「松山大学経済学部を志望しているけれど、Ⅰ期日程とⅡ期日程、共通テスト利用選抜のどれを軸に対策すればいいのか分からない」——愛媛・四国エリアの受験生や保護者から、こうした相談をよく受けます。結論から言うと、松山大学経済学部の一般選抜には満点200点のⅠ期日程と満点300点のⅡ期日程があります。Ⅰ期日程は2026年度入試から新たに経済学部でも実施されるようになった、比較的新しい方式です。共通テスト利用選抜も前期・後期の2回のチャンスがあり、方式ごとに募集人員も倍率もまったく違います。
経済学部は経済学科の1学科のみで構成され、2年次から「総合経済政策コース」「国際経済コース」「地域・環境・文化コース」の3コースに分かれてカリキュラムを深めていく仕組みです。この記事では、松山大学入試情報サイトが公表している公式データをもとに、4つの入試方式の科目構成と配点、直近の入試結果、科目別の出題傾向と対策の方針、学年別の学習スケジュール、独学で目指す場合に直面しやすい壁までを整理してお伝えします。
先にお断りしておくと、2027年度(2027年4月入学)入試の学生募集要項は、松山大学入試情報サイトで電子版としてすでに公表されており、募集人員・出願期間・試験日・合格発表日は執筆時点(2026年9月)で確定しています。一方で科目構成・配点の詳細は、大学公式サイトの各方式紹介ページ本体には掲載されていないため、本記事では大学受験パスナビ・マナビジョン(Benesse)・河合塾Kei-Netという複数の受験情報サイトが独立に報告し、かつ内容が一致している数字を採用しています。入試制度は年度によって変更されることがあるため、出願にあたっては必ず松山大学入試情報サイトおよび最新の学生募集要項でご確認ください。
Ⅰ期・Ⅱ期、どちらを軸にすべきか一緒に整理します
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【結論】松山大学経済学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント
まず全体像を数字で押さえます。松山大学経済学部の入試には、一般選抜Ⅰ期日程・Ⅱ期日程、共通テスト利用選抜前期日程・後期日程の4つの方式があります。2026年度入試(2026年1〜3月実施)の公式速報データは次の通りです。
| 方式 | 満点 | 募集人員 | 倍率(受験者/合格者) |
|---|---|---|---|
| 一般選抜Ⅰ期日程 | 200点 | 20名 | 約2.4倍 |
| 一般選抜Ⅱ期日程 | 300点 | 110名 | 約1.3倍 |
| 共通テスト利用選抜前期 | 600点 | 45名 | 約1.4倍 |
| 共通テスト利用選抜後期 | 600点 | 10名 | 5.5倍 |
出典: 松山大学入試情報サイト「2026年度入学試験状況・結果(速報)」(経済学部経済学科)。募集人員が最も多いⅡ期日程の倍率が約1.3倍と最も低く、募集人員が少ないⅠ期日程・共通テスト利用後期日程は倍率が高くなるという構造です。「倍率が低い方式のほうが対策しやすい」というだけでなく、募集人員そのものがどれだけ用意されているかも合わせて見ることが、方式選びの出発点になります。
4つの入試方式、何が違うのか
一般選抜Ⅰ期日程は、国語・英語の2教科(200点満点)で受験できる、比較的科目数の少ない方式です。一般選抜Ⅱ期日程は、国語・英語に加えて地歴・公民・数学・情報から1科目を選択する3教科(300点満点)の方式で、募集人員が最も多く、経済学部志望者の「本命」になりやすい方式です。共通テスト利用選抜は、大学入学共通テストの得点だけで合否が決まる方式で、個別試験を受けずに済む点が特徴です。前期日程は外国語(英語)が必須のうえで2科目を選択する3教科型、後期日程は3科目すべてを選択科目から選ぶ点が異なります。この記事の後半、「学習スケジュールの立て方」でも、4方式をどう組み合わせるかを詳しく取り上げます。
Ⅰ期日程は2026年度に新設された比較的新しい方式
一般選抜Ⅰ期日程は、実はすべての年度で経済学部が実施していた方式ではありません。松山大学の2025年度入学試験結果の公式データを確認すると、Ⅰ期日程を実施していたのは人文学部・薬学部・情報学部のみで、経済学部の記載はありませんでした。2026年度の入学試験結果には経済学部が募集人員20名で新たに加わっており、大学受験パスナビの科目一覧でも経済学部Ⅰ期日程の欄に「新規」の表記があります。2027年度も引き続き募集人員20名でⅠ期日程が実施される予定です。新設から日が浅い方式であるため、過去問の蓄積や合格者体験談などの情報がまだ少ないという点は、対策を立てるうえで意識しておく必要があります。
Ⅱ期の募集人員はなぜ年々減っているのか
公式データを年度ごとに並べると、一般選抜Ⅱ期日程の募集人員は2025年度155名、2026年度110名、2027年度99名と、3年連続で減少しています。この減少は、Ⅰ期日程が新設され、経済学部全体の募集枠がⅠ期とⅡ期に再配分されたことが背景にあると考えられます。Ⅱ期日程の募集人員が減れば、その分だけ倍率が上がりやすくなる点にも注意が必要です。実際、2025年度のⅡ期日程の倍率は1.10倍でしたが、2026年度は1.3倍程度まで上がっています。募集人員の推移は毎年公表される公式データで必ず確認し、直近の傾向を踏まえて計画を立てることが大切です。
