「高校受験の英語、単語もそれなりに覚えているし文法も一通りやったはずなのに、長文になると急に読めなくなる」——そんな悩みを抱える中学生・保護者は少なくありません。結論からお伝えすると、高校受験の英語で最後まで積み残しやすいのは、中1で習う基礎文法の小さな抜けが、気づかないまま中3の長文読解でつまずきの原因になっているケースです。英語は数学と並んで「積み上げ型」の教科であり、前の学年の理解が次の学年の土台になるため、抜けを放置したまま先に進むと、単語も文法用語も知っているのに問題が解けないという状態に陥りやすくなります。
この記事では、高校受験の英語を「単語」「文法」「長文」「リスニング」という4つの要素に分けたうえで、それぞれをどの順番で、どのように積み上げていけばよいかを具体的に整理します。英単語の覚え方は、闇雲に書いて覚えるのではなく、1日に触れる単語数と反復のタイミングを決めて回す方法を紹介します。単語帳や問題集の選び方についても、特定の商品名を挙げて優劣を比較するのではなく、自分の今の状態に合ったタイプを見極める考え方を解説します。
記事の後半では、英文法の総復習をどの順番で進めるべきかを、中1・中2の単元に立ち返りながら整理し、長文読解とリスニングをどのタイミングでどう伸ばしていくかまで踏み込みます。あわせて、自分の英語のどこに抜けがあるかをその場でざっくり点検できるチェックリストも用意しました。中3の受験直前期だけでなく、中1・中2の段階からこの記事を読んでおくと、日々の英語学習で何を優先すべきかが整理しやすくなります。
なお、英語の入試における単語・文法・長文・リスニングそれぞれの配点比率は都道府県・学校によって異なるため、本記事では具体的な配点の数字には踏み込みすぎず、「どの要素も入試本番までに一定水準まで仕上げる必要がある」という前提で、実践的な勉強の進め方を中心に紹介します。志望校の詳しい配点については、学校説明会や自治体が公表している入試要項であわせて確認してください。
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【結論】高校受験の英語は「中1・2の総復習」と「長文演習」で仕上げる
高校受験の英語の勉強法を一言で表すなら、中1・中2で習った基礎の総復習を土台にしたうえで、中3の長文演習で仕上げるという流れに集約されます。英語は単語・文法・長文・リスニングという複数の要素が積み重なっている教科であり、どれか1つだけを強化しても、土台になっている別の要素に抜けがあると得点が頭打ちになりやすいという特徴があります。まずは全体の流れを表で整理し、そのうえで各要素の詳しい勉強法を見ていきましょう。
| 要素 | 役割 | 取り組む優先度の目安 |
|---|---|---|
| 英単語 | すべての土台になる知識 | 中1から毎日少しずつ継続 |
| 英文法 | 単語を正しく組み立てるルール | 中1・中2の内容を早期に総復習 |
| 長文読解 | 単語・文法を使って意味を取る応用力 | 単語・文法の基礎が固まってから本格化 |
| リスニング | 音声での理解力 | 単語・文法と並行して日々の習慣に組み込む |
なぜ「中1・2の総復習」が起点になるのか
英語は、中1で習うbe動詞・一般動詞・三人称単数のsといった基礎文法の理解が、中2の比較・不定詞・受動態、中3の関係代名詞・分詞といった単元の理解に直結する構造を持っています。中1の理解があいまいなまま中2・中3に進むと、新しい文法事項を習うたびに理解が浅くなっていくという悪循環が起きやすくなります。だからこそ、中3になって長文や過去問に取り組む前に、中1・中2の内容を一度総復習しておくことが遠回りに見えて最も確実な進め方になります。
なぜ最後は「長文演習」で仕上げる必要があるのか
単語と文法の知識は、それだけでは入試本番の得点には直結しません。知識を実際の英文の中で使いこなす練習が長文演習であり、多くの都道府県の公立高校入試では、大問の中でも配点が大きい長文読解を安定して得点できるかどうかが合否を左右しやすい傾向があります。単語・文法の基礎を固めたうえで、時間を計って長文を読む練習を積むことで、初めて見る英文にも対応できる力が育っていきます。
この記事の使い方
この記事は、単語の覚え方から文法の総復習の順番、長文・リスニングの伸ばし方、残り期間別の勉強計画までを順を追って紹介しています。今の学年や課題に応じて、必要な章から読み進めても構いません。特に「単語も文法もやっているのに長文が読めない」と感じている場合は、英文法の総復習の章にある抜け診断チェックリストを先に確認してみることをおすすめします。5教科全体の勉強法の配分については、高校受験の勉強法|内申対策と5教科の成績を上げる手順を解説もあわせて参考にしてください。
他教科の勉強法との違い
暗記量の多い理科・社会は直前期からでも得点を伸ばしやすい一方で、英語は数学と同様に前の学年の理解が次の学年の前提になる積み上げ型の教科です。直前期に一気に詰め込む勉強法が通用しにくいため、英語だけは早い段階から継続的に取り組んでおく価値が大きい教科だといえます。逆に言えば、中1・中2のうちに基礎を固めておけば、中3になってから他教科に比べて英語にかける時間を抑えられる可能性もあります。
