「龍谷大学法学部は前期・中期・後期で日程がいくつもあると聞いたけれど、結局どこから対策を始めればいいのかわからない」——法学部を志望する受験生・保護者から、こうした相談をよく受けます。結論から言うと、龍谷大学法学部の一般選抜には前期日程(英語・国語・選択科目の3科目300点満点が基本)、中期日程、後期日程(英語・国語の2科目のみ)という配点構造の異なる3つの日程があり、さらに大学入学共通テストの成績を組み合わせる「共通テスト併用方式」と、共通テストの得点だけで合否を判定する「共通テスト利用入試」も用意されています。
龍谷大学法学部は法律学科の1学科構成で、学科選びに悩む必要がない一方、方式の数そのものは決して少なくありません。同じ産近甲龍と呼ばれる関西の主要私立大学の中でも、日程ごとに配点構造と倍率が大きく変わる点は龍谷大学法学部ならではの特徴で、事前にこの構造を知っているかどうかで対策の効率が大きく変わります。この記事では、龍谷大学の公式入試情報サイトが公開している「入試ガイド2027」をもとに、一般選抜(前期日程・中期日程・後期日程・共通テスト併用方式)の科目構成と配点、2026年度入試の実際の倍率、科目別の出題傾向と対策の方針、学年別の学習スケジュール、独学で目指す場合に直面しやすい壁までを整理してお伝えします。
先にお断りしておくと、本記事で紹介する配点・募集人員などの数字は、2027年度入学者選抜に対応する龍谷大学公式サイトの「入試ガイド2027」に掲載されている情報、および同資料に掲載された2026年度入試結果にもとづいています。出願にあたっては必ず龍谷大学の公式サイトおよび2026年9月頃発行予定の「2027入学試験要項」でご確認ください。
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【結論】龍谷大学法学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント
まず全体像を数字で押さえます。龍谷大学法学部(法律学科)の入学定員は445名で、一般選抜入試(前期・中期・後期)の募集人員は合計219名、共通テスト利用入試は合計49名です。
| 入試方式 | 本学独自試験 | 満点 | 募集人員 |
|---|---|---|---|
| 一般選抜 前期日程(スタンダード方式) | 英語100+国語100+選択科目100 | 300点 | 140名 |
| 一般選抜 中期日程(スタンダード方式) | 英語100+国語100+選択科目100 | 300点 | 60名 |
| 一般選抜 後期日程(スタンダード方式) | 英語100+国語100 | 200点 | 19名 |
| 共通テスト利用 前期・中期・後期 | 共通テストの得点のみ | 方式による | 合計49名 |
出典: 龍谷大学「入試ガイド2027」(2026年9月5日取得)。前期日程の募集人員140名は、一般独自試験の方式と共通テスト併用方式を合わせた人数です。「とりあえず前期日程だけ考えればいい」と思いがちですが、中期・後期・共通テスト併用・共通テスト利用まで視野に入れると出願のチャンスは複数あります。それぞれの日程・方式で募集人員も倍率も大きく異なるため、最初にこの全体像を把握しておくかどうかで、残り期間の使い方が大きく変わってきます。
前期・中期・後期で科目構成と倍率が違う
龍谷大学法学部の一般選抜でまず押さえておきたいのが、日程によって受験科目の組み合わせと難易度感が異なるという点です。前期日程は英語100点・国語100点に選択科目(日本史・世界史・政治経済・数学のいずれか)100点を加えた3科目300点満点で、2026年度の実績では文系型スタンダード方式の倍率が5.33倍でした。一方で後期日程はスタンダード方式の倍率が35.33倍、高得点科目重視方式は53.67倍と大きく跳ね上がります。募集人員が前期140名に対し後期19名と少ないためで、後期日程を「滑り止め」ではなく「狭き門」として捉えておく必要があります。
「共通テスト併用方式」と「共通テスト利用入試」という選択肢
前期・中期・後期のすべての日程に、大学入学共通テストの得点を組み合わせる「共通テスト併用方式」が用意されています。前期日程の2科目方式は本学独自試験(英語・国語・選択科目のうち高得点1科目100点)に共通テストの高得点2科目200点を加えた合計300点で、2026年度の倍率は2.59倍と本学独自試験のみの方式より抑えめでした。また、本学独自試験を受けずに共通テストの得点だけで合否判定を受けられる「共通テスト利用入試」も前期・中期・後期でそれぞれ実施されており、2026年度の共通テスト利用〔前期日程〕2科目方式の倍率は1.85倍でした。産近甲龍と呼ばれる関西の主要私立大学の中でも、龍谷大学法学部は複数の方式・日程を組み合わせられる点が特徴で、早い段階で自分に合った軸を定めておくことが、限られた対策時間を有効に使う近道になります。次の章からは、まず法学部がどのような学部でどのような力を求めているのかを確認したうえで、それぞれの方式の中身を詳しく見ていきます。
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龍谷大学法学部とは|学部の特徴と求められる力
