2026/09/03 その他

評定平均とは?計算方法・上げ方・調査書との関係をわかりやすく解説

「評定平均」という言葉を、三者面談や模試の結果表で急に目にして、意味がよく分からないまま気になっている——そんな高1・高2の生徒・保護者は少なくありません。結論からお伝えすると、評定平均とは、高校の通知表に並ぶ各科目の5段階評定を合計し、科目数で割って算出する平均値のことです。定期テストの点数そのものではなく、提出物や授業態度も含めて先生がつける「評定」という5段階の評価をもとに計算します。

この評定平均は、大学受験の指定校推薦や学校推薦型選抜で重視されるほか、一般選抜であっても出願時に提出する調査書に記載される数値です。「評定平均が高いほど有利」というイメージだけが先行しがちですが、計算の仕組みや、いつ・どこで使われるのかを理解しないまま数字だけを気にしても、対策の立てようがありません。

この記事では、評定平均の定義と「評定」そのものとの違い、全学年平均・学年別平均それぞれの計算方法を具体例つきで整理したうえで、「4.0」「4.3」といった数字がどの程度の目安になるのか、調査書にはどんな情報が記載されるのか、そして評定平均を上げるために今日から取り組める具体的な方法まで、順を追って解説します。

先にお断りしておくと、指定校推薦で求められる評定平均の基準は大学・学部・年度によって幅があり、一律の数字を示すことはできません。本記事では特定の大学の基準値ではなく、一般的な傾向として紹介します。また、評定平均は一度の努力で急に跳ね上がるものではなく、定期テストの結果を1回1回積み上げていくことでしか上がらないという性質があります。記事の後半では、この「積み上げ」をどう逆算して計画すればいいかについても触れていきます。

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【結論】評定平均とは高校の成績の通知表の平均値。計算方法と大学受験での使われ方を先に押さえる

評定平均について検索する人の多くは、「定義」「計算方法」「大学受験でどう使われるか」の3点を知りたいはずです。まずは全体像を一覧表で押さえておきましょう。

項目内容
評定とは各科目について、定期テストの点数・提出物・授業態度などを総合して先生がつける5段階(学校によっては10段階)の成績評価
評定平均とは各科目の評定を合計し、科目数で割って算出する平均値
全学年評定平均3年間(または出願時点まで)のすべての評定を対象に算出する平均値
学年別評定平均特定の学年(高1・高2など)の評定だけを対象に算出する平均値
主な用途指定校推薦・学校推薦型選抜の出願基準、大学受験の調査書への記載

評定平均は、定期テストの点数だけでなく提出物や授業態度も反映された「学校生活全体の通知表」のような数字です。一発の模試の結果とは違い、日々の積み重ねがそのまま数字に表れる仕組みになっています。

この後の章では、まず「評定」そのものの定義を確認したうえで、全学年平均・学年別平均の計算方法を具体例つきで解説します。指定校推薦での使われ方や調査書との関係も順番に見ていきましょう。

評定平均が「高い」「低い」は何で決まるか

評定平均の高さは、生まれつきの学力だけで決まるものではありません。定期テストの点数・提出物の質と期限・授業態度という3つの要素それぞれの積み重ねが、最終的な評定平均を形づくります。逆に言えば、この3つのうちどこに課題があるのかを特定できれば、評定平均を上げるための取り組みは具体的に絞り込めます。何から手をつければいいか分からないという段階でも、まずはこの3要素のどこに伸びしろがあるかを振り返ることが出発点になります。

評定平均とは?定義と「評定」との違い

評定平均を理解するには、まず「評定」という言葉の意味を押さえておく必要があります。「評定」と「評定平均」は似た言葉ですが、指しているものが違い、この違いを混同したまま調べ進めると、後の計算方法の説明も分かりにくくなってしまいます。まずは両者の関係を整理しておきましょう。

「評定」は科目ごとにつく段階評価

評定とは、国語・数学・英語といった科目ごとに、学期末や学年末の通知表につけられる成績評価のことです。多くの高校では5段階(5・4・3・2・1)で評価され、定期テストの点数だけでなく、提出物の提出状況・授業への取り組み方・小テストの結果なども総合して担当の先生が決定します。「テストの点数はよかったのに評定は思ったより低かった」ということが起こるのは、評定が点数だけで決まるものではないためです。

「評定平均」はすべての評定を合計して科目数で割った値

一方、評定平均とは、対象となる期間・学年のすべての科目の評定を合計し、その科目数で割って算出する平均値です。たとえば5科目の評定が5・4・4・3・4であれば、合計は20、科目数は5なので、評定平均は20÷5で4.0になります。「評定」は科目ごとの点、「評定平均」はそれらをならした1つの数字という関係だと考えると整理しやすくなります。

呼び方の違いに注意する

評定平均は、学校や資料によって「評定平均値」「学業成績の評定平均」などと表記されることもありますが、指している内容は同じです。大学の募集要項では「全体の評定平均値」という言い方で、全学年通しての平均を指定しているケースもあります。呼び方が違っても、基本的な計算の考え方は共通しています。

