2026/09/03 大学受験

青山学院大学経済学部の入試傾向と対策|A・B・C方式の科目配点を徹底解説

「青山学院大学経済学部を受けるなら、結局A方式・B方式・C方式のどれを選べばいいのか」——GMARCHの中でも志願者数が多く、方式が複雑なこの学部を志望する受験生・保護者から、こうした相談をよく受けます。結論から言うと、2027年度入試から経済学科の個別学部日程はA・B・C方式の3方式に再編されます(現代経済デザイン学科はA方式・B方式の2方式)。方式によって受験科目も配点も試験時間もまったく異なるため、「とりあえず全部の方式を受ける」という発想では対策の的が絞りきれません。

さらに、どの方式・どの学科を選んでも共通しているのが、外国語(英語)の配点が150点以上と、他のどの科目よりも重いという点です。数学を選ぶか地理歴史・公民を選ぶかで方式が分かれる一方、英語だけは全方式で必須科目になっています。この記事では、青山学院大学が公表している2027年度の入学者選抜概要をもとに、一般選抜(全学部日程・個別学部日程・共通テスト利用)の科目構成と配点、科目別の出題傾向と対策の方針、学年別の学習スケジュール、独学で目指す場合に直面しやすい壁までを整理してお伝えします。

先にお断りしておくと、本記事で紹介する配点・募集人員などの数字は、2027年度入学者選抜(2027年4月入学者対象、同年2月実施)の選抜要項に基づくものです。経済学部は2027年度入試から試験方式そのものが変更されるため、過去の合格体験記や倍率情報を参考にする際は、年度による違いに特に注意が必要です。入試制度は今後も変更される可能性があるため、出願にあたっては必ず青山学院大学の公式サイトおよび最新の学生募集要項でご確認ください。

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【結論】青山学院大学経済学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント

まず全体像を数字で押さえます。青山学院大学経済学部は経済学科・現代経済デザイン学科の2学科体制で、一般選抜には「全学部日程」「個別学部日程」「大学入学共通テスト利用」の3つの選抜区分があります。2027年度からは個別学部日程の試験方式が学科ごとに再編され、経済学科はA・B・Cの3方式、現代経済デザイン学科はA・Bの2方式になります。

学科選抜区分・方式教科構成満点募集人員
経済学科全学部日程外国語・国語・地歴公民or数学350点約30名
個別学部日程A方式外国語・地歴公民・数学350点約60名
個別学部日程B方式外国語・数学300点約100名
個別学部日程C方式(新設)外国語・地歴公民250点約120名
共通テスト利用国語・地歴公民・数学・外国語500点約10名
現代経済デザイン学科全学部日程外国語・国語・地歴公民or数学350点約10名
個別学部日程A方式外国語・地歴公民・数学350点約40名
個別学部日程B方式外国語・数学300点約35名
共通テスト利用国語・地歴公民・数学・外国語500点約10名

出典: 青山学院大学「2027年度入学者選抜概要」経済学部ページ、および「2027年度『一般選抜(個別学部日程)』における経済学部の試験方式および試験科目の変更について」(2025年11月18日更新版)。経済学科の個別学部日程は募集人員も方式によって大きく異なり、最も多いのはC方式(約120名)です。C方式は2027年度から新設される方式で、外国語と地理歴史・公民の2教科のみという構成が特徴です。

3方式・2方式、何が違うのか

経済学科のA方式は外国語・地歴公民・数学の3教科、B方式は外国語・数学の2教科、C方式は外国語・地歴公民の2教科という組み合わせです。数学を受験科目に含めるかどうかでA方式・B方式とC方式が分かれ、地歴公民を含めるかどうかでA方式・C方式とB方式が分かれるという構造になっています。現代経済デザイン学科はC方式がなく、A方式(3教科)とB方式(2教科)の2つのみです。自分が数学と地歴公民のどちらを得意としているかによって、選ぶべき方式が変わってきます。

全学部日程と個別学部日程、何が違うのか

全学部日程は経済学科・現代経済デザイン学科ともに外国語・国語・{地歴公民または数学}の3教科350点という共通の構成で、マークシート形式の独自問題で実施されます。個別学部日程が学科・方式ごとに科目構成が分かれるのに対し、全学部日程は学科によらず同じ枠組みで受験できる点が大きな違いです。ただし全学部日程は募集人員が個別学部日程より少なく設定されているため、多くの受験生にとっては個別学部日程が主戦場になります。この違いは、この記事の後半「学習スケジュールの立て方」でも詳しく取り上げます。

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青山学院大学経済学部とは|学部の特徴と求められる力

青山学院大学経済学部は、1953年に設立された歴史のある学部です。経済学科・現代経済デザイン学科の2学科からなり、経済学科は経済学の「総合力」を、現代経済デザイン学科は経済学の「実践力」を養成するという役割分担がされています。同じ経済学部の中でも、2つの学科でカリキュラムの方向性がかなり異なる点は、志望校選びの段階で押さえておきたいポイントです。

