「愛知学院大学経済学部を志望しているけれど、前期試験A・前期試験B・前期試験M・共通テストプラス試験・中期試験・後期試験・共通テスト利用試験(Ⅰ期3科目型・Ⅰ期4科目型・Ⅱ期2科目型)と方式が多すぎて、どれから対策すればいいのか分からない」——愛知学院大学経済学部を志望する受験生・保護者から、こうした相談が増えています。結論から言うと、愛知学院大学経済学部の一般選抜は合計9つの方式に分かれます(共通テスト利用試験を含む)。満点も200点・300点・400点とまったく異なります。しかも前期試験Bと共通テストプラス試験は、単独では出願できず、前期試験Aを受験していることが出願の必須条件になっています。
愛知学院大学経済学部は経済学科の単一学科体制で、「デジタル」と「英語」を2本柱としたカリキュラムを掲げ、経済学を「理論」「歴史」「政策」の3つの角度から学びます。特命教授としてジャーナリストの池上彰氏が在籍していることでも知られています。この記事では、AGU NAVI(愛知学院大学受験生サイト)が公表している2027年度の公式データをもとに、9方式の科目構成と配点、2026年度に実施された入試の公式結果(志願者数・受験者数・合格者数から算出した実質倍率)、科目別の出題傾向と対策の方針、学年別の学習スケジュール、独学で目指す場合に直面しやすい壁までを整理してお伝えします。
先にお断りしておくと、本記事で紹介する配点構成・募集定員・倍率などの数字は、執筆時点(2026年9月)にAGU NAVIで公表されている2027年度(2027年4月入学)入試の公式情報にもとづくものです。入試制度は年度によって変更されることがあるため、出願にあたっては必ず愛知学院大学受験生サイトおよび最新の学生募集要項でご確認ください。なお、同じ愛知県内の私立大学に「愛知大学」がありますが、愛知学院大学とは別法人・別大学です。愛知大学経済学部の「スタンダード方式」のような方式名は愛知学院大学には存在しないため、情報を混同しないようご注意ください。
9方式のうち、どれを軸にすべきか一緒に整理します
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【結論】愛知学院大学経済学部の入試傾向と対策|まず押さえるべきポイント
まず全体像を数字で押さえます。愛知学院大学経済学部の一般選抜には、独自試験を伴う6方式(前期試験A・前期試験B・前期試験M・共通テストプラス試験・中期試験・後期試験)と、大学入学共通テストの得点のみで判定する共通テスト利用試験3方式(Ⅰ期3科目型・Ⅰ期4科目型・Ⅱ期2科目型)、合わせて9方式があります。2027年度の経済学部経済学科の募集定員と、2026年度入試(2026年1〜3月実施)の公式結果から算出した実質倍率(受験者数÷合格者数)は次の通りです。
| 方式 | 満点 | 2027年度募集定員 | 2026年度実質倍率 |
|---|---|---|---|
| 前期試験A | 300点 | 95名 | 約5.5倍 |
| 前期試験B | 300点 | 15名 | 約3.2倍 |
| 共通テストプラス試験 | 300点 | 25名 | 約3.3倍 |
| 前期試験M | 300点 | 20名 | 約4.7倍 |
| 中期試験 | 300点 | 10名 | 約9.6倍 |
| 後期試験 | 200点 | 5名 | 約11.2倍 |
| 共通テスト利用試験Ⅰ期(3科目型) | 300点 | 15名 | 約1.8倍 |
| 共通テスト利用試験Ⅰ期(4科目型) | 400点 | 5名 | 約1.5倍 |
| 共通テスト利用試験Ⅱ期(2科目型) | 200点 | 5名 | 約10.4倍 |
出典: AGU NAVI「募集定員」および「過去の入試データ」経済学部経済学科(2026年度実績)。倍率は受験者数÷合格者数で算出した実質倍率で、合格最低点は公式サイトに公表されていません。同じ経済学部でも、方式によって実質倍率は1倍台から11倍台まで大きく異なります。募集定員が最も多い前期試験Aは約5.5倍、共通テスト利用試験Ⅰ期(3科目型・4科目型)は1倍台後半とやや落ち着く一方、募集定員の少ない中期試験・後期試験・共通テスト利用試験Ⅱ期は10倍前後まで上がります。この違いを理解しないまま「募集人員が少ない方式だから穴場だろう」と考えてしまうと、実際には狭き門であることに気づかないまま出願してしまうおそれがあります。
9方式、何が違うのか
前期試験Aは愛知学院大学独自の試験問題で選抜する、一般選抜のメイン方式です。募集定員が最も多く、経済学部志望者の「本命」になりやすい方式で、2027年度は経済学部で95名の募集があります。前期試験Bと共通テストプラス試験は、いずれも前期試験Aの受験が出願の必須条件で、個別試験を実施せず前期試験Aで受験した科目の得点を再利用して合否を判定します。前期試験M・中期試験は「オールマークシート方式」、後期試験は「本学受験のラストチャンス」と位置づけられる方式で、これらは前期試験Aとは独立した別試験です。共通テスト利用試験(Ⅰ期3科目型・Ⅰ期4科目型・Ⅱ期2科目型)は、大学入学共通テストの得点のみで合否判定する方式で、本学独自の試験は課されません。9方式の中からどれを主軸にするかで、高3の学習計画そのものが変わってきます。この記事の後半、「学習スケジュールの立て方」でも詳しく取り上げます。
前期試験Bと共通テストプラス試験は前期試験Aとセット