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松山大学経済学部とは|経済学科・3コース制の特徴と求められる力
松山大学経済学部は、経済学科の1学科のみで構成される学部です。学科は1つですが、2年次から「総合経済政策コース」「国際経済コース」「地域・環境・文化コース」という3つのコースに分かれ、それぞれの専門分野を体系的に学んでいく仕組みが用意されています。愛媛県松山市の単一キャンパスで4年間を過ごす、地域に根ざした学びが特徴の学部です。
松山大学は、経済学部のほかに経営学部・人文学部・法学部・薬学部・情報学部を持つ、6学部構成の総合大学です。同じキャンパス内に複数の学部が集まっているため、学部を越えた科目の履修や、多様な学生との交流がしやすい環境だといえます。地方の中規模私立大学として、経済学・経営学・法学・人文科学から薬学・情報科学まで幅広い分野をカバーしている点も、志望校を検討するうえで押さえておきたいポイントです。
総合経済政策コース・国際経済コース・地域・環境・文化コースの違い
総合経済政策コースは、財政・金融・産業などマクロな視点から経済政策を分析する力を養うコースです。国際経済コースは、貿易や国際金融など、国境を越えた経済のつながりを学ぶコースで、グローバルな視座を重視する学生に向いています。地域・環境・文化コースは、地元・愛媛や四国地方の経済課題、環境問題、地域文化を経済学の視点から考えるコースです。3コースとも経済学の基礎を土台にしながら、それぞれ異なる角度から経済を学ぶカリキュラムが組まれています。入学後にどのコースを選ぶかは2年次以降に決まるため、出願前の時点でコースを厳密に絞り込んでおく必要はありませんが、学部公式サイトでコースごとの科目構成を確認しておくと、志望理由を具体的に語れるようになります。
カリキュラムの流れ|基礎演習からゼミ・卒業論文まで
経済学部のカリキュラムは「専門基礎科目群」「専門応用科目群(6つの系統)」「地域専門科目群」「他学部開講関連科目群」という4つの科目群で構成されています。1年次には「一般基礎演習」と、「社会経済学入門」「ミクロ経済学入門」「マクロ経済学入門」といった専門共通科目を配置し、経済学の基礎を1年次のうちにしっかり固めたうえで、2年次からコースを選択する段階的な設計になっています。ゼミナールは「演習第Ⅰ」(2年次)、「演習第Ⅱ」(3年次)、「演習第Ⅲ」(4年次)と続き、最終的に4年次の「卒業論文」で学びの集大成を形にします。少人数のゼミで段階的に専門性を深めていくスタイルは、大人数講義だけでは得にくい、教員や仲間との距離の近さを重視する受験生にとって魅力的なポイントです。
地域専門科目群と校訓「三実」
経済学部のカリキュラムには「地域専門科目群」という科目群があり、1年次の「松山市の経済と課題」、2年次以降の「愛媛県の経済と課題」といった、地元・愛媛の経済を実際のデータや事例で分析する科目が用意されています。これは、松山大学のディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に「四国・愛媛地域経済の理解と貢献」という項目が明記されていることとも対応しています。松山大学の教育理念の土台には、校訓「三実」(真実・実用・忠実)があります。真実は経済学の知識を用いて社会現象を筋道立てて考えること、実用は身につけた知識を消費者・社会人として実際の生活に活かすこと、忠実は自分の知見を誠実に説明し、社会と協力していく姿勢を意味します。単に経済理論を暗記するのではなく、地域社会で実際に使える形に落とし込むことを重視する学部だといえます。
アドミッション・ポリシーが求める力
松山大学経済学部のアドミッション・ポリシーでは、入学者に求める力として4つの項目が掲げられています。高等学校で履修する範囲の基礎的な学力を有し主体的に学び続けようとする姿勢、知識や技能を課題解決に生かす思考力・判断力・表現力、多様な人々と協働する態度、そして生活の中で出会う経済に関わる現象に対して知的好奇心を持ち、学ぶ意欲を持っていることが求められています。一般選抜では、このうち主に基礎学力と思考力・表現力の部分が筆記試験を通じて評価されるため、志望理由書や面接よりも、当日の得点そのものが合否を左右する入試だと理解しておくとよいでしょう。
就職状況からわかる学部の特色
経済学部経済学科の就職率は98.2%(2025年3月実績)と高く、公務員就職者が他学部と比較して最も多いという特色があります。就職先には伊予銀行・愛媛銀行といった地元金融機関、四国電力・四国ガスといったインフラ系企業、三浦工業・今治造船といった製造業、さらに愛媛県職員・国家公務員・松山市役所・愛媛県警察といった公務員まで、幅広い業種が並びます。地元・愛媛や四国地方での就職を意識している受験生にとって、地域経済に密着したカリキュラムと、実際の就職実績がリンクしている学部だといえます。
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一般選抜の入試方式と科目構成|Ⅰ期・Ⅱ期・共通テスト利用の配点
ここからは、松山大学経済学部の4つの入試方式それぞれの科目構成と配点を詳しく見ていきます。同じ経済学部でも方式によって教科数・配点比率がまったく異なるため、志望方式に応じた対策が欠かせません。
