

地歴・公民型で選択する地歴公民は、試験時間60分で、日本史探究・世界史探究・地理総合/地理探究・政治経済のいずれか1科目を選んで受験します。選択科目ごとに出題形式は異なりますが、いずれも高校の教科書の範囲を土台にした出題が中心とされています。地歴公民は科目ごとの得意・不得意が出やすい分野のため、学校での履修状況や模試の結果を踏まえて、早い段階でどの科目を選ぶか決めておくことが対策の効率を左右します。

数学の出題傾向

数学型で課される数学は試験時間90分で、マーク式(選択式)中心の小問集合を含む大問3題構成です。出題範囲は数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(「数学と社会生活」を除く)・数学C(「ベクトル」のみ)で、2024年度入試からベクトルが新たに加わっています。数学Ⅱまでを含む幅広い出題範囲のため、特定の単元だけに絞った対策では対応しきれない可能性があります。小問集合が含まれる構成である以上、1つの単元でつまずいて大きく失点することを避けるためにも、単元ごとの抜け漏れを作らない学習が重要です。

出題傾向を確認するときの注意点

ここで紹介した試験時間・大問構成・出題範囲は、予備校の分析記事や公式サイトの公表情報にもとづくものです。年度によって大問構成や出題テーマが変わる可能性がある前提で、幅広い基礎力そのものを底上げする対策を軸に据えることをおすすめします。1つの予備校の分析だけを鵜呑みにするのではなく、複数の情報源を照らし合わせたうえで、最終的には自分の読解力・記述力・計算力そのものを底上げする対策に時間を使うことが、遠回りに見えて最も確実な近道になります。

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科目別の対策の方針

出題傾向を踏まえ、ここでは商学部の入試に関わる4つの科目それぞれの対策の方針を整理します。地歴・公民型と数学型のどちらを選ぶかによって、優先すべき科目の組み合わせが変わる点を意識しておきましょう。

英語の対策

まず単語・文法という基礎を固めたうえで、対話文読解・長文読解を時間内に処理する練習を積み重ねることが土台になります。マーク式の演習だけに偏らず、和文英訳などの記述問題にも早い段階から慣れておくことが重要です。記述式の答案は自己採点だけでは表現の癖に気づきにくいため、第三者に添削してもらいながら、正確な文法・語彙で書く練習を重ねていくとよいでしょう。地歴・公民型を選ぶ場合は外国語(英語)の配点が80点と高いため、他の受験生よりも一段高い完成度を目指す意識を持っておくことをおすすめします。

国語の対策

現代文は、筆者の主張や文章全体の論理構成を把握したうえで解答する練習を中心に進めます。古漢融合文という大問構成に対応するため、古文・漢文の基礎知識(単語・文法・句形)を高2のうちに一通り仕上げておくと、高3では演習中心に切り替えやすくなります。マーク式と記述式が混在する出題形式のため、選択式の問題演習だけでなく、記述式の解答をどう書くかという練習も並行して行うことが対策の効率を高めます。

地歴公民の対策

地歴・公民型を選ぶ場合、日本史探究・世界史探究・地理総合/地理探究・政治経済の中から、得意分野・学校の履修状況にあわせて1科目を選び、その科目を深く仕上げていくことが対策の基本です。複数科目を並行して中途半端に対策するより、1科目に絞って教科書レベルの知識を確実に定着させるほうが得点につながりやすいとされています。高2のうちに通史・全範囲を一通り終え、高3では問題演習と知識の抜け漏れの補強に時間を使う進め方が効率的です。

数学の対策

数学型を選ぶ場合、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cという幅広い範囲を計画的に仕上げる必要があります。2024年度入試から出題範囲に加わった数学Cのベクトルは、履修時期によって対策が手薄になりやすい単元のため、早めに基礎から確認しておくことをおすすめします。マーク式中心の小問集合が含まれる出題形式のため、典型的な解法パターンを幅広く身につけたうえで、時間内に正確に処理するスピードを養う演習を重ねていくことが対策の中心になります。

地歴・公民型と数学型、どちらを選ぶかの判断基準

地歴・公民型は200点満点で外国語(英語)の配点が高く、募集人員も390名と多めです。数学型は180点満点で3科目均等配点、募集人員は150名とやや少なめです。数学が得意なら数学型、英語・国語・地歴公民で安定して得点したいなら地歴・公民型という考え方が1つの目安になります。どちらの方式を選ぶかは、高2の模試の結果や学校での履修状況を踏まえて、高3の早い段階までに決めておくことをおすすめします。両方式を同時に高いレベルで対策するのは時間的に難しいため、早期に軸を1つに定めることが、限られた学習時間を有効に使うポイントです。

