「東京電機大学の未来科学部を志望しているが、建築学科・情報メディア学科・ロボット・メカトロニクス学科と学科の毛色がまったく違い、科目や配点の違いがよくわからない」——同じ東京電機大学でも工学部とは異なる理系学部を志望する受験生・保護者から、こうした相談をよく受けます。結論から言うと、東京電機大学未来科学部の一般選抜(前期・標準方式)は3教科300点満点で、建築学科・情報メディア学科は理科の代わりに国語を選ぶこともできるのに対し、ロボット・メカトロニクス学科だけは理科が必須という違いがあります。まずこの学科ごとの科目選択の違いを理解したうえで、志望学科の状況を確認していくのが効率的な進め方です。
東京電機大学未来科学部は、東京都足立区の東京千住キャンパスに3学科が集まる理系学部で、2007年の学園創立100周年記念事業として工学部から一部学科を分離する形で新設されました。「人間を中心に据えた快適な生活空間をデザインできる能力」の養成を掲げ、建築・情報メディア・ロボット/メカトロニクスという専門分野の異なる3学科が協働する点が特徴です。この記事では、大学公式の情報および各種入試情報サイトが公表している最新の入試情報をもとに、一般選抜(前期・前期英語外部試験利用・情報系外部試験利用)と大学入学共通テスト利用選抜(前期)の科目構成と配点、科目別の出題傾向と対策の方針、学年別の学習スケジュール、独学で目指す場合に直面しやすい壁までを整理してお伝えします。
先にお断りしておくと、本記事で紹介する配点・日程などの数字は、2027年度(令和9年度)入学者選抜要項および大学公式サイトに基づくものです。また倍率・偏差値の目安は2026年度実施分の集計に基づきます。入試制度・配点・募集人員は年度によって変更されることがあるため、出願にあたっては必ず東京電機大学の公式サイトおよび最新の入学者選抜要項でご確認ください。
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【結論】東京電機大学未来科学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント
まず全体像を数字で押さえます。東京電機大学未来科学部の入試には、「一般選抜(前期)」「一般選抜(前期・英語外部試験利用)」「一般選抜(情報系外部試験利用)」「大学入学共通テスト利用選抜(前期)」という主要な方式があり、方式によって課される科目数と配点構造が異なります。
| 方式 | 試験の性質 | 科目構成 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 一般選抜(前期) | 本学独自の学力試験 | 数学・外国語(英語)・(国語または理科)※学科により異なる | 300点満点 |
| 一般選抜(前期・英語外部試験利用) | 英語外部試験の基準スコアを満たして出願 | 数学・(国語または理科)の2科目 | 個別試験は2科目のみ実施 |
| 一般選抜(情報系外部試験利用) | 情報処理技術者試験合格が出願資格 | 数学・外国語(英語)の2科目 | 200点満点 |
| 大学入学共通テスト利用選抜(前期) | 共通テストの成績を利用(個別試験なし) | 3教科方式・4教科方式[国語]・4教科方式[情報]から選択 | 600点満点 |
建築学科・情報メディア学科は理科の代わりに国語を選択できる点が、未来科学部の一般選抜(前期)の大きな特徴です。一方でロボット・メカトロニクス学科だけは国語の選択がなく、数学・理科・外国語の3科目が固定されています。同じ未来科学部でも学科によって科目選択の自由度が違うため、志望学科を決める段階で自分の得意科目と照らし合わせておく必要があります。情報系外部試験利用は未来科学部で実施される方式で、同じ大学の工学部には無い制度です。基本情報技術者試験などに合格していれば、数学・英語の2科目だけで挑戦できる選択肢になります。
前期・前期英語外部試験利用・情報系外部試験利用・共通テスト利用選抜、何が違うのか
一般選抜(前期)は未来科学部3学科すべてが対象で、募集人員も最も多く設定されている本命の入試方式です。試験日は2月1日〜2月5日の5日間から自由に選択でき、併願により1日につき最大4学科・学系を同時に受験することもできます。一般選抜(前期・英語外部試験利用)は、大学が定める基準を満たす英語外部試験のスコアを保有していれば、個別試験の英語を受けずに数学と(国語または理科)の2科目のみで出願できる方式です。一般選抜(情報系外部試験利用)は、基本情報技術者試験または応用情報技術者試験に合格していることを出願資格とし、数学・英語の2科目のみで受験できます。大学入学共通テスト利用選抜(前期)は、共通テストの成績のみで合否を判定する方式で、3教科方式・4教科方式[国語]・4教科方式[情報]の3タイプから出願時に選択します。
学科によって理科・国語の選べる範囲が違う
未来科学部の入試でとくに見落としやすいのが、学科によって理科・国語の選択範囲が異なる点です。建築学科・情報メディア学科は理科(物理・化学)または国語のいずれかを選べるのに対し、ロボット・メカトロニクス学科は国語の選択がなく理科が必須になります。国語のほうが得意という文系寄りの受験生でも、志望学科が建築・情報メディアであれば国語を武器にできる可能性がある一方、ロボット・メカトロニクス学科を志望する場合は理科(物理・化学)の対策が避けられません。この違いを知らずに対策を進めてしまうと、直前期になって科目選択の見直しを迫られることになりかねません。
