「國學院大学法学部を第一志望にしたが、A日程だけで3教科型・最高得点科目重視型・学部学科特色型・英語外部試験利用型と4方式もあり、B日程・V方式(共通テスト利用)まで含めるとどれから手を付ければよいのかわからない」——このような相談は少なくありません。結論から言うと、A日程3教科型・最高得点科目重視型は国語100点+外国語100点+選択科目100点の合計300点という共通の科目構成を土台にしながら、判定方法だけが方式ごとに変わる設計になっています。
國學院大学法学部は、法律学科(法律専攻・法律専門職専攻)と政治学科(政治専攻)ではなく、法律学科の中に法律専攻・法律専門職専攻・政治専攻という3専攻を置く構成をとっており、令和8(2026)年度一般選抜の結果では法律専攻のA日程3教科型が倍率4.0倍、政治専攻の同方式が倍率4.4倍と、専攻によって難易度に差が見られます。この記事では、國學院大学が公表している直近の一般選抜情報をもとに、A日程(4方式)・B日程・V方式それぞれの科目構成と配点、科目別の出題傾向と対策の方針、学年別の学習スケジュール、独学で目指す場合に直面しやすい壁までを整理してお伝えします。
先にお断りしておくと、本記事で紹介する配点・募集人員・倍率などの数字は、國學院大学公式サイトが「令和8年度参考」として公開している一般選抜募集人員一覧、A日程・B日程・V方式の科目配点資料、および大学受験パスナビ(旺文社)が公開している令和8年度入試結果に基づくものです。本記事執筆時点(2026年9月)では、令和9(2027)年度の一般選抜入学試験要項はまだ公表されておらず、10月下旬頃の公開が予告されています。入試制度は年度によって変更されることがあるため、出願にあたっては必ず國學院大学の公式サイトおよび最新の入学試験要項でご確認ください。
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【結論】國學院大学法学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント
まず全体像を数字で押さえます。國學院大学法学部の一般選抜には、大学独自問題を課す「A日程(全学部統一)」、同じく大学独自問題の「B日程」、大学入学共通テストの成績のみで判定する「V方式」の3日程があり、さらにA日程の中に4つの判定方式が並立しています。
| 日程・方式 | 試験日(令和8年度参考) | 科目構成 | 配点合計 |
|---|---|---|---|
| A日程 3教科型 | 2/2 | 国語100+外国語100+選択科目100 | 300点 |
| A日程 最高得点科目重視型 | 2/3 | 同上(判定は偏差値換算) | 300点(偏差値2倍換算) |
| A日程 学部学科特色型 | 2/4 | 同上(上位2科目で判定) | 300点中上位2科目 |
| A日程 英語外部試験利用型 | 2/4 | 国語100+選択科目100+英語外部検定 | 200点相当 |
| B日程 | 3/2 | 国語100+数学または外国語100 | 200点 |
| V方式(共通テスト利用) | 1/16・1/17 | 国語200+外国語200+選択200(最高得点科目を2倍) | 800点 |
出典: 國學院大學公式サイト「一般選抜入学試験」ページ内資料(令和8年度参考)。A日程の4方式はいずれも国語・外国語・選択科目という同じ3科目を受験する場面が多いにもかかわらず、判定方法がまったく異なります。3教科型は単純合計、最高得点科目重視型は偏差値換算のうえ得意科目の偏差値を2倍、学部学科特色型は3科目のうち上位2科目だけを採用、英語外部試験利用型は英語の個別試験自体を受けず外部検定スコアを出願要件として国語・選択科目の2科目で受験します。
4つのA日程判定方式を一言で
3教科型はバランスよく得点できる受験生向けの均等配点方式で、3科目の得点をそのまま合計して判定する、最もオーソドックスな方式です。最高得点科目重視型は、得点を偏差値に換算したうえで最も成績の良かった科目の偏差値を2倍にする方式で、得意科目に自信がある受験生に向いています。学部学科特色型は、3科目とも受験は必須ですが、判定に使われるのは得点の高い2科目だけという法学部独自の設計です。英語外部試験利用型は、大学独自の英語試験を受けず、英検などの外部検定スコアを出願要件として満たしたうえで国語・選択科目の2科目のみで勝負する方式で、英語の資格試験対策に力を入れてきた受験生にとって選択肢になり得ます。学部学科特色型と英語外部試験利用型は同じ2/4に実施され併願できないため、どちらか一方を選ぶ必要があります。
令和8年度実績に見る専攻別倍率の違い
令和8(2026)年度一般選抜の結果を専攻別に見ると、法律専攻はA日程3教科型が志願者871名・受験者842名・合格者213名で倍率4.0倍、法律専門職専攻は志願者119名・受験者117名・合格者30名で倍率3.9倍、政治専攻は志願者207名・受験者200名・合格者45名で倍率4.4倍でした(大学受験パスナビ調べ)。B日程は3専攻とも一桁台後半〜10倍を超える高倍率になりやすい点が特徴的です。
| 専攻 | A日程3教科型倍率 | B日程倍率 | V方式倍率 |
|---|---|---|---|
