「中央大学法学部を目指しているが、5学部共通選抜・学部別選抜(一般方式)・学部別選抜(共通テスト併用方式)・大学入学共通テスト利用選抜という4つの方式の違いがよくわからない」——GMARCHの一角として毎年多くの受験生から相談を受けるこの学部は、選抜方式の数がとりわけ多い部類に入ります。結論から言うと、5学部共通選抜と学部別選抜(一般方式)はどちらも4教科型450点・3教科型350点という配点構造(国際企業関係法学科はそれぞれ500点・400点)で、問題そのものは方式ごとに異なります。
中央大学法学部は、法律学科・国際企業関係法学科・政治学科の3学科で構成され、2026年度の一般選抜(5学部共通選抜・学部別選抜・共通テスト利用選抜の全方式合計)では募集人員972名に対して志願者15,428名・合格者4,420名という規模になっています。この記事では、中央大学が公表している2026年度の学生募集要項・入試データをもとに、一般選抜4方式の科目構成と配点、科目別の出題傾向と対策の方針、学年別の学習スケジュール、独学で目指す場合に直面しやすい壁までを整理してお伝えします。
先にお断りしておくと、本記事で紹介する配点・募集人員・倍率などの数字は、2026年度の一般選抜学生募集要項および2026年度入試データに基づくものです。本記事執筆時点(2026年9月)では、2027年度の学生募集要項はまだ公表されていません。入試制度は年度によって変更されることがあるため、出願にあたっては必ず中央大学の公式サイトおよび最新の学生募集要項でご確認ください。
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【結論】中央大学法学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント
まず全体像を数字で押さえます。中央大学法学部の一般選抜には、5学部(法・経済・商・文・総合政策)共通の問題で実施される「5学部共通選抜」、法学部独自問題の「学部別選抜(一般方式)」、大学入学共通テストと個別試験(外国語)を組み合わせる「学部別選抜(大学入学共通テスト併用方式)」、大学入学共通テストの得点のみで合否を判定する「大学入学共通テスト利用選抜【単独方式】」(前期選考・後期選考)の4方式があります。なお学部別選抜の「英語外部試験利用方式」は、法学部では募集がありません。
| 試験方式 | 科目構成 | 配点合計(法律学科・政治学科/国際企業関係法学科) | 試験日 |
|---|---|---|---|
| 5学部共通選抜 | 外国語+国語+地歴公民・数学(4教科型は全必須、3教科型は地歴公民・数学から選択) | 450点/500点(4教科型)、350点/400点(3教科型) | 2月9日 |
| 学部別選抜(一般方式) | 外国語+国語+地歴公民・数学(構成は5学部共通選抜と同型) | 450点/500点(4教科型)、350点/400点(3教科型) | 2月12日 |
| 学部別選抜(共通テスト併用方式) | 共通テスト外国語+共通テスト国語+個別試験外国語 | 700点/800点 | 2月12日(個別試験) |
| 共通テスト利用選抜【単独方式】 | 共通テストの指定教科・科目のみ | 方式により異なる(個別試験なし) | 個別試験なし |
出典: 中央大学「2026年度学生募集要項」試験詳細。5学部共通選抜と学部別選抜(一般方式)は配点構造がほぼ同じでありながら、試験問題自体は別物という点が中央大学法学部の入試を複雑にしている最大の要因です。5学部共通選抜は法・経済・商・文・総合政策の受験生が同じ問題を解くのに対し、学部別選抜(一般方式)は法学部単独の独自問題になります。
4方式の違いを一言で
5学部共通選抜と学部別選抜(一般方式)は、どちらも法学部の一般選抜の主戦場で、2026年度は合わせて638名(5学部共通選抜96名+学部別選抜一般方式542名)が募集されました。学部別選抜(共通テスト併用方式)は共通テストの得点力と個別試験の外国語力の両方が問われる方式で、共通テスト利用選抜【単独方式】は個別試験を受けずに共通テストの得点のみで出願できる方式です。4方式は組み合わせて併願できるため、法学部を強く志望するなら複数方式に出願して受験機会を増やす戦略が現実的です。どの方式にどれだけ出願するかは、家庭の受験予算(検定料は方式ごとに異なる)とも関わってくるため、早い段階で家族内で方針を共有しておくと出願直前になって慌てずに済みます。
2026年度実績に見る倍率の違い
2026年度の学部別選抜(一般方式)の結果では、法律学科4教科型は倍率2.7倍・3教科型は倍率4.5倍、政治学科4教科型は倍率2.2倍・3教科型は倍率3.8倍、国際企業関係法学科4教科型は倍率2.9倍・3教科型は倍率3.7倍でした。同じ学科でも3教科型の方が4教科型より倍率が高くなる傾向が2026年度は共通して見られ、募集人員が多い3教科型に志願者が集中しやすい構造がうかがえます。5学部共通選抜は4教科型が倍率2.8倍、3教科型が倍率6.8倍とさらに差が開いており、共通テスト利用選抜【単独方式】は前期選考5教科型が倍率1.9倍(志願者数÷合格者数)である一方、後期選考は倍率7.2倍まで上昇します。倍率の算出方法は方式によって異なり(一般方式・共通テスト併用方式は受験者数÷合格者数、共通テスト利用選抜は志願者数÷合格者数)、単純に数字だけを比較すると実態を見誤りやすい点には注意が必要です。この構造そのものを踏まえたうえで、どの方式・どの教科型に力を入れるかを考えることをおすすめします。