理科と国語、どちらを選ぶか迷う場合も相談できます
建築学科・情報メディア学科は理科の代わりに国語を選ぶこともできます。履修状況や得意科目に合わせて、どちらが有利かを個別に整理します。
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東京電機大学未来科学部とは|3学科の特徴と求められる力
東京電機大学未来科学部は、2007年(平成19年)の学園創立100周年記念事業の一環として、工学部から一部の学科を分離する形で新設された学部です。建築学科・情報メディア学科・ロボット・メカトロニクス学科の3学科で構成され、3学科すべてが東京千住キャンパスに設置されています。掲げられている教育理念は「人間を中心に据えた快適な生活空間をデザインできる能力」の養成で、専門分野の異なる3学科が協働することを重視した設計になっています。授業にはアクティブラーニングや反転授業、多数の実験・実習が取り入れられており、学部から大学院修士課程まで一貫したカリキュラムが組まれている点も特徴です。
未来科学部3学科の構成と入学定員
未来科学部は、建築学科・情報メディア学科・ロボット・メカトロニクス学科の3学科で構成されています。パスナビの集計によれば、学科別の入学定員は建築学科130名・情報メディア学科110名・ロボット・メカトロニクス学科110名で、未来科学部合計350名です。この定員は一般選抜・共通テスト利用選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜などすべての選抜方式を合わせた学部全体の入学定員であり、一般選抜(前期)だけの募集人員はこれより少なく設定されている点に注意してください。同じ「未来」を冠する学部・学科名は他大学にも存在するため、志望校を調べる際は東京電機大学の未来科学部を指しているか、混同していないかを最初に確認しておくことをおすすめします。
| 学科 | 入学定員(学部全体) | 学ぶ内容の概要 |
|---|---|---|
| 建築学科 | 130名 | 計画・意匠、環境・設備、構造・生産、歴史・都市、住環境・インテリアの5分野を演習中心に学ぶ |
| 情報メディア学科 | 110名 | コンピュータサイエンスとデジタルメディアを横断し、メディア演習・情報セキュリティ等を学ぶ |
| ロボット・メカトロニクス学科 | 110名 | 機械・電気電子・情報・制御の4分野を総合的に学び、ロボットデザインの力を養う |
3学科それぞれの学びの特徴
建築学科は、学部・大学院(修士)の6年一貫カリキュラムを通じて、建築の計画・意匠、構造・生産、環境・設備、歴史・都市、住環境・インテリアという5分野を演習・実習中心に学びます。1年次から全員が設計課題を発表し、実務者や研究者を含む教員陣から講評を受ける仕組みがあり、国内でも数が少ない「学内一級建築士事務所」のプロジェクトに参加できる長期インターンシップ制度も設けられています。情報メディア学科は「コンピュータサイエンス」「デジタルメディア」の両分野を学び、メディア演習(動画・音楽・CG・画像)、情報セキュリティの基礎と暗号技術、サーバプログラミング演習、コンピュータアニメーションなどを扱います。ロボット・メカトロニクス学科は「ロボットデザイン」「メカトロニクス」「情報駆動システム」の各分野を学び、機械・電気電子・情報・制御という4分野を総合的に学ぶことで数学的なモデリング力とデザイン能力を養うことを目指しています。同じ東京電機大学でも、機械・電気系の6学科がそろう工学部(既存記事「東京電機大学工学部の入試傾向と対策」で詳しく紹介)とは学びの方向性がかなり異なるため、工学部と未来科学部の両方が気になっている場合は、学科名だけでなく学びの中身まで比較しておくことをおすすめします。
卒業後の進路(建築学科の例)
未来科学部の卒業後の進路をイメージする材料として、建築学科の実績を見てみます。2025年3月卒業者の実績では、卒業者133名のうち56名が大学院に進学し、進学率は42%でした。学部卒業後の主な就職先としては一条工務店・大林組・五洋建設・大成建設・大和ハウス工業・竹中工務店・長谷工コーポレーションなど、大学院修了後の主な就職先としては竹中工務店・大林組・大成建設・久米設計・山下設計・坂倉建築研究所・JR東日本などが挙げられており、ハウスメーカー・ゼネコン・組織設計事務所・鉄道会社まで幅広い進路が見られます。建築学科は卒業により一級建築士・二級建築士・木造建築士などの受験資格が得られる点も、志望理由を組み立てるうえで押さえておきたいポイントです。情報メディア学科・ロボット・メカトロニクス学科についても、それぞれ情報系の技術者・研究職やメーカーの開発職といった進路につながるカリキュラムが組まれており、資格取得を軸にキャリアを描きやすい建築学科と、企業の技術職として幅広い分野に進みやすい他の2学科という違いも、学科選びの参考にできます。志望理由書や面接的な機会が生じた場合には、3学科いずれの場合も「なぜこの学科で学びたいのか」を将来のキャリアと結びつけて説明できるようにしておくと、単なる偏差値マッチングではない志望動機を語りやすくなります。