| 法律専攻 | 4.0倍 | 11.3倍 | 3.0倍 |
| 法律専門職専攻 | 3.9倍 | 8.7倍 | 3.1倍 |
| 政治専攻 | 4.4倍 | 13.7倍 | 4.5倍 |
B日程は募集人員がもともと少なく(法律専攻18名・法律専門職専攻3名・政治専攻3名)、志願者数に対して合格者数が絞られるため、他の日程と比べて倍率が高く出やすい構造になっています。法学部全体で見ても一般選抜合計は募集282名に対し志願者4,185名・受験者4,035名・合格者1,014名(倍率4.0倍、令和7年度は4.3倍)となっており、専攻・日程ごとの内訳を見ずに全体の倍率だけで一喜一憂しないことが大切です。この数字だけを見て「B日程は狙い目ではない」と単純に判断するのではなく、A日程・V方式を含めた併願戦略全体の中でB日程をどう位置づけるかを考えることが大切です。年度による変動もあるため(法律専攻B日程は令和7年度12.5倍→令和8年度11.3倍)、最新の倍率は出願直前まで確認することをおすすめします。
A日程4方式・B日程・V方式、どれを軸にするかも一緒に考えられます
判定方法も出願要件も方式ごとに異なるため、どれにどれだけ比重を置くべきかを、現在の得意分野・検定スコアの有無をもとに個別に相談できます。
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國學院大学法学部とは|3専攻(法律専攻・法律専門職専攻・政治専攻)の特徴
國學院大學は、明治15年(1882年)に皇典講究所として創設されたことを起点とし、大正9年(1920年)に「大学令」による大学として昇格した歴史を持ちます。法学部第一部は昭和38年(1963年)に開設され、以来、法律学・政治学の教育研究拠点として位置づけられてきました。
法律専攻・法律専門職専攻・政治専攻、何が違うのか
國學院大学法学部は、法律学科の中の法律専攻・法律専門職専攻と、政治専攻という3専攻制をとっています。法律専攻は「法律や政治に興味を持ちながらもまだ確固たる将来目標を持っていない人」や「法律専門職以外の分野で活躍することを目指す人」のための専攻で、どの科目を履修するかを学生自身が柔軟に選択できる点が特徴です。法律専門職専攻は、将来、弁護士・裁判官・検察官などの法曹三者を含む法律関係の専門職に就くことを目標とする人向けの専攻で、2年次までに法律学の基礎を幅広く積み上げ式で習得できるようカリキュラムが設計されています。政治専攻は「政治をより正確に理解し、よりよい方向に変えていこうとする人」のための専攻で、政治学の基礎・歴史・分析手法を少人数授業で深めていきます。
専攻ごとのコース制
各専攻にはさらにコースが設けられています。法律専攻には「法律学の基礎と応用コース」「政治と法の基礎コース」、法律専門職専攻には「法曹養成コース」「法律関係職コース」、政治専攻には「分析と応用コース」「理論と歴史コース」があり、入学後の関心の変化に応じてコースを変更することも可能です。志望理由書や面接的な機会がある場合は、専攻とコースの理念の違いを理解したうえで自分の関心と結びつけて言語化できると、志望動機の解像度が上がります。
| 専攻 | 対象イメージ | コース |
|---|---|---|
| 法律専攻 | 将来を決め切っていない人、法律専門職以外を目指す人 | 法律学の基礎と応用/政治と法の基礎 |
| 法律専門職専攻 | 法曹三者など法律関係の専門職を目指す人 | 法曹養成/法律関係職 |
| 政治専攻 | 政治を理解し、よりよい方向に変えたい人 | 分析と応用/理論と歴史 |
卒業までに身につける力(ディプロマ・ポリシー)
國學院大学法学部の卒業認定・学位授与方針では、卒業までに身につけるべき力として3つの柱を掲げています。法律学・政治学の知識を修得し理論を理解・説明できる「知識・技能」、対立する利益を調整し問題の論理的解決を図る「思考力・判断力・表現力」、そして価値観の多様化する現代社会を多角的に理解し主体的に参画する態度の3本柱です。法律専攻では実定法科目・基礎法科目・演習科目を通じて法的問題の解決能力を、法律専門職専攻では導入科目・基礎科目・臨床演習科目を通じて法律学の基礎を、政治専攻では入門科目・演習科目・政治史科目を通じて政治学の理解を、それぞれ段階的に積み上げていくカリキュラム編成になっています。志望理由書や面接で学びの姿勢を問われる場面があれば、こうした教育目標との接続を意識して言語化すると説得力が増します。
法学部が求める人材(アドミッション・ポリシー)
國學院大学法学部は、法律学・政治学に関する知識・理論を理解し、これらを活用して価値観の多様化する現代社会に主体的に参画できる人材の育成を掲げています。入学者受入れ方針では、入学までに「国語」「外国語」「地理歴史」「公民」、基礎的な「数学」「理科」の学習を求めるとしており、特定の科目だけを深く仕上げるより、主要教科をバランスよく固めておくことが前提とされていることがわかります。一般選抜(A日程・B日程)は個別学力試験によって「本学部で学ぶ分野に関連する教科・科目についての基礎学力」を測る位置づけとされ、V方式は大学入学共通テストによって知識・思考力・判断力・表現力を測る位置づけとされています。
令和8年度の募集人員(専攻別内訳)