通知表のどこを見れば評定が分かるか

通知表(成績表)には、学期ごとまたは学年末に、科目ごとの評定が数字で記載されています。通知表そのものに「評定平均」という欄が用意されている学校は少なく、各科目の評定を自分で合計して割り算する必要があるケースがほとんどです。学期の途中で自分の評定平均のおおよその見込みを知りたい場合は、これまでに返却された定期テストの点数や提出物の状況から、大まかな評定を予測して仮の平均を出してみるという方法もあります。ただし、これはあくまで目安であり、実際の評定は授業態度や小テストなども含めて先生が総合的に判断するため、必ずしも予測通りになるとは限りません。

評定に関する誤解しやすいポイント

評定平均について検索する人の中には、いくつかの誤解を抱いたまま調べ始める人も少なくありません。「定期テストの点数さえよければ評定も自動的に高くなる」という思い込みは正確ではありません。評定は提出物・授業態度も含めて総合的に決まるためです。同様に、「評定平均は高3になってから頑張れば十分間に合う」という考え方も、全学年評定平均の仕組みを踏まえると誤解に近いといえます。こうした誤解を早い段階で解いておくことが、無駄のない対策につながります。

評定平均と偏差値の違い

模試の結果でよく目にする「偏差値」は、その模試を受けた集団の中での相対的な位置を示す数値であり、評定平均とは算出のもとになるデータがまったく異なります。偏差値は模試という限られた場面での学力を示す指標、評定平均は学校生活全体の積み重ねを示す指標という違いを理解しておくと、両者を混同せずに済みます。志望校選びの際は、どちらか一方だけでなく、両方の数字を踏まえて検討するのが現実的です。

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評定平均の計算方法|全学年平均・学年別の出し方を具体例で解説

ここからは、実際に手を動かして計算できるように、具体的な数字を使って評定平均の出し方を確認していきます。

基本の計算式

評定平均=(すべての評定の合計)÷(対象になる科目数)という式で計算します。1年間の評定合計を、その年に履修した科目数で割れば「学年別評定平均」、複数学年分の評定合計をすべての科目数で割れば「全学年評定平均」になります。式自体はどちらも同じで、「どの範囲の評定を対象にするか」が違うだけです。

1学年分の評定平均を計算する例

たとえば、ある生徒の高1のときの評定が次の表のようだったとします。

科目評定(5段階)
国語総合4
数学I3
数学A3
英語コミュニケーションI4
物理基礎4
化学基礎3
世界史A4
保健体育5
芸術(音楽)4
合計34

この例では、9科目の評定を合計すると34になります。34÷9を計算すると、評定平均はおよそ3.8です。実技科目や副教科の評定も、主要科目と同じ1科目として計算に含まれる点は見落とされがちなので注意してください。

全学年評定平均を計算する例

次に、高1〜高3(出願時点で3年1学期まで履修済みの場合)の評定をすべて合計するケースを考えます。仮に高1の評定合計が34(9科目)、高2の評定合計が40(10科目)、高3の1学期までの評定合計が20(5科目)だったとすると、合計は34+40+20=94、科目数は9+10+5=24です。94÷24を計算すると、全学年評定平均はおよそ3.9になります。全学年平均は、学年ごとの評定平均を単純に足して学年数で割るのではなく、すべての評定と科目数を合算してから割る点が計算ミスの起きやすいポイントです。

学年別評定平均を計算する例

学年別評定平均が必要な場合は、対象学年の評定だけを合計します。上の例で言えば、高2だけの評定平均は40÷10で4.0です。指定校推薦の出願条件で「高3の1学期までの全体の評定平均」と指定されるケースが多い一方、大学によっては学年ごとの評定平均を別途確認される場合もあるため、両方の数字を把握しておくと安心です。

10段階評価の学校の場合はどうなるか

高校によっては、評定が5段階ではなく10段階、あるいは学期の成績を100点満点で記録している場合もあります。大学受験の調査書には、多くの場合5段階評定に換算した数値が記載されるため、10段階評価の学校に通っている場合は、自分の学校の評定が最終的にどう換算されるのかを担任の先生や進路指導室に確認しておくと、数字のズレに戸惑わずに済みます。

評定平均の小数点・四捨五入の扱い

評定平均は割り算で求めるため、多くの場合、小数点以下まで数字が出ます。調査書や大学の出願資格では、小数点第2位まで表示する、あるいは第1位までに四捨五入するなど、扱い方が書類によって異なることがあります。「評定平均3.66」と「評定平均3.7」のように表記が変わることがあっても、もとになっている計算方法自体は同じです。細かい表記の違いに戸惑ったときは、どちらも同じ計算から出ている数字だと理解しておけば安心です。

学年ごとに評定を伸ばした場合のシミュレーション

「高1のうちに評定が低かったら、その後どのくらい挽回できるのか」を具体的にイメージするため、2つのパターンを比較してみます。どちらも高1・高2・高3の1学期までで、それぞれ10科目・10科目・5科目を履修したケースです。