Ⅰ期日程(2科目受験型)の科目と配点
一般選抜Ⅰ期日程は、経済学部では200点満点の2教科型です。内訳は、国語(現代の国語・言語文化のうち近代以降の文章、古文・漢文は除く)100点、外国語(英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)100点という構成です。選択科目がなく、国語と英語の2教科で受験できるシンプルな構成である点が最大の特徴です。教科数が少ない分、1教科あたりの配点比率が高くなるため、国語・英語どちらかが極端に苦手な場合は不利になりやすい方式だともいえます。
Ⅱ期日程の科目と配点
一般選抜Ⅱ期日程は、経済学部では300点満点の3教科型です。内訳は、国語100点、外国語(英語)100点に加えて、地歴(世界史探究・日本史探究・地理探究のいずれか)・公民(公共・政治経済)・数学(数Ⅰ・A)・情報(情報Ⅰ)のいずれか1科目を選択する100点という構成とされています。Ⅰ期日程と共通する国語・英語に、得意な選択科目を1つ加えられる分、Ⅰ期より得点戦略の幅が広がる方式です。選択科目に「情報(情報Ⅰ)」が加わっているのは、松山大学が2027年度入試から新設する試験科目「情報」の導入と対応しており、大学公式サイトでもサンプル問題が公開されています。
| 方式 | 満点 | 科目構成 |
|---|---|---|
| Ⅰ期日程 | 200点 | 国語100+外国語(英語)100 |
| Ⅱ期日程 | 300点 | 国語100+外国語(英語)100+地歴・公民・数学・情報から1科目選択100 |
上記の科目構成は、大学受験パスナビとマナビジョン(Benesse)がそれぞれ独立に報告している内容で、両者の間で国語・外国語の配点は完全に一致しています。選択科目に情報(情報Ⅰ)を含めるかは情報源で表記の粒度が異なります。出願前に必ず最新の学生募集要項で最終確認してください。いずれも大学非公式の受験情報サイトの情報である点にも注意が必要です。
共通テスト利用選抜(前期・後期)の科目と配点
共通テスト利用選抜は、大学入学共通テストの得点のみで合否が決まる方式で、経済学部の個別試験は課されません。前期日程・後期日程ともに600点満点ですが、科目の組み方が異なります。前期日程は、外国語(英語、リーディングとリスニングの合計)200点が必須で、これに国語・地歴・公民・地歴公民・数学・理科・情報の中から2科目を選択(各200点)する構成です。後期日程は外国語を含む8科目群から3科目を自由に選択する形で、必須科目がありません。共通テストで得意科目をすでに複数固めている受験生にとっては、個別試験対策の負担を増やさずに出願できる選択肢になります。
| 方式 | 満点 | 科目構成 |
|---|---|---|
| 共通テスト利用前期 | 600点 | 外国語(英語)200(必須)+選択2科目(国語・地歴・公民・地歴公民・数学・理科・情報から)各200 |
| 共通テスト利用後期 | 600点 | 選択3科目(国語・地歴・公民・地歴公民・数学・理科・外国語・情報から)各200 |
共通テスト利用選抜は個別試験を受けに行く必要がないため、遠方に住む受験生や、他大学の個別試験と日程が重なりやすい受験生にとって出願しやすい方式です。ただし合否は共通テストの得点だけで決まるため、共通テスト本番までにどれだけ仕上げられるかが直接結果に結びつきます。
2027年度の募集人員・出願期間・試験日程
方式ごとの配点に加えて、出願期間や試験日程も併願計画を立てるうえで欠かせない情報です。2027年度入試(経済学部経済学科)の日程は、松山大学入試情報サイトですでに公表されています。
| 方式 | 募集人員 | 出願期間 | 試験日 | 合格発表日 |
|---|---|---|---|---|
| Ⅰ期日程 | 20名 | 2026年12月21日〜2027年1月8日 | 2027年1月25日 | 2027年2月3日 |
| Ⅱ期日程 | 99名 | 2026年12月21日〜2027年1月22日 | 2027年2月9日 | 2027年2月22日 |
| 共通テスト利用前期 | 45名 | 2026年12月21日〜2027年2月1日 | 個別試験なし | 2027年2月22日 |
| 共通テスト利用後期 | 10名 | 2027年2月12日〜3月3日 | 個別試験なし | 2027年3月12日 |
出典: 松山大学入試情報サイト各方式紹介ページ(経済学部経済学科)。Ⅱ期日程の試験会場は松山・東京・大阪をはじめ全国17会場が用意されており、愛媛県外に住んでいても地元から離れずに受験できる点も、松山大学の一般選抜の特徴です。日程・募集人員は年度によって変わる可能性があるため、出願直前には必ず最新情報を確認してください。
Ⅱ期日程の募集人員は3年連続で減少している
Ⅱ期日程の募集人員を過去3年分並べると、変化の傾向がはっきり見えてきます。
| 入試年度 | Ⅱ期日程の募集人員 | Ⅱ期日程の倍率 |
|---|---|---|
| 2025年度 | 155名 | 1.10倍 |
| 2026年度 | 110名 | 約1.3倍 |
| 2027年度 | 99名 | (実施前のため未確定) |