令和8(2026)年度の一般選抜募集人員は、法律専攻がA日程162名(3日間合計)・B日程18名・V方式22名、法律専門職専攻がA日程36名・B日程3名・V方式3名、政治専攻がA日程32名・B日程3名・V方式3名です。A日程の募集人員は3教科型・最高得点科目重視型・学部学科特色型/英語外部試験利用型を合わせた3日間の合計人数であり、方式ごとの内訳は大学から公表されていません。これとは別に総合型選抜・学校推薦型選抜の募集枠もあるため、一般選抜だけが入学ルートのすべてではない点も押さえておくとよいでしょう。総合型選抜・学校推薦型選抜には、法律学・政治学への強い関心と学ぶ意欲を重視する公募制自己推薦(AO型)や、指定校推薦(法律専攻・政治専攻のみ募集)など複数の入試制度が用意されており、一般選抜での学力に加えて、活動実績や志望理由の言語化に自信がある受験生にとっては検討の価値がある選択肢です。
| 専攻 | A日程(3日間合計) | B日程 | V方式 |
|---|---|---|---|
| 法律専攻 | 162名 | 18名 | 22名 |
| 法律専門職専攻 | 36名 | 3名 | 3名 |
| 政治専攻 | 32名 | 3名 | 3名 |
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一般選抜の入試方式と科目構成|A日程・B日程・V方式(共通テスト利用)の配点・募集人員
ここからは、國學院大学法学部の一般選抜の科目構成と配点を、A日程(4方式)・B日程・V方式のそれぞれについて詳しく見ていきます。日程が違うだけでなく、同じA日程の中でも判定方法が4通りに分かれるため、どの方式で出願するかによって対策の優先順位や当日の戦い方が変わってきます。
A日程 3教科型・最高得点科目重視型の科目構成と配点
A日程は全学部統一日程で実施され、法学部の試験会場は渋谷キャンパスです。3教科型(2/2)と最高得点科目重視型(2/3)は、科目構成そのものは共通で国語100点・外国語100点・選択科目100点の合計300点です。
| 教科 | 出題範囲 | 試験時間 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 国語【必須】 | 現代の国語・言語文化(近代以降の文章40点、古文40点、漢文20点) | 60分 | 100点 |
| 外国語【必須】 | 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ | 60分 | 100点 |
| 選択科目【必須・出願時に選択】 | 日本史・世界史・公民・数学①(数学Ⅰ、数学A図形の性質・場合の数と確率)から1科目 | 60分 | 100点 |
判定方法だけが2つの方式で異なります。3教科型は3科目の得点をそのまま合計する均等配点方式で、最高得点科目重視型は3科目の得点をいったん偏差値に換算したうえで、最も成績の良かった科目の偏差値を2倍にして合否判定に用います。得意科目がはっきりしている受験生は最高得点科目重視型、3科目まんべんなく得点できるタイプの受験生は3教科型が向いていると考えられます。選択科目で数学を選ぶ場合、法学部は数学①(数学Ⅰ・数学A<図形の性質、場合の数と確率>)を選択する決まりになっている点も見落とせません。
A日程 学部学科特色型・英語外部試験利用型の科目構成と配点
学部学科特色型(2/4)は、國語・外国語・選択科目の3科目を受験すること自体は3教科型と同じですが、判定に使われるのは3科目のうち得点の高い上位2科目だけという法学部独自の仕組みです。2倍換算される科目はなく、単純に上位2科目の合計点で合否が決まります。「3科目のうち1科目が苦手」という受験生にとっては、その1科目の失点をある程度カバーできる方式だといえます。
英語外部試験利用型(2/4、学部学科特色型との併願不可)は、本学独自の英語試験を課さず、英語検定試験のスコアを出願要件として提出する方式です。法学部の出願要件はCEFR A2以上とされ、実用英語技能検定(英検)なら準2級相当(CSEスコア1700〜1949)が目安になります。試験当日は国語100点・選択科目100点の2科目(いずれも出願時に選択)を受験し、判定方法は2科目合計のうえで、選択科目と国語のうち成績上位の科目を2倍換算するというものです。英語の資格試験対策を先に進めてきた受験生にとっては、当日の受験科目数を2科目に絞れる利点があります。
| CEFRレベル | 本学換算点(目安) | 実用英語技能検定(英検)の目安 |
|---|---|---|
| B1以上 | 70点 | 準1級(CSE1950以上)〜2級(CSE1950) |
| A2以上 | 50点 | 準2級(CSE1700〜1949) |
換算点や利用可能な検定試験の詳細(TOEIC・GTEC・TEAP・ケンブリッジ英語検定・TOEFL iBT・IELTSなど)は年度によって更新される可能性があるため、出願を検討する場合は必ず最新の入学試験要項で確認してください。
V方式(大学入学共通テスト利用)の配点
V方式は、大学独自の個別試験を課さず、大学入学共通テストの成績のみで合否を判定する方式です。法学部は法律専攻・法律専門職専攻・政治専攻の3専攻とも出願可能で、複数専攻の併願もできます。
| 教科 | 共通テストでの扱い | 換算後の配点 |