パターン高1の評定平均高2の評定平均高3(1学期)の評定平均全学年評定平均
Aさん(高1から高い水準を維持)4.24.24.2約4.2
Bさん(高1は低めだが高2・高3で伸ばした)3.24.04.4約3.8

Bさんのように高2・高3で評定を伸ばしても、高1の評定が全学年平均の計算対象に含まれ続けるため、Aさんの水準には届きにくいことが、この表からも分かります。とはいえ、Bさんの全学年評定平均(約3.8)も、高1のまま何も変えずに推移した場合と比べれば確実に高くなっており、「今からでは遅い」ということはありません。挽回できる幅を具体的な数字でイメージしておくことが、次の定期テストへのモチベーションにもつながります。

評定平均を計算するときによくあるミス

評定平均の計算でよくあるミスは、「必修科目だけを対象にする」「選択科目を計算から漏らす」「小数点以下の扱いを誤る」といったものです。履修したすべての科目の評定を漏れなく合計することが、正確な評定平均を出す第一歩です。自分で計算した数値に自信が持てない場合は、通知表や成績個票をもとに、担任の先生に確認してもらうのが確実です。

文理選択・科目選択が評定平均に与える影響

高2から始まる文理選択や科目選択は、履修する科目の組み合わせを変えるため、評定平均の出方にも影響します。得意な科目を選択科目に多く組み込めば、その分だけ評定平均が上がりやすくなる一方、進みたい進路に必要な科目を避けて選ぶと、後で不利になることもあるという両面があります。文理選択・科目選択は評定平均のためだけに決めるものではありませんが、選択した科目がその後の評定平均にどう影響しそうかを、選ぶ段階である程度想像しておくと後悔しにくくなります。

評定平均を自分で記録・管理する方法

評定平均は、学期末や学年末にまとめて計算するよりも、通知表が返却されるたびに記録しておくと、その後の推移を把握しやすくなります。科目名・評定・学期をノートや表計算アプリに記録していくだけの簡単な方法ですが、これを続けておくと、指定校推薦を検討するタイミングで慌てて過去の通知表をかき集める必要がなくなります。表計算アプリを使える場合は、科目ごとの評定を入力するだけで自動的に平均を計算する表を作っておくと、次の学期の目標設定にも活用しやすくなります。

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「4.0」「4.3」の基準目安と、指定校推薦での評定平均の使われ方

評定平均の計算方法が分かったところで、次は「4.0」「4.3」といった数字がどんな意味を持つのか、指定校推薦でどう使われるのかを見ていきます。

「4.0」「4.3」という数字の位置づけ

5段階評価で全科目5を取れば評定平均は5.0、逆にすべて3であれば3.0になります。「4.0」は多くの科目で4を取っている状態、「4.3」はそこからさらに5の科目が増えた状態とイメージすると、数字の位置づけがつかみやすくなります。ただし、これはあくまで計算上の目安であり、「4.0あれば安心」「3点台だから不利」と単純に線引きできるものではありません。

指定校推薦で評定平均が使われる場面

指定校推薦(学校推薦型選抜の一種)では、多くの大学・学部が出願条件として一定の評定平均を設定しています。この基準は大学・学部によって大きく異なり、3.0台後半から4.5程度まで幅があるのが実情です。同じ大学でも学部によって基準が違ったり、年度によって見直されたりすることもあるため、「〇〇大学は評定平均〇〇以上」という情報を鵜呑みにせず、志望校の最新の募集要項を必ず確認する必要があります。

評定平均の基準を確認するときの注意点

指定校推薦の評定基準は、多くの場合、高校に届く募集要項や、大学の入試サイトに公表される出願資格の欄に記載されています。基準となる評定平均が「全体の評定平均」なのか「特定教科の評定平均」なのかも大学によって異なるため、数字だけでなく「何の平均を指しているか」まで確認することが大切です。学年ごとに数値が上下している場合、直近の学年の評定がより重視されるケースもあります。

評定平均が高いことのメリットは指定校推薦だけではない

評定平均を意識するメリットは、指定校推薦の出願資格を満たすことだけにとどまりません。評定平均が安定して高い生徒は、定期テスト・提出物・授業態度のいずれも一定水準でこなせていることの表れでもあり、この土台は一般選抜に向けた学習習慣にもそのまま生きてきます。「推薦を使うかどうかまだ決めていない」という段階であっても、評定平均を意識した積み上げは、どの選抜方式を選ぶことになっても無駄にはなりません。

評定平均以外に見られる要素もある

指定校推薦は評定平均の基準を満たせば自動的に合格が決まるものではなく、校内選考や、大学によっては小論文・面接なども実施されます。評定平均はあくまで出願できるかどうかの一次的な基準であり、その先には校内での選考や大学側の総合的な判断が控えていることも押さえておきましょう。