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高校受験・英語の出題傾向|単語・文法・長文・リスニングの配点バランス
具体的な勉強法に入る前に、公立高校入試の英語がどのような構成で出題されているのかを押さえておきましょう。多くの都道府県の公立高校入試の英語は、大きく分けて「リスニング」「文法・語彙」「読解(会話文・長文)」「英作文」といった大問構成になっていますが、大問の数や配点の比率は都道府県・学校によって細かく異なるため、一律の数値を前提に勉強法を決めるのではなく、志望校の過去問で実際の構成を確認することが大切です。
| 出題領域 | 主な形式 | 問われる力 |
|---|---|---|
| リスニング | 対話文・英文を聞いて解答 | 音声を聞き取り意味を把握する力 |
| 文法・語彙 | 空所補充・語形変化・並べ替え | 文法ルールと単語の正確な運用 |
| 読解(会話文) | 短めの対話文を読んで解答 | 状況把握と自然なやり取りの理解 |
| 読解(長文) | 数百語程度の説明文・物語文 | 速読力と内容把握・要旨理解 |
| 英作文 | 条件付き・自由英作文 | 正しい文法で自分の考えを書く力 |
私立高校の英語との違い
私立高校を受験する場合、学校によって公立の学力検査とは出題形式や難度の傾向が異なることが珍しくありません。リスニングを実施しない学校がある一方で、公立よりも長文の分量が多い学校もあるなど、学校ごとに個性が出やすい部分です。併願校が決まったら、その学校の過去問にも早めに目を通し、公立対策と私立対策のどちらに重点を置くべきかを確認しておくと安心です。学校によっては英作文の自由度が高く、公立以上に語彙や表現の引き出しの多さが求められることもあるため、単語帳のレベルを一段階上げて備えておくと安心なケースもあります。
配点比率よりも大切な考え方
「単語・文法・長文・リスニングのどれが一番配点が高いか」を気にしすぎるより、どれか1つでも極端に弱いと、その分だけ確実に総得点が下がるという前提で全体をバランスよく仕上げる意識のほうが実践的です。特に長文とリスニングは、単語・文法の基礎ができていないと配点以上に苦戦しやすい領域であるため、単語・文法をおろそかにしたまま長文対策だけを進めるのは非効率になりがちです。
年度によって出題傾向が変わることもある
公立高校入試の出題形式は、数年に一度、リスニングの配点や長文の分量、英作文の条件などが見直されることがあります。古い年度の過去問だけを基準に対策を組むと、最新の出題傾向とずれてしまう可能性があるため、直近2〜3年分の過去問や自治体が公表している最新の入試要項を必ず確認しておきましょう。学校説明会でも、当年度の出題方針について説明を受けられる機会があります。
推薦入試・特色選抜における英語の扱い
一般入試とは別に、内申点や英語資格(実用英語技能検定など)を加点対象とする推薦入試・特色選抜を実施している自治体・学校もあります。英語資格の取得状況が加点や優遇の対象になっている場合、通常の入試対策とは別のスケジュールで準備を進める必要が出てきます。加点の有無や条件は学校・自治体によって扱いが大きく異なるため、志望校の募集要項で個別に確認しておくことが欠かせません。資格取得を目指す場合も、土台になる単語・文法の力が必要になる点は一般入試の対策と変わりません。
出題傾向を踏まえた対策の優先順位
出題領域が複数にまたがる英語では、「今の自分がどの領域で最も失点しているか」を把握してから対策の優先順位を決めることが遠回りを防ぎます。単語・文法という土台に大きな抜けがあるなら、長文対策を急ぐより先にそこを固めるべきですし、土台が固まっているのに長文だけ時間内に読み切れないなら、読解のスピードを鍛える練習を優先すべきです。次の章から、この土台になる単語の覚え方を具体的に見ていきましょう。
英作文の対策も並行して進める
近年は、単語・文法の知識を並べ替えて答える問題だけでなく、自分の考えを英語で書く英作文が出題される都道府県が増えています。英作文は、複雑な表現を狙うより、確実に使える基本文型で減点されない文を書くほうが得点になりやすい傾向があります。ふだんの文法学習で覚えた基本文をそのまま自分の言葉に置き換えて書く練習を積んでおくと、本番でも落ち着いて対応しやすくなります。書いた英文は自分で見直すだけでなく、学校や塾の先生に添削してもらう機会を作っておくと、思い込みによるミスに気づきやすくなります。
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英単語の覚え方|1日20語×反復で覚えきる具体的な手順
英単語の暗記は、英語の勉強の中でも最も地道で、最も土台になる作業です。一度にまとめて覚えようとするより、1日に触れる単語数を決めて反復する方が、結果的に定着が早く、挫折もしにくくなります。ここでは「1日20語」を目安にした具体的な手順を紹介しますが、単語帳のレベルや残り期間によって語数は調整して構いません。
ステップ1: 1日の単語数を決めて機械的に進める