|---|---|---|
| 国語【必須】 | 『国語』(110点満点を200点に換算) | 200点 |
| 外国語【必須】 | 『英語』(リーディング・リスニング各100点)ほか | 200点 |
| 地歴公民または数学(選択) | 第1解答科目のみ利用可(100点満点を2倍換算) | 200点 |
この3科目(国語・外国語・選択科目)をそれぞれ200点満点に換算したうえで、3科目のうち最も得点の高かった科目をさらに2倍にして、合計800点満点で合否を判定する仕組みになっています。個別試験を受けずに共通テストの成績だけで出願できるため、共通テストの手応えが良かった場合の追加の受験機会として活用しやすい方式です。V方式の出願期間は前期(令和9年1/4〜1/15)と後期(1/4〜1/21)の2区分があり、試験日は1/16・1/17(共通テスト本試験の日程)、合格発表は2/15です。
B日程の科目構成と配点
B日程は、A日程・V方式よりも遅い3/2に実施される、学部学科独自の科目指定による日程です。法学部(法律専攻・法律専門職専攻・政治専攻とも共通)は科目数2、満点200点で、国語(現代文)100点が必須、これに数学100点(数学Ⅰ・数学A<図形の性質、場合の数と確率>)または外国語100点(英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)のいずれかを出願時に選択する形式です。マークセンス方式(法学部が受験できる科目に記述式はありません)で、外国語を選ぶ場合は英語検定試験のスコアを利用することもできます。出願期間は1/4〜2/19、合格発表は3/13、入学手続期間は3/13〜3/18です。
地方試験会場について
A日程(2/2・2/3・2/4)は、本学2会場(渋谷キャンパス・たまプラーザキャンパス)に加えて、地方9会場(札幌・仙台・横浜・新潟・長野・静岡・名古屋・大阪・福岡)での受験が可能です。法学部の試験は渋谷キャンパスで実施される学部ですが、地方在住の受験生は近隣の地方会場で受験できるため、上京の負担を抑えられます。ただし横浜会場についてはA日程2/2(3教科型)のみ受験可能とされており、最高得点科目重視型(2/3)・学部学科特色型/英語外部試験利用型(2/4)は横浜会場では受験できない点に注意が必要です。地方会場での受験を希望する場合はWeb出願時に会場登録が必要で、各会場の収容定員を超えた場合は本学会場での受験になるとされています。B日程は全学部学科とも本学キャンパスのみでの実施です。
試験日程まとめ
ここまでの日程を一覧にすると次のとおりです(いずれも令和8年度参考、令和9年度の詳細は10月下旬公表予定)。
| 方式 | 出願期間 | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| V方式 | 前期1/4〜1/15・後期1/4〜1/21 | 1/16・1/17 | 2/15 |
| A日程3教科型 | 1/4〜1/21 | 2/2 | 2/15 |
| A日程最高得点科目重視型 | 1/4〜1/21 | 2/3 | 2/15 |
| A日程特色型/英語外検型 | 1/4〜1/21 | 2/4 | 2/15 |
| B日程 | 1/4〜2/19 | 3/2 | 3/13 |
V方式とA日程の合格者は、第1次手続(入学金のみ納入)完了後、第2次手続(手続書類提出・学費等納付金納入)を必ず行う必要があります。第1次・第2次の両方を所定期間内に完了しないと入学が認められないため、合格発表後のスケジュール管理も出願前から意識しておくと安心です。
専攻の選び方と併願設計
法律専攻・法律専門職専攻・政治専攻は、A日程は1日1学科(専攻)のみ出願可という制約があります。将来像がまだ固まっていなければ法律専攻、法曹三者など専門職志向が明確なら法律専門職専攻を検討するのが基本的な目安で、政治への関心が強いなら政治専攻というのが目安になりますが、迷う場合は入学後にコースを変更できる柔軟性がある点も踏まえて検討するとよいでしょう。日程をまたいで複数専攻・複数方式に出願することは可能なので、第一志望の専攻をA日程・V方式・B日程の複数方式で受け、あわせて第二志望の専攻もいずれかの方式で押さえるといった組み合わせが現実的な戦略になります。検定料や手続きのスケジュールが方式ごとに異なるため、併願プランは家庭内で早めに共有しておくことをおすすめします。他大学の法学部・法律系学部を併願する場合も、出願期間や試験日が重ならないかを一覧化しておくと、直前期に出願漏れや会場の重複に気づいて慌てるリスクを減らせます。
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科目別の出題傾向|英語・国語・地歴公民数学で何が問われるか
ここからは科目別に、國學院大学法学部の出題傾向を見ていきます。A日程は全問マークセンス方式で実施されます。B日程は学部学科独自の科目指定によるマークセンス方式が基本ですが、数学と地理歴史のみ記述式とされているため、法学部のB日程で数学を選択した場合はその科目だけ記述式で解答することになる点は、解答形式を考えるうえで押さえておきたい前提です。以下は民間の受験指導サイトが公開している分析にもとづく一般的な傾向であり、大学の公式見解ではありません。過去問の実際の設問内容そのものは著作権の関係で紹介できないため、傾向の要約にとどめます。年度によって出題内容は変わるため、断定的な予想として受け取らないようご注意ください。