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中央大学法学部とは|学部の特徴と茗荷谷キャンパス
中央大学は1885年(明治18年)、増島六一郎ら18名の法律家により「英吉利法律学校」として創立されたことを起点とし、1889年に東京法学院、その後東京法学院大学と改称を経て、1905年(明治38年)に中央大学と改称しました。法律に強い大学として長い歴史を持ち、法曹関係者を数多く輩出してきたことで知られています。法学部はこの伝統ある大学を構成する学部の一つで、法律学科・国際企業関係法学科・政治学科の3学科体制をとっています。
法律学科・国際企業関係法学科・政治学科、何が違うのか
法律学科は1年次に法学入門・教養・語学などの基礎科目を学んだ後、将来の進路に応じて「法曹」「公共法務」「企業」の3コースから1つを選択する仕組みです。国際企業関係法学科は「法律」「経済」「外国語」の3分野をバランスよく学び、国際社会における企業活動と紛争解決の方策を探る点が法律学科との大きな違いです。政治学科は2年進級時に「公共政策」「地域創造」「国際政治」「メディア政治」の4コースから1つを選び、市民社会・ガバナンス・グローバリゼーションといった現代的な政治課題を学びます。志望理由書や面接的な機会がある場合は、この3学科の理念の違いを理解したうえで自分の関心と結びつけて言語化できると、志望動機の解像度が上がります。
法曹コースなど専門的な学びの選択肢
法律学科には、成績など必要な基準を満たした場合に3年間で学部を卒業し、法科大学院の既修者コース(2年間)へ進学できる「法曹コース」が用意されています。入学後すぐに法曹コースを選ぶ必要はありませんが、法律学科が法律専門職への道筋を明確に用意していることは、法律学科を志望する受験生にとって知っておく価値のある情報です。国際企業関係法学科・政治学科側にも、それぞれの学科理念に沿った幅広い進路を見据えたカリキュラムが用意されています。受験対策の段階では、こうした学部・学科の理念や進路の違いを漠然とでも把握しておくと、志望理由の一貫性が高まります。
学科ごとの募集人員(一般選抜)
一般選抜(5学部共通選抜+学部別選抜一般方式・共通テスト併用方式+大学入学共通テスト利用選抜)における2026年度の募集人員合計は、法律学科582名・国際企業関係法学科121名・政治学科269名で、法学部全体では972名です。法律学科が法学部全体の6割近くを占める最大の募集規模で、国際企業関係法学科は3学科の中で最も募集人員が少ない学科です。
| 学科 | 5学部共通選抜 | 学部別選抜(一般方式) | 学部別選抜(共通テスト併用方式) | 共通テスト利用選抜【単独方式】 |
|---|---|---|---|---|
| 法律学科 | 56名 | 329名 | 52名 | 145名 |
| 国際企業関係法学科 | 15名 | 65名 | 13名 | 28名 |
| 政治学科 | 25名 | 148名 | 26名 | 70名 |
これとは別に、学校推薦型選抜やチャレンジ入学試験など特別入試を含めた学科全体の年間入学定員は、一般選抜の募集人員(表の数字の合計)とは異なる数字です。「一般選抜の募集人員」と「学科全体の入学定員」を混同すると、実質的な合格難易度の見立てを誤りやすいので、この2つの数字は分けて理解しておくことをおすすめします。
茗荷谷キャンパスへの移転
中央大学法学部は2023年4月から、東京都文京区の茗荷谷キャンパスに移転しました。1978年に多摩キャンパス(八王子市)へ移転して以来、45年ぶりの都心回帰となる大きな出来事で、東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅から徒歩1分という利便性の高い立地です。一般選抜の試験会場としても、5学部共通選抜(2月9日)・学部別選抜(2月12日)を含む複数日程で茗荷谷キャンパスが使用されます。ただし出願学部・出願方式によって選択できる試験会場は異なり、英語外部試験利用方式のみ・共通テスト併用方式のみの出願者は多摩キャンパスでの受験となる点には注意が必要です。受験当日の会場を勘違いしないよう、出願時に選択した会場と当日のアクセス経路を事前に確認しておくことをおすすめします。
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一般選抜の入試方式と科目構成|5学部共通選抜・学部別選抜・共通テスト利用選抜の配点・募集人員
ここからは、中央大学法学部の一般選抜の科目構成と配点を、4方式それぞれについて詳しく見ていきます。5学部共通選抜と学部別選抜(一般方式)は配点構造こそ似ていますが、出題される問題も試験日も異なるため、どの方式で出願するかによって対策の優先順位が変わってきます。
出願資格の基本