科目間の学習時間配分の考え方

地歴・公民型は外国語(英語)80点・地歴公民60点・国語60点という配点のため、英語に最も多くの学習時間を配分しつつ、地歴公民と国語もバランスよく仕上げる意識が必要です。数学型は英語・国語・数学がいずれも60点ずつのため、1科目に偏らず3科目を均等に近い比重で仕上げていくほうが、総合点を伸ばしやすい配点構造だといえます。模試の結果を科目ごとに定期的に確認し、配点に対して極端に弱い科目がないかをチェックしながら、学習時間の配分を柔軟に見直していくことをおすすめします。

成績標準化を踏まえた得点戦略の考え方

商学部の一般選抜では、地歴・公民型・数学型のいずれの方式でも全科目に成績標準化(得点調整)が適用されるため、素点の高さだけを追い求めるのではなく、科目間でバランスよく得点する意識を持つことが対策の方針として重要になります。1科目だけ極端に得意でも、他の科目が大きく崩れてしまうと、成績標準化後の総合点では必ずしも有利に働くとは限りません。得意科目をさらに伸ばす努力と並行して、苦手科目を人並みの水準まで引き上げておくという、両輪の対策を意識しておくとよいでしょう。

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学習スケジュールの立て方|学年別の逆算計画

早稲田大学商学部は、地歴・公民型・数学型のいずれを選ぶ場合でも、複数科目をバランスよく仕上げる必要があるため、直前期に慌てて対策を始めると時間が足りなくなりやすい傾向があります。学年ごとに何を優先すべきか、逆算の考え方を整理します。

高1のうちにやっておきたいこと

高1のうちは、英語・国語の基礎を固めることが最優先です。数学型を視野に入れているなら、数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの学習内容を後回しにせず、学校の授業と定期テストの範囲を確実に理解しておくことが、高3になってからの負担を大きく左右します。あわせて、地歴・公民型で受験する可能性がある場合は、学校で履修している地歴公民科目の授業内容も丁寧に積み上げておくと、高3での対策がスムーズになります。英語・国語のどちらか一方でも極端に苦手なまま高2に進級してしまうと、その後の巻き返しに多くの時間が必要になります。特に数学は、高1・高2の学習内容が積み上げ式で積み重なっていく科目のため、一度苦手を作ってしまうと取り戻すのに時間がかかりやすい点にも注意しておきましょう。

高2で固めておきたい基礎

高2は、地歴・公民型と数学型のどちらを主軸にするかを見極めながら、英語・国語の基礎を仕上げていく時期です。高2の終わりまでに英語長文・現代文を一定のスピードで読める状態に仕上げておくと、高3で過去問演習に充てられる時間を確保しやすくなります。数学型を選ぶ場合は、高2の終わりまでに数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bの主要単元を一通り終え、数学Cのベクトルにも触れ始めておくと、高3での演習量を確保しやすくなります。地歴・公民型を選ぶ場合は、選択する1科目の通史・全範囲を高2のうちにおおむね終えておくことをおすすめします。

部活動・学校行事との両立

高1・高2の間は部活動や学校行事に力を入れている生徒も多く、対策時間を十分に確保できない時期があるのは自然なことです。部活動を引退するまでは基礎固めを最優先にし、引退後にまとまった時間を過去問演習・記述対策に振り向けるという段階的な計画のほうが、無理なく継続しやすい傾向があります。忙しい時期を見越して、あらかじめ学習内容の優先順位を決めておくと、行事や部活動が立て込む時期でも最低限の基礎固めを止めずに済みます。

高3・逆算のスケジュール

高3の春(4〜6月)は、英語・国語の基礎固めの総仕上げに充てます。夏(7〜8月)は、地歴・公民型なら地歴公民、数学型なら数学の演習量を大きく増やす時期です。秋(9〜11月)は、選んだ方式の過去問演習(公表されている範囲)に本格的に取り組みます。下表は、時期ごとに何を優先すべきかの目安をまとめたものです。