英語の出題傾向
英語(60分)は大問4題という構成で、長文問題が全体の半分以上を占めるとされています。選択式の設問に加え、適語補充や整序作文など出題形式が多様である点も特徴として指摘されており、難易度自体は標準的とされる一方、試験時間が60分とやや短いため、素早く正確に処理する力が求められるとされています。
国語の出題傾向
国語(60分)は、現代文1問に加えて現代文・古文・漢文から1問を選択する形式とされます。現代文は硬質で抽象度の高い評論文が出されることがあり、古文は源氏物語などの王朝物語が題材になりやすい傾向が指摘されています。難易度は標準からやや難しいレベルとされ、選択式中心の設問構成の中でも、本文の論旨や古文特有の敬語・文法を正確に読み取る力が問われるとされています。
地歴公民・数学(選択科目)の出題傾向
地歴公民(日本史・世界史・公民から1科目選択)は、大問4〜5問・60分という構成で、正誤問題が頻出とされ、幅広い年代の知識が求められるとされています。特に文化史は毎年出題される傾向が指摘されており、政治史・経済史だけでなく文化史も手薄にしないことが重要です。数学を選択する場合は大問3題・60分で、計算問題を含む小問集合・証明問題・図形問題が出やすいとされます。教科書レベルの内容が中心で難易度自体は高くないとされる一方、出題範囲全体をまんべんなく仕上げておく必要があります。
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科目別の対策の方針
出題傾向を踏まえ、ここからは科目別の対策の方向性を整理します。英語は時間内に長文を読み切る速読力、国語は評論文と古文の両輪、地歴公民数学は正誤問題への対応力がそれぞれのカギになります。
英語の対策
大問4題・60分という構成を踏まえると、長文問題に十分な時間を残す時間配分の感覚を早めに身につけることが重要です。知識系の設問(適語補充・整序作文など)を先に短時間で片付け、残りの時間を長文読解に充てる配分を目安に、過去問演習を通じて自分に合ったペースを確立しておくとよいでしょう。標準的な難易度とされているため、奇をてらった対策よりも、基本文法・語彙・構文を高2のうちから固め、高3では時間を計った長文演習を重ねて処理速度を上げていく王道の対策が効果的です。
国語の対策
現代文は、硬質で抽象度の高い評論文に読み慣れることが土台になります。新書レベルの評論文を日常的に読み、選択肢の中から本文の内容と矛盾するものを消していく「消去法」の精度を上げる練習が、選択式中心の出題傾向に対して有効とされています。古文は王朝物語(源氏物語など)が題材になりやすいとされているため、単語・文法の基礎を固めたうえで、有名古典作品のあらすじや登場人物関係を押さえておくと、初見の文章でも状況をつかみやすくなります。現代文・古文どちらから解くかは受験生自身の得意不得意で変わるため、過去問演習の中で自分に合った順番を見極めておくことをおすすめします。
地歴公民・数学の対策
地歴公民を選ぶ場合、正誤問題が頻出とされることを踏まえ、用語を単独で暗記するのではなく、正しい記述と誤った記述の違いを見分けられるレベルまで理解を深めておくことが遠回りを避けるポイントです。文化史が毎年出題される傾向があるとされているため、政治史・経済史の学習が一段落したら文化史の学習に着手する時期を早めに設定しておくと安心です。数学を選ぶ場合は、大問3題の中に小問集合・証明問題・図形問題が含まれるとされているため、特定の単元に偏らず、教科書レベルの問題を幅広く反復して仕上げておくことが得点の安定につながります。
過去問演習の進め方
過去問演習を始める時期は、遅くとも高3の夏休みが一つの目安です。最初から本番同様の60分で解くのではなく、まずは大問構成に慣れることを優先し、慣れてきた段階で時間を計る演習に移行するという2段階のステップを踏むと、挫折しにくくなります。演習後は正誤の確認だけで終わらせず、間違えた設問について「知識不足」「時間不足」「読み間違い」のどれが原因だったかを記録しておくと、次の演習で意識すべきポイントが明確になります。A日程の3教科型・最高得点科目重視型・学部学科特色型は科目構成そのものが共通しているため、1つの方式向けの過去問演習で培った力を、他の方式の対策にもそのまま転用できる点は効率化のポイントです。
私立大学・他学部との併願対策との両立
國學院大学法学部を第一志望としながら、成成明学獨國武クラスタの他大学や日東駒専クラスタを併願するご家庭は少なくありません。私立大学文系は大学ごとに複数の選抜方式を持つケースが多く、國學院のA日程4方式・B日程・V方式と、併願校の選抜方式とでは出願スケジュールの組み方自体が変わってきます。併願校対策に時間を割きすぎて第一志望向けの対策が手薄にならないよう、高3の秋以降は志望校ごとに「今週はどの大学の過去問を優先するか」を明確にしながら演習時間を配分する工夫が有効です。他大学法学部の入試傾向を比較検討する際の考え方は日本大学法学部の入試傾向と対策でも取り上げているので、あわせて参考にしてください。