一般選抜に出願できるのは、高等学校又は中等教育学校を卒業した者、及び卒業見込みの者などが基本です。外国の教育課程を修了した者や高等学校卒業程度認定試験の合格者など、複数の出願資格区分が用意されているため、通常の高校卒業ルート以外で出願を検討している場合は、募集要項の「出願資格」の項目を早めに確認しておくと安心です。
5学部共通選抜の科目構成と配点
5学部共通選抜は、法・経済・商・文・総合政策の5学部が同一の試験問題で受験する方式で、2026年度は2月9日(月)に実施されました。4教科型は外国語・国語・地歴公民・数学の4教科すべてが必須で、3教科型は外国語・国語が必須、地歴公民と数学のうち高得点の1教科を合否判定に使用します。
| 教科 | 出題範囲 | 試験時間 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 外国語 | 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ+論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ | 80分 | 150点(国際企業関係法学科は200点に換算) |
| 国語 | 現代の国語+言語文化(漢文を除く) | 60分 | 100点 |
| 地理歴史・公民 | 歴史総合+日本史探究/歴史総合+世界史探究/公共+政治・経済から1科目選択 | 60分 | 100点 |
| 数学 | 数学Ⅰ+数学Ⅱ+数学A(図形の性質、場合の数と確率)+数学B(数列)+数学C(ベクトル) | 60分 | 100点 |
4教科型の合否判定は4教科4科目450点満点(国際企業関係法学科は500点満点)、3教科型は外国語・国語必須+地歴公民・数学のうち高得点1教科の合計350点満点(国際企業関係法学科は400点満点)です。得点は原則として偏差点(得点をそのまま使うのではなく、教科ごとの難易度差を調整した点数)を使用するため、素点の合計だけで合否ラインを予測するのは難しい方式です。法律学科・国際企業関係法学科・政治学科より第3志望まで選択できる志望順位制で、4教科型・3教科型の併願も可能です。
学部別選抜(一般方式)の科目構成と配点(5学部共通選抜との違い)
学部別選抜(一般方式)は、法学部単独の独自問題によって行われる方式で、2026年度は2月12日(木)に実施されました。教科構成・配点は5学部共通選抜と同じ4教科型450点・3教科型350点(国際企業関係法学科はそれぞれ500点・400点)ですが、試験問題は完全に別物です。
| 教科 | 試験時間 | 配点 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 外国語 | 90分 | 150点(国際企業関係法学科200点) | ― |
| 国語 | 60分 | 100点 | ― |
| 地理歴史・公民 | 60分 | 100点 | 日本史探究・世界史探究・政治経済から1科目、出願時登録制 |
| 数学 | 60分 | 100点 | 受験は出願時登録制 |
見落とせないのが試験時間の違いです。学部別選抜(一般方式)の外国語は90分で、5学部共通選抜の80分より10分長いため、大問数や設問量そのものが異なる可能性があります。地歴公民・数学は受験科目が出願時登録制になっている点も5学部共通選抜と共通ですが、登録していない科目を当日受験することはできないため、出願前にどの科目で受験するかを確定させておく必要があります。
学部別選抜(共通テスト併用方式)の配点
共通テスト併用方式は、大学入学共通テストの得点と中央大学の個別試験(外国語)の得点を合計して合否を判定する方式です。大学入学共通テストの外国語100点+国語200点に、個別試験の外国語の換算得点を加えた合計(個別試験外国語は200点、国際企業関係法学科は300点に換算)で判定します。
| 教科 | 内容 | 配点 |
|---|---|---|
| 共通テスト外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語から1科目選択 | 100点 |
| 共通テスト国語 | 国語 | 200点 |
| 個別試験外国語 | 学部別選抜(一般方式)と共通の試験問題 | 200点(国際企業関係法学科300点) |
合否判定は700点満点(国際企業関係法学科は800点満点)です。個別試験は外国語のみで、地歴公民・数学は共通テストの得点を使わないため、共通テストで国語・外国語の得点が伸びた受験生にとって狙いやすい方式といえます。2026年度の募集人員は91名(法律学科52名・国際企業関係法学科13名・政治学科26名)で、5学部共通選抜・学部別選抜(一般方式)よりも枠は小さめです。
大学入学共通テスト利用選抜【単独方式】の配点
共通テスト利用選抜【単独方式】は、個別試験を課さず、大学入学共通テストの得点のみで合否を判定する方式です。前期選考には5教科型と3教科型があり、後期選考は3教科相当の得点で判定されるという構成になっています。
| 選考区分 | 教科構成 | 配点 |
|---|---|---|
| 前期選考(5教科型) | 外国語+国語+地歴公民・数学・理科から高得点3科目 | 600点満点 |
| 前期選考(3教科型) | 外国語+国語+地歴公民・数学・理科から1科目 | 700点満点 |