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一般選抜の入試方式と科目構成|前期・前期英語外部試験利用・情報系外部試験利用・共通テスト利用選抜の配点
ここからは、未来科学部の一般選抜の科目構成と配点を、前期・前期英語外部試験利用・情報系外部試験利用・共通テスト利用選抜それぞれ詳しく見ていきます。同じ未来科学部でも学科と方式の組み合わせで必要な科目が変わるため、志望学科を先に決めてから対策科目を絞り込む必要があります。
一般選抜(前期)の科目構成と配点
一般選抜(前期)は未来科学部3学科すべてが対象で、募集人員も最も多い主軸の方式です。数学・外国語(英語)は全学科共通で必須ですが、3科目目は学科によって異なります。
| 試験科目 | 出題範囲 | 配点 |
|---|---|---|
| 数学 | 数学Ⅰ・数学A・数学Ⅱ・数学B(数列)・数学C(ベクトル等)、数学Ⅲを含む問題 | 100点 |
| 外国語 | 英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲ、論理・表現Ⅰ〜Ⅲ(リスニングは行わない) | 100点 |
| 理科または国語 | 建築・情報メディア学科は理科(物理/化学)・国語(現代文)から選択、ロボット・メカトロニクス学科は理科(物理/化学)のみ | 100点 |
3科目合計300点満点で、建築学科・情報メディア学科は理科(物理・化学)または国語のいずれかを選べますが、ロボット・メカトロニクス学科は理科(物理・化学)からの選択に限られ、国語を選ぶことはできません。この違いは同じ大学の工学部(理科必須・国語選択不可で統一)とも異なるため、旧情報のまま「未来科学部も理科必須」と思い込んでいると、国語が得意な受験生が本来使えるはずの選択肢を見落としてしまう可能性があります。試験時間や時間割の詳細は年度によって調整されることがあるため、出願前に最新の入学者選抜要項で必ず確認してください。
一般選抜(前期)の入学者選抜日程
2027年度(令和9年度)入試の日程は、出願期間が2027年1月7日(木)〜1月20日(水)、試験日は2月1日(月)〜2月5日(金)の5日間です。試験日はすべて自由選択制で、併願により1日につき最大4学科・学系を同時受験でき、同一学科を複数回受験することもできます。合格発表は2月12日(金)13時です。募集人員は試験日別には定められておらず、学科ごとに実施期間を通じて高得点順に合否判定を行い、試験日・選択科目間で有利不利が生じないよう得点調整(平準化)が実施される仕組みは、東京電機大学の他学部と共通しています。
一般選抜(前期・英語外部試験利用)の仕組み
一般選抜(前期・英語外部試験利用)は、大学が定める英語外部試験の基準スコアを満たしていれば出願できる方式です。個別試験は数学・(国語または理科)の2科目のみで、英語の個別試験は課されません。建築学科・情報メディア学科は数学+(国語または理科)の200点満点、ロボット・メカトロニクス学科は数学+理科の200点満点になります。英語外部試験のスコアはあくまで出願資格として利用されるもので、得点への換算・加算は行われない点に注意が必要です。試験日程は一般選抜(前期)と共通のため、同一試験日に一般選抜(前期)と前期英語外部試験利用の両方に出願し、同時に受験することもできます。
一般選抜(情報系外部試験利用)という未来科学部ならではの選択肢
未来科学部には、システムデザイン工学部・理工学部の一部学系とともに「一般選抜(情報系外部試験利用)」という方式があります。基本情報技術者試験または応用情報技術者試験に合格していることが出願資格で、試験科目は数学・外国語(英語)の2教科200点満点、理科・国語の受験は不要です。より上位の情報処理安全確保支援士試験などに合格している場合は、事前に大学入試センターへの連絡が必要とされています。工学部にはこの方式が無いため、情報系の資格を早期に取得できている受験生にとっては、未来科学部ならではの選択肢だといえます。とくに情報メディア学科・ロボット・メカトロニクス学科を志望していて、すでに基本情報技術者試験に合格している、または合格を見込める受験生は検討する価値があります。基本情報技術者試験は年に複数回の受験機会が設けられているため、高2のうちから学習を始めて高3の早い時期に合格しておければ、数学・英語の2科目に対策を集中させたうえで一般選抜(前期)・共通テスト利用選抜とも併願できる余裕が生まれます。
大学入学共通テスト利用選抜(前期)の科目構成
大学入学共通テスト利用選抜(前期)は、大学入学共通テストの得点のみで合否を判定する方式で、本学独自の個別学力試験は課されません。出願する学科ごとに「3教科方式」「4教科方式[国語]」「4教科方式[情報]」の3タイプから選択でき、いずれも600点満点です。教科別の具体的な配点内訳は学科・年度により異なるため、出願前に必ず最新の入学者選抜要項で確認する必要があります。出願期間は一般選抜(前期)より早く設定されているのが通例で、対象となるのは共通テスト本試験(追試験を含む)です。募集人員は方式別には定められておらず、合計点(600点満点)の高得点順に合格者が選抜され、同一学科に複数方式で併願した場合は各方式で算出した得点のうち最も高い得点が採用されます。
