2026/09/05 大学受験

東北大学法学部の入試傾向と対策|前期日程の配点と科目別対策を徹底解説

「東北大学法学部の入試は、同じ東北大学の経済学部と何が違うのか」——旧帝大の中でも独自色の強い配点構造を持つ東北大学を志望する受験生・保護者から、こうした相談をよく受けます。結論から言うと、東北大学法学部の一般選抜(前期日程)は共通テスト950点・個別学力試験1,950点の合計2,900点満点で、個別試験が総点の約67%を占めます。しかも法学部には後期日程が存在せず、前期日程一本での勝負になる点が、後期日程を持つ経済学部・理学部との大きな違いです。

個別学力試験は国語・数学・外国語の3教科で、いずれも文学部・教育学部・経済学部(文系)と同じ科目範囲区分に属します。この記事では、東北大学アドミッション機構および法学部公式サイトが公表している最新の入学者選抜要項をもとに、一般選抜(前期日程)の科目構成と配点、法学部の学部としての特徴、科目別の出題傾向と対策の方針、学年別の学習スケジュール、独学で目指す場合に直面しやすい壁までを整理してお伝えします。

先にお断りしておくと、本記事で紹介する配点・募集人員・倍率などの数字は、令和9年度(2027年度)入試の入学者選抜要項(令和8年7月16日更新版)に基づくものです。入試制度は年度によって変更されることがあるため、出願にあたっては必ず東北大学アドミッション機構の公式サイトおよび最新の学生募集要項でご確認ください。同じ東北大学でも学部によって後期日程の有無や個別試験の科目構成は大きく異なるため、志望学部の一次情報を自分の目で確認する習慣をつけておくことが、遠回りに見えて実は一番の近道になります。

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東北大学法学部は共通テスト950点・個別試験1,950点の合計2,900点満点で、個別試験の比重が突出しています。国語・数学・外国語の3科目単位で「あと何をどれだけ積めば届くか」を一緒に確認します。その場で入会を決める必要はありません。

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【結論】東北大学法学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント

まず全体像を数字で押さえます。東北大学法学部の入学定員は160名で、一般選抜(前期日程)・AO入試(総合型選抜)Ⅱ期・AO入試(総合型選抜)Ⅲ期の3つの区分に分かれています。

選抜区分募集人員配点構成総点
一般選抜(前期日程)112名共通テスト950点+個別学力試験1,950点2,900点
AO入試(総合型選抜)Ⅱ期24名筆記試験900点+面接試験400点1,300点
AO入試(総合型選抜)Ⅲ期24名共通テスト950点+面接試験400点1,350点

出典: 東北大学法学部公式サイト「入試情報」。112+24+24=160名で入学定員と一致します。一般選抜(前期日程)の個別学力試験は国語・数学・外国語の3教科で、それぞれ650点均等の配点です。総点2,900点のうち共通テストが950点(約33%)、個別学力試験が1,950点(約67%)を占め、共通テストより個別試験の記述答案の完成度が合否を大きく左右する入試だといえます。

後期日程は実施されない

東北大学は「前期日程は全ての学部で行い、後期日程は経済学部及び理学部においてのみ行う」学部構成を取っており、法学部の一般選抜は前期日程のみで、後期日程は実施されません。前期日程で結果が出なかった場合に後期で挽回するという併願構造がそもそも存在しないため、前期日程一発勝負に向けて計画的に仕上げていく姿勢が欠かせません。前期・後期の併願自体は制度上認められていますが、法学部志望者が後期日程を併願する場合は、法学部自体には後期日程がないため、経済学部または理学部の後期日程に出願する形になります。

後期日程を併願したい場合の考え方

「前期で万一届かなかったときのために後期も出願しておきたい」と考える受験生・保護者は少なくありませんが、法学部を志望する場合、法学部そのものへの後期出願という選択肢は制度上存在しません。後期日程まで含めて東北大学への進学可能性を残しておきたい場合は、経済学部や理学部の後期日程を検討することになりますが、これらは法学部とは学部そのものが異なるため、入学後に学ぶ内容も大きく変わる点に注意が必要です。後期日程の併願を前提に併願校を組み立てるのではなく、私立大学や他の国公立大学(後期日程実施校)との組み合わせで併願戦略を考える受験生の方が実務上は多くなります。志望校選びの初期段階で「法学部には後期日程がない」という前提を正しく共有しておくことが、直前期の併願校選定で慌てないための第一歩です。

個別試験が総点の約67%を占める配点構造

共通テストの配点は国語200・地理歴史公民200・数学200・理科100・外国語200・情報50の合計950点です。個別学力試験は国語650・数学650・外国語650の合計1,950点で、共通テストと個別試験を合わせた総点2,900点のうち、個別試験だけで約3分の2を占める設計になっています。共通テストで大きく得点できても個別試験で失点すれば合格ラインに届きにくく、逆に共通テストがやや振るわなくても個別試験の記述答案の完成度次第で挽回できる余地がある、記述力重視の入試だと理解しておく必要があります。