経済学科|理論・数量、応用経済、歴史・思想の3コース

経済学科は、1年次に必修科目としてミクロ経済学・マクロ経済学を学びながら、基礎科目の中から関心のある分野を履修していきます。その後「理論・数量」「応用経済」「歴史・思想」の3コースから専門科目を段階的・系統的に履修できるカリキュラムが組まれています。理論・数量コースは経済現象を理論的・数量的に分析する力を養い、応用経済コースは現実の経済問題への対応策を探求し、歴史・思想コースは歴史的背景を踏まえて経済を理解する力を養います。数学的な分析に関心があるか、政策的な応用に関心があるか、歴史的な視点から経済を捉えたいかによって、入学後に選ぶコースの方向性が変わってきます。

現代経済デザイン学科|GISを用いた空間分析と実践力

現代経済デザイン学科は、1年次に経済学と政府・地域コミュニティに関する基礎知識を身につけると同時に、GIS(地理情報システム)を使った分析方法を修得するのが大きな特徴です。2年次後期からは「公共コース」と「地域コース」に分かれ、商業の立地や防災、地域政策といった対象について高度な空間分析を行う力を養います。理論よりも実践的なデータ分析・地域分析に関心がある受験生にとっては、経済学科よりもこちらの学科のほうがイメージに近い場合があります。「経済学」と聞いて理論や数式を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、現代経済デザイン学科のように地図データや地域データを扱う実践的なアプローチも、青山学院大学経済学部が用意している学びの一つの選択肢です。

入試が求める力(アドミッション・ポリシーより)

青山学院大学経済学部のアドミッション・ポリシーでは、知識・技能として「国語、外国語、地理歴史、公民、数学などについて、内容を理解し、高等学校卒業程度の知識を有している」こと、思考力・判断力・表現力として「自分の考えをわかりやすく表現し、伝えることができる」「物事を多面的かつ論理的に考察し、自分の考えをもとめることができる」ことが求められています。さらに意欲・関心・態度として、「学科の特徴を理解した上で、言語・文化・文学・歴史・人間・思想・地域・社会などに興味関心を持ち、それを大学における勉学を通じて追求し、社会のために役立てる意欲」が挙げられています。この文言は経済学科・現代経済デザイン学科で共通しており、単なる得点力だけでなく、経済という切り口から社会の幅広いテーマへの関心も重視されています。志望理由書や面接を意識する場面が来たときのために、この文言をどう自分の言葉に落とし込めるか、早い段階から考えておいて損はありません。

青山スタンダードによる教養教育

青山学院大学経済学部は、経済学の専門科目に加えて、全学共通の教養教育プログラム「青山スタンダード」を通じた学びも用意しています。専門科目だけでなく全学共通の教養教育も学ぶカリキュラムになっています。入試の段階でも経済学の知識そのものより、幅広い教科を土台とした基礎学力が重視されていると考えられます。経済学科・現代経済デザイン学科いずれを志望する場合も、入試科目に含まれる英語・国語・地歴公民・数学のうち、方式で問われない科目についても最低限の基礎は維持しておくと、入学後の教養科目の学びにもつながります。

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一般選抜の入試方式と科目構成|全学部日程・個別学部日程(A・B・C方式)・共通テスト利用

ここからは、青山学院大学経済学部の一般選抜の科目構成と配点を、選抜区分・方式ごとに詳しく見ていきます。同じ「経済学部」でも方式によって科目数・配点・試験時間がまったく異なるため、自分がどの方式に強みを発揮できるかを早い段階で見極めておく必要があります。

個別学部日程|経済学科のA・B・C方式

経済学科の個別学部日程は、2027年度からA方式・B方式・C方式の3方式で実施されます。

方式募集人員教科科目試験時間配点
A方式約60名外国語英語コミュニケーションI・II・III、論理・表現I・II・III90分150点
地理歴史または公民世界史探究・日本史探究・政治経済から1科目選択60分100点
数学数学I・II・A・B・C(ベクトル)(※マークシート形式中心)60分100点
B方式約100名外国語英語コミュニケーションI・II・III、論理・表現I・II・III90分150点
数学数学I・II・A・B・C(ベクトル)90分150点
C方式約120名外国語英語コミュニケーションI・II・III、論理・表現I・II・III90分150点
地理歴史または公民世界史探究・日本史探究・政治経済から1科目選択60分100点

出典: 青山学院大学「2027年度入学者選抜概要」経済学部経済学科ページ。A方式の数学は、B方式の数学とは異なり、教科書の章末問題レベルを中心にすべてマークシート形式で出題されると公式に案内されています。同じ「数学」という科目名でも、A方式とB方式では出題形式・難易度の想定がまったく異なる点に注意が必要です。募集人員はC方式が約120名と最も多く、次いでB方式約100名、A方式約60名の順になっています。