公募制推薦・総合型選抜でも評定平均が問われることがある

評定平均が出願条件になるのは指定校推薦だけではありません。公募制の学校推薦型選抜や、大学・学部によっては総合型選抜でも、出願資格の1つとして一定の評定平均を求めているケースがある点は知っておくとよいでしょう。指定校推薦のように高校の校内選考で1校に絞られる仕組みとは異なり、公募制推薦は同じ高校から複数人が出願できることが多く、評定平均の基準も指定校推薦とは別に設定されている場合があります。志望する選抜方式ごとに、出願資格として評定平均が求められているかどうかを個別に確認しておく必要があります。

校内選考で評定平均以外に見られること

指定校推薦の校内選考では、評定平均に加えて、出欠状況や部活動・委員会活動などの特別活動の記録、日頃の学校生活での様子が総合的に判断材料になることが一般的です。評定平均が校内の基準を満たしていても、出欠状況や生活態度の面で懸念があると校内選考を通過しにくくなることもあるため、数字だけでなく学校生活全体を安定させておくことが大切です。

選抜方式ごとの評定平均の位置づけ早見表

ここまで見てきた内容を、選抜方式ごとに整理すると次のようになります。

選抜方式評定平均の位置づけ
指定校推薦出願できるかどうかを左右する一次的な基準になることが多い
公募制の学校推薦型選抜大学・学部によっては出願資格の1つとして求められる
総合型選抜大学・学部によって扱いが異なり、評定平均以外の要素も重視されやすい
一般選抜学力試験が中心。調査書は参考資料や加点要素として扱われることがある

同じ「評定平均」でも、選抜方式によって重視される度合いはまったく異なるため、志望校・志望学部でどの選抜方式を検討しているかによって、評定平均への向き合い方も変わってきます。複数の選抜方式を併願する場合は、それぞれで評定平均がどう扱われるかを整理しておくと、対策の優先順位がつけやすくなります。

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評定平均と調査書の関係|大学受験の調査書に何が書かれるか

評定平均がどこで使われるのかを理解するには、「調査書」という書類そのものを知っておく必要があります。ここでは調査書の役割と、そこに記載される項目を整理します。

調査書とは何か

調査書(指導要録に基づいて高校が作成する書類)は、大学受験の出願時に高校を通じて大学に提出される書類です。評定平均は、この調査書に記載される数値の1つであり、一般選抜であっても出願時には多くの大学で調査書の提出が求められます。

調査書に記載される主な項目

記載項目主な内容
各教科・科目の学習の記録科目ごとの評定、学年ごとの評定平均
学習成績概評評定平均をもとにした段階別の概評
出欠の記録欠席日数・遅刻早退の回数
特別活動の記録部活動・委員会・生徒会活動などの記録
総合的な探究の時間の記録探究活動のテーマや取り組みの記録
備考・特記事項資格・検定、表彰歴などがあれば記載

評定平均は調査書の中でも特に大学側が確認しやすい「数値化された指標」であるため、学校推薦型選抜・総合型選抜はもちろん、一般選抜でも合否の参考資料として扱われることがあります。ただし、一般選抜の多くは学力試験の結果が合否を大きく左右するため、調査書の位置づけは選抜方式によって異なります。

一般選抜でも調査書は関係あるのか

一般選抜では、学力試験の得点が合否の中心的な判断材料になりますが、多くの大学で出願時に調査書の提出そのものは求められます。合否判定における比重は大学・学部・入試方式によって差があり、参考程度にとどまる場合もあれば、点数化されて加点・減点の対象になる場合もあります。「一般選抜だから評定平均は一切関係ない」と考えるのではなく、志望校の募集要項で調査書の扱いを確認しておく姿勢が安心につながります。

学習成績概評とは

調査書には、評定平均をもとに算出される「学習成績概評」という段階評価が記載されることがあります。これは評定平均を段階に区分したもので、学校推薦型選抜の出願資格として「学習成績概評B以上」のような形で指定される場合もあります。評定平均の数字そのものと合わせて、この概評の仕組みも覚えておくとよいでしょう。

調査書の内容を自分で確認することはできるか

調査書そのものは高校が作成し大学に直接提出する書類であるため、生徒本人が最終的な書類を自由に閲覧できるとは限りません。ただし、記載のもとになる評定・出欠状況・特別活動の記録は、通知表や学校が管理する成績個票などを通じておおむね把握できるため、出願前に不安がある場合は、担任の先生や進路指導室に「自分の調査書にはどんな内容が記載される見込みか」を相談しておくと安心です。特に指定校推薦や学校推薦型選抜を検討している場合は、早めに確認しておくことをおすすめします。

調査書はいつ・どのように準備されるか

調査書は、生徒本人が作成するものではなく、高校が学校の記録(指導要録)をもとに作成し、出願時に大学へ提出します。作成の実務は高3の出願時期に集中して行われますが、記載される評定は高1からの積み重ねがそのまま反映されるため、出願直前になってから内容を変えることはできません。特別活動の記録や総合的な探究の時間の記録についても、日頃の活動状況が学校側で記録されていることが前提になるため、部活動や委員会活動、探究学習に取り組んだ実績は、その都度先生に伝わるようにしておくとよいでしょう。