A日程4方式・B日程・V方式、どれを軸にするかも一緒に考えられます
判定方法も出願要件も方式ごとに異なるため、どれにどれだけ比重を置くべきかを、現在の得意分野・検定スコアの有無をもとに個別に相談できます。
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学習スケジュールの立て方|逆算計画と学年別の目安
國學院大学法学部は、A日程だけで4つの判定方式があり、B日程・V方式まで含めると受験機会が多い分、直前期にまとめて対策するのではなく、学年ごとに積み上げる逆算型のスケジュールが現実的です。
高1のうちにやっておきたいこと
高1の間は、受験科目を絞り込む前の土台作りの時期です。英語・数学は積み上げ型の科目のため、高1のつまずきを高3まで持ち越さないことを最優先にしてください。英単語・英文法の基礎は、定期テストのたびに振り返りながら確実に固めておくと、高2以降の演習量を増やす土台になります。国語は、この時期から新書や評論文を読む習慣をつけておくと、高3で本格的な読解対策に入った際の伸びが早くなります。地歴公民のどの科目を選択科目にするかは、高1の授業内容への関心や得意不得意を見ながら少しずつ絞り込んでいくとよいでしょう。
高2のうちにやっておきたいこと
高2は、A日程・B日程・V方式のどの方式を軸にするかを意識し始める時期です。英語の単語・文法、選択予定の地歴公民または数学の教科書レベルの理解は、高2の終わりまでに一通り仕上げておきたいところです。高2の後半からは志望校を意識した模試を受け始め、大問4題・60分という國學院の英語の出題形式に近い問題に触れておくと、高3でのギャップを減らせます。国語は現代文の評論文読解に加え、古文の基礎知識も高2のうちに固めておくと、高3で過去問演習に入った際のスタートラインが変わってきます。
高3からの逆算スケジュール
高3以降は、A日程対策を軸にしつつ、B日程・V方式も見据えて対策を進める時期になります。どの日程・方式に出願するかをこの時期に固めておくと、直前期の対策の的が絞りやすくなります。おおまかな目安は次の通りです。
| 時期 | 取り組みの目安 |
|---|---|
| 高3春〜夏 | 英語長文の速読力を鍛え、国語は評論文・古文の読解演習量を増やす。選択科目の基礎を固める |
| 高3夏〜秋 | 過去問演習を開始し、大問ごとの時間配分と得点の取りこぼしを確認していく |
| 高3秋〜共通テスト直前 | 共通テスト対策の比重を一時的に高める。V方式での出願も視野に入れる |
| 共通テスト後〜A日程・B日程 | 共通テストの自己採点をもとに、A日程(2月上旬)に向けて英語・国語・選択科目の総仕上げに専念 |
共通テスト後からA日程までの期間は限られているため、英語・国語・選択科目の総仕上げを効率よく進める計画を事前に立てておく必要があります。過去問演習の段階から、大問ごとに「制限時間内に着手できたか」「どの設問で時間を使いすぎたか」を記録しておくと、直前期の優先順位づけがスムーズになります。
複数方式を併願する場合の注意点
A日程4方式・B日程・V方式を併願する場合、科目構成は共通する部分が多いものの、判定方法の違いを踏まえた出願戦略が必要です。英語外部試験利用型を検討するなら、英語検定試験の受験・スコア取得は出願期間より前に済ませておく必要があるため、高3の早い段階でスケジュールを確認しておくことが欠かせません。学部学科特色型と英語外部試験利用型は併願できないため、どちらの方式で2/4を受けるかも早めに決めておく必要があります。B日程は募集人員が少なく倍率が高くなりやすいため、A日程・V方式で合格を確保できた場合はB日程の出願を見送るという判断も選択肢の一つです。
浪人生・再受験生が押さえておきたいポイント
高卒生(浪人生)が國學院大学法学部を再受験する場合、A日程・B日程・V方式のいずれについても、受験する年度の情報を新たに確認し直す必要があります。現役時の倍率をそのまま前提にすると、年度による変動幅に対応できなくなるリスクがあります(法律専攻B日程は令和7年度12.5倍→令和8年度11.3倍)。浪人期間は、現役時に手薄だった科目や、配点の大きい英語・国語を重点的に立て直す期間と位置づけ、春の時点で1年間の到達目標を月単位で区切っておくと、夏以降の過去問演習にスムーズに移行しやすくなります。予備校の集団授業に通う場合と、必要な科目だけをオンライン家庭教師で補う場合とでは費用感が大きく異なるため、1年間の総予算をあらかじめ決めたうえで指導形態を選ぶことをおすすめします。現役時にA日程しか受けなかった場合は、浪人期でB日程・V方式まで含めた受験機会の増やし方を見直すのも一つの方法です。
模試の活用法とスケジュールの見直し方
逆算スケジュールは、一度立てたら固定するものではありません。模試の答案返却をきっかけに、科目ごとの配分を定期的に見直すことが、複数の選抜方式を持つ國學院大学法学部では特に重要になります。模試の判定そのものよりも、選択式の設問でどの分野を落としているか、どの科目に時間を使いすぎているかという中身を確認する習慣をつけると、次の模試までに何を優先すべきかが具体的に見えてきます。特に高3の夏以降は、模試の答案を受け取ったら1週間以内に「今回の失点原因」と「次回までの対策」を書き出しておくと、直前期に同じ失点パターンを繰り返すリスクを減らせます。