個別学部日程|現代経済デザイン学科のA・B方式

現代経済デザイン学科の個別学部日程は、経済学科と異なりC方式がなく、A方式・B方式の2方式のみで実施されます。

方式募集人員教科科目試験時間配点
A方式約40名外国語英語コミュニケーションI・II・III、論理・表現I・II・III90分150点
地理歴史または公民世界史探究・日本史探究・政治経済から1科目選択60分100点
数学数学I・II・A・B・C(ベクトル)(※マークシート形式中心)60分100点
B方式約35名外国語英語コミュニケーションI・II・III、論理・表現I・II・III90分150点
数学数学I・II・A・B・C(ベクトル)90分150点

現代経済デザイン学科のA方式・B方式は、募集人員以外は経済学科のA方式・B方式と同じ科目構成です。数学が得意で地歴公民に自信がなければB方式、逆に地歴公民が得意で数学を避けたい場合は、経済学科であればC方式という選択肢がありますが、現代経済デザイン学科にはC方式に相当する「数学を使わない」方式が個別学部日程には用意されていない点に注意してください。

自分に合う方式の選び方

方式が複数あると、どれを選べばよいか迷う受験生・保護者は少なくありません。得意科目の組み合わせを軸に考えると、方式選びの判断はシンプルになります。数学と地歴公民のどちらも得意ならA方式(3教科で得点源を分散できる)、数学に特化して勝負したいならB方式、数学を避けて英語と地歴公民に絞りたいなら経済学科のC方式が候補になります。

得意科目の組み合わせ経済学科でおすすめの方式現代経済デザイン学科でおすすめの方式
英語・数学・地歴公民のすべてに自信があるA方式(3教科350点)A方式(3教科350点)
数学が突出して得意B方式(2教科300点、数学150点)B方式(2教科300点、数学150点)
数学は苦手だが地歴公民が得意C方式(2教科250点、数学なし)該当方式なし(A方式で数学を最低限得点する必要)

この表はあくまで科目の得意・不得意から見た目安であり、実際には募集人員や1教科あたりの配点比率も踏まえて総合的に判断する必要があります。複数の方式を併願できる場合は、得点シミュレーションを複数パターンで行い、どの方式なら合格ラインに届きやすいかを模試の結果をもとに検証しておくと安心です。

全学部日程の科目構成

全学部日程は、経済学科・現代経済デザイン学科ともに同じ科目構成で実施されます。

教科科目試験時間配点
外国語英語コミュニケーションI・II・III、論理・表現I・II・III80分150点
国語現代の国語、言語文化(古文・漢文を除く)70分100点
地理歴史または公民または数学世界史探究・日本史探究・政治経済・数学I,数学II,数学A(図形の性質、場合の数と確率)・数学B(数列)・数学C(ベクトル)のうち1科目選択60分100点

募集人員は経済学科が約30名、現代経済デザイン学科が約10名です。全学部日程は個別学部日程と異なり国語が必須科目になっている点が特徴で、逆に地理歴史・公民・数学は3択の中から1科目を選ぶ形になっています。国語(現代文中心、古文・漢文は除く)に自信がある受験生にとっては、個別学部日程にはない得点源が用意されている選抜区分だといえます。

大学入学共通テスト利用入学者選抜の科目構成

共通テスト利用は、個別試験を課さず大学入学共通テストの成績のみで合否を判定する方式です。

教科科目配点
国語国語(近代以降の文章)、満点110点を100点に換算100点
地理歴史または公民該当科目のうち高得点科目を合否判定に使用100点
数学該当科目のうち高得点科目を合否判定に使用100点
外国語英語(リーディング、リスニング)200点

募集人員は経済学科・現代経済デザイン学科ともに約10名で、合計500点満点です。共通テスト利用は国語・地歴公民・数学・外国語の4教科をすべて受験する必要があり、個別学部日程・全学部日程よりも受験科目数が多い点に注意してください。募集人員が少なく高得点勝負になりやすいため、多くの受験生は個別学部日程や全学部日程と併願する形で利用しています。

参考: 2026年度(旧方式)の入試結果

2027年度から試験方式が変わるため、以下の数字は新方式にそのまま当てはまるものではありませんが、方式変更前の応募動向を知る参考として紹介します。

学科・区分志願者受験者合格者倍率合格最低%
経済学科・全学部日程861名799名111名7.2倍76.0%
経済学科・個別学部日程(旧A方式)3,570名3,045名403名7.6倍
経済学科・個別学部日程(旧B方式)2,438名2,017名228名8.8倍64.3%
経済学科・共通テスト利用694名622名160名3.9倍82.9%
現代経済デザイン学科・全学部日程98名94名19名4.9倍71.7%
現代経済デザイン学科・個別学部日程(旧A方式)1,220名1,051名113名9.3倍70.0%
現代経済デザイン学科・個別学部日程(旧B方式)427名352名54名6.5倍59.7%

出典: 青山学院大学「2026年度 入学者選抜結果」経済学部ページ。経済学部全体では、一般選抜(個別学部日程)の倍率が8.1倍と、全学部日程(6.9倍)や共通テスト利用(3.9倍)より高い水準でした。2027年度はC方式の新設などで募集人員の配分自体が変わるため、この倍率がそのまま次年度にあてはまるとは限りませんが、個別学部日程が最も志願が集中しやすい選抜区分であるという傾向自体は参考にできます。全学部日程・共通テスト利用は募集人員が少ない分、個別学部日程よりも1名あたりの得点差がシビアになりやすい点も、併願戦略を考えるうえで頭に入れておきたい要素です。