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東北大学法学部とは|学部の特徴と求められる力

東北大学法学部は、法学科の1学科制を採っている学部です。入学後に学科やコースで細かく分かれることはなく、学生は1年次から関心に応じて学習を進めていく構成になっています。

1年次から原則自由選択制のカリキュラム

東北大学法学部の教育課程は、1年次から履修科目が原則自由選択制という特徴を持っています。学生は「基礎講義」「基幹講義」「展開講義」という体系立てられた講義科目に加え、それらをフォローアップする少人数(10名前後)の演習(ゼミナール)を数多く開講しており、少人数教育を重視しています。入学時点で細かい専門分野を決め打ちする必要はなく、幅広い講義科目とゼミナールを組み合わせながら、自分自身の関心の軸を見つけていく設計になっている点は、志望理由書や面接(AO入試の場合)を準備する段階で理解しておきたいポイントです。入試の段階から「法律学だけ」「政治学だけ」と狭く志望動機を絞り込む必要はなく、法学的・政治学的な知識と思考力を幅広く学びたいという姿勢そのものが、この学部が求める資質と結びついています。

アドヴァイザー制・演習による少人数教育

法学部のアドミッション・ポリシーでは、「法学部は、アドヴァイザー制・演習などによる少人数教育の徹底を特徴とし、良き社会の構築に寄与する知的人材の育成を理念としています」と明記されています。「基礎講義」「基幹講義」「展開講義」の講義科目と、10名前後の少人数演習を組み合わせる教育体制は、大規模な講義中心の学部との違いとしてよく挙げられる特徴です。入学定員160名に対してこれだけ多くの演習を開講している点からも、教員と学生の距離の近さを重視する学部の姿勢がうかがえます。

入試が求める力(アドミッション・ポリシーより)

アドミッション・ポリシーはさらに、「法学部では、現代社会の直面する諸問題に関心を持ち、大学で養った法学的・政治学的知識と思考力を活かして、社会に貢献する意欲のある人を求めています」と続けています。単なる知識量だけでなく、社会の課題に対する関心とそれを論理立てて説明する表現力が問われる入試だといえます。一般選抜では、この資質・能力を共通テストと国語・数学・外国語の個別学力試験によって評価する設計になっており、AO入試(総合型選抜)では筆記試験や面接試験を通じて、より直接的に法学部への志向を確認する仕組みが用意されています。

法曹を目指す人のための「法曹コース」

東北大学法学部には、学部と法科大学院(既修者コース)を合わせて5年一貫で修了できる「法曹コース」が設置されています。学部の早期卒業制度を活用する仕組みで、2019年度以降入学生のうち2年生・3年生が対象です。登録は前期(3月末〜4月上旬頃)・後期(9月末〜10月初頭頃)の年2回受け付けており、奨学生制度や法科大学院科目の特別聴講制度も用意されています。弁護士・裁判官・検察官といった法曹を目指す場合、標準的なルートより短い期間で法科大学院に進学できる可能性があるという点は、入学後の学び方の選択肢として押さえておきたい制度です。もちろん、入学時点で法曹コースへの参加を決めておく必要はなく、入学後にあらためて検討することもできます。

法学部生が主体となる「模擬裁判」

東北大学法学部では、法学部生が主体となって行う「模擬裁判」が例年11月頃に実施されています。座学で学んだ法律知識を、実際の裁判の流れに沿って自分たちで運用してみる機会であり、法学部での学びが将来どのような形で活きるのかをイメージするうえでも参考になる取り組みです。オープンキャンパスや学部説明会などで詳細が案内されることが多いため、志望理由書や面接の準備を進める段階で、こうした学部独自の取り組みについても調べておくと、単なる「憧れ」ではなく「なぜこの学部でなければならないか」を自分の言葉で語りやすくなります。

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一般選抜の入試方式と科目構成|共通テストと個別試験の配点・募集人員

ここからは、東北大学法学部の一般選抜(前期日程)の科目構成と配点を詳しく見ていきます。後期日程が存在しないため、前期日程の科目構成がそのまま法学部一般選抜の全体像になります。

出願資格と共通テストの受験ルール

一般選抜に出願できるのは、高等学校又は中等教育学校を卒業した者、及び卒業見込みの者などが基本です。加えて、令和8年度(2026年度)以前の大学入学共通テスト及び大学入試センター試験の成績は利用できません。浪人生であっても、受験する年度の共通テストを新たに受け直す必要がある点は、意外と見落とされがちな基本ルールなので確認しておきましょう。

前期日程の個別学力試験、実施教科と試験時間

前期日程の個別学力試験は国語・数学・外国語の3教科です。国語(現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語・古典探究の範囲、150分)、数学(数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・C、100分)、外国語(英語、100分)という構成で、数学は数学Bが「数列」、数学Cが「ベクトル」を出題範囲とします。この科目範囲区分は、文学部・教育学部・経済学部(文系)・医学部保健学科看護学専攻と共通です。国語に150分という長い試験時間が確保されている一方、数学・外国語はそれぞれ100分という構成にも、科目ごとの出題量の違いが表れています。3教科とも記述式で解答する試験であるため、単に知識を暗記するだけでなく、限られた時間の中で答案としてまとめ上げる訓練が欠かせません。