出典: 松山大学入試情報サイト「2025年度入学試験結果」PDFおよび「2026年度入学試験状況・結果(速報)」、「一般選抜【Ⅱ期日程】」ページ(いずれも経済学部経済学科)。Ⅱ期日程の募集人員は155名→110名→99名と3年連続で減少しており、Ⅰ期日程の新設に伴う定員の再配分が進んでいるとみられます。募集人員が減れば、そのぶん倍率が上がりやすくなる点も踏まえて、志望方式を検討することをおすすめします。
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科目別の出題傾向|国語・英語・地歴公民・数学で何が問われるか
ここからは科目別に、松山大学経済学部の出題傾向を見ていきます。以下は民間の受験情報サイトが公開している範囲・分類にもとづく一般的な整理であり、大学の公式見解ではありません。過去問の実際の設問内容そのものは著作権の関係で紹介できないため、範囲や形式の要約にとどめます。年度によって出題内容は変わるため、断定的な予想として受け取らないようご注意ください。
国語の出題傾向
Ⅰ期日程・Ⅱ期日程ともに、国語は「現代の国語・言語文化」のうち近代以降の文章が出題範囲とされ、古文・漢文は範囲から除かれています。現代文に範囲が絞られている分、評論文・小説の読解力そのものが直接得点に結びつきやすい科目だといえます。基礎的な語彙・漢字の知識も一定数問われる傾向があるとされ、読解演習だけに偏らず、基礎知識の取りこぼしを防ぐ学習も欠かせません。
英語の出題傾向
英語は、Ⅰ期日程・Ⅱ期日程ともに「英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ」「論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」が出題範囲とされています。Ⅰ期日程では200点満点のうち100点、Ⅱ期日程では300点満点のうち100点を占め、いずれの方式でも国語と並ぶ配点の科目です。高校の教科書レベルの文法・語彙・読解を土台に、標準的な難易度の長文読解や文法・語法問題で構成される入試だとされています。基礎的な単語・文法の抜け漏れをどれだけ減らせるかが、得点の安定に直結します。
地歴・公民の出題傾向(Ⅱ期日程の選択科目)
Ⅱ期日程では、地歴(世界史探究・日本史探究・地理探究のいずれか)、公民(公共・政治経済)を選択できます。高校で履修した科目をそのまま選ぶ受験生が多いと考えられますが、選択科目ごとの受験者数や難易度の違いを示す公式データは公表されていません。教科書レベルから標準的な難易度の問題が中心になると考えられ、時代・分野に偏りなく出題される可能性を踏まえ、苦手分野を残さない学習が基本になります。政治経済を選択する場合は、教科書的な知識に加えて、時事的な話題(経済政策・国際情勢など)への理解も問われやすい科目です。
数学・情報の出題傾向
Ⅱ期日程の数学は、数Ⅰ・Aの範囲から出題されるとされ、教科書レベル〜標準レベルの典型問題への習熟度が得点を左右する構成だと考えられます。共通テスト利用選抜(前期・後期)では、数学に加えて理科も選択科目に含まれており、理系科目が得意な受験生にとっても出願の選択肢が広がっています。2027年度から新設される「情報(情報Ⅰ)」は、Ⅱ期日程の選択科目および共通テスト利用選抜の選択科目群に含まれる予定で、大学公式サイトでサンプル問題が公開されています。新設科目であるため過去問の蓄積がなく、出題傾向を過去の実績から予測することはできません。情報が得意で、他の選択科目より確実に得点できる見込みがある場合の選択肢として検討するとよいでしょう。
出題形式全体の傾向と難易度の目安
松山大学経済学部の一般選抜は、他の私立大学の一般選抜と同様に、マークシート形式を中心とした出題が想定されます。教科書レベルから入試標準レベルの問題を中心に、基礎知識の定着度と読解・計算の正確さを問う出題構成だと考えられ、超難関大学のような複雑な思考力を要する設問よりも、基礎から標準までを取りこぼさずに得点する力が重視される傾向があります。ただし、これはあくまで受験情報サイトが公開している範囲・分類にもとづく一般的な整理であり、実際の難易度・形式は年度によって変わる可能性があります。過去問演習を通じて、実際の試験時間内にどの程度のスピードで解き進められるかを、早めに体感しておくことが対策の第一歩になります。
Ⅰ期・Ⅱ期、どちらを軸にすべきか一緒に整理します
満点も教科数も異なる2つの一般選抜のうち、今の得意科目ならどちらが有利か。倍率や募集人員だけでは見えない部分を無料で確認できます。その場で入会を決める必要はありません。
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科目別の対策の方針
出題傾向を踏まえ、ここからは科目別の対策の方向性を整理します。Ⅰ期・Ⅱ期ともに国語・英語の配点比率が高いため、この2教科の基礎固めが対策の土台になります。
国語の対策
出題範囲が現代文(近代以降の文章)に絞られているため、評論文・小説それぞれの読解パターンに慣れておくことが得点の安定につながります。選択式の設問では「本文のどの部分が根拠になっているか」を自分の言葉で説明できるレベルまで読解精度を上げることが重要です。あわせて、漢字・語彙などの基礎知識問題も一定数出題されると考えられるため、読解演習と並行して基礎知識の確認を継続することをおすすめします。