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科目別の出題傾向|英語・数学・国語・地理歴史/公民で何が問われるか

ここからは科目別に、青山学院大学経済学部の出題傾向を見ていきます。以下は民間の受験指導サイトが公開している分析にもとづく一般的な傾向であり、大学の公式見解ではありません。過去問の実際の設問内容そのものは著作権の関係で紹介できないため、傾向の要約にとどめます。年度によって出題内容は変わるため、断定的な予想として受け取らないようご注意ください。

英語の出題傾向(全方式共通)

英語はどの方式・どの選抜区分でも配点が150点(全学部日程・個別学部日程)または200点(共通テスト利用の素点換算前)と、最も重視される科目です。独自問題の英語は長文読解を中心とした出題が続いているとされます。語彙・文法の知識だけでなく、文章全体の趣旨を把握する読解力が問われるという指摘が多くの対策情報で共通しています。試験時間は個別学部日程が90分、全学部日程が80分とやや短めに設定されているため、時間内に文章量をさばききるスピードも合否を左右する要素になります。共通テストの英語はリーディング・リスニング型であるのに対し、独自問題の英語は読解・知識問題中心の形式であるとされ、対策の方向性を分けて考える必要があります。

数学の出題傾向(A方式・B方式)

数学は方式によって出題形式が大きく異なる点が、青山学院大学経済学部の入試における最大の特徴の一つです。A方式の数学は教科書の章末問題レベルを中心にすべてマークシート形式で出題されます。一方でB方式の数学は90分・150点という配点の大きさから、A方式より深い理解や計算力を問う出題になっているとみられます。出題範囲はA方式・B方式ともに数学I・II・A・B・C(ベクトル)で共通ですが、試験時間がA方式60分に対しB方式90分と長く設定されている点からも、B方式のほうが問題量・難易度ともに高い可能性が高いと考えられます。マークシート形式か記述・計算中心の形式かという違いは、過去問演習の取り組み方そのものを変える必要がある要素なので、志望方式が固まった段階で早めに確認しておくことをおすすめします。

国語の出題傾向(全学部日程のみ)

国語が課されるのは全学部日程のみで、出題範囲は「現代の国語、言語文化」のうち古文・漢文を除いた範囲、つまり実質的に現代文(評論・随筆等)中心の出題になっているとみられます。試験時間は70分で、配点は100点です。個別学部日程・共通テスト利用の国語(近代以降の文章)と共通して、古典分野への対策比重を下げられる点は、国語を苦手とする受験生にとって取り組みやすいポイントだといえます。ただし現代文単体で高得点を取るには、抽象度の高い評論文を読み慣れておく必要があり、付け焼き刃の対策では対応しづらい科目でもあります。

地理歴史・公民の出題傾向(A方式・C方式・全学部日程)

地理歴史・公民は、世界史探究・日本史探究・政治経済の3科目から1科目を選択する形式です。A方式・C方式では地歴公民の試験時間が60分・配点100点と設定されており、外国語(90分150点)に次ぐウェイトを持つ科目になっています。特にC方式(約120名)は外国語と地歴公民の2教科のみで合否が決まるため、地歴公民の得点力がそのまま合否に直結しやすい方式だといえます。世界史・日本史・政治経済のどれを選ぶかは、高校での履修状況や得意分野に応じて早めに固めておくことが、対策の効率化につながります。

配点比率から見る科目別の重要度

科目ごとの配点を、方式内での比率に置き換えてみると、対策の優先順位がより具体的に見えてきます。

方式外国語の配点比率数学の配点比率地歴公民の配点比率国語の配点比率
A方式(350点)約42.9%(150点)約28.6%(100点)約28.6%(100点)
B方式(300点)約50.0%(150点)約50.0%(150点)
C方式(250点)約60.0%(150点)約40.0%(100点)
全学部日程(350点)約42.9%(150点)約28.6%(選択100点)約28.6%(選択100点)約28.6%(100点)

C方式は外国語の配点比率が60%と、他の方式より突出して英語への依存度が高い方式だとわかります。逆にB方式は外国語と数学がちょうど半分ずつの比率になっており、どちらか一方に偏った対策では総合点が伸びにくい設計です。A方式・全学部日程は3教科にバランスよく配点が分散しているため、極端な得意・不得意科目があると総合点で不利になりやすい点も意識しておきましょう。

A方式・B方式・C方式、どれが自分に合うか無料で整理します

数学と地歴公民、どちらに強みがあるかを踏まえて、青山学院大学経済学部のどの方式が合格ラインに届きやすいかを一緒に確認します。その場で入会を決める必要はありません。

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科目別の対策の方針

出題傾向を踏まえ、ここからは科目別の対策の方向性を整理します。全方式で配点が最も大きい外国語(英語)の完成度を高めることが、方式にかかわらず最優先の対策になります。