共通テスト・個別学力試験の配点内訳

大学入学共通テストの配点は国語200・地理歴史または公民200・数学200・理科100・外国語200・情報50の合計950点です。個別学力試験は国語・数学・外国語がそれぞれ650点の均等配点で、合計1,950点です。

区分国語地歴・公民数学理科外国語情報合計
共通テスト20020020010020050950
個別学力試験6506506501,950
合計850200850100850502,900

この表で見落とせないのが、国語・数学・外国語のいずれも、共通テストより個別学力試験の配点の方が3倍以上大きい点です。地理歴史・公民と理科、情報は共通テストのみでしか使われず、個別学力試験には含まれません。国語・数学・外国語の3教科が650点ずつ均等配点である以上、特定の1科目だけを重点的に仕上げるのではなく、3教科をバランスよく底上げする必要がある設計です。特定の1教科に苦手意識があるまま高3を迎えると、650点という配点の大きさゆえに総合点への影響も大きくなりやすいため、早い学年のうちから3教科のバランスを意識しておくことをおすすめします。

募集人員の内訳と近年の傾向

法学部の入学定員160名の内訳は、一般選抜(前期日程)112名、AO入試(総合型選抜)Ⅱ期24名、AO入試(総合型選抜)Ⅲ期24名です。予備校の入試データベースによれば、一般選抜(前期日程)の募集人員は2016年度以前140名→2017年度以降138名→2024・2025年度は112名と、近年減少傾向にあるとされています。この数字はあくまで予備校側が集計した過去の実績であり、大学の公式発表を保証するものではないため、出願年度の最新の学生募集要項で必ず確認してください。

第1段階選抜(足切り)の予告倍率

入学志願者数が募集人員を大幅に上回り個別学力試験を適切に実施できない場合、大学入学共通テストの成績(素点)により学部ごとに第1段階選抜が行われます。令和9年度入試向けの予告倍率(前期日程)は、法学部で約4.0倍です。この倍率を超えても、大学が個別学力試験を適切に実施できると判断した場合は緩和されることがあるとされており、年度により変動しうる数字である点に注意してください。

共通テストの英語はどう換算されるか

共通テストの外国語で「英語」を受験する場合、リーディング100点満点・リスニング100点満点の素点をそのまま合算するのではなく、リーディングを150点・リスニングを50点に換算した合計200点満点として利用する仕組みになっています。これは法学部に限らず、文学部・教育学部・経済学部・理学部・医学部・歯学部・薬学部・工学部・農学部など多くの学部で共通のルールです。リーディングの比重が実質的に高くなるため、リスニングが多少苦手でも読解の精度で十分にカバーできる配点設計だといえます。英語以外の外国語(ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語など)を受験した場合は、筆記(200点満点)がそのまま素点として利用されます。

AO入試(総合型選抜)という選択肢の概要

法学部には一般選抜のほかに、AO入試(総合型選抜)Ⅱ期・Ⅲ期という選択肢も用意されています。Ⅱ期(24名)は筆記試験900点+面接試験400点の合計1,300点、Ⅲ期(24名)は大学入学共通テスト950点+面接試験400点の合計1,350点という配点で、Ⅱ期は共通テストを課さず、Ⅲ期は共通テストを課すという違いがあります。一般選抜(前期日程)とは評価の方法がまったく異なる選抜区分であり、それぞれの出願要件・選考の詳細は年度によって変わりうるため、検討する場合は必ず最新の学生募集要項・法学部公式サイトで確認する必要があります。本記事では、募集人員112名で最も多くの受験生が挑む一般選抜(前期日程)を主眼として解説を進めます。

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科目別の出題傾向|国語・数学・外国語で何が問われるか

ここからは科目別に、東北大学法学部(前期日程)の出題傾向を見ていきます。以下は民間の受験指導サイトが公開している分析にもとづく一般的な傾向であり、大学の公式見解ではありません。過去問の実際の設問内容そのものは著作権の関係で紹介できないため、傾向の要約にとどめます。年度によって出題内容は変わるため、断定的な予想として受け取らないようご注意ください。

国語の出題傾向

民間の受験指導サイトの分析によれば、法学部(前期日程)の国語は現代文評論・小説・古文・漢文の大問4題構成とされ、本文全体の流れを踏まえた説明記述が中心という傾向が指摘されています。試験時間は150分と長く、現代文(評論・小説の2題)・古文・漢文という4つの大問をどう時間配分するかが、答案の完成度を左右します。記述式の設問が中心とされるため、単に本文中の言葉を抜き出すだけでなく、文章全体の論理展開を踏まえて自分の言葉でまとめる力が問われるとされています。