| 後期選考(5教科型) | 前期選考5教科型と同様の教科構成 | 550点満点 |
検定料は個別試験を課す3方式(5学部共通選抜・学部別選抜一般方式・共通テスト併用方式)がいずれも35,000円である一方、共通テスト利用選抜【単独方式】は個別試験がないため検定料が15,000円と抑えられています。共通テストの結果が出てから追加で出願を検討しやすい方式である点も特徴です。
4方式をどう組み合わせるか
4方式の特徴を踏まえると、法学部を第一志望とする受験生にとって現実的な組み合わせ方はいくつか考えられます。最も受験機会を増やせるのは5学部共通選抜・学部別選抜(一般方式・共通テスト併用方式)・共通テスト利用選抜のすべてに出願するパターンで、共通テスト利用選抜(1月出願)、5学部共通選抜(2月9日)、学部別選抜(2月12日)の順に受験機会が巡ってきます。この場合、検定料は5学部共通選抜・学部別選抜(一般方式)・共通テスト併用方式がそれぞれ35,000円、共通テスト利用選抜が15,000円かかるため、合計で10万円を超える出費になる点は事前に家庭内で共有しておく必要があります。共通テストの手応えが芳しくなかった場合は、共通テスト利用選抜への出願を見送り、5学部共通選抜・学部別選抜(一般方式)の対策に集中するという判断も選択肢の一つです。
2026年度の出願期間・試験日(参考)
2026年度の日程は、5学部共通選抜・学部別選抜(一般方式・共通テスト併用方式)の出願締切がいずれも1月24日(土)でした。試験日は5学部共通選抜が2月9日(月)、学部別選抜が2月12日(木)で、5学部共通選抜の合格発表は2月20日(金)、学部別選抜の合格発表は2月24日(火)とされていました。これらはあくまで2026年度の実績であり、2027年度の出願期間・試験日は本記事執筆時点でまだ公表されていません。例年11月頃に翌年度分の募集要項が公表される傾向があるため、公表され次第、中央大学の公式サイトで最新の日程を必ず確認してください。
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科目別の出題傾向|英語・国語・地歴公民数学で何が問われるか
ここからは科目別に、中央大学法学部(学部別選抜を中心に)の出題傾向を見ていきます。以下は民間の受験指導サイトが公開している分析にもとづく一般的な傾向であり、大学の公式見解ではありません。過去問の実際の設問内容そのものは著作権の関係で紹介できないため、傾向の要約にとどめます。年度によって出題内容は変わるため、断定的な予想として受け取らないようご注意ください。
英語の出題傾向
法学部の英語(学部別選抜、90分)は、大問8題という比較的多い構成で、記述式とマーク式が明確に分かれる傾向が指摘されています。大問1〜2が英文和訳・和文英訳を中心とした記述式、大問3〜6が文法・語法・語彙などの知識問題、大問7〜8が長文読解という構成が続いているとされます。GMARCHの中でも知識系問題の比率がやや高い傾向にあると指摘されており、読解問題の素材は論説文から物語・随筆まで幅広いテーマが出題されるとされます。全体の英文量も多いため、限られた時間の中で記述・知識・読解の3種類の設問を確実に処理する時間配分の設計が特に重要になる科目です。
国語の出題傾向
国語(60分)は、現代文2題・古文1題の計3題構成とされ、現代文は法律論・政治論・哲学論をはじめ心理学論・進化論・脳科学論など多種多様なテーマの評論文が出題される傾向が指摘されています。硬質すぎる文章は少なく比較的読みやすいものが多いとされる一方、大問1では30〜60字程度の記述式の説明問題が出題されるとされ、選択肢を選ぶだけでなく自分の言葉でまとめる力も問われます。漢字の書き取りは必出とされ、四字熟語や語句の意味を問う設問も見られるとされます。古文は古代〜中世の物語を中心に、随筆・紀行文・説話・日記・歌論など幅広い題材から出題される傾向があり、文語文法から内容解釈までの総合的な読解力と、歴史的背景を含めた古典常識が問われるとされます。難易度自体は標準レベルとされ、基礎知識の有無が得点差につながりやすい科目です。
地歴公民数学(選択科目)の出題傾向
地歴公民のうち日本史は、テーマ史を中心にリード文形式の穴埋め問題(記述式)・正誤問題・100字程度の論述問題が出題される傾向にあるとされます。法学部らしく政治史に加え、法制度の変遷や統治機構の仕組みが重視される出題が目立つとされ、史料をもとにした正誤判定など専門性の高い設問も見られるとされます。世界史は大問3題・試験時間60分程度で、正誤問題と語句問題を中心にテーマ史が頻出とされ、時代・地域に苦手分野を作らない幅広い学習が求められるとされます。政治・経済は大問3〜4題構成でマーク式と記述式が併用される傾向にあり、「日本の政治制度」に関する出題が頻出とされ、年号と出来事・法律名・条約を関連付けて覚える学習が有効とされます。数学を選択する場合は、5学部共通選抜・学部別選抜とも「数学Ⅰ+Ⅱ+A+B+C」という範囲の広さを踏まえ、幅広い単元を標準レベルまで仕上げておく必要があります。
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科目別の対策の方針