龍谷大学法学部は、「建学の精神に基づいて、日本国憲法の理念を基礎に、法学と政治学の教育・研究を通じ、広い教養と専門的な知識をもって主体的に行動し、鋭い人権感覚と正義感のもとに自ら発見した問題を社会と連携して解決できる、自立的な市民を育成すること」を教育理念としています。日本国憲法の理念を基礎に置いている点が、龍谷大学法学部ならではの色合いです。学科は法律学科の1学科構成で、京都・深草キャンパスに所在しています。
2年次後期からの「コース選択制」
龍谷大学法学部のカリキュラムの特色は、1年次に全学必修の仏教思想科目を学びつつ教養科目と専門科目を体系的に積み上げ、2年次後期(第4セメスター)から自分の関心・進路に応じてコースを選ぶ仕組みにあります。法学部内には司法特修コース・行政公務特修コース・犯罪と刑罰と法・政策コース・消費者と企業の法コース・ライフデザインと法コース・公共空間のガバナンスコース・グローバル法政コース・正義と自由と平等コースの8コースが、学部共通には国際関係・英語コミュニケーション・スポーツサイエンス・環境サイエンスの4コースが用意されています。4年間切れ目のない演習と少人数教育を通じ、法律実務の現場を体験する実践的な科目にも触れられる点が特色です。この幅の広さゆえ、入学時点で将来の進路を絞り切れていなくても、2年後期まで教養と専門の基礎を固めながら方向性を見極めていける設計になっています。司法特修コースのように法曹を志す学生向けのコースもあれば、消費者と企業の法コースやライフデザインと法コースのように、企業法務や暮らしに身近な法律問題を扱うコースもあり、進路の方向性に応じて学びの重心を移せる点が、龍谷大学法学部のカリキュラムの大きな特徴です。
アドミッション・ポリシー|求められる3つの力
龍谷大学法学部のアドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)は、大きく3つの観点で整理されています。1つ目は現代社会に生起する諸問題に広く関心を有し、その解決に取り組む意欲を持っていること。2つ目は問題を論理的に分析する能力や、自らの意見を論理的に表明する能力を持っていること。3つ目は自ら問題を発見し、それについて自ら考え、行動する能力を持っていることです。入試科目そのものがこうした「求める力」を反映した設計になっているため、対策を考える際もこの前提を踏まえておくと学習の方向性がぶれにくくなります。特に2つ目の「論理的に分析・表明する力」は、国語や選択科目に含まれる記述式の設問に色濃く表れています。法学部の公務員就職率は23.0%(2025年3月度卒業生実績)で、学部サイトでは「毎年5人に1人以上が公務員になっている」と説明されており、法律・政治の知識を土台に幅広い進路へつながっている学部だといえます。ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)でも、建学の精神への理解や高い倫理観、幅広い教養と法学・政治学の専門知識、論理的な思考力、日本国憲法の理念に基づく人権感覚といった資質が卒業要件として掲げられており、卒業に必要な単位数は124単位以上とされています。入試段階から培っておきたい「論理的に考え、自分の言葉で説明する力」は、そのまま入学後の学びの土台にもなる資質だといえます。
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一般選抜の入試方式と科目構成|前期・中期・後期の配点・募集人員
ここからは、龍谷大学法学部の一般選抜について、前期日程・中期日程・後期日程それぞれの本学独自試験と共通テスト併用方式の科目構成・配点、さらに共通テスト利用入試の概要を詳しく見ていきます。同じ「法学部」の一般選抜でも、日程によって受験科目数・配点・倍率がまったく異なるため、自分がどの日程・どの方式を軸にするのかを早い段階で決めておくことが対策の第一歩になります。
一般選抜(前期日程)|本学独自試験のみの方式
前期日程の募集人員は法律学科140名です。スタンダード方式は英語100点・国語100点・選択科目100点の3科目合計300点、高得点科目重視方式は英語・国語・選択科目のうち高得点1科目を200点に換算し残り2科目を各100点として合計400点で判定します。選択科目は日本史・世界史・政治経済・数学(文系)から試験当日に選択する方式で、龍谷大学法学部は「高得点2科目方式」(文系型では環境サステナビリティ学部のみが対象)や「英語重視方式」(文学部英語英米文学科・国際学部のみが対象)の対象学部には含まれていません。
| 方式 | 科目・配点 | 合計 | 2026年度倍率 |
|---|---|---|---|
| スタンダード方式 | 英語100+国語100+選択科目100 | 300点 | 5.33倍 |
| 高得点科目重視方式 | 高得点1科目200+残り2科目各100 | 400点 | 5.15倍 |