まず、1日に取り組む単語数(目安として20語程度)を決め、その日のノルマを機械的にこなすことから始めます。「覚えられた気がするまでやる」のではなく「決めた語数を毎日触れる」ことをルールにすると、暗記の習慣が続きやすくなります。1回で完璧に覚えようとせず、まずは「見たことがある」状態を作ることを最初の目標にすると、心理的なハードルも下がります。
ステップ2: その日のうちに1回、翌日にもう1回復習する
人の記憶は、覚えた直後から急速に忘れていく性質があります。その日の夜にもう一度目を通し、翌日の学習前にも復習するという2段階の反復を入れるだけで、定着率は大きく変わります。新しい20語を進める前に、前日の20語を軽く復習してから始める、という流れを習慣化すると、単語帳を1周する頃には前半の単語も自然と記憶に残りやすくなります。
ステップ3: 1週間単位・1冊単位でまとめて復習する
日々の復習に加えて、1週間の終わりにその週に覚えた単語をまとめて復習する時間を作ると、記憶の定着がさらに安定します。単語帳を1周し終えたタイミングでも、必ずもう1周することを前提に計画を立てておくと、1周目で覚えきれなかった単語を取りこぼさずに済みます。多くの受験生にとって、単語帳は最低でも3周程度繰り返すことで、初めて「覚えた」と言える状態に近づきます。
覚え方の工夫: 書く・読む・聞くを組み合わせる
単語の覚え方は、ノートにひたすら書き続ける方法だけが正解ではありません。目で見て読む、口に出して発音する、音声を聞くという複数の方法を組み合わせると、記憶に残る経路が増え、定着しやすくなります。特にスペルを間違えやすい単語だけを書いて覚え、それ以外は読む・聞くを中心にするなど、単語ごとに覚え方を使い分けると効率が上がります。
覚えた単語を「使える」状態にする
単語帳を見て意味が分かる状態と、実際の文の中でその単語を使いこなせる状態には差があります。例文ごと声に出して読む、その単語を使った短い英文を自分で作ってみるといった一手間を加えると、長文や英作文の中でも使える知識に変わっていきます。単語帳に例文が載っている場合は、単語だけを暗記して例文を読み飛ばさず、セットで確認する習慣をつけておくとよいでしょう。
覚えたかどうかの自己テストの仕方
単語を覚えたつもりでも、実際にテストしてみると意外と抜けが見つかることは珍しくありません。単語帳の日本語だけを隠して英単語を見て意味が言えるか、逆に日本語から英単語のスペルが書けるかの両方向で確認すると、思い込みによる抜けに気づきやすくなります。家族や友人に問題を出してもらう、赤シートを使って自分でテストするなど、方法は何でも構いませんが、定期的に「本当に覚えているか」を客観的に確認する機会を作ることが、暗記の精度を上げるうえで欠かせません。
忘れることを前提に計画を立てる
一度覚えた単語をすべて完璧に覚え続けることは、現実的には難しいものです。「忘れることは前提」として、定期的に単語帳を見返す時間をあらかじめ計画に組み込んでおくことが、結果的に効率のよい暗記につながります。模試や過去問で忘れていた単語が見つかったら、その都度チェックをつけて、次の復習の優先対象にする仕組みを作っておくと、抜けを最小限に抑えられます。
スマホアプリ・単語カードの活用
すきま時間を活用する方法として、単語帳を持ち歩く代わりにスマートフォンの単語学習アプリや、自作の単語カードを使う生徒も増えています。紙の単語帳と電子ツールのどちらが優れているというより、続けやすい方法を選ぶことが継続の鍵になります。ただし、スマートフォンは他のアプリやSNSに意識がそれやすいという側面もあるため、単語学習専用の時間を決めて使う、通知をオフにしておくといった工夫をしておくと、集中力を保ちやすくなります。移動時間や休み時間など、机に向かえない短い時間をどう活用するかが、1日20語というノルマを無理なく続けるための鍵になります。
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おすすめの英単語帳・問題集の選び方|タイプ別に解説
「どの単語帳を使えばいいか」という相談はとても多いですが、特定の商品名を挙げて「これが一番」と評価することは適切ではありません。大切なのは商品名ではなく、今の自分の状態に合ったタイプを選ぶことです。ここでは市販の英単語帳・問題集を大きく3つのタイプに分けて、それぞれの特徴と向いている生徒のタイプを整理します。
| タイプ | 特徴 | 向いている生徒 |
|---|---|---|
| 基礎徹底型 | 中学必須レベルの語彙に絞って収録 | 単語に苦手意識が強い・基礎から固めたい |
| 頻出語厳選型 | 入試で出やすい単語を優先的に収録 | ある程度基礎ができ、得点効率を重視したい |
| 例文・音声重視型 | 例文とセットで覚える構成、音声教材付き | 長文・リスニングまで一気に鍛えたい |
基礎徹底型が向いているケース
英単語そのものに苦手意識が強く、教科書レベルの単語も自信を持って書けない、読めないという段階であれば、収録語数を絞って基礎を徹底できるタイプを選ぶのがおすすめです。収録語数が多い単語帳をいきなり使うと、1周するだけで挫折してしまうことがあるため、まずは範囲を絞って「完璧にできた」という成功体験を積むことを優先しましょう。