時期優先する対策
高3・春(4〜6月)英語・国語の基礎の総仕上げ、方式(地歴・公民型/数学型)の最終決定
高3・夏(7〜8月)選んだ方式の得点源科目(地歴公民または数学)の演習量を増やす
高3・秋(9〜11月)過去問演習(公表範囲)に本格着手、記述問題(英作文・現代文記述)の添削サイクル開始
高3・直前期(12月〜)過去問演習の総仕上げ、成績標準化を踏まえた得点シミュレーション

直前期は過去問演習を通じて時間配分の感覚を仕上げることが優先です。地歴・公民型・数学型のいずれも複数科目の総合点で合否が決まるため、1科目に偏らず、全科目を通しで解く演習を直前期に必ず組み込んでおくとよいでしょう。

浪人生・再挑戦のケースで意識したいこと

現役時に不合格だった場合、浪人して再挑戦するという選択肢もあります。学習時間は確保しやすい一方、地歴・公民型と数学型のどちらを選ぶかを再検討せずに同じ方式で漫然と1年を過ごしてしまうリスクもあります。前年の手応えや模試の結果を振り返り、どちらの方式が現実的に得点を伸ばしやすいかを言語化したうえで、新しい年度の対策計画に反映させることが重要です。記述答案は、可能であれば年間を通じて定期的に第三者に見てもらう環境を確保しておくことをおすすめします。

週単位でのペース配分の考え方

学年が上がるにつれて、1週間の中でどの科目にどれだけ時間を割り振るかを、意識的に設計しておくことが重要です。高1・高2は英語・国語の基礎固めを中心に、方式に応じて地歴公民または数学に週数時間を確保するくらいのバランスから始め、高3の夏以降は演習量そのものを段階的に増やしていくというイメージを持っておくと、直前期に慌てずに済みます。学校行事や模試のスケジュールも踏まえながら、月単位で計画を見直す習慣をつけておくとよいでしょう。

模試の結果を方式選びにどう活かすか

地歴・公民型と数学型のどちらを選ぶか迷っている場合、模試の結果は重要な判断材料になります。1回だけの模試結果で決めつけず、複数回分の英語・国語・数学・地歴公民の成績推移を見比べたうえで判断すると、より現実的な選択につながります。得意科目が安定して高得点を維持できているか、苦手科目に改善の兆しがあるかを、高2から高3にかけて継続的にチェックしていくことが、方式選びの精度を高めるポイントです。模試の判定だけに一喜一憂せず、科目ごとの得点の伸び方そのものを冷静に見ていく姿勢を持っておきましょう。

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独学で目指す場合の壁と対処法

早稲田大学商学部を独学で目指すこと自体は不可能ではありませんが、特有の壁がいくつかあります。ここでは主な壁と、その対処法の考え方を整理します。

2方式のどちらを選ぶか、独学では判断しにくい

地歴・公民型と数学型は配点構成も募集人員も異なるため、自分の得意科目・現在の得点状況からどちらの方式が有利かを客観的に判断するのは、独学では難しい場面があります。特に、数学が「そこそこ得意」という中途半端な状態だと、地歴・公民型と数学型のどちらを選ぶべきか自己判断が難しくなりがちです。模試の結果や過去問演習の手応えだけで判断せず、第三者の視点を交えて検討する価値がある部分です。

記述問題(和文英訳・現代文記述)の採点基準が分かりにくい

英語の和文英訳や国語の記述式解答は、マーク式のように自己採点で明確な正誤がつく問題ではありません。「なんとなく書けている」状態と「得点につながる書き方」には大きな差があるため、独学のまま添削を受けずに演習を重ねても、記述力が思うように伸びないケースが少なくありません。市販の参考書・過去問集で出題形式を確認することはできますが、自分の答案が実際にどの程度の得点になるのかは、第三者の採点なしには把握しにくい点が独学の大きな壁です。

数学Cのベクトルなど、新しく加わった範囲の対策の遅れ

2024年度入試から数学型の出題範囲に加わった数学Cのベクトルは、学校のカリキュラムによっては履修時期が遅く、独学で対策する場合に見落としやすい単元です。「まだ学校で習っていないから後回し」にしたまま高3の後半を迎えてしまうと、演習量を確保できないまま本番を迎えるリスクがあります。出題範囲の変更情報を自分で継続的にチェックし、必要であれば学校の進度を待たずに先取りで学習しておくことが独学では特に重要になります。