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独学で目指す場合の壁と対処法
國學院大学法学部は、A日程だけで4方式、B日程・V方式まで含めると受験機会は多い一方で、方式ごとに判定方法・出願要件・併願可否が異なるという情報の複雑さが特徴の入試です。知識のインプットは独学でも十分進められますが、方式の使い分けや答案の質の見極めは独学だけでは難しい面があります。ここでは、独学で目指す場合によくぶつかる壁と、その対処法を整理します。
壁1: 4方式のどれに出願すべきか独学では判断しにくい
A日程だけでも3教科型・最高得点科目重視型・学部学科特色型・英語外部試験利用型という4つの判定方法があり、自分の得意不得意にどの方式が合っているかという戦略的な判断は、情報収集だけでは最適解にたどり着きにくいという構造的な難しさがあります。特に学部学科特色型(上位2科目判定)と英語外部試験利用型(英語検定スコアが出願要件)は、他大学ではあまり見られない仕組みのため、細かい条件を見落としたまま出願直前になって気づくケースも少なくありません。第三者に自分の得点傾向を踏まえて方式を整理してもらえると、こうした手探りの期間を短縮しやすくなります。
壁2: 記述・選択式設問の得点力を客観的に把握しづらい
国語の記述的要素や英語の整序作文など、マーク式だけでは測れない設問も出題されるとされています。参考書の模範解答と見比べるだけでは、「自分の答案がどこで失点しているのか」を正確に把握するのが難しいというのが独学最大の壁です。特に国語は、評論文の読解が硬質・抽象的とされているため、選択肢のどこで判断を誤ったのかを独学だと曖昧にしたまま次の問題に進んでしまいがちです。英語の整序作文も、文法的には大きな誤りがなくても、より自然で減点されにくい語順が他にあるケースは多く、自分の答案を客観的に見比べる相手がいないまま演習を重ねると、同じクセを直せないまま本番を迎えてしまうことがあります。
壁3: 専攻・方式ごとの倍率変動が大きく計画がぶれやすい
ここまで見てきた通り、國學院大学法学部は専攻ごとに倍率の水準が異なり、さらに日程によっても倍率が大きく変わります(法律専攻はA日程3教科型4.0倍に対しB日程11.3倍)。「A日程の倍率なら大丈夫」という前提でB日程の対応を後回しにすると、対応が後手に回りかねません。独学の場合、こうした日程ごとの数字の変化を自分だけで継続的に追いかけ続けるのは意外と負担が大きく、学習計画を立てる段階、あるいは定期的な振り返りのタイミングで、第三者に最新の入試結果を踏まえた進捗確認をしてもらえると、こうしたロスを防ぎやすくなります。独学のまま計画管理まで自己流で行うと、A日程・B日程・V方式のどれか1つの対策が手薄になりがちです。特に高3の秋以降は、共通テスト対策とA日程・B日程の個別試験対策を同時並行で進める必要が出てくるため、週単位で3つの対策にどれだけ時間を配分できているかを可視化しておくだけでも、偏りへの気づきが早くなります。
| 取り組み方 | 独学で対応しやすい範囲 | 第三者の視点が有効な範囲 |
|---|---|---|
| 英語 | 単語・文法の暗記、長文の多読 | 整序作文の添削、時間配分の調整 |
| 国語 | 古文単語・文法の暗記、評論文の多読 | 現代文の選択肢判断の答え合わせ |
| 地歴公民・数学 | 教科書レベルの暗記、標準問題の反復演習 | 正誤問題の判断基準の深掘り |
| 出願戦略 | 各方式の募集要項の確認 | 4方式の使い分け・併願プランの設計 |
こうした壁への現実的な対処法は、すべてを塾に任せるのではなく、「独学で進められる範囲」と「第三者の視点が必要な範囲」を切り分けることです。知識のインプットや基礎演習は独学で進めながら、答案の添削や方式の使い分け判断など、独学では検証しづらい部分だけをプロ講師に依頼するという使い方であれば、費用を抑えながら独学の弱点を補えます。1対1のオンライン家庭教師であれば、必要な科目・必要な時間だけを選んで依頼できるため、「国語の記述添削だけ」「出願戦略の相談だけ」といった絞った使い方もしやすくなります。塾なしで大学受験に挑む場合の考え方は塾なしで大学受験に挑む方法と注意点でも詳しく取り上げているので、あわせて参考にしてください。すべての科目を塾に切り替える必要はなく、独学で伸ばせている部分はそのまま独学を続け、記述の精度や戦略設計が頭打ちになっている部分だけをスポットで依頼するという発想を持つと、費用対効果の高い受験勉強につながります。
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よくある質問(FAQ)
A日程の4つの方式のうち、どれを選べばよいですか?
3科目まんべんなく得点できるタイプなら3教科型、得意科目がはっきりしているなら最高得点科目重視型が向いています。学部学科特色型は3科目のうち上位2科目で判定されるため、1科目に苦手意識がある受験生に適しています。英語外部試験利用型は、英語検定試験のスコアをすでに持っている、または取得を計画している受験生向けの方式です。
学部学科特色型と英語外部試験利用型は併願できますか?