頻出語厳選型が向いているケース
基礎的な単語はある程度身についていて、残り期間で効率よく得点力を上げたい場合は、入試で出やすい単語を厳選して収録したタイプが適しています。限られた時間の中で「出やすい単語から優先的に覚える」という考え方は、直前期の得点効率を高めるうえで有効です。ただし、頻出語だけに絞りすぎると教科書レベルの基礎的な単語が抜け落ちる場合もあるため、教科書の語彙とあわせて使うと安心です。志望校の過去問を数年分眺めて、実際にどのレベルの単語が出題されているかを確認しておくと、単語帳選びの判断材料にもなります。
例文・音声重視型が向いているケース
単語は覚えているのに長文が読めない、リスニングが苦手という場合は、例文と音声がセットになったタイプが向いています。単語を単独で覚えるのではなく、文の中での使われ方や発音とあわせて覚えることで、長文読解やリスニングにもつながる実践的な語彙力が育ちます。通学時間やすきま時間に音声を聞き流す習慣をつけると、机に向かう時間以外でも語彙のインプットを増やせます。付属アプリで発音の確認や単語テストができるタイプも増えており、紙の単語帳と組み合わせて使うと、書く・読む・聞くをまとめて習慣化しやすくなります。
問題集を選ぶときの共通の注意点
単語帳に限らず、文法・長文の問題集を選ぶ際にも共通する注意点があります。何冊も同時に手を広げるより、1冊を最後まで繰り返して完璧にする方が定着しやすく、途中で挫折するリスクも下がります。今使っている教材が今の自分のレベルに合っているか判断がつかない場合や、複数の教材の中でどれを軸にすべきか迷う場合は、参考書・問題集の選び方全般を扱った高校受験の参考書・問題集おすすめ|5教科別の選び方と使い方もあわせて参考にしてみてください。
買い替えのタイミングをどう判断するか
「今の単語帳のレベルが合っていない気がする」と感じたら、最後まで無理に使い続けるのではなく、レベルを見直すタイミングかもしれません。1冊の8割以上を「見た瞬間に意味が分かる」状態にできたら、次のレベルへ移る目安にすると判断しやすくなります。逆に、まだ半分も定着していない段階で新しい教材に手を出すのは、これまでの積み重ねを無駄にしてしまう可能性があるため注意が必要です。
兄弟姉妹のお下がりや旧版の単語帳を使ってよいか
単語帳を新しく買わずに、兄弟姉妹が使っていたものや、少し古い版のものを使い回したいという相談もよくあります。英単語そのものは頻繁に変わるものではないため、数年前の版でも基礎学習に使うことは十分可能です。ただし、出題形式や頻出語の傾向は入試制度の見直しにあわせて変化することがあるため、最終的な仕上げの段階では、できるだけ新しい年度の過去問や教材で最新の傾向を確認しておくと安心です。書き込みが残っている場合は、コピーを取って繰り返し使うなどの工夫をすると、きれいな状態のまま反復学習を続けられます。
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英文法の総復習法|中1・中2の抜けを潰す正しい順番
英語の得点が伸び悩む原因の多くは、単語力そのものよりも、実は中1・中2で習った基礎文法の理解にすき間があることです。文法の抜けは、本人が「一通り習った」と思い込んでいるだけに、自分では気づきにくいという特徴があります。ここでは、総復習を進めるべき正しい順番と、抜けの有無を自分でざっくり点検できるチェックリストを紹介します。
総復習は中1の内容から順番に
英文法の総復習は、中3の単元からいきなり始めるのではなく、中1のbe動詞・一般動詞・疑問文・否定文といった最も基礎的な単元から順番に見直すのが遠回りに見えて最も確実です。中1の理解が不安定なまま中2・中3の単元を復習しても、新しい単元でつまずくたびに「本当に中1の理解が原因なのか」の切り分けができず、非効率な復習を繰り返すことになりがちです。
中1で押さえておきたい単元
中1では、be動詞と一般動詞の使い分け、三人称単数のs、疑問文・否定文の作り方、代名詞、現在進行形といった単元を学びます。これらは中2以降のすべての単元の土台になるため、少しでも自信がない場合は、教科書レベルの基本文をもう一度声に出して確認しておくことをおすすめします。
中2で押さえておきたい単元
中2では、過去形・未来形、助動詞、不定詞・動名詞、比較、受動態といった単元を学びます。中2の単元は中1の文法に新しい要素を組み合わせたものが多いため、中1の理解があいまいなまま進むと、比較の作り方や不定詞の使い分けなど、覚えるべき情報量が一気に増えて混乱しやすくなります。
小学校英語との接続でつまずくケース
近年は小学校でも英語の授業が行われていますが、中学の英語は文法用語を使って構造を理解する点で、小学校の英語とは学び方の性質が大きく変わります。小学校で英語に慣れ親しんでいたことと、中学の文法を理解できることは別の力であるため、「小学校で英語をやっていたから大丈夫」という思い込みが、かえって中1の基礎固めを軽視する原因になることもあります。小学校での学習経験の有無にかかわらず、中1の基礎文法は教科書レベルからあらためて丁寧に確認しておくと安心です。