入学検定料・試験会場・給付型奨学金
一般選抜の入学検定料や併願割引の仕組み、本学キャンパス以外のサテライト会場での受験可否は、学部によって異なる場合があるため、出願前に必ず最新の入学者選抜要項でご確認ください。あわせて、成績優秀者向けの給付型奨学金「エンジニアのたまご奨学金」という制度も用意されています。一般選抜(前期)・前期英語外部試験利用の受験者のうち3科目合計の得点率が75%以上であることが対象条件で、給付額は年額35万円で最長4年間継続可能(総額最大140万円)とされ、この制度は全学部の一般選抜(前期)受験者を対象としているため未来科学部の受験生も対象に含まれます。対象となるかどうかは合否とは別に判定されるため、詳細な条件は最新の入学者選抜要項で必ず確認してください。
学科別の倍率・偏差値の目安
志望学科を絞り込む際の参考として、民間予備校が集計している一般選抜(前期)の倍率・偏差値の目安を紹介します。2026年度実施分の倍率は学科によって大きな差がある点が特徴で、建築学科10.4倍・情報メディア学科13.1倍・ロボット・メカトロニクス学科5.0倍と、最も高い学科と低い学科で2倍以上の開きがあります。
| 学科 | 倍率(2026年度) | 倍率(2025年度) | 偏差値の目安 |
|---|---|---|---|
| 建築学科 | 10.4倍 | 7.0倍 | 52.5 |
| 情報メディア学科 | 13.1倍 | 13.2倍 | 55.0 |
| ロボット・メカトロニクス学科 | 5.0倍 | 5.3倍 | 50.0 |
建築学科は前年比で倍率が大きく上昇しており、情報メディア学科は2年連続で13倍台という高い水準を維持しています。ロボット・メカトロニクス学科は他の2学科と比べると倍率が落ち着いている点も読み取れます。共通テスト利用選抜(前期)の得点率の目安は学科により66〜71%程度とされており、あくまで民間予備校が算出した目安であって大学の公式発表値ではない点、また年度によって変動する点には注意してください。倍率・偏差値だけで学科を決めるのではなく、学びたい専門分野との適性を優先したうえで、対策の難易度をイメージする材料として活用するのがおすすめです。
後期日程・共通テスト利用選抜(後期)という選択肢
未来科学部には、前期の各方式に加えて「一般選抜(後期)」「一般選抜(後期・英語外部試験利用)」「大学入学共通テスト利用選抜(後期)」も用意されています。後期日程は前期に比べて募集人員が少なく設定される傾向があるため、後期をあてにした計画よりも前期での合格を第一目標に据えるのが現実的です。ただし、前期の結果次第で志望学科・志望方式を見直す余地を残しておく意味でも、後期日程の存在自体は押さえておく価値があります。後期日程の具体的な科目構成・配点は前期と異なる場合があるため、出願を検討する時点で必ず最新の入学者選抜要項を確認してください。前期で第一志望の学科に届かなかった場合でも、後期日程や共通テスト利用選抜(後期)を組み合わせることで、同じ未来科学部内の別学科や併願校への切り替えを検討できる余地が残る点は、受験計画を立てるうえで知っておいて損はありません。
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科目別の出題傾向|数学・英語・理科(または国語)で何が問われるか
ここからは科目別に、東京電機大学未来科学部の出題傾向を見ていきます。以下は民間の受験指導サイトが公開している分析にもとづく一般的な傾向であり、大学の公式見解ではありません。過去問の実際の設問内容そのものは著作権の関係で紹介できないため、傾向の要約にとどめます。年度によって出題内容は変わるため、断定的な予想として受け取らないようご注意ください。
数学の出題傾向
複数の受験指導サイトの分析によると、未来科学部を含む東京電機大学の数学は例年ほぼ全問記述式の大問3〜5題構成とされ、数学Ⅲからの出題が多く、微分積分は毎年必ず出題される傾向があると指摘されています。小問集合は満点を狙いやすい一方、中盤の大問でやや難度が上がり、最後は微積分の典型問題で締めくくられる出題パターンが多いともされています。年度による傾向の変動は小さいとされているため、頻出単元(数Ⅲの微積分、数B・数Cの数列とベクトル)を優先して仕上げていく戦略が効果的だとされています。
英語の出題傾向
英語は標準レベルの長文読解が1〜2題出題される構成とされ、大問構成によっては速読力が要求されると指摘されています。難易度は基礎〜標準レベルの構文・語彙で対応できる範囲とされていますが、出題量そのものは軽くないため、時間配分の練習を積んでおくことが得点の安定につながるとされています。文法語法問題は基礎〜標準レベルが中心とされ、高校1〜2年生レベルの文法事項をしっかり固めておくことが優先されると指摘されています。
理科(物理・化学)の出題傾向
理科を選択する場合、物理は力学・電磁学が頻出とされ、公式を暗記するだけでなく物理現象を言葉で説明できる理解度が求められる傾向があると指摘されています。化学は化学反応式を絡めた記述問題が頻出とされ、理論化学・有機化学ともに計算問題の比重が高いとされています。物理・化学のどちらを選ぶかは、志望学科の傾向というより自分の履修状況・得意科目で決めるのが基本方針です。