数学の出題傾向

数学(文系数学、法学部・文学部・教育学部・経済学部文系共通問題)は、大問4題・試験時間100分で、確率・数列と対数・空間ベクトル・微分積分などの構成が指摘されており、結果だけでなく途中の考え方を示す記述式である点が特徴とされています。単に正答にたどり着くだけでなく、解答に至る筋道を答案上で説明できるかどうかが評価される出題形式とされ、答えが合っていても記述が不十分だと得点につながりにくいという傾向が指摘されています。

外国語(英語)の出題傾向

外国語(英語)は試験時間100分で、長文読解2題・会話文・英作文系の設問で構成されるとされています。共通テストの英語がリーディング・リスニング型であるのに対し、個別学力試験の英語は記述・論述型である点は、対策の方向性を考えるうえで意識しておきたい違いです。長文読解2題に加えて会話文形式の設問、英作文系の設問まで含まれるとされる構成を踏まえると、限られた100分の中で複数の設問形式に対応する処理速度も問われる出題だと考えられます。

これらの傾向は、受験対策専門塾「受験Lab」による分析(https://jyuke-labo.com/daigakujyukentaisaku/touhokudaigaku/hougakubu/)を参照したものです。大学非公式の民間サイトによる分析であるため断定はできず、あくまで「〜とされる」「〜という傾向が指摘されている」という参考情報としてご覧ください。年度により傾向が変わりうる点、また過去問の実際の問題文そのものはここでは紹介していない点にもご留意ください。

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東北大学法学部は共通テスト950点・個別試験1,950点の合計2,900点満点で、個別試験の比重が突出しています。国語・数学・外国語の3科目単位で「あと何をどれだけ積めば届くか」を一緒に確認します。その場で入会を決める必要はありません。

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科目別の対策の方針

出題傾向を踏まえ、ここからは科目別の対策の方向性を整理します。国語・数学・外国語がいずれも650点均等の配点のため、3教科のいずれも手を抜けないのが東北大学法学部の対策の大前提になります。

国語の対策

国語は、現代文評論・小説・古文・漢文の4題構成とされる出題を踏まえ、150分という試験時間の中で4つの大問にどう時間を配分するかを、過去問演習の段階から決めておくことが重要です。現代文は、新書レベルの評論文・小説を日常的に読み、筆者の主張や登場人物の心情を自分の言葉で要約する練習を重ねると、説明記述の設問に対応しやすくなります。古文・漢文は基礎的な文法・句法・単語知識を早めに固め、現代文にじっくり時間を使えるよう、古文・漢文を素早く解き切れる状態を高3の秋までに作っておくのが理想です。答案は自己採点だけで終わらせず、第三者に「本文全体の流れを踏まえた説明になっているか」という観点で添削してもらうと、独学では気づきにくい改善点が見えやすくなります。

数学の対策

数学は、まず教科書レベルから入試標準レベルの問題集で基礎を徹底することが最優先です。確率・数列と対数・空間ベクトル・微分積分といった頻出とされる単元は、標準問題を確実に完答できるレベルまで反復することが、難問対策より優先順位が高いといえます。結果だけでなく途中の考え方を示す記述式とされる出題を踏まえると、答えだけを合わせる演習ではなく、途中式・論理の流れを省略せずに書く練習を早い段階から習慣化しておくことが重要です。試験時間100分に対して大問4題という構成を踏まえると、解けそうな設問から手をつけ、部分点を積み上げる時間配分の練習も過去問演習の段階から取り入れておくとよいでしょう。

外国語(英語)の対策

英語は、単語・文法などの基礎知識を高2までに固めたうえで、高3からは長文を正確に読み切る読解力と、自分の意見を英語でまとめるライティング力の強化に軸足を移すのが効果的です。長文読解2題・会話文・英作文系の設問という出題構成とされる点を踏まえ、それぞれの形式に合わせた演習を並行して進めるとよいでしょう。英作文については、模範解答を覚えるのではなく、自分の答案を添削してもらい、減点されやすい表現のクセを早期に修正しておくことが得点の安定につながります。試験時間100分の中で長文読解・会話文・英作文という複数の設問形式に対応する必要があるため、大問ごとにかける時間の目安をあらかじめ決めておく練習も、過去問演習を始めた段階から取り入れておくと安心です。オンライン家庭教師サービスの選び方や他社比較はオンライン家庭教師おすすめ15選比較|料金・講師の質で選ぶでも整理しているので、あわせて参考にしてください。

共通テストのみの科目(地理歴史・公民、理科、情報)の対策

地理歴史・公民、理科、情報は個別学力試験では出題されず、大学入学共通テストでの得点のみが合否判定に使われます。個別試験がない科目だからといって後回しにしすぎると、共通テスト本番で思わぬ失点につながるため、高2までに授業内容を一通り理解し、高3の共通テスト直前期に総仕上げをするという時間配分が現実的です。共通テストの配点(地理歴史・公民200点、理科100点、情報50点)は決して小さくなく、総点2,900点のうち合わせて350点を占めるため、気を抜かず基礎を固めておく必要があります。