抜け診断チェックリスト
次の項目のうち、いくつ当てはまるかを確認してみてください。当てはまる項目が多いほど、より早い学年の内容まで戻って総復習する必要がある可能性があります。
- be動詞と一般動詞を使う文で、どちらを使うべきか迷うことがある
- 三人称単数のsを、書くときによく忘れる
- 疑問文・否定文を作るときに、語順がすぐに浮かばないことがある
- 過去形の不規則動詞を、意味は分かっても正しい形で書けないことがある
- 不定詞と動名詞の使い分けに自信がない
- 比較級・最上級の作り方をあいまいにしか覚えていない
- 受動態の文を見ると、能動態に直さないと意味が取りにくい
- 関係代名詞が入った文になると、どこで文が区切れるか分からなくなる
チェックリストの結果をどう使うか
チェックリストで当てはまる項目が多い場合、それは単語力や努力量の問題ではなく、戻って復習すべき学年の見極めがずれているだけの可能性があります。ただし、実際にどの単元・どの学年まで戻るべきかは、英作文や長文中の誤答パターンを具体的に見ないと正確には判断しづらい部分でもあります。自己判断だけで絞り込みが難しい場合は、無料相談でこれまでの答案や模試の結果をもとに、戻るべき学年をプロ講師が一緒に見極めることもできます。
総復習の進め方: 単元ごとに「基本文の暗唱」から
総復習を進める際は、いきなり問題演習から入るのではなく、各単元の基本になる例文を声に出して暗唱できる状態にすることから始めると理解が定着しやすくなります。基本文が体に染み込んでいると、応用的な問題文に出会ったときにも、どの文法事項が使われているかを見抜きやすくなります。基本文の暗唱ができたら、教科書ワークや文法問題集で、その単元の典型問題を繰り返し解いて定着させましょう。
中3で新しく習う文法とのつなげ方
中3では関係代名詞や分詞、間接疑問文といった、複数の文法事項を組み合わせて使う単元が増えていきます。これらは中1・中2で習った基本文型を組み合わせているだけであり、まったく新しいルールではないという捉え方をすると、抵抗感が下がります。新しい単元を習うたびに、その中に含まれている中1・中2の要素を分解して確認する習慣をつけておくと、総復習と新しい単元の学習を同時に進められます。
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長文読解の伸ばし方|単語・文法の次にやるべきこと
単語と文法の基礎が固まってきたら、次に取り組むべきは長文読解です。長文が読めない原因は、単語・文法の知識不足と、読むスピード不足の2パターンに分かれるため、自分がどちらに当てはまるかを見極めてから対策を選ぶことが遠回りを防ぐポイントになります。
原因の切り分け方: 単語・文法不足か、スピード不足か
時間を気にせずじっくり読めば内容が理解できるのに、制限時間内では最後まで読み終わらないという場合は、知識不足ではなく読むスピードが原因である可能性が高いといえます。逆に、時間をかけても意味が取れない文が多い場合は、単語・文法の理解そのものに抜けがある可能性が高く、長文問題を繰り返す前に、前の章で紹介した単語・文法の総復習に立ち返る必要があります。実際には、この2つのパターンが混在しているケースも多く、1つの長文の中でも段落によって原因が違うことがあるため、間違えた箇所ごとに原因を分けて記録しておくと、自分の傾向がつかみやすくなります。
スピード不足が原因の場合の対策
読むスピードが原因の場合は、易しめの英文を使って「頭から意味の順番で理解する」読み方に慣れる練習が効果的です。日本語に一度訳してから理解するのではなく、英文の語順のまま意味を取っていく読み方を意識すると、読むスピードは徐々に上がっていきます。まずは短めの英文からタイマーを使って練習し、慣れてきたら実際の入試レベルの長文で時間を計るようにしましょう。1文ずつ後ろから訳し戻すクセがついていると、この読み方への切り替えに時間がかかることがありますが、繰り返し練習することで徐々に矯正できます。
知識不足が原因の場合の対策
単語・文法の理解不足が原因の場合は、長文問題を数だけこなしても根本的な解決にはなりにくく、まずは前章までの単語・文法の総復習を優先すべきです。長文の中で分からなかった単語・文法事項をその都度リストアップし、単語帳・文法問題集に戻って確認するという往復を繰り返すことで、長文演習そのものが総復習の一環になります。
長文問題の解き方の手順
長文問題を解く際は、いきなり本文を全部読むのではなく、設問に先に目を通し、何を探しながら読めばよいかを把握してから本文に入ると、効率よく解答にたどり着きやすくなります。段落ごとに要点を簡単にメモしながら読む習慣をつけておくと、内容一致問題や要旨をまとめる設問にも対応しやすくなります。
音読を取り入れる効果
長文読解力を伸ばす方法として、黙読だけでなく音読を取り入れることも有効です。意味の区切りを意識しながら声に出して読むことで、語順のまま理解する感覚が身につき、結果的に黙読のスピードも上がっていきます。一度解いた長文を、内容を理解した状態で数回音読し直すだけでも、英文特有のリズムや語順への慣れが深まります。