愛知学院大学の一般選抜で特に見落とされがちなのが、前期試験Bと共通テストプラス試験は前期試験Aを受験していなければ出願できないという仕組みです。前期試験Bは個別試験を実施せず、前期試験Aで受験した3科目のうち高得点の2科目(うち1科目を200点満点に換算)を使って判定します。共通テストプラス試験も同様に個別試験を実施せず、大学入学共通テストの高得点2科目と前期試験Aの高得点1科目を組み合わせて判定します。つまりこの2方式は、前期試験Aを受験して初めて成立する「派生方式」だと理解しておく必要があります。出願前にこの仕組みを誤解してしまうと、前期試験Aを受験しないまま前期試験Bや共通テストプラス試験だけに出願してしまい、選考の対象外(不合格)になってしまうおそれがあるため、注意が必要です。
倍率が示すもの
結論の表をあらためて見ると、募集定員が最も多い前期試験Aは約5.5倍とそれなりに高い倍率である一方、共通テスト利用試験Ⅰ期(3科目型・4科目型)は1倍台後半と落ち着いています。中期試験・後期試験・共通テスト利用試験Ⅱ期は、募集定員が5〜10名と少ないぶん実質倍率が9〜11倍台まで上がる点には注意が必要です。これは「本命の前期試験Aで不合格だった場合の追加チャンス」としてこれらの方式に出願する受験生が多く、募集定員に対して志願者・受験者が集中しやすいためだと考えられます。方式ごとのこの違いを理解しておくことが、どの方式に注力すべきかを考えるうえで役立ちます。
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愛知学院大学経済学部とは|経済学科の特徴と求められる力
愛知学院大学経済学部は、経済学科の単一学科体制をとる学部です(入学定員270名)。「デジタル」と「英語」を2本柱としたカリキュラムを掲げ、PCやソフトの活用にとどまらず、ビジネスデータの収集方法の習得からグローバル経済の分析まで、幅広いICT関連科目を実施しています。あわせてビジネス特有の英語教育も充実しており、経済問題の解決に貢献できる次世代のビジネスをリードする人材の育成を目指しています。
理論・歴史・政策の3つの角度から学ぶ経済学
経済学部の学びは、経済学を「理論」「歴史」「政策」の3つの角度からアプローチする点が特徴です。現代の中部圏・日本・世界で起きている経済現象の本質に迫ることで、「経済政策に強い社会人」の育成を掲げているほか、世界経済の動向を多角的に読み解く視点と地域経済の振興に必要な分析力・提案力を養う「グローカル」な人材の輩出も目標としています。銀行等での実務経験が豊富な専任教員も多数在籍しており、第一線で活躍してきた経済のプロの視点から学べる点も特色の一つです。カリキュラムは基礎科目・基幹科目・発展科目の三群に区分され、基礎→応用→実践→総合という4段階で段階的に専門性を積み上げていく体系性を重視した構成になっています。
特命教授として池上彰氏が在籍
経済学部の教員陣には、ニュース解説などで知られるジャーナリストの池上彰氏が特命教授として在籍し、「現代日本の経済社会と国際情勢」を研究テーマに掲げています。このほかにも、金融システム・地域経済・社会経済史・労働市場・農と食の持続可能性など、幅広い研究テーマを担当する教授・准教授・講師陣が在籍しており、産業構造や地域の経済成長・景気変動の分析、日本の金融システムに関する実証研究など、実社会に直結したテーマを学べる環境が整っています。卒業後の進路を見据えた「進路別コア履修モデル」も設けられており、ビジネスパーソン・公務員・地域社会の職業人・金融ビジネスパーソン・専門的調査研究員という5つの分野を意識して計画的に科目を履修できる仕組みになっています。
アドミッション・ポリシーが求める力
愛知学院大学経済学部のアドミッション・ポリシー(入学者受入方針)では、高等学校等で外国語・数学・国語・理科・地理歴史・公民を学習し経済学を学ぶための基礎的な学力を有している人、国内外の経済や社会の問題に幅広い関心を持っている人など、6つの項目が掲げられています。主要教科の基礎学力に加えて、経済・社会への関心の高さも重視される入試だと理解しておくとよいでしょう。教育目標は、学校法人愛知学院の建学の精神「行学一体・報恩感謝」にもとづき、「経済政策に強い社会人」と「グローカルなビジネスパーソン」の養成を掲げています。
キャンパスは名城公園、取得できる資格
経済学部の講義が行われる名城公園キャンパスは、愛知県名古屋市北区名城3-1-1にあります。商学部・経営学部・法学部および各研究科も同じ名城公園キャンパスで学んでおり、経済学を軸にしながら他学部の学生とも交流しやすい環境です。取得できる資格は、高等学校教諭一種免許状(地理歴史・公民)、図書館司書、学校図書館司書教諭、社会福祉主事。将来目標とする資格・試験としては、公認会計士、税理士、中小企業診断士、宅地建物取引士、国家公務員などが挙げられています。将来、経済・ビジネス分野の専門資格や公務員を目指したいと考えている受験生にとっては、入試段階での基礎学力の積み上げが、そのまま入学後の資格取得への土台にもつながります。
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一般選抜の入試方式と科目構成|前期試験A・B・M、共通テストプラス、中期・後期、共通テスト利用の配点
ここからは、愛知学院大学経済学部の一般選抜9方式それぞれの科目構成と配点を詳しく見ていきます。同じ「経済学部」でも方式によって満点・科目数・出題形式がまったく異なるため、志望方式に応じた対策が欠かせません。なお、経済学部経済学科の2027年度募集定員は、ここで解説する一般選抜9方式(共通テスト利用試験を含む)が合計195名、これとは別に学校推薦型選抜(公募制推薦A・公募制推薦B・指定校制推薦)が合計65名です。本記事では、学力試験による選抜である一般選抜9方式を中心に解説します。