2026年度入試結果では、スタンダード方式の合格最低点は183/300点(得点率61.0%)、高得点科目重視方式は250/400点(得点率62.5%)でした。得点率がおおむね6割程度に収まっている点は、標準的な問題を着実に得点できれば十分に合格ラインに届くことを示しています。数字は年度により変動するため、あくまで傾向として参考にしてください。参考までに、一般選抜より出願時期が早い公募推薦入試〔総合評価型〕(11月に実施)の文系型スタンダード方式は、2026年度の倍率が5.86倍・得点率68.4%で、一般選抜前期日程と近い水準の得点率が必要になっています。評価方法(調査書・大学入学希望理由等の有無)が異なるため単純な難易度比較はできませんが、出願時期の選択肢として頭に入れておくとよいでしょう。
一般選抜(前期日程)|共通テスト併用方式(オプション)
前期日程には、本学独自試験と大学入学共通テストを組み合わせる「共通テスト併用方式」も用意されています。本学独自試験の英語・国語・選択科目のうち高得点1科目100点に、共通テストの外国語・国語・地歴公民・数学・理科・情報のうち高得点2科目200点を加えた合計300点で判定する2科目方式です(本学独自試験は3科目とも受験する必要があります)。2026年度の倍率は2.59倍で、本学独自試験のみの方式(5倍前後)よりも抑えめでした。龍谷大学法学部は、心理学部・経済学部・社会学部・情報学部が対象の「数学方式」や、文学部英語英米文学科・国際学部が対象の「リスニング方式」の対象外です。共通テストで得意科目の得点が伸びた受験生にとっては、独自試験の負担を抑えながら合否のチャンスを広げられる仕組みだといえます。
一般選抜(中期日程)|本学独自試験のみの方式
中期日程の募集人員は法律学科60名です。前期日程のスタンダード方式・高得点科目重視方式に加えて、英語150点と国語・選択科目の高得点1科目150点を合計する「高得点2科目方式」も用意されている点が前期日程との違いです。高得点2科目方式は合計300点で判定しますが、本学独自試験は英語・国語・選択科目の3科目とも受験する必要があります。中期日程の選択科目は日本史・世界史・数学(文系)のみで、前期日程と異なり「政治・経済」は選択できません。2026年度の倍率はスタンダード方式9.07倍、高得点科目重視方式9.53倍、高得点2科目方式9.15倍と、いずれも前期日程よりかなり高くなっている点に注意が必要です。合格最低点の得点率も64.0%〜67.0%の範囲にとどまっており、前期日程と大きくは変わらない一方で、受験者数に対する合格者数の絞り込み方が前期より厳しいことがうかがえます。
| 日程 | 方式数 | 選択科目 | 2026年度倍率の目安 |
|---|---|---|---|
| 前期日程 | 2方式 | 日本史・世界史・政治経済・数学 | 約5倍 |
| 中期日程 | 3方式 | 日本史・世界史・数学(政治経済は選択不可) | 約9倍 |
| 後期日程 | 2方式 | なし(英語・国語のみ) | 約35〜54倍 |
中期日程には共通テスト併用方式もあり、2026年度は2科目方式(合計400点)の倍率が6.00倍、3科目方式(合計400点)の倍率が4.71倍でした。2科目方式は本学独自試験(英語100+国語100)に共通テストの高得点2科目200点を加える方式、3科目方式は本学独自試験(英語100点)に共通テストの高得点3科目300点を加える方式です。前期日程で結果が出なかった場合の再チャレンジとして中期日程を位置づけるご家庭も多いですが、募集人員が前期より少ない分、倍率が上がりやすい構造になっている点は見落とせません。共通テストの自己採点の結果が良かった受験生ほど、本学独自試験の負担を抑えられるこの併用方式を積極的に検討する価値があります。中期日程は前期日程の約2週間後に実施されるため、前期の手応えを踏まえて共通テスト併用方式に軸足を移すかどうかを判断する時間的な余裕もあります。
一般選抜(後期日程)|本学独自試験と共通テスト併用方式
後期日程は募集人員19名と最も少なく、科目は英語100点・国語100点の2科目のみで、選択科目がありません。スタンダード方式は合計200点、高得点科目重視方式は英語・国語のうち高得点1科目を200点に換算し残り1科目を100点とする合計300点です。2026年度の倍率はスタンダード方式35.33倍、高得点科目重視方式53.67倍と非常に高く、合格最低点の得点率もそれぞれ87.0%・90.3%に達していました。後期日程は「対策時間が足りなかった受験生の最後の砦」ではなく、英語・国語の完成度が極めて高い受験生同士の争いになりやすい日程だと理解しておく必要があります。後期日程にも共通テスト併用の1科目方式(本学独自試験の英語・国語のうち高得点1科目100点+共通テストの高得点1科目100点の合計200点、本学独自試験は2科目とも受験が必要)が用意されています。
共通テスト利用入試(前期・中期・後期)