出題傾向を踏まえ、ここからは科目別の対策の方向性を整理します。英語は知識問題での取りこぼしを減らす精度、国語は記述問題への対応力と古文の基礎固め、地歴公民数学はテーマ史・制度理解を軸にした学習がそれぞれのカギになります。
英語の対策
大問8題・90分という構成を踏まえると、まず時間配分の感覚を早めに身につけることが重要です。知識系の大問3〜6に30分程度、読解の大問7〜8に30分程度、記述の大問1〜2に30分程度を充てる配分を目安に、過去問演習を通じて自分に合った時間配分を確立しておくとよいでしょう。知識系の設問を先に終わらせて得点源を確保してから、時間のかかる読解・記述に取り組むという順番が有効とされます。文法・語法・語彙の知識は、単なる暗記にとどまらず、和文英訳・英文和訳の記述問題でも運用できるレベルまで仕上げておくと、複数の大問で得点力が上がります。読解では、指示語・代名詞が何を指すかを都度確認しながら読む精読の習慣を高2のうちから身につけておくと、本番での読み違いを減らせます。
国語の対策
現代文は、法律論・政治論・哲学論など多様なテーマの評論文を読み慣れることが土台になります。新書レベルの評論文を日常的に読み、30〜60字程度で要点をまとめる記述練習を積むことが、記述式の説明問題への対策として有効とされています。あわせて、設問が何を尋ねているのかを一度自分の言葉で言い換えてから解答をまとめる習慣をつけておくと、字数制限の中で要点を落とさずにまとめやすくなります。古文は文語文法・古文単語の習熟が前提となる標準レベルとされるため、基礎的な文法・単語を高2までに一通り固め、高3では現代語訳・古典常識まで対応できる状態を目指すのが理想です。漢字の書き取りは必出とされているため、現代文・古文の読解対策と並行して、漢字・語彙の学習も継続しておくことをおすすめします。塾や家庭教師を活用する場合の費用感については大学受験の塾費用は年間いくら?学年別相場と安く抑える方法でも詳しく取り上げているので、あわせて参考にしてください。
地歴公民数学の対策
日本史・世界史を選ぶ場合は、テーマ史形式の出題に慣れるため、教科書の記述を丸暗記するのではなく、時代背景や制度の目的を自分の言葉で説明できるレベルまで理解を深めておくと安心です。日本史は法制度の変遷や統治機構の仕組みが重視される傾向があるとされるため、政治史の学習と合わせて制度の成り立ちまで押さえておくと得点につながりやすくなります。政治・経済を選ぶ場合は、教科書レベルの知識に加えて「日本の政治制度」に関する出題が頻出とされる点を踏まえ、条約・法律名・年号をセットで覚えておくと対応しやすくなります。数学を選ぶ場合は、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cという範囲の広さを踏まえ、特定の単元に偏らず標準レベルの問題集を1冊仕上げる形で全範囲をカバーしておくことが得点の安定につながります。
過去問演習の進め方
過去問演習を始める時期は、遅くとも高3の夏休みが一つの目安です。最初から本番同様の制限時間で解くのではなく、まずは科目ごとの大問構成に慣れることを優先し、慣れてきた段階で時間を計る演習に移行するという2段階のステップを踏むと、挫折しにくくなります。演習後は正誤の確認だけで終わらせず、間違えた設問について「知識不足」「時間不足」「記述の要点ずれ」のどれが原因だったかを記録しておくと、次の演習で意識すべきポイントが明確になります。中央大学法学部は5学部共通選抜・学部別選抜(一般方式)で科目構成が共通しているため、片方の過去問演習で培った力を、もう片方の対策にもそのまま転用できる点は効率化のポイントです。
私立大学・他学部との併願対策との両立
中央大学法学部を第一志望としながら、他のGMARCH各大学や早慶上智を併願するご家庭は少なくありません。私立大学文系は大学ごとに複数の選抜方式を持つケースが多く、中央大学の4方式と、併願校の選抜方式とでは出願スケジュールの組み方自体が変わってきます。併願校対策に時間を割きすぎて中央大学向けの対策が手薄にならないよう、高3の秋以降は志望校ごとに「今週はどの大学の過去問を優先するか」を明確にしながら演習時間を配分する工夫が有効です。共通テスト併用方式・共通テスト利用選抜で併願する大学がある場合は、共通テストの得点をどちらにも活かせるため、共通テスト対策の比重を計画的に高めておくと併願戦略全体の効率が上がります。私大文系の複数選抜方式を比較検討する際の考え方は学習院大学法学部の入試傾向と対策でも取り上げているので、あわせて参考にしてください。
5学部共通選抜・学部別選抜・共通テスト利用選抜、どれを軸にするかも一緒に考えられます
試験問題も配点も異なる4方式のうち、どれにどれだけ比重を置くべきかを、現在の得意分野をもとに個別に相談できます。
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学習スケジュールの立て方|逆算計画と学年別の目安
中央大学法学部は、5学部共通選抜・学部別選抜(一般方式・共通テスト併用方式)・共通テスト利用選抜という4方式それぞれで問題や配点の細部が異なるため、直前期にまとめて対策するのではなく、学年ごとに積み上げる逆算型のスケジュールが現実的です。
高1のうちにやっておきたいこと