AO入試も視野に入れる場合

AO入試(総合型選抜)Ⅱ期・Ⅲ期を検討する場合は、一般選抜とは別軸の準備が必要になります。Ⅱ期は筆記試験900点+面接試験400点、Ⅲ期は共通テスト950点+面接試験400点という配点構成で、いずれも面接試験400点が合否に大きな比重を占めます。法学部への関心をどれだけ具体的に言語化できるかが問われるため、日頃からニュースに触れ、自分の考えを人に説明する練習を重ねておくことをおすすめします。Ⅲ期を検討する場合、共通テスト対策そのものは一般選抜と共通する部分が大きいため、共通テスト対策に加えて面接対策の準備時間を別途確保しておく必要があります。一般選抜(前期日程)の対策として国語・数学・外国語の記述力を伸ばす過程は、AO入試Ⅱ期の筆記試験対策にもそのまま活きる部分が多いため、併願を検討する場合はどちらか一方に絞り込まず、両方の可能性を残しながら準備を進める考え方も有効です。

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法学部には後期日程がなく、前期日程の結果がそのまま合否に直結します。一般論ではなく、お子さんの学年・得意科目・志望度に合わせた進め方をお伝えします。

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学習スケジュールの立て方|逆算計画と学年別の目安

東北大学法学部の入試は、後期日程による「二度目のチャンス」がない一発勝負の前期日程であるため、直前期にまとめて対策するのではなく、学年ごとに積み上げる逆算型のスケジュールが現実的です。

高1のうちにやっておきたいこと

高1の間は、受験科目を絞り込む前の土台作りの時期です。国語・数学・外国語はいずれも650点均等の配点で個別試験に課されるため、どれか1教科を高1の段階から苦手なままにしておくと、高3での挽回に時間がかかります。英単語・英文法、数学Ⅰ・Aの基礎は、定期テストのたびに振り返りながら確実に固めておくと、高2以降の演習量を増やす土台になります。国語は、この時期から新書や評論文・小説を読む習慣をつけておくと、高3で本格的な記述対策に入った際の伸びが早くなります。地理歴史・公民や理科、情報は共通テストのみでしか使いませんが、高1のうちは授業を通じて基礎知識をコツコツ蓄えておくだけで十分です。

高2のうちにやっておきたいこと

高2は、共通テスト・個別試験それぞれの対策を意識し始める時期です。英語の単語・文法、数学の教科書レベルの理解は、高2の終わりまでに一通り仕上げておきたいところです。地理歴史・公民は共通テストでの配点(200点)が大きい科目なので、高2のうちに授業内容を一通り理解しておくと安心です。この時期から国語・数学・外国語のいずれも「答えを出す」練習だけでなく「答えに至る過程を言葉や式で説明する」練習を少しずつ取り入れておくと、高3で過去問演習に入った際のスタートラインが変わってきます。

文系科目(地理歴史・公民)の選び方

地理歴史・公民は個別学力試験には含まれず、大学入学共通テストでの得点(合計200点)のみが合否判定に使われます。科目選択は暗記量や得意分野との相性を基準にして差し支えありませんが、高2で履修した科目のまま高3の共通テストまで一本化しておくと、直前期に新しい科目を覚え直す負担を避けられます。日本史・世界史・地理のいずれかと、公民(倫理、政治・経済など)を組み合わせて2科目を受験するのが一般的な組み合わせです。個別試験が無い科目ほど後回しにされがちですが、配点200点は国語・数学・外国語の各650点の3分の1弱に相当し、共通テスト本番で軽視してよい配点ではありません。高2のうちに学校の授業と定期テストで基礎を固め、高3の共通テスト演習期に過去問演習へ切り替えていく2段階の進め方が現実的です。

高3からの逆算スケジュール

高3以降は、個別学力試験の記述力強化と共通テスト対策を並行して進める時期になります。国語・数学・外国語の3教科を同時並行で伸ばす必要があるため、1教科に偏った学習計画にならないよう、週単位・月単位で各科目にかける時間をあらかじめ配分しておくことをおすすめします。おおまかな目安は次の通りです。

時期取り組みの目安
高3春〜夏英語長文・数学標準問題の演習量を増やし、記述の基礎を固める。国語は現代文・小説の要約練習を開始
高3夏〜秋過去問形式の演習を本格化し、時間配分と答案の書き方(減点されにくい記述)を確認していく
高3秋〜共通テスト直前共通テスト対策の比重を一時的に高める。地理歴史・公民や理科、情報など個別試験のない科目もバランスよく仕上げる
共通テスト後〜前期試験共通テストの自己採点をもとに、個別学力試験(国語・数学・外国語)の総仕上げに専念

後期日程による挽回ができない以上、共通テスト後から前期試験までの期間をどう使うかが特に重要になります。とりわけ国語150分・数学100分・外国語100分と試験時間の長い科目が多いため、共通テスト後だけでなく、それ以前の段階から時間を計った通し演習を積んでおくことが望ましいでしょう。