本学独自試験を受けずに大学入学共通テストの得点のみで合否を判定する「共通テスト利用入試」も、前期・中期・後期のすべての日程で実施されています。前期日程は2科目・3科目・4科目の3パターンが用意されているほか、中期日程は2科目・3科目の2パターン、後期日程は3科目の1パターンがあり、募集人員は前期9名・15名・5名、中期6名・10名、後期4名の合計49名です。2026年度の実績では前期日程2科目方式の倍率が1.85倍、3科目方式が1.62倍、4科目方式が1.31倍と、科目数が増えるほど倍率が下がる傾向が見られました。共通テストで得意科目を多く仕上げられた受験生ほど、4科目方式のような科目数の多いパターンで挑戦しやすくなる仕組みだといえます。共通テストの自己採点結果を踏まえてから出願を検討できる点が実務上のメリットで、一般選抜との併願もできます。科目ごとの具体的な配点内訳は年度によって調整される可能性があるため、出願を検討する場合は必ず最新の入学試験要項で確認してください。塾や指導形態を検討する際の目安については大学受験の塾費用は年間いくら?学年別相場と安く抑える方法でも詳しく取り上げているので、あわせて参考にしてください。
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科目別の出題傾向|英語・国語・地歴公民・数学で何が問われるか
ここからは科目別に、龍谷大学法学部(一般選抜)の出題傾向を見ていきます。以下は民間の受験指導サイトが公開している分析にもとづく一般的な傾向であり、大学の公式見解ではありません。過去問の実際の設問内容そのものは著作権の関係で紹介できないため、傾向の要約にとどめます。年度によって出題内容は変わるため、断定的な予想として受け取らないようご注意ください。
英語の出題傾向
私立大学の一般選抜(マークシート方式)全般に共通する傾向として、長文読解・文法・語句整序・会話文など複数の大問で構成され、教科書や授業の範囲で扱われる標準レベルの内容が中心だと指摘されています。出題範囲は英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲと論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲで、長文読解では内容一致や空欄補充の設問が多く、単語・熟語・文法の基礎知識を正確に運用できるかが問われる傾向があるとされます。法学部という性質上、社会制度や人権に関わるテーマを題材にした長文が出やすいと語られることもありますが、これはあくまで一般的な傾向であり、実際の出題内容は年度により異なります。マークシート方式のため部分点という概念がなく、1問ごとの取りこぼしがそのまま得点差に直結する点も、記述式中心の国公立大学入試とは異なる注意点です。前期・中期・後期のいずれも英語は必須科目のうえ配点比重も高いため、他の受験生が最も対策に時間をかけてくる科目でもあります。特に中期日程の高得点2科目方式では英語150点、後期日程のスタンダード方式でも英語100点というように、日程によって英語の配点比重そのものが変わる点にも注意しておくとよいでしょう。
国語の出題傾向
国語は前期・中期・後期のすべての日程で必須科目です。私立大学のマークシート方式に共通する傾向として、評論文を中心に語彙・漢字の知識問題と本文の内容理解を問う設問が組み合わされる形式が多いと指摘されており、標準的な語彙力と本文の論理展開を素早く追う読解力の両方が求められる傾向があるとされます。法学部を志望する場合、法や社会のルール、人権に関わる評論文が題材になることもあると語られますが、これも一般的な傾向にとどまる点に注意してください。後期日程は英語・国語の2科目のみで合否が決まるため、国語で確実に得点できるかどうかが特に重くのしかかってきます。設問形式は選択式が中心とされますが、年度によって記述式の要素が加わることもあるため、選択肢を選ぶだけでなく要点を自分の言葉で説明する練習も並行しておくと安心です。
地理歴史・公民(日本史・世界史・政治経済)の出題傾向
前期日程の選択科目として選べる日本史・世界史・政治経済は、教科書レベルの基礎的な知識問題を中心としつつ、歴史的な出来事や制度の因果関係を問う設問が含まれる傾向が私立大学入試に共通する特徴として指摘されています。政治経済は法学部の学びとの関連が深い科目で、日頃から時事的なテーマに関心を持っておくと知識の定着にも良い相乗効果が期待できます。ただし中期日程では「政治・経済」を選択できず、日本史・世界史・数学のいずれかを選ぶ必要がある点は前期日程との大きな違いです。単純な一問一答形式の暗記だけに偏らず、出来事の流れや背景を自分の言葉で説明できるレベルまで理解を深めておく学習が有効とされています。
数学(文系)の出題傾向
選択科目として数学を選ぶ場合、出題範囲は数学(文系)とされています。私立大学の文系学部で数学が課される場合に共通する傾向として、計算力を問う問題と典型的な解法パターンを組み合わせて解く問題が中心になりやすいと指摘されています。社会科目の暗記量に不安がある受験生にとっては、数学を選択科目にすることで対策範囲を絞り込みやすくなる場合もあります。地歴・公民と数学のどちらを選ぶかは、自分がどちらの科目でより安定して得点できるかを高2の終わりまでに見極めておくと、高3での対策範囲を絞り込みやすくなります。中期日程では数学(文系)が選択科目として使える一方、後期日程には選択科目自体が無いため、中期・後期の両方を視野に入れる場合は数学を選ぶかどうかの判断がそのまま中期日程の対策方針に直結します。過去問演習に入る前の高2段階で、自分にとって暗記型の地歴公民と計算型の数学のどちらが伸びやすいかを模試の結果から見極めておくと、高3での演習効率が変わってきます。