英語の対策

英語は、単語・文法などの基礎知識を高2までに固めたうえで、高3からは長文を時間内に読み切る速読力の強化に軸足を移すのが効果的です。全方式・全選抜区分で配点が最大の科目である以上、英語の完成度が総合得点の土台を作るという前提で学習計画を立てる必要があります。長文読解中心の出題傾向を踏まえ、日頃から時間を計って長文を読む練習を積んでおくと、本番でのタイムマネジメントに余裕が生まれます。共通テスト利用を併願する場合は、リーディング・リスニング形式の対策も並行して必要になるため、独自問題対策とは別に時間を確保しておくことが大切です。オンライン家庭教師サービスの選び方や他社比較はオンライン家庭教師おすすめ15選比較|料金・講師の質で選ぶでも整理しているので、あわせて参考にしてください。

数学の対策(A方式・B方式志望者)

数学で受験する場合、まず志望する方式がA方式かB方式かを早い段階で決めておくことが重要です。A方式志望なら教科書の章末問題レベルの典型問題をマークシート形式で素早く正確に解く練習が有効です。B方式志望であれば、90分という試験時間に見合う応用力・計算力を鍛える練習を重点的に積む必要があります。同じ「数学I・II・A・B・C」という出題範囲でも、方式によって求められる対応力の質が異なるため、模試や問題集を選ぶ段階から意識しておくと効率的です。数学が苦手で方式選択に迷っている場合は、経済学科であればC方式(地歴公民選択)という選択肢も検討できますが、現代経済デザイン学科の個別学部日程には数学を使わない方式が用意されていない点に注意してください。数学の演習は「解けた・解けなかった」で終わらせず、A方式ならマークシートでの正答率、B方式なら途中過程を含めた完成度という、それぞれの評価軸に沿って記録を残しておくと、自分の弱点がどちらの形式で顕著に出るのかが見えてきます。

国語の対策(全学部日程志望者)

全学部日程で国語を受験する場合、現代文(評論・随筆等)を読み慣れることが土台になります。新書レベルの評論文を日常的に読み、筆者の主張とその根拠を自分の言葉で要約する練習を重ねると、選択式・記述式どちらの設問にも対応しやすくなります。古文・漢文が出題範囲から除かれている分、現代文の読解精度を高めることに学習時間を集中投下できるのが、この学部の全学部日程を受験するメリットの一つです。試験時間70分の中で本文を精読しつつ設問に答えきる時間配分の感覚を、過去問演習を通じて早めに身につけておくとよいでしょう。

地理歴史・公民の対策(A方式・C方式・全学部日程志望者)

地理歴史・公民は、世界史探究・日本史探究・政治経済のいずれを選ぶ場合も、まず教科書レベルの基礎知識を体系的に固めることが最優先です。特にC方式志望者は外国語と地歴公民の2教科のみで合否が決まるため、地歴公民の得点力を英語と同じ水準まで引き上げる意識が欠かせません。用語の暗記だけでなく、出来事の因果関係や時代の流れを説明できるレベルまで理解を深めておくと、選択式・論述式いずれの設問にも対応しやすくなります。政治経済を選ぶ場合は、時事的なニュースにも日頃から触れておくと、出題内容の理解がスムーズになります。世界史・日本史はいずれも「探究」科目からの出題となるため、単純な暗記にとどまらず、資料や史料をもとに考察する力を意識した学習を積み重ねておくことも大切です。

私立大学・他大学との併願対策との両立

青山学院大学経済学部を第一志望としながら、他のGMARCH校や早慶を併願するご家庭は少なくありません。併願校対策に時間を割きすぎて青山学院大学特有の対策が手薄にならないよう注意が必要です。A方式のマークシート数学やC方式の地歴公民重視など、方式ごとに異なる対策ポイントを踏まえて計画を立てる必要があります。共通テスト利用方式で併願する大学がある場合は、共通テストの得点をどちらにも活かせるため、共通テスト対策の比重を計画的に高めておくと、併願戦略全体の効率が上がります。既存の対策記事では早稲田大学政治経済学部の入試傾向と対策も取り上げているので、私大文系上位校の併願を検討している場合はあわせて参考にしてください。

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学習スケジュールの立て方|逆算計画と学年別の目安

青山学院大学経済学部の入試は、方式によって受験科目が異なるため、直前期にまとめて対策するのではなく、志望方式を早めに決めたうえで学年ごとに積み上げる逆算型のスケジュールが現実的です。

高1のうちにやっておきたいこと

高1の間は、受験方式を絞り込む前の土台作りの時期です。英語は全方式で配点が最大の科目のため、高1のつまずきを高3まで持ち越さないことを最優先にしてください。英単語・英文法の基礎は、定期テストのたびに振り返りながら確実に固めておくと、高2以降の演習量を増やす土台になります。数学・地歴公民についても、この段階でどちらかを苦手なままにしてしまうと、後から方式を選ぶ際の選択肢が狭まってしまうため、高1のうちは両方をバランスよく学んでおくことをおすすめします。