共通テスト自己採点後の判断基準

共通テスト後、多くの受験生は各社が実施するリサーチ(志望校判定)の結果を参考にしますが、東北大学法学部は個別学力試験の配点が総点の約67%を占めるため、共通テストの自己採点結果だけで出願の可否を判断しすぎないことも大切です。共通テストがやや振るわなくても、国語・数学・外国語の記述答案の完成度を伸ばせる自信があるなら出願を検討する価値がありますし、逆に共通テストで得点できていても、個別学力試験の記述練習が不十分なまま出願すると本番で失点しやすくなります。自分の答案の記述レベルを客観的に把握できていない場合、判断に第三者の視点を交えると出願校選びで迷いにくくなります

浪人生・再受験生が押さえておきたいポイント

高卒生(浪人生)が東北大学法学部を再受験する場合、現役時に受けた大学入学共通テストの成績は使えず、受験する年度の共通テストをあらためて受け直す必要があります。後期日程による再挑戦の機会がない入試である以上、浪人期間は前期日程1回に照準を絞った計画を立てることになります。現役時に手薄だった科目(特に配点650点均等の国語・数学・外国語のうち、相対的に弱い科目)を重点的に立て直す期間と位置づけ、春の時点で1年間の到達目標を月単位で区切っておくと、夏以降の答案演習にスムーズに移行しやすくなります。塾・予備校を使う場合の費用感については大学受験の塾費用は年間いくら?学年別相場と安く抑える方法でも詳しく取り上げているので、あわせて参考にしてください。

模試の活用法とスケジュールの見直し方

逆算スケジュールは、一度立てたら固定するものではありません。記述式模試の答案返却をきっかけに、科目ごとの配分を定期的に見直すことが、東北大学法学部のような記述中心の入試では特に重要になります。模試の判定(A〜E等)そのものよりも、国語・数学・外国語の記述式設問でどこまで部分点を積み上げられているかという中身を確認する習慣をつけると、次の模試までに何を優先すべきかが具体的に見えてきます。共通テスト形式の模試と記述式の模試では評価されるポイントが異なるため、両方の結果を別々に管理し、共通テスト対策と個別試験対策のバランスが崩れていないかを定期的にチェックすることも欠かせません。

併願校対策との両立

東北大学法学部には後期日程がないため、前期日程の東北大学と併願する私立大学・後期日程実施校の対策を、同じ時期に並行して進める必要があります。私立大学の法学部は大学ごとに科目数・配点比率・出題形式が異なり、東北大学のような記述式中心の大学もあれば、マークシート方式中心の大学もあります。併願校の出題形式が東北大学と大きく異なる場合、直前期に対策を切り替えるだけでも一定の時間がかかるため、高3の秋までに併願校を確定し、共通テスト後のスケジュールに私立大学の個別試験対策をどう組み込むかまで見積もっておくと安心です。国公立大学の後期日程を併願する場合も、前期試験の自己採点後というごく短い期間で対策を切り替える必要があるため、あらかじめ出題形式を確認しておくことをおすすめします。

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独学で目指す場合の壁と対処法

東北大学法学部は、後期日程による再挑戦ができない一発勝負の入試であり、なかでも国語・数学・外国語の記述答案の質が合否を左右します。知識のインプットだけなら独学でも十分に進められますが、記述答案の完成度を独学だけで上げるのは簡単ではありません。ここでは、独学で目指す場合によくぶつかる壁と、その対処法を整理します。

壁1: 記述式答案の採点基準が独学ではわからない

国語・数学・外国語のいずれも記述式の設問が中心とされ、採点基準は大学から公表されていません。参考書の模範解答と見比べるだけでは、「自分の答案がどこで評価され、どこが弱いのか」を正確に把握するのが難しいというのが独学最大の壁です。特に国語は本文全体の流れを踏まえた説明記述が中心とされ、数学は結果だけでなく途中の考え方を示す記述式とされているため、答えの正誤だけでは自己採点の精度に限界があります。模範解答の型を丸暗記してしまうと、当日出題されたテーマ・設問に合わせて自分の考えを組み立てる柔軟性が失われるリスクもあります。学校の先生に添削を依頼できる場合でも、3教科すべてを継続的に見てもらえる体制を独学だけで整えるのは簡単ではありません。

壁2: 後期日程がないため、失敗を取り戻す機会が少ない

東北大学法学部には後期日程がなく、前期日程の結果がそのまま合否に直結するため、独学だと軌道修正の判断が遅れがちになります。共通テストや模試で思うような結果が出なかったときに、その先どう立て直せばよいかを一人で判断するのは簡単ではありません。後期日程で挽回するという選択肢自体が制度上存在しないため、共通テスト後に自己採点の結果を見て「個別学力試験でどこまで挽回できそうか」を客観的に判断する材料が独学では不足しがちです。