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科目別の対策の方針
出題傾向を踏まえ、ここからは科目別の対策の方向性を整理します。前期・中期・後期で科目構成・倍率が異なるため、どの日程を主軸に据えるかによって対策の優先順位も変わってきます。
英語の対策
英語は、単語・文法・熟語などの基礎知識を高2までに固めたうえで、高3からは長文読解の演習量を増やしていくのが基本方針です。標準レベルの内容が中心とされる傾向を踏まえると、難問対策よりも基礎〜標準レベルの問題を確実に得点する練習を優先することが効果的とされています。前期・中期・後期のいずれも英語の配点比重が高いため、他の受験生以上に英語の完成度を高めておく必要があります。英語資格検定試験のスコアが基準を満たせば、共通テスト併用方式・共通テスト利用入試で共通テストの英語の得点を換算できる制度もあるため、実用英語技能検定やGTEC等を計画的に受験し、一定のスコアを確保しておくと選択肢が広がります。単語帳・文法書は1冊を繰り返し仕上げる方が、複数の教材に手を広げるよりも定着しやすいとされているため、高2までは教材を絞り込んで反復する学習スタイルを意識するとよいでしょう。マークシート方式特有の時間配分にも慣れておく必要があるため、過去問演習では大問ごとにかける時間の目安を決めて取り組む練習が有効です。
国語の対策
国語は、評論文の読解を重点的に鍛えることが土台になります。語彙・漢字の知識問題は独学でも対策しやすい一方、本文の論理展開を素早く追う読解力は問題演習量がそのまま得点力に直結するため、高3では過去問演習に加えて同レベルの問題集を並行して解く習慣をつけておくとよいでしょう。後期日程を視野に入れている場合は、英語・国語の2科目だけで合否が決まる緊張感を踏まえ、特に国語の得点力を早めに安定させておくことが重要になります。
地歴公民・数学(選択科目)の対策
前期日程の選択科目で日本史・世界史・政治経済を選ぶ場合は、教科書レベルの基礎的な知識を高2のうちに一通り身につけておくことが理想です。用語の丸暗記だけでなく、出来事同士のつながりや制度の仕組みを理解しながら覚える学習を心がけると、記述式の設問にも対応しやすくなります。数学(文系)を選ぶ場合は、基本的な公式・解法を教科書レベルから入試標準レベルまで反復して定着させることが最優先です。地歴公民・数学のどちらを選ぶかは、高2の模試の結果を参考に、高3の早い段階で一本化しておくと演習効率が上がります。中期日程を併願する場合は「政治・経済」が選択できない点も踏まえ、日本史・世界史・数学のいずれかで対策しておく必要があります。
共通テスト併用方式・共通テスト利用入試を検討する場合の優先順位
共通テスト併用方式や共通テスト利用入試を併願する場合、対策の優先順位を一般方式と混同しないことが大切です。大学入学共通テストは複数教科を高いレベルで仕上げる必要がある一方、本学独自試験(前期・中期・後期の一般方式)は英語・国語を中心に2〜3科目に絞って対策すればよいため、両方を狙う場合は共通テスト対策の比重をいつまで高く保つかを決めておく必要があります。共通テスト利用入試・共通テスト併用方式はいずれも共通テストの得点がそのまま合否判定に使えるため、共通テスト本番までは複数教科対応の学習を続け、共通テスト後に一般方式向けの科目に対策を絞り込むという時期の切り替えを意識しておくと、直前期の混乱を防ぎやすくなります。
前期・中期・後期を併願する場合の対策
龍谷大学法学部を第一志望としながら、前期・中期・後期の複数日程に出願するご家庭は少なくありません。前期は3科目、中期も3科目だが政治経済が選べない、後期は2科目のみと、日程ごとに科目構成が微妙に異なるため、併願する場合は科目ごとの優先順位を早めに整理しておく必要があります。前期・中期で選択科目の対策に時間を割いた場合でも、後期日程では英語・国語の2科目に集中して仕上げる時間を別途確保しておくと、3日程での得点力を安定させやすくなります。他の私立大学・国公立大学との併願を検討している場合も、英語・国語という共通性の高い科目から優先的に仕上げておくと、併願校対策との両立がしやすくなります。予備校に通う場合と、必要な科目だけをオンライン家庭教師で補う場合とでは費用感が大きく異なるため、1年間の総予算をあらかじめ決めたうえで指導形態を選ぶこともあわせて検討しておくとよいでしょう。
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学習スケジュールの立て方|逆算計画と学年別の目安
龍谷大学法学部の入試は、前期・中期・後期で科目構成・倍率が異なるため、学年ごとに基礎を積み上げながら早めに軸となる日程・方式の見当をつけておく逆算型のスケジュールが現実的です。直前期になってから慌てて方式を決めようとすると、科目間の対策バランスを崩しやすくなります。
高1のうちにやっておきたいこと