高2のうちにやっておきたいこと

高2は、志望方式(A方式・B方式・C方式、または全学部日程)の方向性を固めながら、それぞれに必要な科目の対策を意識し始める時期です。英語の単語・文法、数学の教科書レベルの理解は、高2の終わりまでに一通り仕上げておきたいところです。数学で受験する方向であれば、A方式向けのマークシート形式演習とB方式向けの記述式演習のどちらに重心を置くかを、高2の後半から意識しておくと高3での対策がスムーズになります。地歴公民で受験する方向であれば、この時期から世界史・日本史・政治経済のうちどれを選ぶかを固め、授業内容を着実に理解しておくことが大切です。

高3からの逆算スケジュール

高3以降は、志望方式に合わせた科目対策と過去問演習を並行して進める時期になります。おおまかな目安は次の通りです。

時期取り組みの目安
高3春〜夏志望方式(A・B・C方式または全学部日程)を確定し、英語長文・数学(または地歴公民)の演習量を増やす
高3夏〜秋過去問演習を開始し、時間配分と方式ごとの出題形式(マークシート/記述など)に慣れていく
高3秋〜共通テスト直前共通テスト利用を併願する場合は共通テスト対策の比重を一時的に高める
共通テスト後〜個別試験共通テストの自己採点をもとに、独自問題(英語・地歴公民・数学のうち志望方式の科目)の総仕上げに専念

個別学部日程は複数の方式で併願できる場合があるため、A方式・B方式・C方式のどこまで受験するかを高3の早い段階で決めておくと、直前期の対策配分に迷わずに済みます。全学部日程を併願する場合は、国語の対策時間も別途確保しておく必要がある点を忘れないようにしてください。

浪人生・再受験生が押さえておきたいポイント

高卒生(浪人生)が青山学院大学経済学部を再受験する場合、2027年度から試験方式が変更されているため、現役時の対策や過去の合格体験記をそのまま参考にできない可能性がある点に注意が必要です。特にA方式は数学がマークシート形式に変わり、C方式は新設された方式であるため、浪人期間中に最新の選抜要項を確認し直し、志望方式を再検討することをおすすめします。浪人期間は、現役時に手薄だった科目(特に配点の大きい英語や、方式選択の鍵となる数学・地歴公民)を重点的に立て直す期間と位置づけ、春の時点で1年間の到達目標を月単位で区切っておくと、夏以降の過去問演習にスムーズに移行しやすくなります。

模試の活用法とスケジュールの見直し方

逆算スケジュールは、一度立てたら固定するものではありません。模試の結果をきっかけに、志望方式や科目ごとの学習配分を定期的に見直すことが重要です。特に方式によって科目構成が異なる青山学院大学経済学部では、模試の判定(A〜E等)そのものよりも、各科目が方式ごとの配点比率に照らしてどの程度の得点力に達しているかを確認する習慣をつけると、次の模試までに何を優先すべきかが具体的に見えてきます。高3の夏以降は、模試の答案を受け取ったら1週間以内に「今回の失点原因」と「次回までの対策」を書き出しておくと、直前期に同じ失点パターンを繰り返すリスクを減らせます。共通テスト形式の模試と、独自問題(記述・マークシート)を想定した模試では評価されるポイントが異なるため、両方の結果を別々に管理し、志望方式に必要な科目のバランスが崩れていないかを定期的にチェックすることも欠かせません。

数学だけ・地歴公民だけ、弱点科目に絞ってプロ講師に依頼できます

全科目を塾に切り替える必要はありません。A方式向けのマークシート対策やC方式向けの地歴公民強化など、必要な部分だけをオンラインで補強することも可能です。

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独学で目指す場合の壁と対処法

青山学院大学経済学部は、方式によって科目構成が大きく異なる入試です。知識のインプットだけなら独学でも十分に進められますが、方式選択の判断や英語の読解精度を独学だけで最適化するのは簡単ではありません。ここでは、独学で目指す場合によくぶつかる壁と、その対処法を整理します。

壁1: 方式が複雑で、独学だと最適な選択を誤りやすい

経済学科だけでもA方式・B方式・C方式の3通り、さらに全学部日程・共通テスト利用を含めると選択肢は多岐にわたります。2027年度からC方式が新設され、A方式の数学の出題形式も変更されたばかりです。独学だと最新の変更点を正確に把握しないまま、古い情報で対策を進めてしまうリスクがあります。自分の得意科目・不得意科目と、各方式の配点・出題形式を照らし合わせて最適な方式を選ぶには、募集要項を正確に読み解く力と、客観的な自己分析の両方が必要です。