英語の対策
英語は国語と並んで配点比率が高い科目であるため、単語・熟語・文法などの基礎知識を高2までに固めたうえで、高3からは長文読解の演習量を増やしていくのが効果的です。出題範囲が高校の必修科目(英語コミュニケーション・論理表現)に沿っているため、学校の授業内容を土台にした対策が特に効きやすい入試だといえます。定期テストの復習を丁寧に積み重ねることが、そのまま入試対策にもつながります。
地歴・公民・数学の対策
Ⅱ期日程で地歴・公民を選択する場合は、通史の理解を高2のうちに一通り終わらせ、高3では問題演習を通じて知識の定着度を確認していくのが基本方針です。教科書レベルから標準的な難易度の問題が中心になると考えられる分、基礎知識の抜け漏れをどれだけ減らせるかが得点を左右します。数学を選択する場合は、数Ⅰ・Aの範囲を教科書レベルから入試標準レベルまで反復し、計算ミスを減らすための検算の習慣を早い段階からつけておくとよいでしょう。
他大学との併願対策との両立
松山大学経済学部を第一志望としながら、地元の国公立大学や他の私立大学を併願するご家庭は少なくありません。松山大学のⅠ期・Ⅱ期日程はマークシート形式中心と考えられる一方、併願先によっては記述式の比重が異なる場合があります。併願校対策に時間を割きすぎて松山大学向けの演習が手薄にならないよう、高3の秋以降は出題形式ごとに演習時間を意図的に配分する工夫が有効です。共通テスト利用選抜で併願する大学がある場合は、共通テストの得点をどちらにも活かせるため、共通テスト対策の比重を計画的に高めておくと、併願戦略全体の効率が上がります。
過去問演習の使い方
基礎固めがある程度進んだら、過去問演習を通じて時間配分と出題形式への慣れを確認していく段階に進みます。「解いて丸つけをする」だけで終わらせず、大問ごとにかかった時間と正答率を簡単に記録しておくと、どの大問で時間を使いすぎているか、どの分野で失点が多いかが可視化されます。Ⅰ期日程は過去問の年度分が少ないため、Ⅱ期日程や共通テストの過去問も併用しながら、出題範囲(現代文・英語コミュニケーション)に沿った演習量を確保する工夫が有効です。直前期に複数方式の演習を並行して進める場合は、1週間単位で演習の軸を切り替えると、混乱を避けやすくなります。
Ⅰ期(2教科)とⅡ期(3教科)、どちらを本命にするか
Ⅰ期日程は国語・英語の2教科、Ⅱ期日程は国語・英語に選択科目を加えた3教科です。国語・英語に自信がある受験生はⅠ期日程、得意な選択科目を持つ受験生はⅡ期日程が有利になりやすいという考え方ができます。ただしⅠ期日程は募集人員20名と少なく、2026年度実績の倍率は約2.4倍とⅡ期日程より高めです。Ⅱ期日程は募集人員が多い分、対策の的を絞りやすいという側面もあります。両方式は出願期間・試験日が異なるため、併願して2回のチャンスを作ることも可能です。大学受験の勉強法そのものを見直したい場合は大学受験の勉強法でも科目別の基本的な考え方を整理しているので、あわせて参考にしてください。
新設方式のⅠ期日程、情報の少なさをプロ講師が補います
過去問がまだ少ないⅠ期日程でも、出題範囲(国語・英語)から逆算した対策の組み方をお伝えします。
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学習スケジュールの立て方|逆算計画と学年別の目安
松山大学経済学部の入試は、方式によって満点も教科数も異なるため、直前期にまとめて対策するのではなく、学年ごとに積み上げる逆算型のスケジュールが現実的です。
高1のうちにやっておきたいこと
高1の間は、受験方式を絞り込む前の土台作りの時期です。国語・英語はどの方式でも共通して配点比率が高いため、高1のつまずきを高3まで持ち越さないことを最優先にしてください。英単語・英文法の基礎は、定期テストのたびに振り返りながら確実に固めておくと、高2以降の長文演習量を増やす土台になります。国語は、現代文の読解に慣れる読書習慣をこの時期からつけておくと、高3で本格的な演習に入った際の伸びが早くなります。
高2のうちにやっておきたいこと
高2は、Ⅰ期日程を主軸にするかⅡ期日程を主軸にするか、方向性を固めながら選択科目を決めていく時期です。国語・英語の基礎は、高2の終わりまでに一通り仕上げておきたいところです。Ⅱ期日程で地歴・公民・数学のいずれかを選択する場合は、この時期に基礎を固めておくと、高3での演習に多くの時間を割けます。共通テスト利用選抜も視野に入れている場合は、高2の後半から共通テスト形式の問題に触れ始めておくと、高3でのギャップを減らせます。この時期に3コース(総合経済政策・国際経済・地域環境文化)の内容をひととおり調べておくと、高3で志望理由書や面接の準備が必要になった際にもスムーズに取り組めます。
高3からの逆算スケジュール
高3以降は、志望方式に応じた演習と、共通テスト対策を並行して進める時期になります。おおまかな目安は次の通りです。
| 時期 | 取り組みの目安 |
|---|---|
| 高3春〜夏 | 国語・英語の演習量を増やし、基礎を固める。Ⅱ期日程を検討している場合は選択科目の基礎も並行 |
| 高3夏〜秋 | 過去問演習を開始し、時間配分と出題形式への慣れを確認していく |