国語を選択する場合の出題傾向
建築学科・情報メディア学科で国語を選択する場合は、現代文中心の出題で、長文読解問題が例年含まれるとされています。理系学部の入試で国語が選べること自体が珍しいため、情報が少なく対策のイメージが湧きにくいという声も聞かれますが、評論文の読解力・記述の正確さを鍛えるという方向性は、他大学の現代文入試と大きく変わりません。理科の暗記・計算に苦手意識がある一方で読解力に自信がある受験生にとっては、選択の余地がある点自体が大きなメリットになります。
科目間で共通する「基礎の完成度」という論点
数学・理科・国語いずれの科目分析でも共通して指摘されているのが、奇をてらった難問よりも、教科書レベルの知識を正確に使いこなして最後まで解き切る力が問われているという傾向です。数学は年度による傾向の変動が小さいとされているため、過去の出題パターンを踏まえた対策が立てやすい入試だといえます。過去問演習を始めた後は、単元ごとの得点率を記録して振り返る習慣をつけておくと、自分がどの分野を優先的に鍛えるべきかが見えやすくなります。
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科目別の対策の方針
出題傾向を踏まえ、ここからは科目別の対策の方向性を整理します。理系学部である以上、数学の完成度が合否を左右する比重が大きく、理科または国語、英語もあわせてバランスよく仕上げていく必要があります。
答案作成で科目を問わず意識したいこと
科目別の対策に入る前に、東京電機大学未来科学部の入学試験全体に共通するポイントを押さえておきます。出題傾向の分析では年度による変動が小さく、典型問題が中心だと繰り返し指摘されており、難問対策よりも典型問題の反復と基礎の定着が優先される入試だといえます。過去問演習を始めた後は、大問ごとに「典型パターンとして即座に解法が浮かんだか」「最後まで解き切れたか」を記録しておくと、自分の弱点が知識面か処理速度の面かが可視化されます。
数学の対策
数学は、まず教科書レベルから入試標準レベルの問題集で全範囲の基礎を徹底することが最優先です。頻出とされる数Ⅲの微積分・数B/Cの数列とベクトルは、標準問題を素早く正確に処理できるレベルまで反復しておくことが優先順位の高い対策です。記述式の大問が中心とされているため、答えだけでなく解答プロセスを正確に書き切る練習も欠かせません。教科書傍用問題集や網羅系問題集を繰り返し解き、典型パターンを確実に身につけることが効果的だとされています。
理科(物理・化学)の対策
理科を選択する場合は、志望学科の傾向や自分の得意科目に応じて物理・化学のどちらを選ぶかをまず決め、高2までに基本公式・化学反応式などの土台を固めておくのが基本方針です。物理は力学・電磁学を優先的に仕上げ、公式を暗記するだけでなく物理現象を言葉で説明できるレベルまで理解を深めておくことが対策の中心になります。化学は化学反応式を絡めた記述問題への対応を意識し、学校配布の問題集を繰り返し解いて計算問題を素早く正確に処理する練習を重ねることが優先されます。
国語を選択する場合の対策
建築学科・情報メディア学科で国語を選択する場合は、現代文の読解演習を中心に据えます。評論文を中心に、筆者の主張と根拠の関係を素早く整理する読解トレーニングを積んでおくことが対策の軸になります。理系入試における国語選択は情報が少なく孤独になりやすいため、記述の添削を第三者に見てもらう機会を意識的に作っておくと、独学だけでは気づきにくい解答の癖を修正しやすくなります。
英語の対策
英語は、単語・文法などの基礎知識を高2までに固めたうえで、高3からは長文読解の出題形式に慣れる総合力を養うのが効果的です。出題量に対して時間配分が得点を左右するという傾向を踏まえ、時間を計った問題演習を繰り返しておくことが得点の安定につながります。理系学部の受験生は数学・理科の対策に時間を割きがちですが、英語の対策時間が不足すると総合点全体が伸び悩みやすいため、週単位で英語の学習時間を確保しておくことが大切です。オンライン家庭教師サービスの選び方や学習の進め方は大学受験の勉強法でも整理しているので、あわせて参考にしてください。
情報系外部試験利用・英語外部試験利用を狙う場合の対策
情報系の資格取得を計画している受験生は、基本情報技術者試験のスコアメイクと並行して数学・英語の対策を進めておくと、一般選抜(情報系外部試験利用)という選択肢が本番直前に広がります。英語外部試験のスコアは得点に加算されるわけではないため、基準スコアを満たしたうえで残りの科目を仕上げておく必要があります。いずれの外部試験も受験機会は年に複数回設けられていることが一般的なため、高2の後半から計画的にスコアメイクを進めておくと、高3では個別試験の対策に専念しやすくなります。
理科と国語、どちらを選ぶか迷う場合も相談できます
建築学科・情報メディア学科は理科の代わりに国語を選ぶこともできます。履修状況や得意科目に合わせて、どちらが有利かを個別に整理します。