具体的には、共通テストの結果が振るわなかった場合でも、個別学力試験が総点の約67%を占める配点構造を踏まえれば、記述答案の完成度次第で十分に挽回できる余地があることを理解しておくことが重要です。逆に、共通テストで高得点を確保できた場合でも、個別学力試験で失点すれば合格ラインを下回る可能性があるため、共通テスト後から前期試験までの期間を「安心して過ごす期間」ではなく「国語・数学・外国語の記述精度を最後まで詰める期間」と位置づけておく必要があります。過去の合格者の得点分布や、個別試験でどの程度得点できれば合格ラインに届くのかといった感覚は、指導経験のある第三者と一緒に確認できると、直前期の判断がぶれにくくなります。

壁3: 第1段階選抜・AO入試など、制度理解に手間がかかる

ここまで見てきた通り、東北大学法学部には第1段階選抜(予告倍率約4.0倍)という足切りの仕組みがあり、また一般選抜とは別にAO入試(総合型選抜)Ⅱ期・Ⅲ期という選択肢もあります。こうした制度を正確に理解しないまま情報収集を進めると、出願直前になって「実は使える選抜方式があった」と気づいたり、「後期日程がないと知らずに併願計画を立てていた」と気づくケースも起こりえます。独学の場合、入学者選抜要項のような一次情報を読み込む時間そのものが確保しにくく、ポータルサイトの断片的な情報だけで判断してしまうこともあります。法曹コース(5年一貫教育)のように入学後に登録が必要な制度は、出願段階では優先度が低く見えがちですが、法科大学院進学まで見据えて志望理由を組み立てたい受験生にとっては早めに存在を知っておく価値があります。学習計画を立てる段階、あるいは定期的な振り返りのタイミングで、第三者に制度理解が正しいかを確認してもらえると、こうした見落としを防ぎやすくなります。

壁4: 一次情報の読み込みに時間がかかる

本記事で紹介した配点・募集人員・第1段階選抜の倍率といった情報は、東北大学アドミッション機構が公表する数十ページに及ぶ入学者選抜要項に基づいています。こうした一次情報は学部ごとに記載箇所が分かれているうえ、年度ごとに更新されるため、独学で毎回すべてを読み込み直すのは大変です。時間がかかる作業だからこそ、後回しにせず早めに着手しておく必要があります。ポータルサイトやまとめ記事は手軽に読める一方、更新が遅れていたり、学部固有の例外(法学部に後期日程が無い、といった点)が反映されていなかったりすることもあるため、出願直前には必ず一次情報を自分の目で確認する習慣をつけておく必要があります。情報収集にかかる時間そのものを圧縮したい場合、対象大学・学部の入試制度を継続的に確認している第三者に要点を確認してもらう方法もあります。

対処法: 状況に応じてプロの視点を取り入れる

こうした壁への現実的な対処法は、すべてを塾に任せるのではなく、「独学で進められる範囲」と「第三者の視点が必要な範囲」を切り分けることです。知識のインプットや基礎演習は独学で進めながら、記述答案の添削や出願戦略の相談など、独学では検証しづらい部分だけをプロ講師に依頼するという使い方であれば、費用を抑えながら独学の弱点を補えます。

取り組み方独学で対応しやすい範囲第三者の視点が有効な範囲
国語古文・漢文の単語や句法の暗記、漢字の書き取り現代文・小説の説明記述の添削、時間配分の調整
数学公式の理解、標準問題の反復演習途中式・記述の減点ポイントの確認
外国語単語・文法の暗記、長文の多読英作文の添削、会話文形式の設問への対応練習
出願戦略選抜要項・募集要項の一次情報収集一般選抜とAO入試、どちらに比重を置くかの相談

無料相談では、これまでの学習状況と東北大学法学部の配点構造を照らし合わせながら、「今の学力から合格ラインまでの距離」と「残り期間で優先すべき科目・分野」を一緒に整理します。併願校の対策との時間配分や、AO入試(総合型選抜)と一般選抜のどちらに軸足を置くかといった相談にも対応できるため、独学で進めてきた学習の棚卸しをしたいタイミングで利用する受験生も多くいます。

1対1のオンライン家庭教師であれば、必要な科目・必要な時間だけを選んで依頼できるため、「国語の記述添削だけ」「英作文の添削だけ」といった絞った使い方もしやすくなります。すべての科目を塾に切り替える必要はなく、独学で伸ばせている部分はそのまま独学を続け、記述の精度が頭打ちになっている部分だけをスポットで依頼するという発想を持つと、費用対効果の高い受験勉強につながります。前期一本で結果が決まる入試だからこそ、直前期に慌てて相談先を探すのではなく、余裕のある学年のうちから確保しておくという考え方も選択肢の一つです。

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よくある質問(FAQ)

東北大学法学部に後期日程はありますか?

ありません。東北大学で後期日程を実施しているのは経済学部・理学部のみで、法学部は前期日程のみの一発勝負です。法学部志望者が後期日程を併願したい場合、法学部自体には後期日程がないため、経済学部または理学部の後期日程に出願する形になります。

個別学力試験に国語・数学・外国語で配点の差はありますか?