前期試験A(メイン方式)の科目と配点
前期試験Aは愛知学院大学独自の試験問題による選抜で、経済学部を含む文学部・商学部・経営学部・経済学部・法学部・総合政策学部で共通の「3科目型」です。内訳は、国語(必須・60分・100点)、外国語(必須・60分・100点)、地理歴史(日本史探究・世界史探究)・公民(政治・経済)・数学(Ⅰ・Ⅱ・A)から1科目(60分・100点)という3教科構成で、合計300点満点です。国語・外国語・地理歴史(日本史・世界史)・数学は記述とマークシートを併用する出題形式である一方、科目ごとの配点比率そのものは公表されていません。試験日は2月1日・2日・3日・4日の4日程があり、試験日が異なれば同一学科および他学科を併願することができます。得点は平均値と標準偏差を用いた得点調整(調整点)が行われたうえで合否判定に使われます。
前期試験Bと共通テストプラス試験の仕組み
前期試験Bと共通テストプラス試験は、いずれも前期試験Aの受験を出願条件とし、個別試験を実施しない「派生方式」です。前期試験Bは、前期試験Aで受験した3科目のうち高得点の2科目を採用し、そのうち高得点の1科目を200点満点に換算して合計300点満点で判定する「傾斜配点方式」です。共通テストプラス試験は、大学入学共通テストの高得点2科目(各100点に換算)と、前期試験Aの高得点1科目(100点)を組み合わせて300点満点で判定します。どちらも入学検定料が割引される(前期試験Bは1出願目5,000円・2出願目以降0円、共通テストプラス試験も同水準)ため、前期試験Aに出願する受験生の多くがあわせて出願する併願しやすい設計になっています。
前期試験M・中期試験・後期試験(オールマークシート系)
前期試験Mは「オールマークシート方式」の3科目型で、記述式を含みません。外国語必須(100点)に、国語・地理歴史・公民・数学から2科目(各100点)を加えた300点満点で、試験日は2月5日です。中期試験も「オールマークシート方式」の2科目型・傾斜配点方式で、国語・外国語・地理歴史・公民・数学から2科目(英語または数学を必須科目として選択可能)を受験し、高得点の1科目を200点満点に換算して合計300点満点で判定します。試験日は2月15日で、全国7会場(名古屋・東京・浜松・金沢・岐阜・津・大阪)で受験できます。後期試験は「本学受験のラストチャンス」と位置づけられる2科目型で、外国語必須(100点)に国語・地理歴史・公民・数学から1科目(100点、記述とマークシートの併用)を加えた200点満点、試験日は3月8日です。
| 方式 | 満点 | 科目構成(経済学部) |
|---|---|---|
| 前期試験A | 300点 | 国語100(必須)+外国語100(必須)+地歴公民・数学から1科目100 |
| 前期試験B | 300点 | 前期試験Aの高得点2科目(うち1科目を200点換算) |
| 共通テストプラス試験 | 300点 | 共通テスト高得点2科目(各100)+前期試験A高得点1科目100 |
| 前期試験M | 300点 | 外国語100(必須)+国語・地歴公民・数学から2科目(各100) |
| 中期試験 | 300点 | 国語・外国語・地歴公民・数学から2科目(高得点1科目を200点換算) |
| 後期試験 | 200点 | 外国語100(必須)+国語・地歴公民・数学から1科目100 |
共通テスト利用試験(Ⅰ期3科目型・Ⅰ期4科目型・Ⅱ期2科目型)
共通テスト利用試験は、大学入学共通テストの得点のみで合否判定する方式で、本学独自の試験は課されません。Ⅰ期(3科目型)は外国語1科目(100点)と他教科から高得点2科目(各100点)を合わせた300点満点、Ⅰ期(4科目型)は外国語必須(100点)に他教科から3科目(各100点)を加えた400点満点で、この2方式は互いに併願できます。Ⅱ期(2科目型)は大学入学共通テストの高得点2科目(各100点)を合わせた200点満点で、Ⅰ期とは異なり複数学科への同時出願はできません。Ⅰ期の出願期間は2026年12月17日〜2027年1月22日正午、Ⅱ期の出願期間は2027年1月25日〜2月24日正午で、共通テスト自体は2027年1月16日・17日に実施されたものを利用します。
| 方式 | 満点 | 科目構成(経済学部) |
|---|---|---|
| 共通テスト利用試験Ⅰ期(3科目型) | 300点 | 外国語100+他教科から高得点2科目(各100) |
| 共通テスト利用試験Ⅰ期(4科目型) | 400点 | 外国語100(必須)+他教科から3科目(各100) |
| 共通テスト利用試験Ⅱ期(2科目型) | 200点 | 他教科から高得点2科目(各100) |
2027年度の募集定員と2026年度の倍率
方式ごとの配点に加えて、実際の志願状況・倍率も志望校選びの重要な判断材料になります。2026年度入試の公式結果(志願者数・受験者数・合格者数)から実質倍率(受験者数÷合格者数)を算出すると、次のようになります。
| 方式 | 2027年度募集定員 | 2026年度志願者数 | 2026年度実質倍率 |
|---|---|---|---|
| 前期試験A | 95名 | 742名 | 約5.5倍 |
| 前期試験B | 15名 | 575名 | 約3.2倍 |
| 共通テストプラス試験 | 25名 | 515名 | 約3.3倍 |
| 前期試験M | 20名 | 157名 | 約4.7倍 |
| 中期試験 | 10名 | 135名 | 約9.6倍 |
| 後期試験 | 5名 | 60名 | 約11.2倍 |