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学習スケジュールの立て方|逆算計画と学年別の目安
東京電機大学未来科学部の入試は、志望学科(建築・情報メディア・ロボメカ)と志望方式のどちらを軸にするかによって対策の重点が変わるため、志望学科・志望方式を早めに絞り込みながら学年ごとに積み上げる逆算型のスケジュールが現実的です。
高1のうちにやっておきたいこと
高1の間は、理系・文系を問わず数学・英語の基礎を固める土台作りの時期です。数学Ⅰ・A、英語の基礎を高1のうちに確実に固めておくことが、高2以降の演習量を増やす前提になります。理科(物理基礎・化学基礎など)や現代文の読解も、この時期から定期テストを軸にコツコツ積み上げておくと、志望学科に応じて理科・国語のどちらを選ぶかを決める際の選択肢が広がります。まだ志望学科を決めていない場合でも、数学を苦手なままにしておくと未来科学部という選択肢自体が狭まってしまうため、高1の段階では数学の基礎を大切にしておくことをおすすめします。
高2のうちにやっておきたいこと
高2は、理系科目(数学Ⅱ・B・C、物理・化学など)の履修が本格化し、志望学科の候補を絞り込んでいく時期です。建築学科・情報メディア学科志望なら理科と国語のどちらで受験するかを高2のうちに決めておくと、高3での科目選択の迷いを減らせます。数学Ⅲの学習を高2のうちに開始できると、高3での過去問演習にかけられる時間が増えます。また、情報系の資格取得や英語外部試験を利用した出願を検討している場合は、高2の後半から計画的に準備を進めておくと、高3で個別試験の対策に専念しやすくなります。
高3からの逆算スケジュール
高3以降は、数学・理科(または国語)・英語の演習量を並行して増やしていく時期になります。おおまかな目安は次の通りです。
| 時期 | 取り組みの目安 |
|---|---|
| 高3春〜夏 | 数学・理科(または国語)の標準問題演習量を増やし、全範囲の基礎を固める。英語は長文・文法をバランスよく継続 |
| 高3夏〜秋 | 過去問演習を開始し、典型パターンの解法をどれだけ即座に引き出せるかを確認していく |
| 高3秋〜冬 | 志望方式(前期・前期英語外部試験利用・情報系外部試験利用・共通テスト利用選抜)を確定し、対策の比重を調整する |
| 共通テスト後〜一般選抜(前期)試験まで | 共通テストの自己採点をもとに、個別試験(数学・理科または国語・英語)の総仕上げに専念 |
共通テスト利用選抜(前期)を軸に考える場合は、3教科方式・4教科方式[国語]・4教科方式[情報]のどれで出願するかを早めに決めておく必要があります。4教科方式を選ぶ場合は国語または情報Ⅰの対策も共通テスト対策に組み込んでおく必要があります。一般選抜(前期)を軸にする場合は、試験日が2月1日〜2月5日の5日間から自由選択できることを活かし、共通テスト後から本番までの期間を個別試験対策の追い込み期間として具体的にイメージしておくと安心です。
複数学科・複数方式を併願する場合の注意点
東京電機大学未来科学部の一般選抜(前期)は、1日につき最大4学科・学系を同時受験でき、同一学科・学系を複数回受験することもできる自由度の高い併願制度があります。併願する学科によって選べる3科目目(理科か国語か)が変わるため、併願計画を立てる段階で科目の組み合わせを整理しておくことが重要です。理系学部との併願を考えるなら理科で科目を統一しておくと対策を共有しやすくなります。塾・予備校を使う場合の費用感については大学受験の塾費用は年間いくら?学年別相場と安く抑える方法でも詳しく取り上げているので、あわせて参考にしてください。
浪人生・再受験生が押さえておきたいポイント
浪人生が東京電機大学未来科学部を再受験する場合、現役時に受けた大学入学共通テストの成績は使えず、受験する年度の共通テストをあらためて受け直す必要がある点は他の国公立・私立大学と同様です。現役時に手薄だった科目、特に数学の典型パターンの習熟度や理科・国語の得点力を重点的に立て直す期間と位置づけると効果的です。春の時点で1年間の到達目標を月単位で区切っておくと、夏以降の過去問演習にスムーズに移行しやすくなります。予備校に通う場合と、必要な科目だけをオンライン家庭教師で補う場合とでは費用感が大きく異なるため、1年間の総予算をあらかじめ決めたうえで指導形態を選ぶことをおすすめします。同じ東京電機大学の工学部と併願する場合の科目構成の違いは東京電機大学工学部の入試傾向と対策で整理しているので、あわせて参考にしてください。
模試の活用法とスケジュールの見直し方
逆算スケジュールは、一度立てたら固定するものではありません。模試の答案返却をきっかけに、数学・理科(または国語)・英語それぞれの得点状況を踏まえて科目ごとの配分を定期的に見直すことが重要です。模試の判定(A〜E等)そのものよりも、典型問題でどの程度確実に得点できているか、時間内に解き切れているかという中身を確認する習慣をつけると、次の模試までに何を優先すべきかが具体的に見えてきます。特に高3の夏以降は、模試の答案を受け取ったら1週間以内に「今回の失点原因」と「次回までの対策」を書き出しておくと、直前期に同じ失点パターンを繰り返すリスクを減らせます。
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独学で目指す場合の壁と対処法