壁2: 英語の配点が全方式共通で重いのに、伸び悩みに気づきにくい

英語はどの方式でも配点が150点以上と最大の科目ですが、長文読解中心の出題傾向に対して、自己流の学習では「読めているつもりで実は読めていない」状態に陥りやすいという壁があります。単語・文法の暗記量は伸びていても、初見の長文を制限時間内に読み切る力が伴っていないケースは少なくありません。模試の判定だけでは、どの部分でつまずいているのかが見えにくいため、第三者による客観的な診断を受ける機会を定期的に持つことが有効です。特にC方式のように英語の配点比率が60%に達する方式を志望する場合、英語の伸び悩みがそのまま総合点の伸び悩みに直結しやすいため、早い段階で読解力のボトルネックを特定しておく重要性は他の方式以上に高いといえます。

壁3: 併願校対策との時間配分を独学で最適化するのは難しい

GMARCHや早慶を併願する場合、大学ごとに出題形式・科目構成が異なるため、併願校対策と青山学院大学特有の対策をどう配分するかは、独学だと感覚的な判断になりがちです。マークシート数学や地歴公民重視のC方式など、方式ごとの対策ポイントを踏まえた時間配分が必要です。特に高3の秋以降は時間的な制約が大きくなるため、方式別・大学別に必要な演習量を可視化し、優先順位をつけて計画を立て直せる体制があると安心です。塾・予備校を使う場合の費用感については大学受験の塾費用は年間いくら?学年別相場と安く抑える方法でも詳しく取り上げているので、あわせて参考にしてください。

対処法: 状況に応じてプロの視点を取り入れる

こうした壁への現実的な対処法は、すべてを塾に任せるのではなく、「独学で進められる範囲」と「第三者の視点が必要な範囲」を切り分けることです。知識のインプットや基礎演習は独学で進めながら、方式選択の相談や英語長文の精読チェックなど、独学では検証しづらい部分だけをプロ講師に依頼するという使い方であれば、費用を抑えながら独学の弱点を補えます。

取り組み方独学で対応しやすい範囲第三者の視点が有効な範囲
方式選択募集要項を読んで配点・科目を把握する得意科目との相性を踏まえた方式の絞り込み
英語単語・文法の暗記、長文の多読読解の精度チェック、時間配分の調整
数学(A方式・B方式)公式の理解、典型問題の反復演習マークシート/記述それぞれの解法の使い分け
地歴公民(A方式・C方式)用語・出来事の暗記因果関係の整理、論述・応用問題への対応

1対1のオンライン家庭教師であれば、必要な科目・必要な時間だけを選んで依頼できるため、「数学だけA方式向けの演習をしたい」「英語長文の精読だけ見てほしい」といった絞った使い方もしやすくなります。すべての科目を塾に切り替える必要はなく、独学で伸ばせている部分はそのまま独学を続け、方式選択や読解精度など頭打ちになりやすい部分だけをスポットで依頼するという発想を持つと、費用対効果の高い受験勉強につながります。特に高3の夏以降、過去問演習のペースが上がってくる時期に、方式ごとの得点シミュレーションを一緒に整理してくれる相手がいるかどうかは、直前期の精神的な安定にも大きく関わってきます。

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高1〜高3・浪人生まで、今の時期から青山学院大学経済学部合格までに何をいつ終わらせればよいかを、志望方式に合わせて具体的にお伝えします。

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よくある質問(FAQ)

経済学科のA方式・B方式・C方式、どれを選べばいいですか?

数学と地歴公民の両方に自信があればA方式(3教科350点)、数学が特に得意ならB方式(2教科300点)、数学を避けて地歴公民で勝負したいならC方式(2教科250点)が選択肢になります。募集人員はC方式(約120名)が最も多いため、地歴公民が得意な受験生にとってはC方式が有力な選択肢の一つです。最終的には模試の得点状況を踏まえて、どの方式なら合格ラインに届きやすいかを検討することをおすすめします。方式ごとに募集人員も異なるため、得意科目だけでなく「その方式で何名の枠を争うことになるか」もあわせて確認しておくと、より現実的な戦略が立てられます。

経済学科と現代経済デザイン学科、どちらが難しいですか?

2027年度からの新方式ではまだ実際の入試結果が存在しないため、難易度を断定することはできません。参考として、2026年度(旧方式)の実績では、両学科とも個別学部日程の倍率は全学部日程より高い傾向にありました。難易度よりも、自分の関心が経済学科とデザイン学科のどちらに近いかを軸に選ぶことをおすすめします。経済学科は「総合力」重視、現代経済デザイン学科は「実践力」重視というカリキュラムの違いがあります。

A方式の数学がマークシート形式に変わったのはなぜですか?

大学側の変更理由は公式には明記されていませんが、選抜要項によればA方式の数学は教科書の章末問題レベルを中心にすべてマークシート形式で出題されると案内されています。B方式の数学(90分150点、記述含む可能性がある形式)とは出題形式が異なるため、同じ「数学」でも方式によって対策の仕方を変える必要があります。

全学部日程と個別学部日程は併願できますか?

全学部日程と個別学部日程は試験日程が異なる選抜区分として設定されており、募集要項上は併願が可能です。全学部日程は個別学部日程にはない国語が必須科目になっているため、併願を検討する場合は国語の対策時間も忘れずに確保してください。出願の詳細な条件は必ず最新の学生募集要項でご確認ください。併願する場合は、試験日程が近接していないか、体力的・精神的な負担が過度に大きくならないかも含めて、事前にカレンダーで確認しておくと安心です。

共通テスト利用選抜だけで合格を狙うのは現実的ですか?