出典: AGU NAVI「募集定員」「過去の入試データ」経済学部経済学科。志願者数だけを見ると前期試験Aが最多ですが、募集定員あたりの倍率で見ると中期試験・後期試験は募集定員が10名以下と少ないぶん、実質倍率が9倍台後半〜11倍台まで上がることがわかります。共通テスト利用試験Ⅰ期(3科目型・4科目型)は1倍台後半と比較的落ち着いていますが、Ⅱ期(2科目型)は募集定員5名に対して志願者52名と、こちらも倍率10倍台まで上がります。募集人員の少なさと倍率の高さがおおむね比例する傾向にあるため、志望方式を「募集人員の多さ」だけで選ぶのではなく、まず自分の得意科目との相性を優先し、そのうえで方式ごとの実績を確認するという順番を意識するとよいでしょう。
出願期間・試験日・合格発表日の一覧
方式ごとに出願期間・試験日・合格発表日も異なるため、志望方式を決めたら早めにカレンダーへ落とし込んでおくことをおすすめします。出願期間を1日でも過ぎると、その方式には出願できなくなります。AGU NAVIの公式情報にもとづく2027年度入試の日程は次の通りです。
| 方式 | 出願期間 | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 前期試験A | 2026年12月17日〜2027年1月19日正午 | 2月1日・2日・3日・4日 | 2027年2月14日 |
| 前期試験M | 2026年12月17日〜2027年1月19日正午 | 2月5日 | 2027年2月14日 |
| 中期試験 | 2026年12月17日〜2027年1月22日正午 | 2月15日 | 2027年2月23日 |
| 後期試験 | 2027年2月2日〜2月24日正午 | 3月8日 | 2027年3月14日 |
| 共通テスト利用試験Ⅰ期(3・4科目型) | 2026年12月17日〜2027年1月22日正午 | 共通テスト1月16日・17日 | 2027年2月14日 |
| 共通テスト利用試験Ⅱ期 | 2027年1月25日〜2月24日正午 | 共通テスト1月16日・17日(受験済みの結果を利用) | 2027年3月7日 |
出典: AGU NAVI 各方式ページ(前期試験A・前期試験M・中期試験・後期試験・共通テスト利用試験Ⅰ期・Ⅱ期)。前期試験Bと共通テストプラス試験は独自の試験日を持たず、前期試験Aの出願にあわせて手続きが完結する方式のため、この一覧には含めていません。前期試験Aと同じ2026年12月17日から出願準備を始められる方式が多い一方、中期試験・後期試験は出願締切が2027年1月下旬〜2月下旬にずれ込むため、前期試験Aの結果を見てから追加出願するご家庭も少なくありません。出願書類の準備や検定料の振込には数日かかることもあるため、締切当日ではなく余裕をもったスケジュールを組んでおくと安心です。前期試験Bと共通テストプラス試験は2出願目以降の入学検定料が0円になるため、前期試験Aとあわせて出願しておくご家庭が多い方式でもあります。
みなし満点制度・特待生制度も押さえておく
前期試験A・前期試験B・共通テストプラス試験の3方式では、英語外部検定試験を利用した「みなし満点」制度があります。英検準1級相当(2,304)・TOEIC(4技能)1,095・IELTS 5.5などの基準以上のスコアを保持していれば、外国語(英語)試験を満点(100点)として扱う制度で、ただし本学が実施する英語の試験自体は受験する必要があります。また、前期試験A・共通テスト利用試験Ⅰ期を対象試験とする「新入生特待生」制度もあり、対象試験での得点率70%以上を選考基準に、入学金・施設設備資金・教育充実費・授業料の1年次分を全額免除のうえ2年次以降は30万円を給付します(4年間の免除・給付額は216万円以上、選抜予定人数は各学部合計223名)。得点率70%という具体的な目標が示されている点は、学習計画を立てるうえでも参考になります。
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科目別の出題傾向|外国語・国語・地理歴史公民・数学で何が問われるか
ここからは科目別に、愛知学院大学経済学部(前期試験A基準)の出題形式を見ていきます。以下は愛知学院大学の公式受験生サイトが示す試験科目・配点にもとづく整理であり、過去問の実際の設問内容そのものは著作権の関係で紹介できません。年度によって出題内容は変わるため、断定的な予想として受け取らないようご注意ください。
外国語(英語)の出題傾向
前期試験Aの外国語は、公式資料によると記述式とマークシート形式を併用する出題形式で、試験時間60分・配点100点です。出題範囲は「英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、論理・表現Ⅰ」で、前期試験B・共通テストプラス試験ではこの外国語の得点がそのまま再利用されるため、前期試験Aの外国語で確実に得点しておくことが後続方式にも波及します。単語・熟語・文法といった基礎知識の抜け漏れが、記述・マークどちらの設問でも失点につながりやすい科目です。
国語の出題傾向
国語は、外国語と同様に記述式とマークシート形式を併用する出題形式で、試験時間60分・配点100点です。出題範囲は「現代の国語、言語文化、論理国語、古典探究」で、いずれも漢文を除く点が特徴です。漢文を除いた現代文・古文の読解力が問われるため、漢文対策に時間を割く必要はない一方、現代文・古文の両方に対応できる読解力を幅広く養っておく必要があります。
地理歴史・公民の出題傾向(選択科目)