高1の間は、受験科目を絞り込む前の土台作りの時期です。英語・数学は積み上げ型の科目のため、高1のつまずきを高3まで持ち越さないことを最優先にしてください。英単語・英文法の基礎は、定期テストのたびに振り返りながら確実に固めておくと、高2以降の演習量を増やす土台になります。国語は、この時期から新書や評論文を読む習慣をつけておくと、高3で本格的な読解・記述対策に入った際の伸びが早くなります。地歴公民のどの科目を選択科目にするかは、高1の授業内容への関心や得意不得意を見ながら少しずつ絞り込んでいくとよいでしょう。
高2のうちにやっておきたいこと
高2は、5学部共通選抜・学部別選抜・共通テスト利用選抜のどの方式を軸にするかを意識し始める時期です。英語の単語・文法、選択予定の地歴公民数学の教科書レベルの理解は、高2の終わりまでに一通り仕上げておきたいところです。高2の後半からは志望校を意識した模試を受け始め、記述式とマーク式が併用される中央大学の出題形式に近い問題に触れておくと、高3でのギャップを減らせます。国語は現代文の評論文読解・記述練習に加え、古文の文語文法・単語も高2のうちに基礎を固めておくと、高3で過去問演習に入った際のスタートラインが変わってきます。
高3からの逆算スケジュール
高3以降は、5学部共通選抜・学部別選抜(一般方式)対策を軸にしつつ、共通テスト併用方式・共通テスト利用選抜も見据えて対策を進める時期になります。4方式のうちどれに出願するかをこの時期に固めておくと、直前期の対策の的が絞りやすくなります。おおまかな目安は次の通りです。
| 時期 | 取り組みの目安 |
|---|---|
| 高3春〜夏 | 英語の知識問題・読解問題を並行して鍛え、国語は評論文の記述練習・古文の読解演習量を増やす |
| 高3夏〜秋 | 過去問演習を開始し、大問ごとの時間配分と得点の取りこぼしを確認していく |
| 高3秋〜共通テスト直前 | 共通テスト対策の比重を一時的に高める。共通テスト利用選抜・共通テスト併用方式での出願も視野に入れる |
| 共通テスト後〜5学部共通選抜・学部別選抜 | 共通テストの自己採点をもとに、5学部共通選抜(2月上旬)・学部別選抜(2月中旬)に向けて英語・国語・選択科目の総仕上げに専念 |
共通テスト後から5学部共通選抜・学部別選抜までの期間は限られているため、英語・国語・地歴公民数学の総仕上げを効率よく進める計画を事前に立てておく必要があります。過去問演習の段階から、大問ごとに「制限時間内に着手できたか」「どの設問で時間を使いすぎたか」を記録しておくと、直前期の優先順位づけがスムーズになります。
共通テスト併用方式・共通テスト利用選抜も見据える場合の注意点
共通テスト併用方式・共通テスト利用選抜を併願する場合、個別試験対策とは別に共通テストそのものの得点力が問われることを早めに意識しておく必要があります。共通テスト併用方式は個別試験が外国語のみのため、共通テストの国語・外国語の得点力がそのまま合否に直結しやすい方式です。5学部共通選抜・学部別選抜(一般方式)対策で培った読解力・語彙力は共通テストにもある程度活かせますが、共通テスト特有のマーク形式・時間配分には別途慣れておく必要があります。高3の秋以降は、共通テスト模試の結果を見ながら、個別試験対策と共通テスト対策のどちらにどれだけ時間を配分すべきかを定期的に見直すことをおすすめします。
浪人生・再受験生が押さえておきたいポイント
高卒生(浪人生)が中央大学法学部を再受験する場合、5学部共通選抜・学部別選抜(一般方式・共通テスト併用方式)・共通テスト利用選抜のいずれについても、受験する年度の情報を新たに確認し直す必要があります。現役時の倍率をそのまま前提にすると、方式・教科型・学科ごとの差の大きさに対応できなくなるリスクがあります(2026年度は法律学科3教科型が倍率4.5倍である一方、4教科型は2.7倍でした)。浪人期間は、現役時に手薄だった科目や、配点の大きい外国語を重点的に立て直す期間と位置づけ、春の時点で1年間の到達目標を月単位で区切っておくと、夏以降の過去問演習にスムーズに移行しやすくなります。予備校の集団授業に通う場合と、必要な科目だけをオンライン家庭教師で補う場合とでは費用感が大きく異なるため、1年間の総予算をあらかじめ決めたうえで指導形態を選ぶことをおすすめします。
模試の活用法とスケジュールの見直し方
逆算スケジュールは、一度立てたら固定するものではありません。記述式模試の答案返却をきっかけに、科目ごとの配分を定期的に見直すことが、複数の選抜方式を持つ中央大学法学部では特に重要になります。模試の判定そのものよりも、記述式の設問でどの程度部分点を積み上げられているか、選択式の設問でどの分野を落としているかという中身を確認する習慣をつけると、次の模試までに何を優先すべきかが具体的に見えてきます。特に高3の夏以降は、模試の答案を受け取ったら1週間以内に「今回の失点原因」と「次回までの対策」を書き出しておくと、直前期に同じ失点パターンを繰り返すリスクを減らせます。
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独学で目指す場合の壁と対処法