共通テスト利用は募集人員が経済学科・現代経済デザイン学科ともに約10名と少なく、国語・地歴公民・数学・外国語の4教科すべてで得点する必要があります。募集人員が少ない分、共通テスト利用のみを本命にするのはリスクが高く、個別学部日程や全学部日程と併願する形で活用するのが現実的です。

国語が苦手でも青山学院大学経済学部は目指せますか?

個別学部日程(A・B・C方式)では国語は課されないため、国語が苦手な場合は個別学部日程を中心に検討する選択肢があります。国語が必須になるのは全学部日程と共通テスト利用のみのため、志望方式を絞ることで国語の負担を軽減できます。

浪人しても青山学院大学経済学部は受験できますか?

受験できます。ただし前述の通り、2027年度から試験方式が変更されているため、現役時と同じ方式・同じ対策がそのまま通用するとは限りません。浪人期間の使い方としては、配点の大きい英語を中心に、志望方式に応じて数学または地歴公民を重点的に立て直す1年間の計画を立てるのが基本です。現役時にB方式(数学中心)で受験して届かなかった場合、浪人期間中に地歴公民の基礎から立て直してC方式やA方式に挑戦し直すという選択肢も考えられます。方式を変える場合は、これまで積み上げてきた勉強内容が無駄にならないよう、英語のように全方式共通の科目を土台にしながら、新しく必要になる科目を上乗せしていく発想で計画を組むと移行しやすくなります。

模試の判定が厳しい場合、どのくらいの時期から対策を本格化すべきですか?

方式によって科目・出題形式が異なることを踏まえると、可能であれば高2の終わりまでに志望方式を決め、高3の春から過去問演習に入れる状態が理想です。判定が厳しい場合ほど、独学だけで進めるより、早い段階で方式選択そのものを見直すことをおすすめします。

まとめ|青山学院大学経済学部合格への次の一歩

青山学院大学経済学部の入試は、経済学科がA・B・C方式、現代経済デザイン学科がA・B方式という形で、2027年度から科目構成が再編されます。全方式に共通するのは外国語(英語)の配点の重さで、150点以上を占めるどの選抜区分でも最優先で対策すべき科目です。そのうえで数学を選ぶか地歴公民を選ぶかによって、A方式・B方式・C方式のどれが自分に合うかが変わってきます。

個別学部日程を中心に考えるのであれば、まずは数学と地歴公民のどちらに強みがあるかを自己分析し、募集人員・配点・出題形式(マークシートか記述か)を照らし合わせて志望方式を早期に固めることが、対策の効率を大きく左右します。全学部日程や共通テスト利用を併願する場合は、国語の対策時間や共通テスト特有の形式への対応も忘れずに計画に組み込んでおく必要があります。

浪人・再受験を検討している場合も、基本的な考え方は変わりません。2027年度からの方式変更を正確に理解したうえで、配点の大きい科目・自分の得意分野を軸に学習時間を優先的に配分することが、青山学院大学経済学部のように方式が複雑な入試では特に効いてきます。現役生・浪人生を問わず、今の学力と各方式で必要な得点との差を定期的に数値で確認しながら計画を修正していくことが、結果的に最短距離の対策につながります。

経済学科と現代経済デザイン学科のどちらを志望するかによって、A方式・B方式・C方式(または現代経済デザイン学科のA方式・B方式)の選択肢や募集人員も変わってきます。科目の得意・不得意だけでなく、2つの学科のカリキュラムのどちらに魅力を感じるかという視点も大切です。理論・数量/応用経済/歴史・思想という経済学科の3コースと、GISを用いた実践的な分析を学ぶ現代経済デザイン学科、どちらに惹かれるかは、方式選びと同じくらい早い段階から考えておきたいポイントです。入試対策と学部研究を並行して進めることが、結果的にモチベーションを保ったまま受験期を乗り切ることにもつながります。

本記事の情報は執筆時点(2027年度入学者選抜の要項)のものです。入試制度・配点・募集人員は年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず青山学院大学の公式サイト・最新の学生募集要項でご確認ください。特に2027年度は試験方式そのものが変更される年度にあたるため、出願直前だけでなく、学習計画を立てる時点でも最新版を確認する習慣をつけておくと安心です。

スプリング・オンライン家庭教師では、プロ講師による1対1指導を通じて、青山学院大学経済学部が求める英語の読解力・数学または地歴公民の得点力を科目単位で強化できます。「今の学力から青山学院大学経済学部合格まで、どの方式を軸に・何を・どれくらい進めればいいか」を、無料相談で具体的にシミュレーションすることも可能です。指導内容とコースの詳細は大学受験コースのページでも紹介しています。A方式・B方式・C方式のどれを選ぶか迷っている方も、まずは現状を整理するところから始めてみてください。

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