東京電機大学未来科学部は、3学科・複数方式にわたる科目選択の把握、記述式の数学や理科・国語の演習量の確保など、独学だけで完結させるにはハードルがいくつか存在します。知識のインプットだけなら独学でも十分に進められますが、解答プロセスの精度を客観的に把握するのは独学だけでは簡単ではありません。ここでは、独学で目指す場合によくぶつかる壁と、その対処法を整理します。
壁1: 学科ごとに違う科目選択のルールが把握しづらい
未来科学部は3学科あるうえに、建築・情報メディア学科は理科または国語、ロボット・メカトロニクス学科は理科のみと学科によって選択できる科目が異なり、さらに一般選抜(前期)・前期英語外部試験利用・情報系外部試験利用・共通テスト利用選抜という複数方式が並存する入試です。「志望学科は国語で受けられるのか」「情報系外部試験利用は自分に使えるのか」といった基本情報を独学で正確に整理しきれない受験生も少なくありません。同じ東京電機大学の工学部とルールが異なる点のように、他学部との違いを見落としたまま対策を進めてしまうリスクもあります。学習計画を立てる段階、あるいは定期的な振り返りのタイミングで、第三者に志望学科の科目選択の理解が正しいかを確認してもらえると、こうした情報の食い違いに気づかないまま何ヶ月も対策を進めてしまう事態を避けやすくなります。
壁2: 記述式の答案の精度を独学だけで客観的に評価しづらい
数学は「ほぼ全問記述式」とされている入試のため、解法は理解できているのに答案の書き方や計算過程でミスをして失点するというパターンに、独学の受験生ほど気づきにくい傾向があります。模範解答と答え合わせをするだけでは、記述のどの部分が減点対象になり得るのか、時間配分は適切だったのかまでは把握しづらいものです。過去問演習を始めてからも、大問ごとの得点率や失点の原因を記録して振り返る習慣がないと、同じ失点パターンを繰り返したまま本番を迎えるリスクが高まります。
壁3: 理科と国語、どちらで受験するかの判断が難しい
建築学科・情報メディア学科志望の場合、理科(物理・化学)にするか国語にするかは、一度決めると途中での変更にまとまった学習時間を要する選択です。履修状況や模試の結果だけを見て自己判断すると、切り替えの判断が遅れて対策期間が圧迫されてしまうケースもあります。特に高2から高3にかけては、志望学科の確定と3科目目の確定を同時に進める必要があるため、第三者の視点を交えて早めに方向性を固めておくことが望ましいといえます。
壁4: 情報系外部試験・英語外部試験の対策と学力試験の対策を並行させづらい
情報系外部試験利用や前期・英語外部試験利用の利用を検討する場合、資格試験のスコアメイクと、数学・英語の学力強化を並行して進める必要があります。独学では外部試験の対策に時間を割きすぎて、学力試験の演習量が不足してしまうという時間配分の失敗が起こりやすい傾向があります。特に高3になってから基準に届かないことに気づくと、方式の見直しに伴って学習計画全体を組み直す必要が生じ、直前期の負担が大きくなってしまいます。外部試験を利用するかどうかは、遅くとも高2の終わりまでに一度方向性を決めておき、以降は定期的に到達状況を確認しながら、学力試験の対策時間を圧迫しすぎていないかをチェックする仕組みを作っておくことが望ましいといえます。
対処法: 状況に応じてプロの視点を取り入れる
こうした壁への現実的な対処法は、すべてを塾に任せるのではなく、「独学で進められる範囲」と「第三者の視点が必要な範囲」を切り分けることです。知識のインプットや基礎演習は独学で進めながら、記述答案の精度確認や志望学科の科目選択の確認など、独学では検証しづらい部分だけをプロ講師に依頼するという使い方であれば、費用を抑えながら独学の弱点を補えます。
| 取り組み方 | 独学で対応しやすい範囲 | 第三者の視点が有効な範囲 |
|---|---|---|
| 数学 | 公式の理解、典型問題の反復演習 | 記述答案の精度確認、ケアレスミスの傾向分析 |
| 理科または国語 | 基本公式・化学反応式や現代文語彙の暗記 | 記述・計算の精度確認、選択科目の切り替え判断 |
| 英語 | 単語・文法の暗記、長文の多読 | 時間配分の最適化、出題形式ごとの演習配分の調整 |
| 出願戦略 | 募集要項・配点表の情報収集 | 3学科・4方式の組み合わせの整理、併願計画の確認 |
1対1のオンライン家庭教師であれば、必要な科目・必要な時間だけを選んで依頼できるため、「数学の記述答案の添削だけ」「志望学科の出願条件の確認だけ」といった絞った使い方もしやすくなります。すべての科目を塾に切り替える必要はなく、独学で伸ばせている部分はそのまま独学を続け、答案精度の向上や出願戦略の確認だけをスポットで依頼するという発想を持つと、費用対効果の高い受験勉強につながります。個別指導での理系科目対策の進め方は個別指導での大学受験対策でも紹介しているので、あわせて参考にしてください。理系学部の併願先を広げたい場合は理系私大の入試傾向と対策も参考になります。
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よくある質問(FAQ)
東京電機大学未来科学部にはどんな学科がありますか?