調査書の内容を良くするために日頃からできること

調査書の内容を意識するなら、評定平均だけでなく、出欠状況や特別活動の記録にも目を向けておく必要があります。遅刻・欠席を減らす、部活動や委員会活動に継続して取り組む、探究学習のテーマに真剣に向き合うといった日々の積み重ねが、評定平均と合わせて調査書全体の印象を形づくります。「評定平均さえ高ければいい」という発想ではなく、学校生活全体を丁寧に過ごすことが、結果的に調査書の内容を良くすることにつながります。

評定平均はいつから重要になる?高1からの積み上げが必要な理由

調査書との関係が分かったところで、次は「いつから評定平均を意識すればいいか」を考えます。結論を先に言うと、なるべく早いタイミングからの意識づけが重要です。

評定平均は高1の1学期から積み上がっていく

評定平均は、高3になってから慌てて対策しても取り返しがきかない部分があるという性質を持っています。全学年評定平均は高1の1学期から高3の出願時点までのすべての評定を対象に計算されるため、高1の段階で取った評定も、そのまま最終的な数字に組み込まれ続けます。

「高3から本気を出す」が通用しにくい理由

たとえば高1・高2で評定平均が3.2だった生徒が、高3の1学期に評定平均4.5相当の成績を取ったとしても、全学年を通した評定平均は大きくは上がりません。対象となる科目数が多いほど、1学期分の挽回が全体平均に与える影響は小さくなるためです。逆に言えば、高1のうちから評定を意識しておくことで、高3になってからの負担を大きく減らせます。

高1のうちに意識しておきたいこと

高1の段階では、まだ志望校が固まっていない生徒も多いですが、「評定平均は後から挽回しにくい」という性質を知っているだけでも行動は変わります。定期テストの結果だけでなく、提出物の期限・授業中の取り組み方など、点数以外の部分も評定に影響することを意識して、日々の学校生活に取り組んでおくことが、結果的に高3での選択肢の広さにつながります。

指定校推薦を視野に入れるなら早めの意識づけが重要

特に指定校推薦や学校推薦型選抜を選択肢に入れたい場合、出願条件となる評定平均は高1からの積み重ねで決まるため、「高3になってから指定校推薦を検討する」というタイミングでは、すでに評定平均が固まってしまっていることが少なくありません。推薦を選択肢の1つとして残しておきたいなら、高1・高2の段階から評定平均を意識しておくことが重要です。

高2の後半に中だるみしやすい理由と対策

高2は、部活動やクラスでの役割が増えて忙しくなる一方、高3ほど受験が目前に迫っていないため、学習面で中だるみが起こりやすい学年だとよく言われます。この時期に評定を落としてしまうと、全学年評定平均への影響も大きくなりやすいため注意が必要です。文理選択や科目選択の変化で新しい科目への対応が求められる時期でもあるため、「高2はまだ大丈夫」と油断せず、高1のペースを保ったまま定期テスト対策を続けることが、結果的に高3での余裕につながります。

定期テストごとにマイルストーンを立てる

評定平均を意識した積み上げは、漠然と「頑張る」だけでは続きにくいものです。「次の定期テストでこの科目を4に上げる」「今学期はこの2科目を重点的に伸ばす」といった具体的なマイルストーンを1回のテストごとに設定すると、目標が明確になり取り組みやすくなります。学期の初めに目標を立て、テスト後に結果を振り返るというサイクルを繰り返すことが、高1から高3までの3年間を通じた評定平均の安定につながります。

学年ごとに意識したいことの違い

高1・高2・高3では、評定平均に対して意識すべきことが少しずつ変わります。ここまでの内容を学年別に整理すると、次のようになります。

学年意識したいこと
高1基礎の定着を優先し、定期テスト・提出物・授業態度の基本を習慣化する
高2中だるみを避け、文理選択・科目選択の変化に対応しながら評定を維持する
高3これまでの評定平均を踏まえ、選抜方式ごとの優先順位を決めて対策する

学年が上がるほど、評定平均そのものを大きく動かす余地は小さくなっていくため、この表を目安に、今の学年で意識すべきことから取り組んでみてください。

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評定平均を上げる方法|定期テスト対策・提出物・授業態度

ここからは、評定平均を上げるために具体的に何をすればいいかを、評定を構成する要素ごとに整理していきます。

評定を構成する3つの要素を知る

評定は、多くの学校で「定期テストなどの点数」「提出物の提出状況」「授業態度・平常点」という複数の観点から総合的につけられます。評定平均を上げたいなら、テストの点数だけでなく、この3つの観点すべてに目を配る必要があるという前提を押さえておきましょう。

評定を構成する観点具体的な取り組みの例
定期テストの点数出題範囲を早めに把握し、テスト2〜3週間前から計画的に復習を始める
提出物期限を守る、指示された形式を満たす、答え合わせ・振り返りまで丁寧に行う
授業態度・平常点授業中の発言・小テストへの取り組み、忘れ物をしないなどの基本行動