高1の間は、受験方式を絞り込む前の土台作りの時期です。英語・国語は積み上げ型の科目のため、高1のつまずきを高3まで持ち越さないことを最優先にしてください。英単語・英文法の基礎は、定期テストのたびに振り返りながら確実に固めておくと、高2以降の演習量を増やす土台になります。国語は、この時期から評論文を読む習慣をつけておくと、高3で本格的な読解対策に入った際の伸びが早くなります。地歴公民・数学も、授業で扱った範囲をその都度復習しておくと、高3での詰め込みを避けられます。この時期はまだ前期・中期・後期のどれを軸にするか厳密に決める必要はなく、英語・国語という共通科目の基礎を満遍なく固めておくことが、後々どの日程を選んでも対応できる土台になります。
高2のうちにやっておきたいこと
高2は、自分が地歴公民と数学のどちらで得点を安定させやすいかを意識し始める時期です。英語・国語・選択科目のうち、前期日程の選択科目をどちらにするかを高2の終わりまでにある程度絞り込んでおくと、高3での演習を効率化できます。英語資格検定試験の受験を検討している場合は、高2のうちに一度受けてみて自分の現在地を把握しておくと、高3での対策計画が立てやすくなります。模試の結果を科目ごとに記録し、英語・国語の得点力と、地歴公民・数学それぞれの得点力を比較しておくと、選択科目を決める判断材料になります。龍谷大学法学部が2年後期からコース選択制であることを踏まえ、オープンキャンパスや大学の情報発信を通じて学部の学びの内容に触れておくと、志望動機を固める際にも役立ちます。
高3からの逆算スケジュール
高3以降は、志望方式を確定させながら過去問演習を重ねていく時期になります。おおまかな目安は次の通りです。
| 時期 | 取り組みの目安 |
|---|---|
| 高3春〜夏 | 英語長文・国語現代文の演習量を増やし、前期日程の選択科目(地歴公民または数学)を絞る |
| 高3夏〜秋 | 過去問演習を開始し、マークシート方式の時間配分に慣れる。共通テスト利用・併用方式も検討する場合は共通テスト対策も並行 |
| 高3秋〜共通テスト直前 | 共通テスト利用型・共通テスト併用方式に出願する科目の対策を重点的に。私立大学併願校の対策とも並行させる |
| 共通テスト後〜前期・中期・後期試験 | 共通テストの自己採点をもとに、前期・中期・後期のどの日程まで受けるかを最終確定させる |
前期日程は1月29日・30日・31日の3日間から選択受験できるため、1回目の手応えを踏まえて2回目以降の対策を微調整するという発想もできます。中期日程は前期日程より約2週間後、後期日程はさらに約1か月後に実施されるため、前の日程の結果を踏まえたうえで次の対策時間を調整できる余裕がある点も押さえておきたいポイントです。共通テスト利用入試・共通テスト併用方式を検討している場合は、大学入学共通テスト本試験(1月中旬)の結果が前期・中期・後期どの出願判断にも関わってくるため、共通テストまでの学習計画を軸に全体のスケジュールを組み立てておくと迷いが少なくなります。
中期・後期まで見据える場合の注意点
中期・後期日程を併願する場合、前の試験から次の試験までの期間に、追加の対策時間を新たに確保しておく必要があります。後期日程は選択科目がなく英語・国語の2科目に集中する構成のため、前期・中期で選択科目に割いていた時間を、後期は英語・国語の精度を高める時間に振り替える調整が必要になります。前の日程の結果が思わしくなかった場合ほど焦りが生まれやすい時期でもあるため、中期・後期に向けた学習計画は前期試験前の段階であらかじめ大まかに立てておくと、精神的な余裕を保ちやすくなります。募集人員が前期(140名)より中期(60名)・後期(19名)と少なくなることを踏まえ、中期・後期はあくまで併願の1つとして位置づけつつ、英語・国語という共通性の高い科目の完成度を早めに高めておくことをおすすめします。特に後期日程の高得点科目重視方式は2026年度の合格最低点が得点率90.3%に達しており、1問のケアレスミスが合否を分ける水準になっている点も心に留めておいてください。
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独学で目指す場合の壁と対処法
龍谷大学法学部は、前期・中期・後期・共通テスト併用・共通テスト利用と入試方式の選択肢が多く、日程によって科目構成・倍率が変わるという特徴を持つ入試です。知識のインプットは独学でも進められますが、方式選びと日程ごとの配点構造の理解は独学だけでは難しい場面が出てきます。ここでは、独学で目指す場合によくぶつかる壁と、その対処法を整理します。
壁1: 日程ごとの倍率差に気づかずに計画を立ててしまう
前期・中期・後期で科目構成が違うことは募集要項をよく読めば把握できますが、独学で対策を進めていると「中期・後期は前期より倍率が数倍高くなる」という事実を対策計画に反映できていないケースが少なくありません。2026年度実績では前期の倍率が5倍前後だったのに対し、中期は9倍前後、後期は35〜54倍にまで跳ね上がっています。この事実を知らないまま「後期があるから大丈夫」と楽観視してしまうと、前期・中期での対策不足のまま本番を迎えるリスクが高まります。募集要項の数字を読み解き、それを実際の学習時間の配分やスケジュールの優先順位に落とし込む作業は、独学だけで正確に行うのは意外と難しいポイントです。
壁2: 選択科目(地歴公民か数学か)を客観的に判断しづらい