前期試験Aでは、地理歴史(日本史探究・世界史探究)・公民(政治・経済)・数学のいずれかを選択できます。公式資料によると地理歴史(日本史探究・世界史探究)は記述とマークシートを併用する出題形式で、試験時間60分・配点100点です。政治・経済の出題形式については記述・マークシートの内訳が個別に示されていないため、募集要項の最新情報で確認する必要があります。日本史探究・世界史探究のどちらを選ぶかは、自分がこれまで積み上げてきた通史の理解度を基準に早めに決めておくとよいでしょう。
数学の出題傾向
数学は「数学Ⅰ、Ⅱ、A(図形の性質、場合の数と確率)」の範囲から出題され、試験時間60分・配点100点です。数学Ⅲの範囲は出題対象に含まれていないため、数学Ⅰ・Ⅱ・A(図形の性質、場合の数と確率)の範囲を確実に固めることが対策の中心になります。前期試験M・共通テスト利用試験Ⅰ期(3科目型)のように全問マークシート形式で数学を利用できる方式もあれば、前期試験Aのように記述式が併用される方式もあるため、志望する方式に応じて答案の書き方まで含めた対策の優先度を調整する必要があります。
| 科目 | 出題範囲 | 出題形式(前期試験A) |
|---|---|---|
| 外国語 | 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、論理・表現Ⅰ | 記述・マークシート併用 |
| 国語 | 現代の国語、言語文化、論理国語、古典探究(漢文除く) | 記述・マークシート併用 |
| 地理歴史 | 日本史探究・世界史探究 | 記述・マークシート併用 |
| 数学 | 数学Ⅰ、Ⅱ、A(図形の性質、場合の数と確率) | 公式サイトに内訳の記載なし |
出典: AGU NAVI「前期試験A」試験科目・試験時間・配点。国語・外国語・地理歴史(日本史・世界史)は記述とマークシートの併用と明記されている一方、数学と公民(政治・経済)については出題形式の内訳(マーク・記述の比率)が公式資料に示されていません。この違いを理解せずに「全科目マークシート対策だけ」を進めてしまうと、記述式が含まれる科目で得点を伸ばしきれないおそれがあります。
9方式のうち、どれを軸にすべきか一緒に整理します
前期試験A・B・M、共通テストプラス試験、中期・後期試験、共通テスト利用試験Ⅰ期・Ⅱ期の9方式のうち、今の得意科目ならどれが有利か。無料相談でその場で確認できます。入会を即決していただく必要はありません。
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科目別の対策の方針
出題形式を踏まえ、ここからは科目別の対策の方向性を整理します。記述とマークシートが併用される科目が多い入試であるため、どちらの形式にも対応できる基礎力を仕上げることが合否を左右します。
外国語(英語)の対策
記述とマークシートが併用される出題形式を踏まえると、単語・熟語・文法の基礎知識を高2までに固めたうえで、高3からはマーク式の精度を上げる演習と、記述式で自分の言葉で説明する練習の両方に取り組むのが効果的です。前期試験Bと共通テストプラス試験では外国語の得点がそのまま再利用されるため、前期試験Aの外国語で高得点を取っておくことが、後続の方式でも有利に働きます。みなし満点制度の対象になる外部検定試験(英検・TOEIC・IELTS等)の受験を早めに検討しておくのも一つの選択肢です。
国語の対策
国語は現代の国語・言語文化・論理国語・古典探究(漢文を除く)という幅広い範囲から出題されるため、現代文の読解力と古文の基礎知識の両方をバランスよく養うことが対策の軸になります。記述式の設問に備えて、本文の要点を自分の言葉で簡潔にまとめる練習を、日頃の問題演習の中に組み込んでおくとよいでしょう。漢文を対策に含める必要がない分、その時間を現代文・古文の演習に振り分けられる点は、他大学の入試と比べた際の特徴の一つです。
地理歴史・公民の対策
地理歴史(日本史探究・世界史探究)は記述とマークシートを併用する出題形式であることを踏まえ、通史・体系的な知識をインプットするだけでなく、用語や出来事の背景を自分の言葉で説明できるレベルまで理解を深める記述対策を高2のうちから意識しておくのが望ましい方針です。公民(政治・経済)を選択する場合も、時事的な話題と教科書的な知識を結びつけながら学習を進めておくと、記述式の設問にも対応しやすくなります。
数学の対策
数学は数学Ⅰ・Ⅱ・A(図形の性質、場合の数と確率)の範囲から出題されます。数学Ⅲが範囲に含まれないため、対象範囲を絞り込んで基礎から標準レベルまで反復演習することが効率的な対策につながります。前期試験Mや共通テスト利用試験のようにマークシート中心の方式を主軸にする場合は正答率を上げる演習を、前期試験Aのように記述式も含まれる方式を主軸にする場合は答案の書き方まで含めた対策を、それぞれ優先度を分けて進めるとよいでしょう。
方式選びと併願対策の両立
愛知学院大学経済学部を第一志望としながら、他の私立大学や国公立大学を併願するご家庭は少なくありません。前期試験Aを受験しておけば、前期試験Bと共通テストプラス試験にも追加出願で対策の幅を広げられるため、まず前期試験Aの対策を軸に据えつつ、共通テストの結果次第で共通テスト利用試験(Ⅰ期・Ⅱ期)の出願も視野に入れる戦略が有効です。国公立大学との併願を考えている場合は、共通テスト対策の比重を計画的に高めておくことで、共通テスト利用試験での併願枠も同時に確保できます。同じ愛知県内で経済学部を持つ大学を併願先として検討している受験生は、愛知大学経済学部の入試傾向と対策もあわせて参考にしてください(愛知学院大学とは別法人・別大学のため、方式名や配点は混同しないようご注意ください)。
前期試験Bと共通テストプラス試験の併願ルール、正しく理解できていますか?