併願できません。どちらも2/4に実施される方式のため、どちらか一方を選んで出願する必要があります。英語検定試験のスコアをすでに満たしている場合は英語外部試験利用型、そうでない場合は学部学科特色型を選ぶのが基本的な考え方です。
V方式だけで出願することはできますか?
できます。V方式は大学独自の個別試験を課さず、大学入学共通テストの成績のみで合否を判定する方式です。法律専攻・法律専門職専攻・政治専攻の複数専攻を併願することも可能なので、共通テストの手応えに応じて出願を検討する受験生も少なくありません。
法律専攻・法律専門職専攻・政治専攻、どれを選べばよいですか?
法律専攻は将来の目標をまだ決め切っていない人や法律専門職以外を目指す人向け、法律専門職専攻は弁護士・裁判官・検察官などの法律関係の専門職を明確に目指す人向け、政治専攻は政治への関心が強い人向けです。入学後もコースを変更できる柔軟性があるため、迷う場合は将来の方向性を大きく捉えて選ぶとよいでしょう。
選択科目で数学を選ぶ場合、どの範囲を対策すればよいですか?
A日程・B日程とも、法学部が数学を選択する場合は数学Ⅰ・数学A(図形の性質、場合の数と確率)の範囲です。数学Ⅱ・数学B・数学Cは範囲に含まれないため、他学部と比べて対策範囲を絞りやすい点は押さえておきたいポイントです。
令和8年度の倍率がそのまま次の年度にも当てはまりますか?
そうとは限りません。法律専攻のB日程は令和7年度12.5倍から令和8年度11.3倍へ変化しており、年度による変動があります。過去の倍率はあくまで参考実績として捉え、最新年度の情報は出願直前まで確認することをおすすめします。
地方会場でもA日程はすべて受験できますか?
会場によって受験できる方式が異なります。札幌・仙台・新潟・長野・静岡・名古屋・大阪・福岡の8会場はA日程の全方式に対応していますが、横浜会場は3教科型(2/2)のみとなっています。最高得点科目重視型・学部学科特色型・英語外部試験利用型での受験を検討している場合は、会場ごとの対応方式を事前に確認しておく必要があります。
令和9(2027)年度の募集要項はいつ公表されますか?
本記事執筆時点(2026年9月)では公表されていません。國學院大學公式サイトでは、令和9年度一般選抜入学試験要項は10月下旬頃に公開予定と案内されています。募集要項が公表される前でも、A日程・B日程・V方式という3日程の枠組みや、法律専攻・法律専門職専攻・政治専攻の3専攻構成は例年大きくは変わらない傾向にありますが、配点や募集人員の詳細は必ず最新の募集要項で確認してください。
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まとめ|國學院大学法学部合格への次の一歩
國學院大学法学部の入試は、A日程(3教科型・最高得点科目重視型・学部学科特色型・英語外部試験利用型の4方式)・B日程・V方式(共通テスト利用)という3日程で構成され、それぞれ判定方法や科目の扱いが異なります。表面的な科目の共通点だけを見て対策を組むと、学部学科特色型の判定方法や英語外部試験利用型の出願要件など細部を見落としかねません。まずは自分がどの日程・方式に出願するかを早めに絞り込み、その判定方法に合わせて対策の優先順位を決めることが欠かせません。
法律専攻・法律専門職専攻・政治専攻で倍率の水準が異なり、日程によっても大きく変動する(法律専攻はA日程3教科型4.0倍に対しB日程11.3倍)という事実からもわかる通り、「A日程さえ対策すればよい」という発想は禁物です。配点だけを見て科目の優先順位を決めるのではなく、英語・国語・選択科目それぞれでどれだけ得点できるかを軸に学習計画を組むことが、この学部の入試傾向に合った対策の考え方だといえます。
浪人・再受験を検討している場合や、他の成成明学獨國武クラスタ・日東駒専クラスタとの併願を考えている場合も、基本的な考え方は変わりません。出願する方式の判定方法に直結する科目を正確に把握し、そこに学習時間を優先的に配分することが、複数の選抜方式を持つ國學院大学法学部では特に効いてきます。塾や家庭教師にかかる費用の相場を事前に把握しておきたい場合は大学受験の塾費用は年間いくら?学年別相場と安く抑える方法も参考にしてください。現役生・浪人生を問わず、今の学力と本番で必要な得点との差を定期的に数値で確認しながら計画を修正していくことが、結果的に最短距離の対策につながります。
本記事の情報は執筆時点(國學院大學公式サイトが公開する令和8年度参考の一般選抜募集人員・科目配点資料、および大学受験パスナビ調べの令和8年度入学者選抜結果)のものです。令和9(2027)年度の学生募集要項は執筆時点で未公表のため、入試制度・配点・募集人員は変更される可能性があります。出願前には必ず國學院大學公式サイト・最新の学生募集要項でご確認ください。
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A日程4方式・B日程・V方式、どれを軸にするかも一緒に考えられます
判定方法も出願要件も方式ごとに異なるため、どれにどれだけ比重を置くべきかを、現在の得意分野・検定スコアの有無をもとに個別に相談できます。
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