間違えた長文問題の復習方法
長文問題は、解いて答え合わせをするだけで終わらせると、同じタイプの間違いを繰り返しやすくなります。なぜその選択肢を選んでしまったのか、本文のどこを読み違えたのかを言葉で説明できるようにする復習を行うと、次に似た問題に出会ったときの正答率が上がります。
会話文と長文、それぞれの対策の違い
公立高校入試の読解問題には、まとまった量の長文だけでなく、比較的短い会話文形式の出題が含まれることもあります。会話文は状況や話し手の意図を素早くつかむ力、長文は全体の構成をたどりながら要旨を把握する力が問われるという違いがあります。会話文特有の口語表現やあいづちの言い回しに慣れておくことも、失点を防ぐうえで役立ちます。どちらも単語・文法の土台があってこそ生きる力であるため、両方をバランスよく演習しておきましょう。
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リスニング対策|入試本番までにやっておきたい練習法
リスニングは、「対策の仕方が分からない」という声が多い一方で、日々の学習に組み込みやすく、継続すれば着実に伸びやすい分野でもあります。特別な勉強時間を新たに確保しなくても、日々のすきま時間に組み込める点がリスニング対策の特徴です。単語・文法の総復習や長文演習に比べて後回しにされがちですが、早い段階から少しずつ耳を慣らしておくと、直前期の負担を大きく減らせます。
リスニングが苦手になる主な原因
リスニングが苦手な場合、単語の意味は知っているのに音として聞き取れていない、あるいは聞き取れても意味の理解が追いつかず次の文に置いていかれる、という2つのパターンが多く見られます。「知っている単語なのに聞き取れない」原因の多くは、その単語の正しい発音を音として覚えていないことにあります。単語を目で覚えるだけでなく、音声とセットで覚える習慣が、リスニング対策の土台になります。
日々の練習に組み込む方法
リスニング力は、まとまった時間を確保して一気に伸ばすというより、短時間でも毎日継続することで少しずつ育っていく力です。通学時間やすきま時間に、教科書やリスニング教材の音声を聞き流す習慣をつけるだけでも、耳が英語の音に慣れていきます。慣れてきたら、聞き流すだけでなく、聞こえた英文を書き取る練習(ディクテーション)を取り入れると、聞き取れていない部分がどこかを具体的に把握できます。
過去問のリスニング音声を活用する
志望校の過去問にリスニング音声が付属している場合は、実際の入試と同じ形式・スピードに慣れておくためにも早めに活用しておきましょう。初めて聞く形式のリスニング問題は、内容が理解できていても解答の仕方に戸惑って失点することがあるため、形式そのものに慣れておくことも得点に直結します。繰り返し聞いて、選択肢を先に確認してから音声を聞くという解き方の型を体に染み込ませておくと安心です。
リスニングと発音・音読のつながり
自分で正しく発音できる単語は、リスニングでも聞き取りやすくなる傾向があります。音読やシャドーイング(音声を追いかけるように声に出す練習)を取り入れると、リスニング力と発音の両方を同時に鍛えられます。長文読解の章で紹介した音読の習慣は、リスニング対策としても効果を発揮します。
リスニングへの苦手意識との向き合い方
「英語を聞くこと自体が苦手」という苦手意識は、対策を始める前の心理的なハードルになりがちです。最初から入試レベルの速さで聞き取ろうとせず、簡単な英文からスタートして少しずつ慣れていくという進め方にすると、苦手意識は徐々に和らいでいきます。1回目で全部を聞き取ろうとせず、2回目・3回目で聞き取れる部分が増えていく実感を積み重ねることが、リスニングに対する自信につながります。
本番当日に向けた注意点
リスニング本番では、1問に気を取られて次の問題の音声を聞き逃してしまうと、その先の問題にも影響が出やすくなります。分からなかった問題があっても引きずらず、次の問題の音声に意識を切り替える練習を、模試や過去問演習の段階からしておくと、本番での失点を最小限に抑えられます。
リスニング教材を選ぶときの基準
リスニング教材は、単語帳や文法問題集に比べて種類が絞られていますが、選ぶ際は再生速度を調整できるか、スクリプト(読み上げ内容の文字起こし)が付いているかを基準にするとよいでしょう。聞き取れなかった箇所をスクリプトで確認し、なぜ聞き取れなかったのかを確認する作業を挟むことで、聞き流すだけの学習よりも定着が早くなります。志望校の入試と近い速度・分量の教材を選んでおくと、本番により近い形で練習できます。
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残り期間別の勉強計画|中1〜中3・直前期まで
ここまで紹介してきた単語・文法・長文・リスニングの勉強法を、実際にどの時期にどれだけの比重で進めればよいかを整理します。今どの時期にいるかによって、優先すべき対策の比重は変わるため、下の表で全体像を押さえたうえで、それぞれの時期の勉強法を詳しく見ていきましょう。
| 時期 | 重点 |
|---|---|