| 高3秋〜共通テスト直前 | 共通テスト利用選抜を検討している場合は、共通テスト対策の比重を一時的に高める |
| 共通テスト後〜Ⅰ期・Ⅱ期日程 | 共通テストの自己採点をもとに、Ⅰ期・Ⅱ期日程に向けた総仕上げに専念 |
Ⅰ期日程はⅡ期日程より早い1月に実施されるため、共通テスト直後から短期間で仕上げる必要がある点も押さえておきましょう。共通テストの結果次第でⅠ期日程の位置づけを見直すご家庭も少なくありません。
模試の結果を見るときは、判定だけで一喜一憂しないことも大切です。方式によって求められる得点構成が違うため、模試の判定は参考値として捉え、実際の得点内訳を確認する習慣をつけておくと、直前期の科目配分を調整しやすくなります。特にⅡ期日程の選択科目は、模試の判定に反映されにくい場合もあるため、過去問演習での実際の得点を優先的に振り返ることをおすすめします。
4方式の併願をどう組むか
松山大学経済学部には4つの方式があるため、複数方式を組み合わせて併願するご家庭も多くあります。Ⅰ期日程とⅡ期日程は満点も教科数も異なるため、両方に出願する場合は共通する国語・英語の対策を軸にしつつ、Ⅱ期日程用の選択科目対策を無理のない範囲で加えるのが現実的です。共通テスト利用選抜(前期・後期)は個別試験を伴わないため、共通テストの結果次第で経済学部合格の可能性を複数ルートで確保できるという意味でも、共通テスト対策を軽視しない計画作りが重要です。
浪人生・再受験生が押さえておきたいポイント
高卒生(浪人生)が松山大学経済学部を再受験する場合も、基本的な対策の考え方は現役生と変わりません。現役時に受けた模試や過去問演習の記録が残っている場合は、まずそれを見直し、どの方式・どの科目で失点が多かったかを再確認することから始めるとよいでしょう。1年間という限られた期間を有効に使うためには、春の時点で「共通テスト利用選抜まで狙うのか、Ⅰ期・Ⅱ期日程に絞るのか」といった方針を早めに決め、月単位の到達目標を設定しておくことが重要です。松山大学経済学部は一般選抜でも再受験できるため、浪人だからといって選べる方式が狭まるわけではありません。
配点比率が高い国語・英語だけをプロ講師に絞って依頼できます
全科目を塾に通わせる必要はありません。合否を左右する国語・英語だけをオンラインで補強することも可能です。
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独学で目指す場合の壁と対処法
松山大学経済学部は、4つの方式それぞれで教科数・配点比率が異なる入試です。知識のインプットだけなら独学でも十分に進められますが、方式ごとの対策の優先順位を自分だけで判断するのは簡単ではありません。ここでは、独学で目指す場合によくぶつかる壁と、その対処法を整理します。
壁1: Ⅰ期日程は新設方式で、独学だと情報収集が難しい
一般選抜Ⅰ期日程は、経済学部では2026年度から実施されている比較的新しい方式です。新設から日が浅いため、過去問の蓄積や合格者の体験談といった情報が、他の方式に比べて圧倒的に少ないのが実情です。独学の場合、こうした情報の少なさをどう補うかを自分で考える必要があり、対策の優先順位を誤ったまま何ヶ月も学習を進めてしまうリスクもあります。ネット上の体験談やSNSの情報は玉石混交で、Ⅰ期日程のように母数の少ない方式ほど、断片的な情報に振り回されやすい点にも注意が必要です。
壁2: どの方式を主軸にするか、独学では判断材料が不足しがちである(4方式共通)
Ⅰ期日程・Ⅱ期日程・共通テスト利用前期・後期の4方式は、満点も教科数も異なり、「自分の得意科目でどの方式が最も有利になるか」を客観的に判断する材料を、独学で十分に集めるのは難しいというのが2つ目の壁です。特にⅠ期日程とⅡ期日程は、どちらも国語・英語が共通科目である一方、Ⅱ期日程だけに選択科目が加わるため、模試の結果だけでは判断がつきにくい場合があります。方式選びを誤ると、本来得意な科目を活かせないまま受験を終えてしまうリスクもあります。
壁3: 選択科目の対策情報にばらつきがある
Ⅱ期日程の選択科目(地歴・公民・数学・情報)は科目数が多く、科目によって参考書・問題集の情報量に差があり、特に2027年度から新設される情報(情報Ⅰ)は過去問そのものが存在しません。独学で選択科目を決める場合、情報が少ない科目を避けて安全に選ぶのか、得意科目を優先して情報の少なさを演習量でカバーするのか、自分だけで判断するのは容易ではありません。学習を始める前の段階で、選択科目の相性を客観的に確認しておくことが、後になってからの科目変更を防ぐコツです。
壁4: 過去問の入手・演習量の確保に時間がかかる
Ⅱ期日程の過去問は、大学受験の過去問集(いわゆる赤本)などで入手できますが、Ⅰ期日程は新設方式のため、市販の過去問集に十分な年度分が収録されていない可能性があります。独学の場合、過去問を解く順番や、どの年度・どの方式から手をつけるべきかの計画も自分で立てる必要があり、気づけば直前期になって演習量が不足していたというケースも起こりえます。志望方式を早めに絞り込み、逆算スケジュールの中に過去問演習の時間をあらかじめ確保しておくことが、こうした遅れを防ぐ基本です。塾に通わず大学受験対策を進める場合の考え方は塾なしで大学受験に合格する方法でも詳しく取り上げているので、あわせて参考にしてください。