前期日程の選択科目は、自分の得意科目に合わせて選べる仕組みですが、「なんとなく得意な気がする」という主観的な判断だけで選んでしまうと、模試や過去問演習で実際の得点力を比較したときに想定と違う結果につながる可能性があります。地歴公民は暗記量が多く、数学は解法パターンの定着に時間がかかるという、それぞれ異なる負荷特性を持っているため、単に「好き嫌い」だけでなく、残りの学習時間と自分の伸びしろを踏まえた客観的な比較が必要です。独学でこの比較を正確に行うには、模試の結果を科目ごとに継続的に記録し、伸び方の傾向を分析する手間がかかります。参考にできる先輩の体験談や合格実績の情報も限られているため、独学だと自分の対策の方向性が合っているのか客観的に把握しづらいという構造的な難しさもあります。特に中期日程では「政治・経済」が選択できないという細かいルールの見落としも起こりやすく、前期対策をそのまま流用しようとして選択科目の変更に気づかないまま直前期を迎えてしまうケースも独学ではしばしば見られます。募集要項の注記は細部まで読み込む必要があり、思い込みで学習計画を進めてしまうと、直前期に慌てて選択科目を組み直すことにもなりかねません。
壁3: 記述式の設問への対策が独学では手薄になりやすい
龍谷大学法学部の一般選抜は、国語や選択科目にマーク式だけでなく記述式の要素が含まれる年度がある点が、オールマーク式の私立大学入試とは異なる特徴です。記述式の答案は「自分では合っていると思っていても、実際には減点対象になっている」というズレに独学では気づきにくく、模範解答と見比べるだけでは、部分点の取り方や記述の書き方のクセを客観的に把握するのが難しいという構造的な壁があります。学習計画を立てる段階、あるいは定期的な振り返りのタイミングで、第三者に前期・中期・後期のどれを軸にするかの判断が適切かを確認してもらえると、こうした手探りの期間を短縮しやすくなります。
| 取り組み方 | 独学で対応しやすい範囲 | 第三者の視点が有効な範囲 |
|---|---|---|
| 英語 | 単語・文法の暗記、長文の多読 | 時間配分の調整、英語資格検定試験の活用戦略 |
| 国語 | 漢字・語彙の暗記 | 記述式答案の客観的な評価、読解力の伸び方の確認 |
| 地歴公民・数学 | 用語・公式の暗記、標準問題の反復演習 | 選択科目の見極め、記述答案の書き方の確認 |
| 日程選び | 各日程の科目構成・配点の情報収集 | 前期・中期・後期の時間配分バランスの設計 |
1対1のオンライン家庭教師であれば、必要な科目・必要な時間だけを選んで依頼できるため、「記述式答案の添削だけ」「選択科目の見極めだけ」といった絞った使い方もしやすくなります。すべての科目を塾に切り替える必要はなく、独学で伸ばせている部分はそのまま独学を続け、日程選びや記述対策など独学では判断しづらい部分だけをスポットで相談するという発想を持つと、費用対効果の高い受験勉強につながります。同じ龍谷大学の別学部として、経済学部の対策の考え方は龍谷大学経済学部の入試傾向と対策でも詳しく取り上げているので、学部選びで迷っている場合はあわせて参考にしてください。同じ関西圏の私立大学法学部の入試方式については関西大学法学部の入試傾向と対策、独学で大学受験に挑む場合の考え方は大学受験は塾なしでも合格できる?独学のメリットと注意点でも整理しています。
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よくある質問(FAQ)
龍谷大学法学部は、前期・中期・後期のどれを軸に対策すればいいですか?
募集人員は前期140名・中期60名・後期19名と前期の方が大幅に多く、2026年度の倍率も前期が最も低い水準でした。まずは前期日程を主軸に、英語・国語・選択科目の3科目をバランスよく仕上げるのが基本方針になります。中期・後期は募集人員が少なく倍率も上がりやすいため、積極的な併願先として位置づけつつ、前期対策で培った英語・国語の完成度をそのまま活かす組み立てが有効です。共通テストで得意科目が伸びた場合は、共通テスト利用入試や共通テスト併用方式もあわせて検討すると、出願のチャンスをさらに広げられます。
前期日程の選択科目は何を選べばいいですか?
前期日程の選択科目は日本史・世界史・政治経済・数学(文系)の4つから選べます。暗記中心の学習が得意なら日本史・世界史・政治経済、計算力や解法パターンの定着が得意なら数学が候補になります。中期日程では政治経済が選択できない点も踏まえ、中期まで併願する場合は日本史・世界史・数学のいずれかで対策しておくと安心です。
大学入学共通テスト併用方式と共通テスト利用入試はどう違いますか?
共通テスト併用方式は本学独自試験と大学入学共通テストの得点を組み合わせる方式で、共通テスト利用入試は本学独自試験を受けずに大学入学共通テストの得点のみで合否を判定する方式です。併用方式は本学独自試験の会場で受験する必要がありますが、利用入試は共通テストの成績だけで出願でき、本学独自試験を別途受ける必要がありません。どちらも大学入学共通テストの得点が合否に関わるため、共通テストの対策そのものは早い段階から進めておく必要があります。
後期日程は募集人員が少ないですが、狙う価値はありますか?