定期テスト対策を計画的に進める

評定平均を上げるうえで最も影響が大きいのは、やはり定期テストの点数です。テスト範囲が発表されてから慌てて着手するのではなく、授業の進度に合わせて日々の復習を積み重ねておくことで、テスト前の負担を減らしながら得点を安定させやすくなります。特に、数学・英語のような積み上げ型の科目は、一度理解が追いつかなくなると次のテストにも影響が続きやすいため、早めに苦手を解消しておくことが評定平均全体の安定につながります。定期テスト対策を塾や家庭教師に相談する場合の費用感については大学受験の塾費用は年間いくら?学年別相場と安く抑える方法で整理していますので、あわせて参考にしてください。

提出物は「期限厳守」と「中身の質」の両方が見られる

提出物は、期限を守っているかどうかだけでなく、内容がきちんと取り組まれているかも評価の対象になります。「出してさえいればいい」ではなく、答え合わせや振り返りまで丁寧に行われているかどうかを先生は見ています。提出物をためてしまうと、テスト前の時間まで圧迫されてしまうため、日々のノルマを溜めない習慣が結果的にテストの点数にも良い影響を与えます。

授業態度・平常点を軽視しない

授業中の発言や小テストへの取り組み、忘れ物をしないといった基本的な行動も、多くの学校で平常点として評定に反映されます。テストの点数が同じでも、授業態度の評価によって評定が1段階変わることもあるため、「テストさえできればいい」という考え方は評定平均を上げるうえでは不利に働くことがあります。

科目ごとの「苦手の理由」を切り分ける

評定平均を上げるには、苦手科目を一律に「苦手」で片づけず、原因を切り分けることが近道です。「そもそも基礎の理解が抜けている」のか「時間配分でケアレスミスをしている」のか「提出物の管理ができていないだけ」なのかによって、必要な対策はまったく異なります。原因を特定しないまま闇雲に演習量を増やしても、評定平均の改善にはつながりにくいのが実情です。

「次の定期テスト」から逆算して計画を立てる

評定平均は一度に大きく動く数字ではなく、次の定期テスト、その次の定期テストと、1回ずつの結果が積み重なって少しずつ形づくられていくものです。「いつまでに」「どの科目を」「どのくらい」伸ばせば、目標とする評定平均に近づけるのかを逆算して、今回の定期テストの計画に落とし込むという考え方が、遠回りに見えて最も確実な方法です。独学でこの逆算が難しいと感じる場合は、現在の評定と志望校の目安から、次の定期テストで何をどこまで仕上げればいいかを一緒に整理してもらうという選択肢もあります。

家庭学習を習慣化する

評定平均を上げるための取り組みは、テスト前だけ頑張るのではなく、日々の家庭学習の習慣として組み込むことで効果が安定します。毎日決まった時間に机に向かう、その日の授業の復習をその日のうちに済ませるといった小さな習慣の積み重ねが、テスト前の詰め込みに頼らない安定した得点につながります。習慣化がうまくいかない場合は、いきなり長時間の学習を目指すのではなく、「まず10分だけ復習する」といった小さなハードルから始めるほうが継続しやすい傾向があります。

先生・担任とのコミュニケーションを大切にする

評定は先生がつけるものである以上、分からないことを質問しにいく、提出物について相談するといった日頃のコミュニケーションも、間接的に評定平均に良い影響を与えます。授業内容について質問しに行くことは、内容の理解が深まるだけでなく、授業への取り組み姿勢としても先生に伝わりやすいものです。テストの点数だけでは見えない努力の過程を先生に知ってもらうことも、評定平均を上げるための地道な方法の1つです。

模試の結果を評定平均の対策に生かす

模試の結果は、大学受験本番に向けた学力の指標であると同時に、定期テスト対策の優先順位を決めるヒントにもなります。模試で偏差値が伸び悩んでいる科目は、多くの場合、定期テストの評定でも苦戦しやすい科目と重なります。模試の結果を「本番のための指標」としてだけでなく、「次の定期テストでどの科目を重点的に対策するか」を決める材料としても活用すると、評定平均と受験対策の両方を同時に進めやすくなります。

学習管理アプリ・スケジュール帳を活用する

定期テストまでの期間を計画的に使うには、いつ・何を・どれだけ進めるかを可視化しておくことが役立ちます。学習管理アプリやスケジュール帳に、テスト範囲・提出物の期限・1日の学習内容を書き出しておくと、直前になって計画倒れになるリスクを減らせます。特に、複数科目の提出物の期限が重なりやすい時期は、可視化しておくことで提出漏れを防ぎやすくなり、評定平均のうち「提出物」の観点を安定させることに直結します。

次の定期テストまでに確認したいチェックリスト

ここまでの内容を、次の定期テストに向けて確認できるチェックリストの形でまとめます。

  • テスト範囲が発表される前から、授業の復習を日々の習慣にできているか
  • 提出物は期限を守り、答え合わせ・振り返りまで済ませているか
  • 授業中の発言・小テストへの取り組みなど、平常点につながる行動ができているか
  • 苦手科目について、原因が「基礎の理解不足」「ケアレスミス」「管理不足」のどれかを把握しているか
  • 今回のテストで、どの科目をどのくらい伸ばしたいかという目標を具体的に立てているか