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学習スケジュールの立て方|逆算計画と学年別の目安
愛知学院大学経済学部の入試は、方式によって満点も科目の組み合わせも異なるため、直前期にまとめて対策するのではなく、学年ごとに積み上げる逆算型のスケジュールが現実的です。
高1のうちにやっておきたいこと
高1の間は、受験方式を絞り込む前の土台作りの時期です。外国語(英語)・国語はどの方式でもほぼ必須科目になるため、高1のつまずきを高3まで持ち越さないことを最優先にしてください。英単語・英文法の基礎は、定期テストのたびに振り返りながら確実に固めておくと、高2以降の演習量を増やす土台になります。地歴公民か数学かを迷っている場合も、高1のうちは両方の基礎を大きく崩さない範囲で学習しておくと、高2での選択に幅を持たせられます。
高2のうちにやっておきたいこと
高2は、志望方式(前期試験A中心か、共通テスト利用も視野に入れるか)の方向性を固めながら、選択科目を決めていく時期です。外国語の単語・文法、国語の読解の基礎は、高2の終わりまでに一通り仕上げておきたいところです。地歴公民を選択する場合は記述対策も意識した学習を、数学を選択する場合は数学Ⅰ・Ⅱ・Aの範囲を優先的に固める学習を、それぞれ高2のうちから始めておくと、高3での演習に多くの時間を割けます。高2の後半からは志望校を意識した模試を受け始め、記述とマークが混在する出題形式に触れておくと、高3でのギャップを減らせます。
高3からの逆算スケジュール
高3以降は、志望方式に応じた演習と、共通テスト対策を並行して進める時期になります。おおまかな目安は次の通りです。
| 時期 | 取り組みの目安 |
|---|---|
| 高3春〜夏 | 外国語・国語の演習を継続し、選択科目の基礎を固める |
| 高3夏〜秋 | 過去問演習を開始し、時間配分と記述の書き方への慣れを確認していく |
| 高3秋〜共通テスト直前 | 共通テスト利用試験を検討している場合は、共通テスト対策の比重を一時的に高める |
| 共通テスト後〜前期試験A等 | 共通テストの自己採点をもとに、前期試験Aを中心とした独自試験系の総仕上げに専念 |
前期試験Aを主軸にする場合は、共通テスト後の期間をどう使うかが直前期の勝負どころになります。共通テスト利用試験も併願する場合は、共通テストそのものへの準備を秋のうちに前倒ししておく必要があります。
複数方式併願をどう組むか
愛知学院大学経済学部は独自試験を伴う6方式と共通テスト利用試験3方式という多くの選択肢があるため、複数方式を組み合わせて併願するご家庭も多くあります。前期試験Aに出願しておけば、追加出願で前期試験Bと共通テストプラス試験にも対策の幅を広げられるため、まず前期試験Aの対策を軸にしつつ、前期試験M・中期試験・後期試験や共通テスト利用試験も、志望度と対策できる範囲に応じて検討すると、併願の幅が広がります。共通テスト利用試験は本学独自の試験を受けずに済む方式でもあるため、共通テストの結果次第で経済学部合格の可能性を複数ルートで確保できるという意味でも、共通テスト対策を軽視しない計画作りが重要です。
浪人生・再受験生が押さえておきたいポイント
高卒生(浪人生)が愛知学院大学経済学部を再受験する場合も、基本的な対策の考え方は現役生と変わりません。ただし配点や併願ルールは年度によって変更される可能性があるため、現役時の情報のまま対策を進めると方式選びの理解にズレが生じるおそれがあります。まずは最新の募集要項を確認し、どの方式・どの科目で失点が多かったかを再確認することから始めるとよいでしょう。1年間という限られた期間を有効に使うためには、春の時点で「共通テスト利用試験まで狙うのか、独自試験系の方式に絞るのか」といった方針を早めに決め、月単位の到達目標を設定しておくことが重要です。
直前期の過去問演習の使い方
過去問演習は、単に「解いて丸つけをする」だけでは効果が半減してしまいます。記述とマークシートが併用される科目が多いため、過去問演習も科目別に分けて記録を残しておくことが直前期の効率を左右します。外国語・国語・選択科目それぞれについて、大問ごとにかかった時間と正答率、記述式設問の出来を簡単な表にまとめておくと、どの大問で時間を使いすぎているか、どの分野で失点が多いかが可視化されます。共通テスト利用試験も併願する場合は、共通テスト形式の演習と、前期試験A向けの記述込みの演習とで、求められる解き方の感覚が異なる点にも注意してください。
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独学で目指す場合の壁と対処法
愛知学院大学経済学部は、9つの方式それぞれで満点・科目構成・出題形式が異なる入試です。知識のインプットだけなら独学でも十分に進められますが、方式ごとの対策の優先順位や記述式の採点基準を自分だけで判断するのは簡単ではありません。ここでは、独学で目指す場合によくぶつかる壁と、その対処法を整理します。
壁1: 9方式のうちどれを主軸にするか、独学では判断材料が不足しがちである
9つの方式は満点も科目構成も異なり、「自分の得意科目でどの方式が最も有利になるか」を客観的に判断する材料を、独学で十分に集めるのは難しいというのが最初の壁です。特に前期試験Bと共通テストプラス試験はどちらも前期試験Aの得点を再利用する仕組みですが、換算の方法や共通テストとの組み合わせ方が異なるため、模試の結果だけでは判断がつきにくい場合があります。方式選びを誤ると、本来得意な科目を活かせないまま受験を終えてしまうリスクもあります。
壁2: 前期試験Aとの併願ルールを誤解して出願機会を逃しやすい
前期試験Bと共通テストプラス試験は、前期試験Aの受験(指定した科目をすべて受験すること)が出願の必須条件で、前期試験Aを1科目でも受験しなかった場合は選考の対象外になるという特有のルールがあります。独学の場合、こうした募集要項の細かい併願ルールを見落としたまま出願日を迎えてしまうことも起こりえます。