壁5: 4方式の出願スケジュールを自分だけで管理するのは負担が大きい
Ⅰ期日程・Ⅱ期日程・共通テスト利用前期・後期は、出願期間も試験日も合格発表日もすべて異なります。併願する方式が増えるほど、出願書類の準備や検定料の支払い、合格発表の確認などの事務的な作業が積み重なり、学習時間そのものが圧迫されてしまうこともあります。特に共通テストの自己採点から一般選抜Ⅰ期日程の試験日までは日数が限られているため、直前期に出願スケジュールの管理まで一人で抱え込むと、肝心の学習に十分な時間を割けなくなるリスクがあります。学習計画を立てる段階で、出願スケジュールも一緒に見える化しておくことが、こうした負担を減らす近道です。
対処法: 状況に応じてプロの視点を取り入れる
こうした壁への現実的な対処法は、すべてを塾に任せるのではなく、「独学で進められる範囲」と「第三者の視点が必要な範囲」を切り分けることです。知識のインプットや基礎演習は独学で進めながら、方式選びや選択科目の判断、読解問題の解き方の確認など、独学では検証しづらい部分だけをプロ講師に相談するという使い方であれば、費用を抑えながら独学の弱点を補えます。
| 取り組み方 | 独学で対応しやすい範囲 | 第三者の視点が有効な範囲 |
|---|---|---|
| 方式選び | 公式データの数字の確認 | 自分の得意科目と方式の相性の判断 |
| 国語・英語 | 単語・文法の暗記、読解の多読 | 読解の根拠の確認、時間配分の調整 |
| 選択科目 | 知識の暗記、通史の理解 | 科目選択の相性判断、情報の少ない科目の補い方 |
| 過去問演習 | 解いて丸つけをする作業自体 | 不足年度分の演習計画、弱点分析 |
大学受験の塾費用は決して安くないため、1対1のオンライン家庭教師のように、必要な科目・必要な範囲だけを選んで依頼できる指導形態であれば、費用対効果を意識しながら独学の弱点を補いやすくなります。すべての科目を塾に切り替える必要はなく、独学で伸ばせている部分はそのまま独学を続け、伸び悩んでいる部分だけをスポットで依頼するという発想を持つと、限られた予算の中でも対策の密度を高められます。塾や家庭教師にかかる費用の目安は大学受験の塾費用でも整理しているので、独学と個別指導を組み合わせる際の目安として参考にしてください。特に、Ⅰ期日程のように情報が少ない新設方式への向き合い方は、受験生本人だけで抱え込むと視野が狭くなりがちなテーマです。学習内容そのものだけでなく、こうした出願戦略の相談相手を持っておくことも、独学の弱点を補ううえで有効な選択肢の一つです。
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よくある質問(FAQ)
松山大学経済学部のⅠ期日程・Ⅱ期日程、どちらを優先すべきですか?
Ⅰ期日程は国語・英語の2教科(200点満点)、Ⅱ期日程は国語・英語に選択科目を加えた3教科(300点満点)です。募集人員はⅡ期日程のほうが多く、2026年度実績の倍率もⅡ期日程のほうが低めでした。両方式は試験日が異なるため、併願して2回のチャンスを作ることも可能です。出願にかかる費用や手続きの負担も考慮したうえで、まずは両方の科目構成を比較し、自分の得意科目と照らし合わせて検討することをおすすめします。
経済学部は学科がいくつありますか?コース選びはいつ決まりますか?
経済学部は経済学科の1学科のみで構成されています。入学後の2年次から「総合経済政策コース」「国際経済コース」「地域・環境・文化コース」の3コースに分かれる仕組みで、出願時点でコースを選ぶ必要はありません。入学後に自分の関心に合わせてコースを選択できます。
Ⅰ期日程は新設と聞きましたが、対策情報が少なくて不安です。
Ⅰ期日程は経済学部では2026年度入試から実施されている比較的新しい方式で、過去問の蓄積がまだ少ないのは事実です。ただし出題範囲は高校の必修科目(国語・英語)に沿っているため、Ⅱ期日程や他学部のⅠ期日程の過去問、共通テストの過去問なども参考にしながら、基礎力を固める方向性自体は大きく変わりません。情報の少なさが不安な場合は、早めに第三者に学習計画の妥当性を確認してもらうと安心です。
「情報(情報Ⅰ)」は選択できますか?対策は必要ですか?
2027年度入試から、Ⅱ期日程の選択科目および共通テスト利用選抜の選択科目群に情報(情報Ⅰ)が加わる予定です。新設科目のため過去問はなく、大学公式サイトで公開されているサンプル問題が現時点で参照できる唯一の手がかりです。学校の情報の授業に自信があり、他の選択科目より確実に得点できる見込みがある場合の選択肢として検討するとよいでしょう。不安が大きい場合は、これまで蓄積のある地歴・公民・数学を選ぶという判断も十分に現実的です。
共通テスト利用選抜は前期・後期どちらがよいですか?
前期日程は外国語(英語)が必須で2科目を選択する構成、後期日程は3科目すべてを自由に選択できる構成です。後期日程は募集人員が10名と少なく、2026年度実績の倍率も5.5倍と高めだったため、前期日程を軸に、後期日程は追加のチャンスとして位置づける考え方が現実的です。英語に自信がない場合は、後期日程の科目選択の自由度が活きる場合もありますが、募集人員が少ない分、前期日程よりも合格のハードルが高くなりやすい点は理解しておく必要があります。
浪人しても松山大学経済学部は受験できますか?