建築学科・情報メディア学科・ロボット・メカトロニクス学科の3学科です。いずれも東京都足立区の東京千住キャンパスに設置されています。同じ東京電機大学には工学部(電気電子工学科・情報通信工学科など6学科)やシステムデザイン工学部、理工学部(埼玉鳩山キャンパス)もあるため、志望校を調べる際は学部名・学科名を混同しないよう注意してください。
一般選抜(前期)の科目と配点を教えてください
数学・外国語(英語)の2科目は全学科共通で必須、3科目目は学科によって異なります。建築学科・情報メディア学科は理科(物理/化学)または国語から選択でき、ロボット・メカトロニクス学科は理科のみで、いずれも各100点、合計300点満点です。
理科の代わりに国語を選ぶことはできますか?
建築学科・情報メディア学科であれば可能です。ロボット・メカトロニクス学科だけは国語の選択がなく、理科(物理・化学)からの選択に限られます。志望学科によって選べる科目が変わるため、出願前に必ず自分の志望学科の科目一覧を確認してください。
一般選抜(情報系外部試験利用)とはどのような方式ですか?
基本情報技術者試験または応用情報技術者試験に合格していることを出願資格とする方式です。試験科目は数学・外国語(英語)の2教科200点満点で、理科・国語の受験は不要です。工学部にはこの方式が無く、未来科学部・システムデザイン工学部・理工学部の一部学系で実施されています。
一般選抜(前期・英語外部試験利用)はどのような人に向いていますか?
大学が定める英語外部試験の基準スコアをすでに満たせる、または見込みがある受験生に向いた方式です。個別試験は数学・(国語または理科)の2科目のみで、英語の得点換算・加算は行われません。英語力に自信があり、残りの科目の対策に時間を集中させたい受験生にとっては検討する価値のある選択肢です。
浪人しても東京電機大学未来科学部は受験できますか?
受験できます。ただし現役時に受けた大学入学共通テストの成績は使えず、受験する年度の共通テストを新たに受け直す必要があります。一般選抜(前期)のみを志望する場合でも、共通テスト利用選抜の併願の可能性を残すために共通テストを受けておく受験生も少なくありません。浪人期間は、現役時に手薄だった科目や答案の精度を重点的に立て直す1年間の計画を立てるのが基本です。
1日に複数学科を受験することはできますか?
できます。一般選抜(前期)は併願により1日につき最大4学科・学系を同時受験でき、同一学科・学系を複数回受験することも可能です。ただし学科によって選べる3科目目(理科か国語か)が変わるため、併願する学科の組み合わせを決める段階で、科目選択に矛盾がないかを確認しておくことが重要です。
まとめ|東京電機大学未来科学部合格への次の一歩
東京電機大学未来科学部は、建築学科・情報メディア学科・ロボット・メカトロニクス学科の3学科体制で、いずれも東京千住キャンパスに設置されています。一般選抜(前期)は数学・外国語が全学科共通で必須である一方、建築学科・情報メディア学科は理科の代わりに国語も選べるという点が、同じ大学の工学部とも異なる未来科学部ならではの特徴です。志望学科を絞り込んだ段階でこの科目選択の違いを正確に把握しておくことが対策の出発点になります。
出題傾向は、数学・理科(または国語)・英語のいずれも年度による変動が小さく、基礎〜標準レベルの典型問題を中心とした入試だと複数の受験指導サイトで指摘されています。難問対策よりも、典型パターンを素早く正確に処理する力を積み上げることが、この学部の入試傾向に合った対策の考え方だといえます。「情報系外部試験利用」という未来科学部ならではの方式が使えるかどうかも、早めに検討しておく価値のあるポイントです。
学習スケジュールは、高1・高2のうちに数学・英語・理科(または国語)の基礎を固め、高3で過去問演習を通じて典型問題への対応力を高めていく逆算型が現実的です。浪人・再受験を検討している場合や、複数学科・複数方式の併願を考えている場合も、基本的な考え方は変わりません。志望学科の科目構成を正確に把握し、そこに学習時間を優先的に配分することが、3学科・4方式という選択肢のある東京電機大学未来科学部の入試では特に効いてきます。
本記事の情報は執筆時点(2027年度/令和9年度入学者選抜要項、および2026年度実施分の倍率・偏差値の目安)のものです。入試制度・学部学科構成・配点・募集人員は年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず東京電機大学の公式サイト・最新の入学者選抜要項でご確認ください。
スプリング・オンライン家庭教師では、プロ講師による1対1指導を通じて、東京電機大学未来科学部が求める数学・理科(または国語)・英語の力を科目単位で強化できます。「今の学力から未来科学部合格まで、何を・どれくらい・いつまでに進めればいいか」を、無料相談で具体的にシミュレーションすることも可能です。指導内容とコースの詳細は大学受験コースのページでも紹介しています。志望学科・志望方式で迷っている方も、まずは現状を整理するところから始めてみてください。
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