具体的には、前期試験Aで指定科目のうち1科目でも欠席してしまうと、その試験日にあわせて出願していた前期試験Bや共通テストプラス試験も自動的に選考対象外(不合格)として扱われます。出願を希望する方式が決まったら、必ず前期試験Aとの関係を募集要項で確認することが独学の落とし穴を避けるコツです。学習計画を立てる段階、あるいは定期的な振り返りのタイミングで、第三者に志望方式・出願計画が妥当かを確認してもらえると、こうした見落としを防ぎやすくなります。
壁3: 記述式問題の採点基準は独学だと分かりにくい
国語・外国語・地理歴史(日本史・世界史)は記述とマークシートを併用する出題形式で、これが愛知学院大学の前期試験Aの大きな特徴です。記述式は模範解答の丸暗記だけでは対応できず、自分の解答がどこまで部分点をもらえる書き方になっているかを客観的に判断するのが独学では難しいという壁があります。独学だと、答え合わせが「合っていた・間違っていた」の二択で終わってしまい、記述の完成度そのものを見直す機会が持ちにくいのが実情です。学校や塾の先生に答案を見てもらえる機会が少ない受験生ほど、この壁に気づかないまま本番を迎えてしまうことがあります。
壁4: 過去問の入手・演習量の確保に時間がかかる
前期試験A・前期試験M・中期試験・後期試験の過去問は、大学受験の過去問集(いわゆる赤本)や大学が配付する過去問題集などで入手できますが、9つもの方式があるため、どの方式の過去問から手をつけるべきかの優先順位付け自体が独学では難しいという事情があります。独学の場合、過去問を解く順番や、どの年度・どの方式から手をつけるべきかの計画も自分で立てる必要があり、気づけば直前期になって演習量が不足していたというケースも起こりえます。志望方式を早めに絞り込み、逆算スケジュールの中に過去問演習の時間をあらかじめ確保しておくことが、こうした遅れを防ぐ基本です。
対処法: 状況に応じてプロの視点を取り入れる
こうした壁への現実的な対処法は、すべてを塾に任せるのではなく、「独学で進められる範囲」と「第三者の視点が必要な範囲」を切り分けることです。知識のインプットや基礎演習は独学で進めながら、方式選びや併願ルールの確認、記述問題の書き方の添削など、独学では検証しづらい部分だけをプロ講師に相談するという使い方であれば、費用を抑えながら独学の弱点を補えます。塾に通わず大学受験対策を進める場合の考え方は塾なしで大学受験に合格する方法でも詳しく取り上げているので、あわせて参考にしてください。
| 取り組み方 | 独学で対応しやすい範囲 | 第三者の視点が有効な範囲 |
|---|---|---|
| 方式・出願計画 | 公式データの数字の確認 | 自分の得意科目と方式の相性、併願ルールの確認 |
| 外国語 | 単語・文法の暗記、マーク演習 | 選択肢の絞り込み方、記述の書き方 |
| 国語・地歴公民 | 知識の暗記、通史の理解 | 記述問題の書き方・部分点の取り方の確認 |
| 数学 | 公式の理解、標準問題の反復演習 | 記述答案の添削、計算ミスの傾向分析 |
とくに9方式のうちどれを主軸に据えるかという判断は、模試の成績表だけを見ていても答えが出にくいテーマです。得意科目・不得意科目の内訳や、記述式問題への対応力まで踏まえて相談できる相手がいると、方式選びの精度が上がります。学年が上がるにつれて出願までの残り時間は限られていくため、判断に迷う期間が長引くこと自体が遠回りになりかねません。1対1のオンライン家庭教師であれば、必要な科目・必要な時間だけを選んで依頼できるため、「記述問題の添削だけ」「方式選びの相談だけ」といった絞った使い方もしやすくなります。すべての科目を塾に切り替える必要はなく、独学で伸ばせている部分はそのまま独学を続け、伸び悩んでいる部分だけをスポットで依頼するという発想を持つと、費用対効果の高い受験勉強につながります。効率的な勉強法の基本的な考え方は大学受験の勉強法でも整理しているので、独学と個別指導を組み合わせる際の目安として参考にしてください。特に、方式選び・併願計画という「戦略」の部分は、受験生本人だけで抱え込むと視野が狭くなりがちなテーマです。学習内容そのものだけでなく、こうした出願戦略の相談相手を持っておくことも、独学の弱点を補ううえで有効な選択肢の一つです。
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よくある質問(FAQ)
愛知学院大学経済学部の9つの方式、どれを優先すべきですか?
前期試験Aは募集人員が最も多く、経済学部志望者にとって主戦場になりやすい方式です。前期試験Bと共通テストプラス試験は前期試験Aの受験が出願条件のため、まず前期試験Aの対策を軸にしたうえで、得意科目や共通テストの結果に応じて他方式への出願を検討するのが基本的な考え方です。
前期試験Bと共通テストプラス試験は何が違いますか?
どちらも前期試験Aの受験を前提とする方式ですが、採用する科目の組み合わせ方が異なります。前期試験Bは前期試験Aの3科目の中から高得点2科目を、共通テストプラス試験は共通テストの高得点2科目と前期試験Aの高得点1科目を組み合わせます。共通テストの結果に自信がある場合は共通テストプラス試験が有利に働きやすくなります。
前期試験Mと共通テスト利用試験は、どちらもマークシートですか?
前期試験Mは「オールマークシート方式」で本学独自の試験を受験する方式です。共通テスト利用試験は本学独自の試験を受けず、大学入学共通テストの得点のみで合否判定する点が異なります。共通テスト対策に自信があり、本学独自の記述対策の負担を減らしたい受験生には共通テスト利用試験が選択肢になります。
共通テスト利用試験だけで合格を目指せますか?