入試制度の変更情報をどう追いかけるか

商学部は、英語4技能テスト利用型の募集停止や外国学生入試の選考方法変更のように、比較的頻繁に入試制度を見直している学部です。独学の場合、こうした変更情報を自分で継続的にチェックし続ける必要があります。学部公式サイトの発表を定期的に確認する習慣がないまま古い情報で対策を進めてしまうと、直前になって方式選びのやり直しを迫られるリスクもゼロではありません。志望校を固めた段階で、商学部公式サイトの「入学試験情報」ページと早稲田大学入学センターの「入試の変更点」ページをブックマークしておき、月に1回程度は最新情報がないか確認する習慣をつけておくことをおすすめします。

独学と併用を組み合わせる考え方

すべてを独学でこなす必要はなく、得意科目は自主学習で伸ばしつつ、方式選びの判断や記述問題の添削だけをプロ講師に絞って依頼するという組み合わせ方もあります。指導形態ごとの費用感は、大学受験の塾・予備校でも幅広く、大学受験の塾費用はいくらかかる?相場と抑え方で目安を整理しています。また、通学時間をかけずに苦手科目だけをプロ講師に依頼したいという場合は、オンライン家庭教師おすすめの選び方もあわせて参考にしてみてください。「独学かプロに頼るか」の二択ではなく、判断に迷う部分だけをピンポイントで補うという発想を持つと、限られた時間を効率よく配分しやすくなります。大学受験コース全体のサービス内容は大学受験コースのページで紹介しています。

独学でモチベーションを保つ工夫

独学は、成果が見えにくい期間が長く続くとモチベーションを維持しづらいという壁もあります。特に記述式の対策は、マーク式の正答率のように分かりやすい数字で伸びを実感しにくいため、「今日できるようになったこと」を短くメモに残すなど、小さな進歩を可視化する工夫が継続の支えになります。模試の結果だけで一喜一憂せず、答案の質が少しずつ変化しているかどうかを、自分自身あるいは指導者と一緒に定点観測していく姿勢が、長期戦になりやすい商学部対策では特に重要です。

対策の進捗を定期的に振り返る仕組みをつくる

独学を続ける場合、月に1回など定期的なタイミングを決めて、模試の結果や過去問演習の手応えを振り返る仕組みを作っておくことが役に立ちます。「地歴・公民型と数学型のどちらを軸にするか」「記述問題の完成度は上がっているか」といった観点を、自分なりのチェックリストにしておくと、独学であっても軌道修正のタイミングを逃しにくくなります。振り返りのタイミングを決めずに惰性で学習を続けてしまうと、方式選びや記述対策の遅れに気づくのが遅くなりがちです。定期的な振り返りを習慣化しておくことが、独学で早稲田大学商学部を目指すうえでの土台になります。

記述問題や小論述の答案は独学だと採点基準が分かりにくいものです

プロ講師が答案の方向性・表現を個別に見て、得点につながる書き方を一緒に組み立てます。

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よくある質問(FAQ)|早稲田大学商学部の入試

地歴・公民型と数学型はどちらが有利ですか?

一概にどちらが有利とはいえません。地歴・公民型は200点満点で外国語(英語)の配点が80点と高く、募集人員も390名と多めです。数学型は180点満点で3科目均等配点、募集人員は150名です。得意科目・現在の得点状況にあわせて選ぶことが基本で、数学が得意で数学Ⅱまでの範囲を無理なく学習できるなら数学型、英語・国語・地歴公民の組み合わせで安定して得点したいなら地歴・公民型を検討するとよいでしょう。

商学部の一般選抜で大学入学共通テストは使いますか?

使いません。商学部の一般選抜(地歴・公民型/数学型)は、いずれも早稲田大学独自の学部試験のみで合否を判定し、大学入学共通テストは使用しません。共通テストを利用する併願方式を検討している場合は、商学部とは別に、共通テスト利用方式を実施している他学部・他大学の情報を個別に確認する必要があります。

英語4技能テスト利用型はまだ実施されていますか?

実施されていません。英語4技能テスト利用型は2024年度入試を最後に、2025年度入試以降は募集が停止されています。現在商学部の一般選抜を検討する場合は、地歴・公民型と数学型のいずれかを選ぶことになります。

数学型の数学の出題範囲を教えてください

数学型の数学の出題範囲は、数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(「数学と社会生活」を除く)・数学C(「ベクトル」のみ)です。2024年度入試から数学Cのベクトルが新たに出題範囲に加わりました。数学Ⅱまでを含む幅広い範囲のため、文系コースで数学Ⅱを深く扱っていない場合は、早めに範囲を確認して学習計画を立てることをおすすめします。

商学部は学科が分かれていますか?入学後どう学びますか?