1つでも当てはまらない項目があれば、そこが次の定期テストで取り組むべき優先課題になります。すべてを一度に完璧にする必要はなく、まずは1〜2項目から着手するだけでも、評定平均への影響は着実に積み上がっていきます。

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評定平均が低い場合の挽回策|総合型選抜・一般選抜へのシフト

ここまで評定平均を上げる方法を見てきましたが、現時点の評定平均に不安がある場合の考え方も整理しておきましょう。

評定平均が低くても大学受験の選択肢はなくならない

評定平均が思うように伸びなかった場合でも、大学受験の選抜方式は指定校推薦だけではないため、選択肢がなくなるわけではありません。総合型選抜や一般選抜など、評定平均の比重が異なる選抜方式に目を向けることで、これまでの評定平均を踏まえた現実的な戦略を立てられます。大切なのは、評定平均という1つの数字だけで進路の可能性を決めつけないことです。

総合型選抜という選択肢

総合型選抜は、評定平均だけでなく、志望理由・活動実績・小論文・面接など多面的な要素で評価される選抜方式です。大学・学部によって評定平均を出願資格の目安としているケースもありますが、指定校推薦ほど厳密な基準を設けていない大学も多く、評定平均以外の強み(探究活動・部活動・資格など)をアピールできる選抜方式として検討する価値があります。

一般選抜で学力試験に振り切るという選択肢

一般選抜は、学力試験の結果が合否の中心になる選抜方式です。調査書の提出自体は求められることが多いものの、多くの大学で学力試験の得点が合否の大部分を左右するため、評定平均に自信が持てない場合でも、学力試験の対策に集中することで挽回を狙える選抜方式だといえます。志望校の入試方式ごとに、調査書・評定平均がどの程度の比重を占めるのかを事前に確認しておくと、対策の優先順位がつけやすくなります。

残りの学年でできることを整理する

高2・高3の段階で評定平均の伸びしろが限られてきた場合でも、残りの定期テストでの積み上げは可能です。「もう遅い」と諦めるのではなく、残り何回の定期テストがあり、そこでどこまで評定を伸ばせるかを具体的に洗い出すことが、次の一手を決めるための土台になります。同時に、志望校の選抜方式ごとの評定平均の重みを踏まえて、どの選抜方式に力を入れるかの優先順位をつけることも重要です。

1人で抱え込まず早めに相談する

評定平均や志望校選びの悩みは、学校の先生に相談するのが基本ですが、学校の進路指導だけでは科目ごとの具体的な学習計画まで手が回りきらないこともあります。オンライン家庭教師を含めた個別指導サービスの選び方はオンライン家庭教師おすすめ15選比較|料金・講師の質で選ぶ2026でも整理していますので、選択肢の1つとして参考にしてください。「今の評定平均から、志望校までにどのくらいの伸びしろが必要か」を数字で整理してもらうことで、漠然とした不安を具体的な学習計画に変えやすくなります。

評定平均と併願校選びの関係

評定平均が伸び悩んでいる場合、指定校推薦を軸にした併願戦略から、一般選抜を軸にした併願戦略へと考え方を切り替える生徒も多くいます。評定平均の状況に応じて、どの選抜方式にどれだけ力を配分するかを早めに決めておくことで、限られた時間を効率的に使いやすくなります。指定校推薦の校内選考に落ちた場合の代替プランをあらかじめ考えておくことも、直前になって慌てないための備えになります。

浪人した場合の評定平均の扱い

現役で希望の結果が出ず浪人した場合、既卒生としての出願になるため、評定平均や調査書の扱いは選抜方式によって現役生と異なることがあります。指定校推薦は現役生のみが対象となる大学が多い一方、一般選抜であれば既卒生でも出願できる大学が大半です。浪人期は評定平均よりも学力試験の対策に比重を置きやすい状況にあるため、これまでの評定平均にとらわれすぎず、1年間で伸ばせる学力に集中するという考え方も現実的です。

部活動・課外活動との両立に悩む場合

評定平均が伸び悩む理由の1つに、部活動や課外活動との両立の難しさが挙げられます。「部活を優先すると評定が下がる」と決めつけるのではなく、限られた時間の中でどこに学習時間を配分するかを見直すことで両立の余地が見えてくることも少なくありません。引退の時期が近い場合は、その後の時間の使い方を見据えて、今のうちから定期テストごとの学習計画を立てておくと、引退後にスムーズに切り替えやすくなります。部活動そのものは、総合型選抜では活動実績としてプラスに評価される場合もあるため、一概にマイナスとは限りません。

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よくある質問(FAQ)

評定平均はいつの時点の数字が大学に提出されますか?

多くの大学では、出願時点までに履修が終わっている学期・学年の評定をもとに評定平均が算出され、調査書に記載されます。高3の1学期(または前期)までの評定が対象になるケースが一般的ですが、選抜方式や大学によって対象範囲が異なるため、志望校の募集要項で確認してください。

評定平均は学期ごとに確認できますか?