中央大学法学部は、5学部共通選抜・学部別選抜(一般方式・共通テスト併用方式)・共通テスト利用選抜という4方式それぞれで配点構造や試験問題が異なるという情報の複雑さが特徴の入試です。知識のインプットは独学でも十分進められますが、記述問題の採点基準や4方式の使い分けの見極めは独学だけでは難しい面があります。ここでは、独学で目指す場合によくぶつかる壁と、その対処法を整理します。
壁1: 記述式設問の採点基準が独学ではわからない
英語の英文和訳・和文英訳、国語の記述・説明問題など、記述式の設問が多く、採点基準は大学から公表されていません。参考書の模範解答と見比べるだけでは、「自分の答案がどこで減点されているのか」を正確に把握するのが難しいというのが独学最大の壁です。特に国語は、30〜60字程度の説明問題で「どこまでの要素を盛り込めば正解になるか」の線引きが独学だと曖昧になりがちで、古文の現代語訳も、文法の理解が浅いまま解答を丸暗記してしまうと、初見の文章に対応できなくなるリスクがあります。英文和訳・和文英訳についても、文法的には大きな誤りがなくても、より自然で減点されにくい表現が他にあるケースは多く、自分の答案を客観的に見比べる相手がいないまま演習を重ねると、同じクセを直せないまま本番を迎えてしまうことがあります。
壁2: 5学部共通選抜・学部別選抜・共通テスト利用選抜、4方式の使い分けが独学では判断しにくい
中央大学法学部は、募集人員・配点・試験日が方式ごとに異なる4方式を持っています。どの方式にどれだけ出願・対策の比重を置くべきかという戦略的な判断は、情報収集だけでは最適解にたどり着きにくいという構造的な難しさがあります。特に学部別選抜(共通テスト併用方式)は個別試験が外国語のみという特殊な構成のため、共通テストの国語・外国語が得意な受験生にとっては有利になりやすい一方、この方式の存在自体を見落としたまま出願直前になって気づくケースも少なくありません。第三者に4方式それぞれの特徴を整理してもらいながら、自分の状況に合った出願計画を立てられると、こうした手探りの期間を短縮しやすくなります。特に共通テスト利用選抜は個別試験を課さない分、共通テストの結果が出てから出願の可否を判断できる利点があり、出願戦略の選択肢として過小評価されがちな方式でもあります。
壁3: 学科・教科型ごとの倍率変動が大きく計画がぶれやすい
ここまで見てきた通り、中央大学法学部は法律学科・国際企業関係法学科・政治学科で倍率の水準が異なり、さらに同じ学科でも4教科型と3教科型で倍率が大きく変わります(2026年度、法律学科は4教科型2.7倍・3教科型4.5倍)。「去年の倍率なら大丈夫」という前提で学習量を決めると、対応が後手に回りかねません。独学の場合、こうした方式・教科型ごとの数字の違いを自分だけで継続的に追いかけ続けるのは意外と負担が大きく、学習計画を立てる段階、あるいは定期的な振り返りのタイミングで、第三者に最新の入試結果を踏まえた進捗確認をしてもらえると、こうしたロスを防ぎやすくなります。特に高3の秋以降は、5学部共通選抜対策・学部別選抜対策・共通テスト対策の3つを同時並行で進める必要が出てくるため、独学のまま計画管理まで自己流で行うと、どれか1つが手薄になりがちです。週単位で各方式の対策にどれだけ時間を配分できているかを可視化しておくだけでも、偏りへの気づきが早くなります。
対処法: 状況に応じてプロの視点を取り入れる
こうした壁への現実的な対処法は、すべてを塾に任せるのではなく、「独学で進められる範囲」と「第三者の視点が必要な範囲」を切り分けることです。知識のインプットや基礎演習は独学で進めながら、記述答案の添削や4方式の使い分け判断など、独学では検証しづらい部分だけをプロ講師に依頼するという使い方であれば、費用を抑えながら独学の弱点を補えます。
| 取り組み方 | 独学で対応しやすい範囲 | 第三者の視点が有効な範囲 |
|---|---|---|
| 英語 | 単語・文法・語法の暗記、長文の多読 | 英文和訳・和文英訳の添削、時間配分の調整 |
| 国語 | 古文単語・文語文法の暗記、漢字の書き取り | 現代文の記述・説明問題の添削 |
| 地歴公民数学 | 教科書レベルの暗記、標準問題の反復演習 | 時代背景・制度理解の深掘り、選択科目の最終決定 |
| 出願戦略 | 各方式の募集要項の確認 | 4方式の使い分け・併願プランの設計 |
1対1のオンライン家庭教師であれば、必要な科目・必要な時間だけを選んで依頼できるため、「国語の記述添削だけ」「出願戦略の相談だけ」といった絞った使い方もしやすくなります。すべての科目を塾に切り替える必要はなく、独学で伸ばせている部分はそのまま独学を続け、記述の精度や戦略設計が頭打ちになっている部分だけをスポットで依頼するという発想を持つと、費用対効果の高い受験勉強につながります。特に4方式の使い分けや併願プランの設計は、一度整理してもらえれば以降は本人が主体的に進められることが多いため、学習の初期段階で一度プロに相談し、方向性を固めてから独学に戻るという使い方も選択肢の一つです。学習計画の立て方そのものに不安がある場合は大学受験の勉強法|成績が伸びる正しい進め方も参考にしてください。
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よくある質問(FAQ)
5学部共通選抜と学部別選抜、どちらを重視すべきですか?