| 中1・中2 | 単語の継続学習と、その学年の文法の基本文暗唱 |
| 中3・1学期〜夏前 | 中1・中2文法の総復習、単語帳のレベルアップ |
| 中3・夏休み | 総復習の仕上げと、長文・リスニングへの本格移行 |
| 中3・2学期 | 志望校の過去問演習、弱点分野の重点補強 |
| 中3・直前期 | 過去問の総仕上げと、単語・文法の最終確認 |
中1・中2のうちにやっておきたいこと
中1・中2の段階では、受験を強く意識するより、単語を毎日少しずつ継続することと、習った学年の文法を基本文レベルで暗唱できる状態にしておくことが優先です。この時期に基礎を丁寧に固めておくと、中3になってからの総復習にかかる時間を大幅に短縮できます。定期テストの範囲を、内申点対策としてだけでなく、そのまま入試の基礎固めとして活用する意識を持っておくとよいでしょう。
中3・1学期〜夏前の勉強法
中3に入ったら、まず中1・中2の文法にヌケモレがないかを、前章の抜け診断チェックリストなども活用しながら総点検します。この時期に総復習を終えられるかどうかが、夏休み以降の長文・リスニング対策の伸びを大きく左右します。単語帳についても、基礎レベルから頻出語厳選型へのレベルアップを検討するタイミングです。
中3の夏休みの勉強法
夏休みは、部活動を引退してまとまった学習時間を確保しやすい時期です。総復習を仕上げつつ、長文読解とリスニングへ比重を本格的に移していく期間として位置づけると効果的です。この時期にどれだけ基礎を固め切れるかが、2学期以降の過去問演習の効果を大きく左右します。
中3・2学期の勉強法
2学期は、志望校の過去問演習を本格的に始める時期です。過去問を解いて見つかった弱点(単語・文法・長文・リスニングのどこで失点しているか)を、翌週の学習計画に反映させるサイクルを回すことが重要です。模試の回数も増えるため、間違えた問題の復習に十分な時間を確保できるよう、スケジュールに余裕を持たせておきましょう。
中3・直前期の勉強法
1月以降の直前期は、新しい単元に手を広げるより、これまで解いてきた過去問・問題集の総仕上げに時間を使うのが基本です。単語帳・文法のまとめノートを見返し、覚えていたはずなのに忘れている項目を最終確認することに時間を使うと、本番での取りこぼしを減らせます。私立高校の入試がこの時期に実施される自治体もあるため、志望校ごとの日程を整理し、対策の切り替えも意識しておく必要があります。
計画通りに進まないときの調整の仕方
ここまで紹介した時期別の計画は、あくまで多くの受験生に当てはまる目安であり、実際には部活動の引退時期や定期テストの日程によって前後することも珍しくありません。遅れが出たときは、計画を全部作り直すのではなく、その週にできなかった内容だけを翌週に繰り越して調整すると、計画倒れになりにくくなります。特に総復習の完了が遅れている場合は、長文・リスニングへの移行時期を後ろ倒しにしてでも、土台を固め切ることを優先した方が、結果的に後半の伸びにつながりやすくなります。
併願校の英語対策との両立
公立高校を第一志望としながら私立高校を併願する場合、私立独自の出題形式に慣れる時間も別途確保する必要があります。併願校の対策に時間をかけすぎて第一志望の総復習が手薄になると、本末転倒になりかねません。併願校が決まった段階で過去問に一度目を通し、公立との出題傾向の違い(リスニングの有無、長文の分量、英作文の条件など)を把握したうえで、残り期間のどこに何日分の対策時間を割くかを早めに決めておくと、直前期に慌てずに済みます。
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よくある質問(FAQ)
ここまで紹介してきた勉強法について、実際によく寄せられる質問をまとめました。個別の状況によって最適な進め方は変わりますが、多くの受験生に共通する考え方として参考にしてください。当てはまる質問がある場合は、該当する章にも詳しい解説がありますので、あわせて確認してみてください。
高校受験の英語は何から勉強すればいいですか?
まずは英単語を毎日少しずつ継続することと、中1の基礎文法(be動詞・一般動詞・三人称単数のsなど)にヌケモレがないかを確認することから始めるのがおすすめです。単語と中1文法という土台を先に固めると、その後の中2・中3の文法や長文対策がスムーズに進みやすくなります。何から手をつけるか迷う場合は、本記事の抜け診断チェックリストを使って、今の自分の状態を確認してみてください。
英単語はどれくらい覚えれば入試に対応できますか?
必要な語彙量は志望校のレベルによって幅がありますが、まずは教科書レベルの単語を確実に覚えたうえで、入試頻出語をまとめた単語帳を1冊、最低3周程度繰り返すことを目安にするとよいでしょう。語数の多さより、1冊をどれだけ完璧に仕上げたかのほうが、実際の得点力には直結しやすい傾向があります。単語帳を何冊も中途半端にこなすより、1冊を繰り返す方が効率的です。目安の語数に届いていなくても、長文や過去問の中で知らない単語に出会うたびに拾って覚えていけば、実践的な語彙量は自然と積み上がっていきます。
単語帳と教科書、どちらを優先すべきですか?