通知表が配られるタイミングで、その学期・学年までの評定は確認できます。ただし、多くの学校では通知表に評定平均そのものが明記されているわけではないため、自分で計算するか、担任の先生・進路指導室に確認するとよいでしょう。

評定と内申点は同じものですか?

高校受験で使われる「内申点」は中学校の評定をもとにした点数で、大学受験の「評定平均」とは対象になる学校段階が異なります。中学校の内申点は、都道府県や高校ごとに独自の配点・換算方法が設定されていることが多いのに対し、大学受験の評定平均は、各科目の評定を単純に合計して割るというシンプルな計算方法が基本です。呼び方や算出の仕組みが似ている部分もありますが、対象になる学校段階と計算方法の両方が異なるため、混同しないよう注意してください。

実技科目の評定も評定平均の計算に含まれますか?

はい、音楽・美術・保健体育などの実技科目、芸術科目も、履修している科目である以上、他の科目と同じ1科目として評定平均の計算に含まれます。主要科目だけを対象にすると計算を誤るため注意してください。

評定に納得できない場合はどうすればいいですか?

評定のつけ方に疑問がある場合は、まず担当の先生に、どのような観点で評価されたのかを確認してみることをおすすめします。定期テストの点数・提出物・授業態度のどの部分が評価に影響したのかを知ることで、次の学期以降の取り組み方を具体的に見直せます。

評定平均が高いと一般選抜でも有利になりますか?

一般選抜は学力試験の得点が合否の中心になるため、評定平均が直接的に有利不利を決めるとは限りません。ただし、多くの大学で調査書の提出自体は必要であり、大学・学部・入試方式によっては参考資料として扱われる場合もあるため、志望校ごとの扱いを確認しておくと安心です。また、評定平均を意識して積み上げてきた学習習慣そのものは、一般選抜に向けた学力試験対策の土台としても生きてくるため、「一般選抜だから評定平均は関係ない」と割り切ってしまうのはもったいない側面もあります。

評定平均を上げるには、どの科目を優先すればいいですか?

配点や科目数のバランスにもよりますが、まずは自分の評定の中で「あと少しで1段階上がりそうな科目」から着手すると、達成感を得やすく続けやすい傾向があります。同時に、積み上げ型で苦手が固定化しやすい数学・英語のような科目は、早めに手を打つほど後の学年の評定にも良い影響が出やすい科目です。

評定平均は転校すると引き継がれますか?

転校した場合、転校前の学校での評定は調査書上、引き続き記録として扱われるのが一般的です。ただし転校のタイミングや転校先の学校の評価方法によって扱いが異なることもあるため、転校を検討している場合は、転校前・転校先それぞれの学校に評定の引き継ぎについて確認しておくと安心です。

まとめ|評定平均は逆算すれば上げられる

評定平均とは、各科目の評定を合計して科目数で割った平均値であり、指定校推薦の出願条件や大学受験の調査書に記載される、学校生活全体を映す数字です。全学年評定平均は高1からの積み重ねで決まるため、高3になってから慌てて対策しても大きくは動きにくいという性質があります。

評定平均を上げる方法は特別なものではなく、定期テスト対策・提出物・授業態度という3つの基本を、1回ごとに積み上げていくことに尽きます。逆に言えば、「次の定期テストで何を・どこまで仕上げれば、評定平均をどのくらい伸ばせるか」を具体的に逆算できれば、漠然とした不安を行動計画に変えられます。

スプリング・オンライン家庭教師では、プロ講師による1対1指導を高校受験コース1時間5,000円・大学受験コース1時間6,000円(税込)から、必要な科目・時間数だけ選んで受けられます。「次の定期テストで評定を上げるには、何をどこまで仕上げればいいか」を、無料相談で一緒に整理することも可能です。指導内容の詳細は高校受験コースのページでも紹介しています。評定平均に不安がある方は、まず現状を整理するところから始めてみてください。

評定平均は、一度の頑張りで大きく跳ね上がる数字ではなく、日々の授業・提出物・定期テストという地道な積み重ねの結果として少しずつ形づくられていくものです。「何となく不安」で終わらせず、今の評定平均と志望校までの距離を具体的に把握するところから、次の一歩を踏み出してみましょう。

指定校推薦を目指す場合も、一般選抜や総合型選抜に軸足を移す場合も、出発点になるのは「今の評定平均がどのくらいで、何をどこまで積み上げれば目標に届くのか」を具体的に把握することです。学年が上がるほど選択肢を広く持てるかどうかは、高1・高2のうちにどれだけ評定平均を意識できたかで変わってきます。定期テストのたびに一喜一憂するのではなく、3年間を見通した積み上げとして評定平均と向き合っていきましょう。

評定平均が伸び悩んでいる場合の選択肢も無料相談で整理できます

総合型選抜・一般選抜へのシフトも含め、今の学力と志望校から現実的な進め方をお伝えします。

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