商学部は学科として分かれておらず、単一の「商学部」で構成されています。入学後は2年次秋学期のゼミ選択にあわせて、経営・会計・マーケティング・ファイナンスなど6つのトラックに分かれて専門的に学ぶ制度があります。外国語は英語必須に加えて、ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語の中から1言語を選択する2言語体制です。学科を選ばずに入学できるため、志望理由書や面接でも「何を学びたいか」より「商学部でどう学びたいか」を考えておくと、出願準備がスムーズになります。

偏差値はどのくらいが目安ですか?

予備校によって算出方法が異なり、河合塾では67.5程度(地歴・公民型/数学型とも同水準)、東進では71程度という目安が示されています。1つの予備校の数字だけを基準にせず、複数の模試の結果を継続的に確認しながら現在地を把握することをおすすめします。偏差値はあくまで母集団や算出方法によって変動する相対的な指標のため、最新の数値は各予備校の公式サイトで確認してください。

帰国生入試や地域探究・貢献入試は実施されていますか?

実施されていません。商学部では、2024年度入試を最後に「地域探究・貢献入試(旧・新思考入試(地域連携型))」および「帰国生入試」の募集を停止しており、2025年度入試以降は実施されていません。また「外国学生入試」の第1次選考も、2025年度入試以降は書類選考に変更されています。一般選抜(地歴・公民型/数学型)を検討している受験生には直接関係しない変更ですが、商学部が入試制度を継続的に見直していることの一例として押さえておくとよいでしょう。

地歴・公民型の地歴公民科目は複数選択できますか?

いいえ、1科目のみの選択です。日本史探究・世界史探究・地理総合/地理探究・政治経済の中から1科目を選んで受験します。複数科目を組み合わせて受験することはできないため、学校での履修状況や模試の結果を踏まえて、早い段階で1科目に絞り込んでおくことが対策の効率を高めます。

「地歴・公民型」と「数学型」どちらが向いているか無料で整理します

得意科目・現在の得点状況から、2つの方式のどちらを主軸にすべきかを一緒に判断します。

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まとめ|早稲田大学商学部合格への次の一歩

早稲田大学商学部の一般選抜は、大学入学共通テストを使わず、「地歴・公民型」(国語60点+外国語80点+地歴公民60点=200点満点・390名)と「数学型」(国語60点+数学60点+外国語60点=180点満点・150名)という2つの学部独自方式のいずれかで合否が判定される、他学部とは異なる特徴的な仕組みです。どちらの方式を主軸にするかを早い段階で決め、選んだ方式の科目に対策の時間を集中させることが合格への近道になります

2029年度からの入学定員変更の告知のように、商学部の入試制度は今後も見直される可能性があるため、出願を検討する学年になったら、学部公式サイトの「入学試験情報」ページを定期的にチェックする習慣をつけておくことをおすすめします。本記事の情報は執筆時点(2026年9月)のものです。最新情報は必ず早稲田大学商学部の公式サイト・最新の入学試験要項でご確認ください。

地歴・公民型と数学型、性質の異なる2つの方式のどちらを選び、どの科目にどれだけ時間を配分するかは、決して簡単な判断ではありません。「どちらの方式を選ぶか」「何を」「いつまでに」仕上げるかという設計図があるかどうかで、限られた時間の使い方は大きく変わります。学年や現在の得点状況によって最適な選択・配分は変わるため、一人で抱え込まず、早い段階で現状を整理しておくことをおすすめします。商学部特有の2方式構成という制度を正しく理解し、対策の軸を早期に定めておくことが、限られた時間を無駄にしないための土台になります。

スプリング・オンライン家庭教師では、プロ講師による1対1指導を通じて、地歴・公民型・数学型どちらを選ぶべきかの見極めから、科目別の基礎固め、記述問題の添削まで、志望方式・現在の学力にあわせた学習プランを一緒に組み立てています。指導内容の詳細は大学受験コースのページで紹介しています。「うちの子の場合、どちらの方式を選ぶべきか」を具体的に整理したい方は、無料相談から現状を話してみてください。学年やこれまでの学習状況にかかわらず、まずは現在地を一緒に確認するところから始めてみてください。

「うちの子の場合」の科目別の優先順位を個別に相談できます

英語・国語・地歴公民(または数学)のどこから固めるべきか、模試の結果にあわせて具体的にお伝えします。

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