後期日程は募集人員19名と少なく、2026年度の倍率もスタンダード方式35.33倍・高得点科目重視方式53.67倍と高水準でした。前期・中期で結果が出なかった場合の唯一のチャンスにはなりますが、英語・国語の2科目だけで極めて高い完成度が求められる点は理解しておく必要があります。後期日程だけを頼りにするのではなく、前期・中期での合格を最優先に据えたうえでの最終手段として位置づけるのが現実的です。
外部の英語資格試験を持っていないと不利になりますか?
本学独自試験の英語で受験できるため、英語資格検定試験を持っていないことが直接の不利にはなりません。共通テスト併用方式・共通テスト利用入試では、資格のスコアが基準を満たせば共通テストの英語の得点を高く換算できる制度が使えるだけで、必須ではない点は誤解しないようにしてください。ただし、スコアがあれば選択肢が広がるため、時間に余裕があれば高2のうちに一度受験しておくのも一つの方法です。
前期・中期・後期のすべてに出願することはできますか?
できます。前期日程の複数日から選んで受験したうえで、中期日程・後期日程も併願として出願することが可能です。ただし日程ごとに科目構成・倍率が異なるため、すべてに出願する場合は科目ごとの学習時間の配分を早めに計画しておく必要があります。前期日程での合格を主軸に据えたうえで、中期・後期を積極的な併願先として位置づけるご家庭が多いのが実情です。
法学部というと法律の知識がないと不利なイメージがありますが、対策はどうすればいいですか?
一般選抜の試験科目に「法律」という科目はなく、英語・国語・選択科目(地歴公民または数学)という一般的な文系科目で受験できます。法律の予備知識は入学後にゼロから学ぶ前提でカリキュラムが組まれているため、出願前に法律用語を覚えておく必要はありません。むしろ、アドミッション・ポリシーが求める「論理的に分析し表明する力」を、国語や選択科目の記述問題を通じて磨いておくことの方が入試対策としては重要です。入学後は2年次後期から司法特修・行政公務特修などのコースを選べるため、法律への興味は入学してから深めていくという進み方でも十分に対応できます。
まとめ|龍谷大学法学部合格への次の一歩
龍谷大学法学部の入試は、一般選抜だけでも前期日程(3科目300点)・中期日程(3方式)・後期日程(2科目のみ)、それぞれの共通テスト併用方式、さらに共通テスト利用入試(前期・中期・後期)と、選択肢が幅広いことが特徴です。前期・中期・後期で科目構成・倍率が大きく異なる仕組みを踏まえ、どの日程を軸に対策するかを早めに決めることが対策の出発点になります。
法律学科の1学科構成であるため学科選びに悩む必要はありませんが、2026年度実績で前期の倍率が5倍前後、中期が9倍前後、後期が35〜54倍という大きな差があることをあらかじめ知っておくかどうかが、他の私立大学の法学部にはない龍谷大学法学部ならではの検討ポイントだといえます。「日本国憲法の理念を基礎に、鋭い人権感覚と正義感のもとに自ら発見した問題を解決できる自立的な市民を育成する」という学部の教育理念を踏まえると、入試段階から論理的に考え、自分の言葉で表現する力を意識して対策を進めておくことが、入学後の学び、さらには2年次後期からのコース選択にもつながっていきます。
浪人・再受験を検討している場合や、私立大学・国公立大学との併願を考えている場合も、基本的な考え方は変わりません。自分がどの科目で相対的に強みを発揮できるかを客観的に把握し、そこに学習時間を優先的に配分することが、日程ごとに倍率が大きく異なる龍谷大学法学部の入試では特に効いてきます。現役生・浪人生を問わず、今の学力と各方式の募集人員・倍率との組み合わせを定期的に見直しながら計画を修正していくことが、結果的に最短距離の対策につながります。方式の多さを「複雑で面倒なもの」と捉えるのではなく、「自分の得意科目・得意日程を活かせるチャンスが複数ある」と前向きに捉え直せると、出願計画そのものにも余裕が生まれます。
本記事の情報は執筆時点(2027年度入学者選抜に対応する龍谷大学公式「入試ガイド2027」および同資料に掲載された2026年度入試結果)のものです。入試制度・配点・募集人員・倍率は年度ごとの改定や志願動向の変化で変わる可能性があるため、出願前には必ず龍谷大学の公式サイト・2026年9月頃発行予定の「2027入学試験要項」でご確認ください。特に中期・後期日程の倍率は年度による変動が大きいため、学習計画を立てる時点でも最新版を確認する習慣をつけておくと安心です。
スプリング・オンライン家庭教師では、プロ講師による1対1指導を通じて、龍谷大学法学部が求める科目別の得点力を強化できます。「前期・中期・後期、どの日程を軸に対策すればいいか」「今の学力から合格まで、何を・どれくらい・いつまでに進めればいいか」を、無料相談で具体的にシミュレーションすることも可能です。指導内容とコースの詳細は大学受験コースのページでも紹介しています。日程選びに迷っている方も、まずは現状を整理するところから始めてみてください。
前期・中期・後期、どの日程を軸にすべきか一緒に整理します
同じ科目構成でも配点や倍率が日程ごとに変わる龍谷大学法学部の入試を、得意科目と残り時間から一緒に整理できます。その場で入会を決める必要はありません。
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