受験できます。浪人期間の使い方としては、現役時に手薄だった科目や、配点比率の大きい国語・英語を重点的に立て直す1年間の計画を立てるのが基本です。現役時と同じ得点感覚のまま計画を立てると、志望方式の見直しが遅れるリスクがあるため、春の時点で1年間の到達目標を月単位で区切っておくと、夏以降の過去問演習にスムーズに移行しやすくなります。現役時にⅡ期日程で受験していた場合は、浪人を機にⅠ期日程も選択肢に加えるかどうかを、あらためて検討してみるとよいでしょう。
独学だけで松山大学経済学部を目指せますか?
知識のインプットや基礎演習は独学でも十分に進められますが、Ⅰ期日程のように情報が少ない新設方式への向き合い方や、選択科目の相性判断は独学だけでは判断材料が不足しがちです。独学で進められる範囲と、第三者の視点が必要な範囲を切り分けて、必要な部分だけをスポットで補う使い方も選択肢の一つです。学習の大部分を独学で進めながら、方式選びや出願スケジュールの整理といった判断だけをプロに相談する使い方であれば、費用を抑えつつ独学の弱点を補えます。
愛媛県外に住んでいても受験できますか?
受験できます。一般選抜Ⅱ期日程は松山・東京・大阪をはじめ全国17会場で実施されており、愛媛県外からでも比較的アクセスしやすい試験地が用意されています。共通テスト利用選抜であれば、そもそも会場まで移動する必要もありません。会場は年度によって変更される可能性があるため、出願前に最新の入学試験要項で確認してください。
まとめ|松山大学経済学部合格への次の一歩
松山大学経済学部の入試は、一般選抜Ⅰ期日程・Ⅱ期日程、共通テスト利用選抜前期・後期という4つの方式で、満点も教科数も大きく異なります。特にⅠ期日程は2026年度に新設された比較的新しい方式であり、過去問の情報がまだ少ない点を踏まえたうえで、志望方式を検討することが欠かせません。
いずれの方式でも国語・英語の配点比率が高く、この2教科の基礎力がそのまま合否を左右する入試だといえます。Ⅱ期日程の選択科目(地歴・公民・数学・情報)は、自分の得意科目を基準に選ぶことが対策の出発点になります。2027年度から新設される情報(情報Ⅰ)は過去問がないため、無理に選ぶ必要はありません。
学習スケジュールとしては、高1・高2のうちに国語・英語の基礎を固め、Ⅱ期日程を検討する場合は選択科目の学習も計画的に進めたうえで、高3では志望方式に応じた過去問演習に十分な時間を割くという逆算の発想が重要です。学年が上がるほど後から取り戻せる時間は少なくなるため、できるだけ早い段階から、4方式それぞれの特徴を踏まえた計画を持っておくことをおすすめします。
浪人・再受験を検討している場合も、基本的な考え方は変わりません。配点比率の大きい科目を正確に把握し、そこに学習時間を優先的に配分することが、新設方式を含む複数の入試方式を持つ松山大学経済学部の入試では特に効いてきます。現役生・浪人生を問わず、今の学力と各方式の倍率・募集人員との関係を定期的に確認しながら計画を修正していくことが、結果的に最短距離の対策につながります。
Ⅰ期日程・Ⅱ期日程・共通テスト利用のどれを軸にするかという組み合わせは、受験生一人ひとりの得意科目・学習状況によって最適解が変わります。情報が少ない新設方式だからこそ、公式データにもとづいた客観的な判断材料を集めることを優先してください。中国・四国地方で経済学部を持つ大学は他にもあり、たとえば岡山大学経済学部の入試傾向と対策も、併願先を検討する際の参考になります。
4つの入試方式・3つのコース・地域に根ざしたカリキュラムという松山大学経済学部の特徴は、他の私立大学の経済学部とは異なる魅力でもあります。倍率や偏差値といった数字だけで方式を選ぶのではなく、自分がどのコースで何を学びたいかという視点も合わせて考えると、出願方式を選ぶ判断がより納得感のあるものになります。志望理由書や面接を準備する段階になったら、3コースのうち自分の関心と結びつくコースを具体的に調べておくと、単なる「地元だから」「行きやすいから」ではなく、自分の言葉で志望理由を語れるようになります。
本記事の情報は執筆時点(2026年9月、2027年度入試の公式日程データおよび2026年度入試の公式結果データ)のものです。入試制度・科目・配点・募集人員は年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず松山大学入試情報サイト・最新の学生募集要項でご確認ください。特に科目構成・配点の詳細は大学公式サイト本体には掲載されていないため、要項冊子での最終確認を習慣にしておくと安心です。
スプリング・オンライン家庭教師では、プロ講師による1対1指導を通じて、松山大学経済学部が求める国語・英語の読解力を科目単位で強化できます。「今の学力から松山大学経済学部合格まで、どの方式を軸に・何を・いつまでに進めればいいか」を、無料相談で具体的にシミュレーションすることも可能です。指導内容とコースの詳細は大学受験コースのページでも紹介しています。Ⅰ期・Ⅱ期どちらを主軸にするか迷っている方も、まずは現状を整理するところから始めてみてください。
Ⅰ期・Ⅱ期、どちらを軸にすべきか一緒に整理します
満点も教科数も異なる2つの一般選抜のうち、今の得意科目ならどちらが有利か。倍率や募集人員だけでは見えない部分を無料で確認できます。その場で入会を決める必要はありません。
オンライン専門・全国対応/入会金20,000円・1時間6,000円〜(税込)/教材販売や管理費はありません