内申点に直結する定期テスト対策としては教科書の語彙が優先ですが、入試本番の得点力を伸ばす観点では、教科書の語彙に加えて入試頻出語をまとめた単語帳を並行して進めるのがおすすめです。教科書と単語帳は競合するものではなく、内申対策と入試対策という別の目的を補い合う関係にあります。単語帳の選び方は「おすすめの英単語帳・問題集の選び方」の章で詳しく紹介しています。
長文が読めるようになりません。何を見直せばいいですか?
まず、時間を気にせず読めば理解できるのか、時間をかけても意味が取れない文が多いのかを確認してください。後者の場合は長文演習の量を増やす前に、単語・文法の総復習に立ち返る必要があります。前者の場合は、頭から語順どおりに意味を取る読み方の練習や、音読を取り入れることで読むスピードを伸ばしやすくなります。原因を切り分けないまま長文問題の数だけを増やしても、同じところでつまずきを繰り返しやすいため、まずは自分がどちらのパターンに近いかを見極めることを優先してください。詳しくは「長文読解の伸ばし方」の章を参考にしてください。
リスニングが苦手です。どう対策すればいいですか?
リスニングは、単語を音として覚えていないことが原因になっているケースが多く見られます。通学時間などのすきま時間に音声を聞き流す習慣をつけ、慣れてきたら聞こえた英文を書き取るディクテーションを取り入れると、聞き取れていない部分を具体的に把握できます。志望校の過去問にリスニング音声が付属している場合は、早めに形式に慣れておくことも大切です。
中3の今から文法を総復習しても間に合いますか?
間に合うケースは多くあります。文法の総復習は、範囲を絞ってピンポイントで進めれば、短期間でも効果を出しやすい分野です。中1から順に全部をやり直すのではなく、抜け診断チェックリストなどで弱い単元を絞り込んでから復習すると、限られた時間でも効率よく仕上げられます。残り期間が短いほど、優先順位の見極めが重要になります。
塾なしで英語の対策だけ独学することはできますか?
可能です。単語帳・文法問題集・過去問を使って計画的に進められるタイプの生徒であれば、独学だけで英語の対策を仕上げられるケースも多くあります。本記事で紹介した単語の覚え方や文法の総復習の順番を実践するだけでも、対策の土台は十分に作れます。塾なしで高校受験に臨む場合に向いているケースと注意点については、塾なしで高校受験は無理?合格率と成功する家庭の共通点を解説で詳しく解説しています。一方で、自分がどの学年まで戻って復習すべきか自己判断が難しい場合や、英作文の添削・発音のチェックを一人で行うのが難しいと感じる場合は、部分的にプロの診断を取り入れることも選択肢になります。5教科すべてを塾に任せる必要はなく、英語だけをピンポイントで補強するという使い方も可能です。
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まとめ|「どの学年まで戻るべきか」は無料相談で診断できます
高校受験の英語は、単語・文法・長文・リスニングという複数の要素が積み重なる教科であり、中1・中2の基礎文法の総復習を土台にしたうえで、長文演習で仕上げるという流れが勉強法の軸になります。単語は1日20語程度の継続と反復、文法は中1から順番に総復習、長文は原因を切り分けてから対策を選ぶ、リスニングは日々のすきま時間に組み込む、という各要素の進め方を押さえておくだけでも、日々の勉強の優先順位はかなり整理しやすくなります。
「単語も文法もやっているはずなのに、長文になると急に読めなくなる」と感じたときは、勉強量を増やす前に、本記事の抜け診断チェックリストで中1・中2のどの単元に不安が残っているかを確認してみてください。多くの場合、原因は才能や努力量の不足ではなく、戻って復習すべき学年・単元の見極めがずれているだけであり、その見極めさえできれば立て直せます。
とはいえ、実際にどの学年まで戻って総復習すべきかは、これまでの答案や模試の誤答パターンを具体的に見ないと正確な判断が難しい部分でもあります。英語だけを部分的にプロ講師へ任せることも選択肢の一つです。スプリング・オンライン家庭教師では、プロ講師による1対1指導を1時間5,000円(税込)から、必要な科目・時間数だけ選んで受けられます。オンライン専門・全国対応で、通学の負担なく部活動や他教科の勉強と両立させながら、英語のつまずきをピンポイントで補強できる点が特徴です。指導内容とコースの詳細は高校受験コースのページでも紹介しています。
まずは無料相談で、今の英語の実力と抜け診断チェックリストの結果をもとに、どの学年まで戻って総復習すべきかという優先順位を一緒に確認するところから始めてみてください。中1・中2の段階から相談しておくことも、中3になってから慌てて総復習の範囲を洗い出すことを防ぐ有効な準備になります。単語・文法・長文・リスニングのどこに重点を置くべきかという配分は、一人ひとりの状況によって異なるため、自己判断だけで進めるより、専門家の視点を借りることで遠回りを避けやすくなります。
今の単語力・文法の抜けを無料相談で確認できます
単語帳や問題集を新しく買う前に、今の実力でどこにボトルネックがあるかを一緒に整理します。
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