どちらも法学部の一般選抜の主戦場で、募集人員は5学部共通選抜が96名、学部別選抜(一般方式)が542名と、学部別選抜(一般方式)の方が募集人員は多く設定されています。試験問題は別物のため、両方に出願して受験機会を増やす戦略も現実的です。
法学部で英語外部試験利用方式は使えますか?
使えません。学部別選抜(英語外部試験利用方式)は経済学部・商学部など一部学部のみで、法学部では募集がありません。英語資格を活かして出願したい場合は、他の併願先での活用を検討することになります。
共通テスト併用方式だけで出願することはできますか?
できます。共通テスト併用方式は共通テストの得点(外国語・国語)と個別試験の外国語の得点を合計する方式で、5学部共通選抜・学部別選抜(一般方式)との併願も可能です。個別試験の負担を外国語1科目に絞りたい受験生に向いた方式です。
法律学科・国際企業関係法学科・政治学科、どちらを選べばよいですか?
法律学科は法曹コースなど法律専門職を見据えた学びが用意され、国際企業関係法学科は「法律」「経済」「外国語」をバランスよく学びます。政治学科は市民社会・ガバナンス・グローバリゼーションなど現代的な政治課題を学ぶ点が異なります。自分が法律そのものに強い関心があるか、国際的な企業活動に関心があるか、政治・社会の幅広いテーマに関心があるかを基準に検討するとよいでしょう。
4教科型と3教科型、どちらの倍率が低いですか?
2026年度の学部別選抜(一般方式)では、法律学科は4教科型が倍率2.7倍・3教科型が倍率4.5倍、政治学科は4教科型が倍率2.2倍・3教科型が倍率3.8倍でした。2026年度は3学科とも4教科型の方が3教科型より倍率が低い結果でしたが、年度によって変動するため、最新年度の情報は出願直前まで確認することをおすすめします。
浪人しても中央大学法学部は受験できますか?
受験できます。浪人生・既卒生も出願資格を満たせば一般選抜(5学部共通選抜・学部別選抜・共通テスト利用選抜)に出願可能です。浪人期間の使い方としては、現役時に手薄だった科目や、配点の大きい外国語を重点的に立て直す1年間の計画を立てるのが基本です。
2027年度の募集要項はいつ公表されますか?
本記事執筆時点(2026年9月)では公表されていません。中央大学の一般選抜募集要項は例年11月頃に公表される傾向があると考えられますが、確定した公表時期は大学から発表されていません。募集要項が公表される前でも、法学部の公式サイトに掲載されている入試方式の枠組み(5学部共通選抜・学部別選抜・共通テスト利用選抜の4方式であること、法律学科・国際企業関係法学科・政治学科の3学科であることなど)は例年大きくは変わらない傾向にありますが、配点や募集人員の詳細は必ず最新の募集要項で確認してください。中央大学の入試情報ページを定期的に確認することをおすすめします。
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まとめ|中央大学法学部合格への次の一歩
中央大学法学部の入試は、5学部共通選抜・学部別選抜(一般方式・共通テスト併用方式)・大学入学共通テスト利用選抜【単独方式】という4方式で構成され、それぞれ配点構造や試験問題、募集人員が異なります。配点だけを見て5学部共通選抜と学部別選抜(一般方式)を同一視すると、試験問題そのものが別物であるという事実を見落としかねません。まずは自分がどの方式に出願するかを早めに絞り込み、その配点構造と試験形式に合わせて対策の優先順位を決めることが欠かせません。
法律学科・国際企業関係法学科・政治学科で倍率の水準が異なり、さらに同じ学科でも教科型によって倍率が変わる(2026年度、法律学科は4教科型2.7倍・3教科型4.5倍)という事実からもわかる通り、「去年の倍率なら大丈夫」という発想は禁物です。配点比率だけを見て科目の優先順位を決めるのではなく、英語・国語・地歴公民数学それぞれでどれだけ得点できるかを軸に学習計画を組むことが、この学部の入試傾向に合った対策の考え方だといえます。
浪人・再受験を検討している場合や、他のGMARCH各大学・早慶上智との併願を考えている場合も、基本的な考え方は変わりません。本選抜の配点に直結する科目を正確に把握し、そこに学習時間を優先的に配分することが、複数の選抜方式を持つ中央大学法学部では特に効いてきます。現役生・浪人生を問わず、今の学力と本番で必要な得点との差を定期的に数値で確認しながら計画を修正していくことが、結果的に最短距離の対策につながります。法律学科・国際企業関係法学科・政治学科のどちらを軸にするか、4方式のどこまで出願するかといった判断は、受験生本人だけで抱え込まず、保護者や指導者と早めに共有しておくことも、直前期の混乱を防ぐうえで大切です。
本記事の情報は執筆時点(2026年度学生募集要項、および2026年度入試データ)のものです。2027年度の学生募集要項は執筆時点で未公表のため、入試制度・配点・募集人員は変更される可能性があります。出願前には必ず中央大学公式サイト・最新の学生募集要項でご確認ください。
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5学部共通選抜・学部別選抜・共通テスト利用選抜、どれを軸にするかも一緒に考えられます
試験問題も配点も異なる4方式のうち、どれにどれだけ比重を置くべきかを、現在の得意分野をもとに個別に相談できます。
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