差はありません。国語・数学・外国語がいずれも650点均等の配点で、合計1,950点です。共通テストの配点(950点)より個別学力試験の方が大きいため、特定の1教科だけを重点的に対策し他を後回しにすると、総合点で不利になりやすい配点構造です。

法学部の入学定員の内訳を教えてください

入学定員は160名で、内訳は一般選抜(前期日程)112名、AO入試(総合型選抜)Ⅱ期24名、AO入試(総合型選抜)Ⅲ期24名です。予備校の入試データベースによれば、一般選抜の募集人員は近年減少傾向にあるとされていますが、年度により変動しうるため最新の学生募集要項で確認してください。

法学部に学科の区別はありますか?

ありません。東北大学法学部は法学科の1学科制で、入学後に学科を選ぶ必要はなく、1年次から原則自由選択制のカリキュラムのもとで、自分の関心に応じて法学的・政治学的な学びを進めていきます。

第1段階選抜(足切り)の対象になることはありますか?

志願者数が募集人員を大幅に上回り個別学力試験を適切に実施できない場合に実施されます。令和9年度入試向けの予告倍率(前期日程)は法学部で約4.0倍です。この倍率を超えても、大学が個別学力試験を適切に実施できると判断すれば緩和されることがあるとされています。

浪人しても東北大学法学部は受験できますか?

受験できます。ただし前述の通り、現役時に受けた大学入学共通テストの成績は使えず、受験する年度の共通テストを新たに受け直す必要があります。浪人期間の使い方としては、現役時に手薄だった科目(国語・数学・外国語のうち相対的に弱い科目)を重点的に立て直す1年間の計画を立てるのが基本です。

法曹コースとは何ですか?

学部と法科大学院(既修者コース)を合わせて5年一貫で修了できるコースで、2019年度以降入学生のうち2年生・3年生が対象です。学部の早期卒業制度を活用する仕組みで、登録は前期(3月末〜4月上旬頃)・後期(9月末〜10月初頭頃)の年2回受け付けています。入学時点で登録を決めておく必要はなく、入学後にあらためて検討することもできます。

社会(地理歴史・公民)は何を選べばよいですか?

個別学力試験には含まれないため、得意分野や暗記のしやすさを基準に選んで問題ありません。日本史・世界史・地理のいずれかと公民を組み合わせて2科目を受験するのが一般的です。高2で履修した科目のまま高3の共通テストまで継続すると、直前期の負担を抑えられます。

まとめ|東北大学法学部合格への次の一歩

東北大学法学部の入試は、共通テスト950点・個別学力試験1,950点の合計2,900点満点で、個別学力試験が総点の約67%を占めるという、記述力重視の配点構造を持っています。個別学力試験は国語・数学・外国語がいずれも650点均等の配点です。加えて後期日程が存在せず、前期日程一本での勝負になる点も、東北大学の中でも経済学部・理学部とは異なる法学部固有の特徴です。

法学科の1学科制であること、1年次から原則自由選択制のカリキュラムのもとで「基礎講義」「基幹講義」「展開講義」と少人数演習を組み合わせて学べること、法曹を目指す人のための「法曹コース」(5年一貫教育)が用意されていることも、東北大学法学部を志望するうえで知っておきたい特徴です。後期日程による挽回ができない以上、学年が上がるほど後から取り戻せる時間は少なくなるため、高1・高2のうちから国語・数学・外国語の基礎を固め、高3で記述力の完成度を高めていくという逆算の発想を、できるだけ早い段階から持っておくことをおすすめします。

浪人・再受験を検討している場合や、一般選抜とAO入試(総合型選抜)のどちらに比重を置くか迷っている場合も、基本的な考え方は変わりません。個別学力試験の配点が均等である以上、苦手科目を作らないことが最短距離の対策につながります。現役生・浪人生を問わず、今の学力と個別学力試験で必要な得点との差を定期的に確認しながら計画を修正していくことが、結果的に合格への近道になります。

本記事の情報は執筆時点(令和9年度/2027年度入試の入学者選抜要項)のものです。入試制度・配点・募集人員は年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず東北大学アドミッション機構の公式サイト・法学部公式サイト・最新の学生募集要項でご確認ください。特に第1段階選抜の予告倍率や募集人員の内訳は、年度ごとの更新版で変更されることもあるため、出願直前だけでなく、学習計画を立てる時点でも最新版を確認する習慣をつけておくと安心です。

スプリング・オンライン家庭教師では、プロ講師による1対1指導を通じて、東北大学法学部が求める国語・数学・外国語の記述力を科目単位で強化できます。「今の学力から東北大学法学部合格まで、何を・どれくらい・いつまでに進めればいいか」を、無料相談で具体的にシミュレーションすることも可能です。指導内容とコースの詳細は大学受験コースのページでも紹介しています。一般選抜とAO入試、どちらに比重を置くか迷っている方も、まずは現状を整理するところから始めてみてください。

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東北大学法学部は共通テスト950点・個別試験1,950点の合計2,900点満点で、個別試験の比重が突出しています。国語・数学・外国語の3科目単位で「あと何をどれだけ積めば届くか」を一緒に確認します。その場で入会を決める必要はありません。

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