制度上は可能です。Ⅰ期には3科目型・4科目型、Ⅱ期には2科目型があり、2026年度実績ではⅠ期(3科目型・4科目型)の倍率が1倍台後半とほかの方式より低めでした。共通テスト利用試験は独自試験を受けずに済む一方、共通テストで幅広い科目の基礎学力が求められるため、共通テスト対策に十分な時間を割ける受験生に向いた選択肢だといえます。
前期試験Aの記述式問題は、どのくらい対策すればいいですか?
国語・外国語・地理歴史(日本史・世界史)は記述とマークシートを併用する出題形式です。正解を出すだけでなく、答案の書き方そのものを磨く対策の優先度が高くなります。特に前期試験Bや共通テストプラス試験まで見据えている場合は、前期試験Aの記述対策を早い段階から仕上げておくことをおすすめします。
浪人しても愛知学院大学経済学部は受験できますか?
受験できます。ただし配点や併願ルールは年度によって変更される可能性があるため、まず最新の募集要項を確認することから始めてください。1年間の使い方としては、現役時に手薄だった科目や記述対策を重点的に立て直す計画を立てるのが基本です。
特待生制度とはどのような制度ですか?
前期試験A・共通テスト利用試験Ⅰ期を対象試験とする「新入生特待生」制度があり、対象試験での得点率70%以上を選考基準に、1年次の入学金・施設設備資金・教育充実費・授業料を全額免除のうえ2年次以降は30万円が給付されます。4年間の免除・給付額は216万円以上で、選抜予定人数は各学部合計223名です。得点率70%という目標を意識して学習計画を立てることをおすすめします。
経済学部は名城公園キャンパスと聞きましたが、どのような場所ですか?
経済学部の講義は愛知県名古屋市北区名城3-1-1の名城公園キャンパスで行われます。商学部・経営学部・法学部および関連する研究科も同じ名城公園キャンパスにあり、経済学部以外の学生とも交流しやすい環境です。通学時間や下宿先を検討する際は、最新のキャンパス情報を愛知学院大学公式サイトで確認しておくことをおすすめします。
まとめ|愛知学院大学経済学部合格への次の一歩
愛知学院大学経済学部の入試は、独自試験を伴う6方式(前期試験A・前期試験B・前期試験M・共通テストプラス試験・中期試験・後期試験)と、共通テスト利用試験3方式(Ⅰ期3科目型・Ⅰ期4科目型・Ⅱ期2科目型)を合わせた9方式で、満点も科目構成も出題形式も大きく異なります。特に前期試験Bと共通テストプラス試験は前期試験Aの受験が出願条件であるため、志望方式を固めたうえで、出願のルールを正確に把握することが欠かせません。
前期試験Aでは、国語・外国語・地理歴史(日本史・世界史)で記述とマークシートが併用され、数学は数学Ⅰ・Ⅱ・A(図形の性質、場合の数と確率)の範囲までが出題対象というように、科目ごとの出題範囲・形式の違いを踏まえた対策の使い分けが総合得点を左右します。選択科目(地理歴史・公民・数学)は、こうした違いを踏まえて自分の得意科目を基準に選ぶことが対策の出発点になります。
学習スケジュールとしては、高1・高2のうちに外国語・国語の基礎を固め、選択科目の通史や記述対策を計画的に進めたうえで、高3では志望方式に応じた過去問演習に十分な時間を割くという逆算の発想が重要です。配点・募集人員は年度によって変更される可能性があるため、最新の募集要項を早い段階で確認する習慣をつけておくと、方式選びで迷う時間を減らせます。
浪人・再受験を検討している場合や、他の私立大学・国公立大学との併願を考えている場合も、基本的な考え方は変わりません。記述式が含まれる科目・出題範囲の広い科目を正確に把握し、そこに学習時間を優先的に配分することが、方式が多く制度がやや複雑な愛知学院大学経済学部の入試では特に効いてきます。現役生・浪人生を問わず、志願者数・実質倍率の推移を定期的に確認しながら計画を修正していくことが、結果的に最短距離の対策につながります。
前期試験A・前期試験B・前期試験M・共通テストプラス試験・中期試験・後期試験・共通テスト利用試験(Ⅰ期・Ⅱ期)のどれを軸にするかという組み合わせは、受験生一人ひとりの得意科目・学習状況によって最適解が変わります。「とりあえず全方式に出願する」のではなく、自分の得意科目から逆算して方式を絞り込むほうが、限られた時間の中で対策の密度を高められます。迷ったときほど、公式データにもとづいた客観的な判断材料を集めることを優先してください。
本記事の情報は執筆時点(2026年9月、AGU NAVIが公表する2027年度入試の公式情報および2026年度入試の公式結果データ)のものです。入試制度・配点・募集定員は年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず愛知学院大学受験生サイト・最新の学生募集要項でご確認ください。特に合格最低点は公式サイトに公表されていないため、模試の判定を参考にしながら、公式データで確認できる範囲(募集定員・志願者数・倍率)をもとに現実的な目標設定を行うことをおすすめします。
スプリング・オンライン家庭教師では、プロ講師による1対1指導を通じて、愛知学院大学経済学部が求める記述力・読解力を科目単位で強化できます。「今の学力から愛知学院大学経済学部合格まで、どの方式を軸に・何を・いつまでに進めればいいか」を、無料相談で具体的にシミュレーションすることも可能です。指導内容とコースの詳細は大学受験コースのページでも紹介しています。前期試験Aと他の方式のどちらを主軸にするか迷っている方も、まずは現状を整理するところから始めてみてください。
9方式のうち、どれを軸にすべきか一緒に整理します
前期試験A・B・M、共通テストプラス試験、中期・後期試験、共通テスト利用試験Ⅰ期・Ⅱ期の9方式のうち、今の得意科目ならどれが有利か。無料相談でその場で確認できます。入会を即決していただく必要はありません。
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